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マンガ

2003.12.09
XML
カテゴリ:マンガ
【追記】No.4
きれいな夕陽だった。
撮影に出ることができず、残念。

【追記】No.3
今年の夏、渡辺多恵子さんの『はじめちゃんが一番!』を借りた。
というより、若者におしつけられた。
で、おもしろく読んでしまった。
ギャグが基調のアイドルミーハーマンガなのだが、心に残るエピソードもいくつかあった。

第10巻にある、「かずや君」と「佐伯ゲロ子」の話にはほろっときてしまう。

僕が発した心ない一言で、どれだけの人の心を傷つけてきたことだろう。
死んでしまった者にはもう謝れない。
化けて出てきてくれないものか。
マンガの方は救いを描いてくれているが、現実にはそんな救いは用意されていない。
思い残しを胸に抱いて人は逝き、同様に思い残しを胸に抱いて人は生き続ける。

はじめちゃんが一番! > 言えなかった一言を
 > 空に向けて言うことに
 >
 > 何か意味が
 > あるんだろうか

ちょうどそのころ、僕はある方から一通の手紙を受け取った。
そういう言葉は書いてないのだが、僕にはこう読めた。
「☆★やん、人を愛しなさい」

本当になんということはない、時候のあいさつのような手紙に落涙した。
ずっと人はどうして生きなければならないか考えていた、その答えをもらったように思った。
「人は人を幸せにするために生きなければならないんだよ」

このごろ、よく空を見る。
夕陽もいいけど、満月の夕もとても良かった。
知らない間に、言えなかった一言を空に向けて投げかけて、心を浄化してもらっているのかもしれない。

【追記】No.2
「深夜放送」を本館日録で検索してみる。
意外にあまり書いてない。
その中から、日付は去年のクリスマスだけど、内容はクリスマスイブのことが書いてあるものを蔵出しいたします。

元々お祭りは好きなんだけど、クリスマスというのは毎年実に縁のないお祭りなんです。
なんせ0勝十敗ですから。(なんのこっちゃ)

そういえばずっと飲みに行ってなかったのは、カラオケのせいもあるな。
「飲みに行く」=「カラオケ」みたいな人しか近くにいないので、毎回パスしてるんですね。
「九州県人会」みたいな宴会も嫌いです。
嫌な思いを我慢してその場にいるよりは、さっさと帰ってしまうのです。
協調性ないです。
職場でこんなのが部下にいたら、操作性最低です。

のどかな県のんびり市は、文化果つる地でもありまして、パチンコ屋さんとカラオケ屋さんばかりが栄えているところです。
ついでに書いておくと、天下り土建屋行政でもあります。
あんまり悪口は書きたくないので、はい、以下自家引用。

-----------------------------------------------

【2002年12月25日付日録】
[ めりくり! 雑誌三昧 ]

クリスマスイブの午後、ふらふらと繁華街へ。
あれれ、人がいない。
地方都市の平日の午後、まあこんなものなのか。
KFC前の人の列と、聖歌を歌う合唱隊以外は、さびしいものでありました。
本屋さんでいろいろな雑誌を購入。

『文芸ポスト』冬号 特集「深夜放送の黄金時代」小学館 定価780円
『SFマガジン』1月号 特集「フィリップ・K・ディック 原作映画の世界」 早川書房 定価890円
『季刊サッカー批評』issue17 特集「LIVING FOOTBALL 2003」 双葉社 定価1143円+悪税
『季刊本とコンピュータ』2002冬号 トランスアート 定価1500円+悪税
『月刊SkyPerfecTV!』1月号 ぴあ 定価480円

『SFマガジン』って、買うの何年ぶりだろう。
何十年ぶりかも。
いちばん一所懸命に読んだのは、小中学校のころ図書館で借りて読んだころかな。
筒井康隆センセイの「脱走と追跡のサンバ」は、雑誌で読んでびっくりした憶えがある。
壊れた列車が走っているような挿絵が良かった。
今回はディックの特集なので購入した。
『シナリオ版 ユービック』が読みたかったのです。
翻訳が浅倉久志さんというのがいい。
どんな人なのかまったく知らないけど、この人のディックがいいと思う。

文芸ポスト『文芸ポスト』は付録にCDが付いているので買った。
オールナイトニッポン、パックインミュージック、セイヤング!の深夜放送御三家の音源入り。
早速聴いたのだが、予想より収録時間が短くてやや欲求不満。
この雑誌、特集以外にワタクシが読むところがないのですよ。

 * 「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)
 *  『亀渕昭信「ビアフラ食料支援!呼びかけ編」・1970年1月25日放送分』
 * 「セイ!ヤング」(文化放送)
 *  『谷村新司&ばんばひろふみ「来年の星座占い」・1977年11月24日放送分』
 * 「パックインミュージック」(TBSラジオ)
 *  『林美雄「パックインミュージック最終回」・1982年7月31日放送分』
 *  『桝井論平「桝井論平30歳になる」・1969年11月16日放送分』
 *  『野沢那智&白石冬美「ナッチャコパック最終回」・1982年7月30日放送分』



