おくりびと
いつもありがとうございます!この前、テレビで「おくりびと」やってましたね。おかんが亡くなって、まだ2ヶ月はたってない。「癌」関係は絶対見たくないと思ってたけどね。 ふと、どんな映画?って見たくなったんだな。いろいろと、現実と重なって「え?そんなことするのかあ?」とか、いろいろな角度で見れました。映画だから、綺麗に見えるのは当然だけどね。おかんは病院で亡くなったからなあ。でも、あの映画、よく出来てるよ。2回3回と見たな。山崎努、本木雅弘いい味だしてるね~。広末は、いつみてもいいし~。家で亡くなった場合は、納棺士っていう方が行うのであろうか?しかし、ああやって綺麗に棺に納めてくれたら、故人もさぞ喜んでることと思う。おかんの時は、葬儀社にお願いした。兎に角、枕経をお願いしないといけないんで、急いでた。朝6時には着てくれたかな。「枕経」ってなんですか~~です。そんなこと聞きながら、病院を出た。間もなく妻が来てくれて、化粧してくれてね。びっくりするくらい、以前のおかんの顔になったよ。よく覚えてる。化粧ってやると違うよね。おとんが、もう1日、家に置いてやりたい、それはそれでおかんも喜んだだろうけど、異常に暑くてね。あの時。折角の化粧、あっと言う間に、変化してしまった。何度も何度も葬儀社の人、化粧直しに来てくれたけどね。だからこの方たちが「納棺士」さんだな。精一杯やってくれましたよ。それから、わしは、どの写真が遺影に選択されたか、知らなかった。やることいっぱいあったからね。そして、通夜、告別式の会場へ。妻が「あの写真で良かった?」って。おかんだ!何度も妻に聞かれたけど、「よくあの写真を選んでくれたね!」って。言いたいけど、言葉にならなかったのをよく覚えてる。「おくりびと」味わいのある映画です。あの日のこと思い出すから、見たくなかったのに。納棺士になりたい人、増えたんじゃないかな。