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お天気だし暖かいから、ムッシーのいなくなった朝顔を切ろうと思っていた。親類のケーキ屋へ、注文していたケーキを取り見行くから「一緒に行こう」とショータンが言った。大阪のケーキ屋、約80キロほどある。「お昼、奢るから」
行って欲しいんだ。多分、途中は寝ているからあまり話し相手にはならないけど行ってやることにした。奢るなんて言っても、どうせしれたものなんだ。 2時間で、まだ着かない。「トイレ、行きたい」 「ちょっと早いけど、食べよか」 何処で? と思ったけど、パーキングのあるレストランが見当たらない。広い道路をどんどん… 「コンビニでトイレ借りる?」 前で駐まろうとする。「なにも買えへんかったら出て来にくい」 素通り。 「あのレストランは? お昼の定食680円」 「知らん名前や」 で、入ったのはマクドナルド。まずトイレを借りて、出て来たら「ほかへ行って食べる?」ショータンは一応言った。「まあええやン、ここで」と二人で注文に行く。二人で834円。いつもの癖で、私が財布を出す。ショータンも出したから、私は34円だけ払った。テーブルで待っていると、運んで来たショータンは、101円のお釣りを呉れた。バッグへしまう。食べ始めてから、ショータンは言った。「なんで、101円のお釣、お前に渡したんやろ?」 きっと、奢ると言ったのにあんまり安い食事だったので、気が咎めたんだ。潜在意識で。 帰り、お正月のものを買おうと寄った商店街で、婦人下着のバーゲンをしていた。メーカーもので正札¥980、¥780などが3枚で¥1000。いっぱいあるんだけど、安いから「ちょっと待って」と、3枚選んだ。高校生らしいアルバイト売り子が二人。 「はい」と一人が袋に入れて渡してくれた。1000円札を出すと、もう一人が「え?」と驚いて受け取らない。間違いか? 下がっている札を確認した。「3枚¥1000」と書いてある。「3枚1000円やねえ」「あ、はい」 でも、手を出さない。「間違ごうてる?」 「いいえ。合ってます」 「なんで、お金受け取れへんの?」 二人顔見合わせて、袋に入れてくれた子がやっと受け取った。なんなんだ? それにしても、大きな袋に入れてくれたものだ。幼稚園の子供が入れるほどの袋。提げると引き摺るから畳んで抱えた。あの子らのアタマの中、どうなっているのだろう? 魚や数の子や野菜などいっぱい買った。切り餅、丸餅、エビ入り餅、豆入り餅、いろいろ買った。家へ帰ってしまっていると、丸餅が3袋もある。「あっ。なんで、こんなようけお餅…」 わからない。ショータンが勝手に買うはずはない。コーヒー豆、ニシン、数の子、水ヨーカン……えー?? 「なんで、こんなんが入ってんのんかなあ」 「ああ。そうやそうや。ケーキ屋がくれてん」 買い物の前にケーキ屋へ寄ったんだから、貰ったのなら同じものは買わなかったのに。 アルバイトの子も、今もまだ判からない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.12.24 03:41:34
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