【追記】No.1
[ 桜 葉 ]さんは末期ガンの患者でした。
余命半年という宣告を受けて、来年の桜の花はもう見ることができないだろうということで、ハンドルを[ 桜 葉 ]に変えたのだったと記憶しています。

本当は「頑張ってください」と書き込みたかったのですが、自分よりもずっと頑張って生きている人には不遜だと思い、書き込むことができませんでした。
黙ってリンクに追加したところ、私の日記を読んでいてくださったようです。

[ 桜 葉 ]さんは幻泉館日録@楽天に、足跡を残していってくださいました。
彼のサイトでは見えなかった、ある人物像が少しだけ見えます。

10月4日(土) ♪満鉄の金ポタンのパカヤロウ♪

10月31日(金) 岡林信康「山谷ブルース」(1969年)

楽天広場の良さというのは、こんなふうに、PCおたくでも通信おたくでもない普通の人が普通にサイトを作れることにあると思う。
もちろん、「楽天市場」のシステムに取り込もうとする商売の一部であるし、ファシズムの露払いのような連中も群れる。
ただ、それは私たちが生きているリアル・ワールドでも同じことだろう。

前から感じていたことだが、楽天広場は中学生・高校生の時に私が浸った「深夜放送」の世界にも似たところがある。
御多分にもれず、私もDJというのになりたかった。
今のDJとはだいぶ違うよ。
ハガキを読んで、曲をかけるんだ。
受験生、トラックの運転手さん、それから長期の入院生活を送っている人。
深夜の「もうひとつの広場」はこんな人たちが集まる場所だった。
結局立教大学に進学したと思うのだが、「早稲田の星」というペンネームの予備校生が有名人だったりしたなあ。
長く続いている番組だと、常連さんの中で亡くなる人もいる。
局アナのくせに、亡くなった人の最後のリクエストカードを読み上げながら泣いてしまう。
聴いている僕たちも、友人が死んだかのように、放送を聴きながら泣いてしまうのだ。

僕が今こんなふうに日記らしくない日記を書いているのは、凝りに凝ったリクエストカードを書いているようなものなのかもしれない。
おまけに自分でそれを読み上げるDJの役までこなしている。

編集ページに[日記リンクした数]が一つ減っていた。
[ 桜 葉 ]さんのサイトが消えたのである。



[ 桜 葉 ]さんからサイトを一旦閉鎖するというご連絡をいただいた。
ただ一方的にリンクをさせていただき、黙って見ていただけなのに、申し訳ない。
書き込む勇気がありませんでした。
いつかまたお会いできる日を待っています。

お風呂に入ってあたたまってから、追記で日録を書くことにいたします。

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Last updated  2004.10.31 01:48:57
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2003.11.25
カテゴリ:マンガ
依然発熱したまま夜なべ仕事を抱え、蔵出し継続。
う~ん、何にしようか。

プロフィール画像はちょっとやりすぎ。
吾妻ひでおさんのマンガに出てくる変質者っぽいキャラクターを狙ったのですが、かえって汚いところが隠れて美化されたという説も。
【追記】
 リクエストがあったので、もう一枚。
 不採用画像を本館にアップしました。
 いわゆるオルターナティブ・テイクですな。
 物好きな方はご覧くださいませ。
 幻泉館本館

本物は子泣きじじいみたいな中年おやぢです。
砂かけばばあ、いや、ムーミンやトトロでもいいです。
少しだけ妖かしのもの、妖怪や妖精の類いが入ってるかも。

それでざしきわらしのことをいつか書いたのを思い出しました。
だらだらと、ごく普通に書いた日記。
70年代だし、音楽のことも書いてあるし、まんまいきます。

ジャンボ君というのは、私が高校生の時に買ったフォークギター。
Martinを買ったらまったく触らなくなったので、里子に出しました。
あやりん(仮名♀十代)とあやりんママ(仮名♀年齢内緒)にかわいがってもらっているようです。



【2003年6月15日付日録】
[ざしきわらし / Lennon Legend]

6/13(金)の深夜。
特に悪いことも起こらなかったので、まずまずの一日か。

早く読めという無言の圧力の下で少しずつ『うしおととら』を読み進めていたら、座敷童が出てきた。
ふと吉田秋生さんの描いていた「ざしきわらし」が読みたくなった。
大きめのコミックはどこかに行ってしまったが、文庫で買い直したものがすぐに出てきた。

吉田秋生『きつねのよめいり』ああ、これこれ。
初期短編集なんですね、『きつねのよめいり』。
傑作『カリフォルニア物語』を連載中に絵柄が変わってしまうのですが、急成長したころの作品です。

「ざしきわらし」は本当に短い作品なんですが、妙に心に残っていて、時々眺めたくなります。
座敷童はもちろん柳田国男『遠野物語』に記述のある神様です。
毎度おなじみ『広辞苑』。

> * ざしき‐わらし【座敷童】
> 東北地方の旧家に住むと信じられている家神。
> 小児の形をして顔が赤く、髪を垂れているという。
> 枕返しなどのいたずらもするが、居なくなるとそ
> の家が衰えるという。

これがどうにも心惹かれる神様なんですね。
吉田秋生さんの「ざしきわらし」では、

> 子供ならだれでもよく知っていて
> けれど
> おとなになると
> いつか会えなくなってしまう
> なつかしい友だち

という設定になっています。
いろいろなことがあって、人はだんだん子供のころのことを忘れてしまい、大人には座敷童が見えない。
本当は私にはもう見えないんですが、でも見えるような気がすることがあります。

ジャンボ君はあやりんにかわいがってもらっているらしいが、楽譜がないという声が聞こえきた。
歌本を何冊か持っていって、必要なものだけコピーしてもらおうと思ったら、意外に『フォーク・ビレッジ 1001曲』は歌える曲が多いらしい。
コピーも面倒なので、本をそのまま貸してしまう。
以前映画『I AM SAM』のサントラ盤でまゆぞう&あやりんが覚えて楽しそうに歌っていた「TWO OF US」が、古い『ヤングギター』誌の切り抜きにあったので、コピーしてみる。
隅が欠けてるし、黒地にシアンの文字色なので、まるで古文書のようである。
妙な楽譜。
二人ともまだ「F」が弱点なんだそうな。
そこを越えれば恐いものはないぞ。
(少しウソです)
マスターしてくれたまえ。

本日はワタクシ、ジョン・レノンの一日でした。
フランスW杯の年に出たベストものを輸入盤で注文していたのだ。
これはダビングしたはずなのだが、あまり聴いていなかった。
あらためて聴くと、実にいい。
名曲揃い。
映画『スタンド・バイ・ミー』のヒット以来、「STAND BY ME」はベン E. キングが完全に復活しましたが、ジョン君のもいいですよ。
やっぱSimon & Garfunkelより、John Lennonのが好きだわ。
この2枚のベスト盤をMDにダビングしながら書いております。

> Keep you doped with religion and sex and TV
> And you think you’re so clever and classless and free
> But you’re still fucking peasants as far as I can see

宗教漬け、セックス漬け、テレビ漬けの暮らしを続けてみなよ
自分がとっても賢いと、階級なんてものはないと、自由だと思えるだろう
でも、俺の見たところでは相変わらずの水呑み百姓だぜ

        WORKING CLASS HERO
        (労働者階級の英雄)
        幻泉館主人 私訳・試訳

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon
Lennon Legend: The Very Best Of John LennonU.S. 定価: $16.98
amazon価格:¥1,651
1998年2月24日

1. Imagine
2. Instant Karma!
3. Mother (Single Edit)
4. Jealous Guy
5. Power To The People
6. Cold Turkey
7. Love
8. Mind Games
9. Whatever Gets You Thru The Night
10. #9 Dream
11. Stand By Me
12. (Just Like) Starting Over
13. Woman
14. Beautiful Boy (Darling Boy)
15. Watching The Wheels
16. Nobody Told Me
17. Borrowed Time
18. Working Class Hero
19. Happy Xmas (War Is Over)
20. Give Peace A Chance



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Last updated  2004.10.30 22:31:12
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2003.11.21
カテゴリ:マンガ
【追記】
 スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』。
 スピルバーグ君あたりとは全然格が違う戦争映画でしたな。
 あの映画のラストシーンが、私が持っているミッキー君のイメージなのです。

----------------------------------------------------------

ミッキー・マウスの誕生日に本館で書いておいたものです。
楽天広場にアップしようとしてすっかり忘れておりました。
実にまぬけです。
11月18日、ミッキー・マウス君、おめでとうさんでした。
そうか、彼もいい男が多いという蠍座だったのですね。



Yahoo!オークションには「アラート」という機能があって、自分で設定した語句を含んだ出品があると知らせてくれる。
私の場合はこんな言葉を設定してある。

 ホン・ヨンウン
 中山ラビ
 まんがNo.1
 ソングライター・ルネッサンス
 フォークリポート
 岩井宏
 五つの赤い風船
 桜三月散歩道
 樹村みのり
 深夜放送
 水牛楽団
 六文銭

いずれもある狙いがあっての設定だが、時々妙なものがひっかかる。
検索語を狙って、やたらに関係ない言葉を詰め込んだ出品者もいて、これはかなり不愉快。
ま、楽天広場にもありますな、タイトルと内容が関係ない人 > オレだ、オレ。

今日は、コンサートのチケットがひっかかりました。
500円は安いなあと思ったら、これは予約番号譲渡金。
なるほどなあ、チケット取れないんだろうなあ。
と思って検索したら、簡単にチケット買えてしまいました。
Yahoo!オークションで入札できる人なら、絶対に予約できるチケットでした。
手数料500円……ひどい出品者だなあ。
おお、「システム利用料3%負担願います」だって。
ずいぶんひさしぶりのコンサート。
これを励みにお仕事がんばろう。

さて、今日(11/18)はミッキーマウスの誕生日なんだそうです。
1928年、『蒸気船ウィリー』が公開された日という話です。
おめでとう、ミッキー!

それで、以前日録にミッキー・マウスのことを書いたのを思い出しました。
本人が忘れてるんだから、ほとんどのお客さんは忘れてると思いますので、自家引用します。
いわゆる蔵だし。
2003年1月19日付日録の後半、[Oswald Rabbit]です。
あれ?
Mickey Mouseじゃないの?



夜中に朝日新聞のサイトasahi.comで読んだ記事がなくなってる。
なんだろうな。
こういうのは訂正記事とか出ないのかしら。
アメリカで著作権延長法を憲法違反だと訴訟を起こした人がいて、その判決が出たという記事です。
「ディズニーとアメリカが勝った」という、明らかに敗れた原告側べったりの記事だったんじゃが。
英語を日本語訳した関連記事もなくなってる。
もしかして、まだ判決出てない?
関連記事の方には「ノートルダムのせむしおとこ」なんて言葉があって、朝日新聞も大胆だなあと思ったのですよ。

盗作『ライオン・キング』とまで行かなくても、ディズニーの長編アニメは意外にオリジナル・ストーリーが少ない。
ただし、ディズニーはたとえば『ノートルダムの鐘』原作者ユーゴーに使用料を払ってはいない。
著作権者がいないからだ。
あれ、いないんだろうか?

いないんです、法律で著作権者の死後何年と決められているから。
今は何年ということになってるの?
アメリカでは制作後75年だったものが、95年に延長されたそうです。
これはミッキー・マウスの著作権が2003年に切れてしまうのを、ディズニーがメジャー映画会社と結託してあと20年延長させたものです。
金の成る木ですから、そうそう簡単には手放せないということね。
こういう期限延長は、アメリカではこの40年間に11回も行っているのだそうな。

先人の知的財産を駆使して作ったものを、自分だけ契約処理して抜け駆けしたビル・ゲイツ君の手法とよく似ています。
ずるずるとどこまでもどんどんイっちゃうという見本みたいなもの。
天下の悪税・消費税と同じで、いったん味をしめると際限がありません。

ところでミッキー・マウス君なんですが、中学高校の英語教材なんかで誕生伝説を読まされたことがありませんか。
教科書にも載っちゃったりするような、ああいう英語教材ってどうしてあんなにウソが多いんでしょう。

ミッキー・マウスに関して言えば、あれはウォルト・ディズニー氏が自分自身から盗用したデザインらしいです。
ネタ元はオズワルド・ザ・ラッキー・ラビット。
下の絵をご覧ください。
初期のミッキー・マウスとほぼ同じキャラクターですね。

ウォルト・ディズニー氏はミッキー・マウス誕生前年の1927年にこのオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットを創造しました。
ところが契約でハメられて、このキャラクターを映画会社に取られたのだそうです。
おまけにスタッフまで引き抜かれて。
そこで残ったスタッフと二人でオズワルドからでっちあげたキャラクターがミッキー・マウス。
最初の失敗に懲りて、後はビル・ゲイツのアニキ分といったような進撃を続けることになるわけです。

Oswald The Lucky Rabbit
Oswald The Lucky Rabbit


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Last updated  2004.10.30 22:29:52
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2003.11.18
カテゴリ:マンガ
【さらに追記】
チョムスキー『9.11』日本語版のトンデモ誤訳について。

実は聖書学者田川建三さんのサイトに『9.11』の誤訳をまとめるというようなことが書いてあったので、それなら待てばいいやと思っていたのです。
http://www6.ocn.ne.jp/~tagawakn/index.html
ところが忙しい方なので、なかなか手が回らないようなんですね。
誤訳の指摘なんて作業は、実にばかばかしいことですし。

googleで検索してみると、さすがにこの本の誤訳は気になる人が多いようで、こんなサイトもありました。
http://plaza11.mbn.or.jp/~subarugaikokugo/inada.html
大学院入試対策のゼミをやってる方ですね。
こういうわけのわからん日本語が出てきたら、誤訳だそうです。

 > 人材をひっぱる溜め池」
 >「皇帝国家」
 >「米国の夜の投下」
 >「ぎりぎり必要な食糧のお預け期間」
 >「この静かな皆殺しに、やさしくなってもらいたい」
 >「同伴者の被害」

ね、やっぱり読む気がしなくなってきたでしょ?

翻訳には誤訳が付き物です。
私は極めて温厚な性格なので(ホントよ!)、普通はたかが誤訳ごときに腹を立てたりいたしません。
が、それにも限度があります。
特にチョムスキーの『9.11』は広く読まれるべき本だと思うので、実にヤバイ翻訳だと思います。
もしかして反戦平和勢力を嫌う文藝春秋社が、チョムスキーを貶めるためにわざとトンデモ訳の本を出版した……なんてね。

【追記】
どこかに消えてしまったと思っていたファイルを見つけた。
1997年の「幻泉館ホームページ」。
それももうダイジェストしか残ってないんですけどね。
当時は「書評ページ」だった!

あんまりなクソ本を買って、腹を立ててます。
「メイキング・オブ・ブレードランナー」という本です。
本来なら原著と突き合わせて誤訳のチェックをしたいところだったが、まだamazonが利用できなかったのだ。

本当は今、ノーム・チョムスキー『9.11』(Noam Chomsky "9-11")の翻訳があまりにひどいので、そのチェックをしたいところだ。
山崎淳さんという方の訳である。
ただ、時間が足りない。
誰かきちっと突き合わせてみてくれないだろうか。

[November 5, 1997]
「監訳者・品川四郎さん,この本はもう読みましたか?」



深夜の密室芸人タモリさんがフジテレビのお昼の番組の司会をすると聞いた時はびっくりした。
似た驚きを感じたのが、『バイトくん』の「いしいひさいち」さんが朝日新聞の4コマ漫画を担当すると聞いた時。
さすがにどちらも毒は薄まるわなあ。
阪神淡路大震災のときに「いしい被災地」と書いたり、オウムの「石井久子」と名前がよく似ていることをネタにしたり、これは表の芸ではありませんわね。

いしいひさいち今の人に「いしいひさいち」が登場した時のインパクトはわからないかもしれません。
何かというと、それまでの4コマ漫画は、あまりおもしろくないものだったのです。
『サザエさん』とかあるじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、『サザエさん』には、意外にステロタイプの笑いが多いのです。
いわゆる月並み。

『がんばれ!! タブチくん!!』が「いしいひさいち」さん全国区ブレイクのきっかけです。
明らかに田淵幸一選手をモデルとしたマンガであんなふうにおちょっくていいのかしら。
ちょっと不安に思いながらも大いに笑わせてもらいました。
izumatsu君がアクションの増刊号かなんかを買っていたのを覚えています。
私はあれ、買いそびれたんですよ。

作品としては、『バイトくん』の方が好きでした。
関西のことはよくわからないんですが、関西大学在学中から「日刊アルバイト情報」に『Oh! バイトくん』を連載していて、それが単行本にまとめられたのがデビュー作。
「タブチくん」はその中に登場したキャラクターで、とても人気が出たので独立したマンガが始まったとか。

極端に誇張してあるのですが、バイト君の生活はなんだかとても近しいものでした。
私自身でんぷん体質で、なんとなく形がバイトくん。
何をやっても中途半端なあの仲間たちの中に自分もいるような気がしました。
バイトくんは永遠の四畳半に暮らす、永遠の大学生。
実は私もいい歳してまだそんな気分でいたりします。

ところで仲野荘に暮らす東淀川区貧民共闘の面々はうやけにリアリティがあるので、これは作者の学生時代がモデルなんだろうなと漠然と思っていました。
さきほど何気なくgoogleしてみて驚きました。
やっぱり実在していたアパートなんですね。
実際に大阪市東淀川区下新庄にあったというところがすごいです。

いしいひさいちFC“仲野荘”

【追記】
 すごいサイトです。↑
 「いしいひさいち」さんの顔がやっとわかりました。

お察しのよろしい方はお気づきと思いますが、「いしいひさいち」さんのマンガをひさしぶりに購入したのです。
新刊が出ると何も考えずに反射的に買ってしまう作家、その一人なんです。
だから時々amazonで「いしいひさいち」と検索します。

今日届いたのは
『眼前の敵』河出書房新社 新書判 680円+悪税
『いしいひさいち選集 37 蜜月マーヤの暴言』
        双葉社 新書判 429円+悪税
『がんばれ!! タブチくん!! 阪神死闘篇』
        双葉社 文庫判 571円+悪税
『大統領の陰謀』双葉社 文庫判 571円+悪税

下の2冊は双葉文庫の「ひさいち文庫」です。
「ひさいち文庫」とは、すごい文庫名ですな。

文庫だけあって、解説が付いてます。
『タブチくん』の方が有栖川有栖さん、『大統領』の方が呉智英さんです。
これはいいですね。
呉智英さんの解説では、「いしいひさいち」さんが『COM』に投稿していたとありますが、これは初耳です。

最初の2冊のはずなのに、「い 17-03」「い 17-04」なのはなぜ?
双葉文庫に入っているなにかが「い 17-01」「い 17-02」なんでしょうが、双葉文庫には『地底人の逆襲』『B型平次捕物帖』『ノンキャリウーマン (1)』『ノンキャリウーマン (2)』『新ノンキャリウーマン―ちょっとのんびり、三宅さん』と、確実に5冊以上は入っているのです。
なぜだ?
どれも持っているはずなのですが、埋もれていて確かめようがありません。
ところで、この三宅さんというのはバイトくんの彼女と同じキャラクターです。

双葉社の新書判は「ドーナッツブックス」。
これは長いですねえ。
もう終わったかと思ったら、忘れたころにまた出る。
全巻揃ってるはずなんだけど、これもまた確かめようがありません。
情けないっす。

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Last updated  2005.02.10 03:07:38
コメント(8) | コメントを書く
2003.10.26
カテゴリ:マンガ
朝出掛けに新聞のテレビ欄で「お」と思う番組があったので、どたばたと録画予約をした。
【追記】
 ウソですね。
 出掛けはいつも朝じゃなくて、昼です。

NHK BS-2で新番組「青春のポップス カーペンターズ・映画音楽特集」と映画『天井桟敷の人々』(1945年)。
まだまるで見ていないのだが、帰ってきてちょっと調べると、「青春のポップス」というのは、これは違うかな。
見ないまま埋もれていって、いつのまにか上書きしてしまうかも。(蓋然性高い)
【追記】
 早速見ています。
 前半、オールディーズを日本の懐かしめ歌手が歌う。
 その部分は楽しく観てしまいました。
 真知子さん顔大きいなあという、失礼な感想。



アマゾンより楽譜集「U2 THE BEST OF 1980-1990」が届く。

U2 THE BEST OF 1980-1990U2: The Best of 1980-1990
$18.95 ¥2,068

古い方のベスト盤の楽譜。
中には80年代の彼ら、つまり若者の顔をしたU2が写っている。
私のD-28で一所懸命クラプトンの"Tears in Heaven"を弾いていたまゆぞう君(仮名♀十代)が覗きに来て、とても驚いている。

まゆぞう君にとって、U2とはつまりおじさんなのだそうな。
そりゃそうなんだけど、U2が若者であった時というのが想像できなかったらしい。
昔からおじさん。
私もそうなんだよな、きっと昔からちょっとおばさんみたいなおじさん。
これがボノだよと指さすと、さらに驚く。
「あんなになっちゃって」というのだ。
驚いたのはこっちだぜ。

「表紙の男の子かわいいね」ということでは意見が一致した。
表紙のそばかす小僧、確かにかわいい。
CDと同じ写真である。



鈴木翁二さんの代表作というと、「オートバイ少女」になるんだろうか。
筑摩書房から出ている短編集のタイトルはこの短編から採っているし、あがた森魚さんが監督をして映画にもなっている。

中学生の女の子「みつる」が無免許でオートバイを駆り、海へ走る。
それだけのマンガだ。
オートバイがまだノーヘルで走り回っていた時代。

1970年前後には、カミナリ族と呼ばれるライダーたちがいた。
それから十年後の1980年ごろは暴走族と呼ばれた。
暴走族の最盛期は猫も杓子も暴走族だったので、中学校の仲良しグループの延長みたいな連中も多かった。
80年代末のバンドブームみたいなものである。

「みつる」は途中でところてんを食べる。
「ところ天は 子供の頃の方が つめたかった」

「みつる」は身体の変化にとまどっているのだろう。
胸ポケットに入れた桜の花びらを海に流しながら、「花びらを食べなさい」と言う自分を恥ずかしく思う。
「そんなことを想うのは やっぱり女なのかな」
「女は嫌いだ」

あやりん(仮名♀十代)がよく男の子のふりをしたがるな。
美少年になりたがったり、マッチョだと言いたがったり。
別に性倒錯とかではなくて、きっと大人になる過程へのためらいや足踏みといったものなんだろう。

「みつる」が堤防から飛び降りるコマで、映画の1シーンを思い出した。
あがた監督の『オートバイ少女』(1994年)ではない。
磯村一路監督の『がんばっていきまっしょい』(1998年)の冒頭のシーンである。
主人公の悦子(田中麗奈)が高校に合格した春休み、やはり海を見てぼんやりとものを思う。
悦子も何か満たされないまま、堤防を飛び降りる。

思春期の一瞬。
海のにおい。

『がんばっていきまっしょい』の舞台は1976年の愛媛県松山市。
私が大学生のころの、ボート部のある地方都市の県立進学高、それも「東高」なので、とても身近に感じることができた。
主人公と友人たちを演じた高校生たちがとても良い。
この映画に出た俳優さんたちはもうひとつの高校生活を体験できて幸せだろうと思う。
クライマックスのレース場面に不満がある方も多いようだが、全体としては静かな秀作だ。

同様に四国を舞台にした『青春デンデケデケデケ』(大林宣彦監督 1992年)も、高校生を描いた佳作。
おうどんさんがおいしそうな映画ね。
大林監督の「遊び」の部分は好き嫌いがあるだろうが、この映画もやっぱり、お腹の弱いギター少年白井(浅野忠信)、怪僧高校生(大森嘉文)、明石の蛸(永堀剛敏)と、主人公と共にバンド活動をする友人たちがとても良い。
こちらは私が小学生だったころの香川県観音寺が舞台。
従姉のお姉ちゃんたちが聴いていた歌謡曲やポップスが耳に心地好い。

ありえたはずの高校生活がうらやましいかぎりである。
そう、ありえたはずの高校生活。
僕は学校でフォークソング同好会を作ろうとしたのだ。

坂崎幸之助さんの本を買いました。
岩波アクティブ新書『坂崎幸之助のJ-POPスクール』本体740円+悪税
岩波書店さん、ずいぶんなタイトルの本を出しますが、タイトルから受ける印象と中身の印象はだいぶ違います。
これはFM埼玉(って今は言わないのか、「NACK 5」ね)の番組にあるコーナーの名称そのままだからしょうがないんですね。

「J-POP」というよりは、「J-POP」と呼ばれる前の日本のポップス史です。
なぎら健壱さんに『日本フォーク史的大全』(ちくま文庫)という本があって、これはとてもおもしろい。

だいたいそれと同じ時代を、坂崎さんの個人史と併せて語っています。
自分史「第n楽期」に「講義」が挟まれていて、取り上げている人は
 ザ・フォーク・クルセダーズ
 岡林信康
 吉田拓郎
 ガロ
 古井戸
 はっぴいえんど
 斉藤哲夫
ちゃんと色が出ていて、妥当な選択です。
幸之助さんは、日本のポップス史関係だと、実にいい仕事をしてます。
アルフィーは……あくまでも御本人はアルフィーが本職。

幸之助さんがアマチュア時代にやっていた「へそ下三寸」というバンドのことは耳にしたことがあるのですが、そのメンバーだった人に驚きました。
岩波文庫『ドイツ・イデオロギー』の訳者なんだそうですわ。
あ、「新編輯版」になって名前が落ちてる。
もちろん廣松渉さんではありませんよ。
それはさすがにありえない。
小林昌人さんという人です。

「ドイデ」って言い方、懐かしい。
「なになす」なんてのもあったんですよ。
レーニンの『何をなすべきか』ね。
吉祥寺の特殊書店で店番をしている時にそれっぽいお客さんが「ナニナスを10冊欲しいんだけど」みたいな言い方をしまして、私にはなんだかわかりませんでした。

ロベルト・カルロスが「ロベカル」になるのと一緒ですな。
これもあんまり好きじゃない言い方です。

つげ義春が「つげよし」
江口寿史が「えぐひさ」
ナンシー関が「なんせき」
佐高信が「さたまこ」
アグネス・チャンが「あぐちゃん」
南沙織が「みなさお」

あ、また始まっちまった、やめておきます。
やっぱり枕元の山です。

幸之助さんは名門都立隅田川高校にフォークソング同好会を作りました。
私もその少し後、のどかな県立のんびり東高校にて「フォークソング同好会」を結成いたしました。
が、それは一瞬のことに終わっていまいました。

学校当局に認めてもらおうと、その必要条件である20人のメンバーを集め、顧問になってくれる先生をお願いして、「やった!」と思ったら生徒課というところからお呼び出し。
教師に昼休みに廊下で説教され、次の授業が始まっても「ちょっと待て」とさらにだらだら。
要するに「やめろ」です。
結局生まれかけた「フォークソング同好会」は圧殺されてしまいました。

実に不愉快な思いをしたので、私はそれ以後マジメに学校行事に参加することがなくなりました。
ナニかといえばエスケープするようになったのは、そのセンセイのおかげです。
実に虫の好かない教師でしたが、その後確実に出世コースを昇って校長となり、さらにはこの地域の教育長とまでなったそうです。
勲章なんぞももらったのかな?
ま、社会的地位が高いとされるヒトなわけですが、私が今まで出会った教師の中で、私が最も軽蔑する人物であります。

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Last updated  2004.10.30 22:26:42
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2003.10.23
カテゴリ:マンガ
渡辺真知子さん、誕生日おめでとうございます♪

以下は10/22(水)の記述です。


あいにくの雨空で秋の夕陽が見えないのが残念なのだが、午後雨が上がったのでぼぉっと空を見ていた。
ほんの少しだけ青空が覗いているところは光が差して、白い雲が金色に輝く。
もっと青空が広ければ、「天使が降りてきそうな空」って言うんだろうな。

今日は明るい雨雲と暗い雨雲が墨絵のように空の大部分を覆っている。
空がとっても低くて、大きな龍の鱗が迫ってくるようだ。
ああそうだ、これが竜神だ。

マンガ家入門etc小学生のころはマンガ家志望だったので、秋田書店から出ていた『マンガ家入門』『続 マンガ家入門』を買ってもらったっけ。
お手本として「竜神沼」が載っていた。
石森章太郎さんです。
「石ノ森」じゃなくて「石森」。
石森さんは60年代後半、実験的な表現を繰り返して、油が乗っていました。
「ノ」の字が入ってから、この人のマンガは読んでいません。

手塚治虫さんの虫プロが出していた月刊誌が『COM』です。
本だけは欲しいと言えばすぐに買ってくれたので、小学校5年生ぐらいかな、月刊誌だから何度も繰り返して読みました。

手塚さんの「火の鳥」、石森さんの「ファンタジーワールド ジュン」、永島慎二さんの「フーテン」。
すごい作品が並んでいました。
それに、マンガ家を目指して投稿する人たちの作品が寸評付きで並んでいました。
はせがわほうせいさんや青柳裕介さん、宮谷一彦さんなんかがこの雑誌出身です。
ああ、『ガラス玉』の天才岡田史子さん!

『COM』に関してはまた書くことがあるでしょうが、この虫プロが倒産したのは、私にとって大事件でした。
1973年、私が高校生の時のことです。
実は個人的には、幸せな結果となりました。
虫プロの在庫が古書流通に大量に流れたからです。

近くの古本屋さんは実にしょぼいお店でした。
近所の人が新刊雑誌を予約しておいて取りに行くだけという感じ。
店番のおばあさんが三味線の稽古などしていて、それはそれで風情があったのですが、棚に古本がほとんどない。

唯一、ガロのバックナンバーが時々入るので、それを目当てによく立ち寄っていました。
そこへ虫プロのコミックも入るようになりました。
うれしかったなあ。
覗いてみて虫プロのマンガが入っていると手持ちのお金を全部使って買えるだけ買い、家に急ぎます。
そして小遣いの残りをひっつかんでまたお店に走る、走る、走る。
走らないとなくなっちゃうかもしれない。
ライバルが何人もいたんです。

新書サイズのコミックスは、他社の雑誌・新聞で連載していたものも多かったです。
『ストップ! にいちゃん』関谷ひさし
『がんばれゴンベ』園山俊二
『ゲゲゲの鬼太郎』水木しげる
これ以外のものは散逸してしまったようです。
石森章太郎さんの四六判上製函入り本は残っています。
『おかしな おかしな おかしな あの子』
『二級天使』
『にいちゃん戦車』
『ゼロゼロ指令』
『赤いトナカイ』
発掘すればもっと出てくるのかな。
単なる持ち物自慢でした。



 ♪宮さん宮さんお馬の前に
 ♪ヒラヒラするのは何じやいな
 ♪トコトンヤレ トンヤレナ
 ♪あれは朝敵征伐せよとの
 ♪錦の御旗じや知らないか
 ♪トコトンヤレ トンヤレナ

これは作詞品川弥二郎、作曲大村益次郎 (ほんまかいな?)とされる歌です。
タイトルは知らなかったのですが、まんま「宮さん宮さん」というらしい。

この「宮さん」が有栖川宮熾仁親王。
十四代将軍徳川家茂に降嫁した皇女和宮が元々婚約していた相手は、この宮さんです。
公武合体の犠牲者とも言えます。
そのためかどうか、有栖川宮は熱烈な攘夷論者となり、さらには倒幕の先頭に立ち、錦の御旗を掲げて進軍します。

なんてことを大昔に受験勉強で覚えたような。
このあたりは勉強したというより、講談話みたいにおもしろく読めましたね。

有栖川有栖さんという作家が出てきた時は、ペンネームを見てやられたなと思いました。
有栖川の「アリス」という音が魅力的なんだよね。
新本格派と呼ばれる人たちの一人なんですが、『月光ゲーム』『孤島パズル』『双頭の悪魔』といった、大学のサークルの連中が出てくるシリーズは青春ものとしても読めます。
読んだ後にちょっとせつなくなる感じが好きです。

『双頭の悪魔』はWOWOWでドラマ化されました。
ヒロインの麻里亜役が渡辺満里奈さんで、江神先輩役が香川照之さん。
一応主人公のアリス君の役者さんは名前知りませんが、いい感じでした。
ちょっと浦和レッズの福田選手(ああ、引退したんだ!)に似た感じの人。
『瀬戸内少年野球団』(1984年)や『青春デンデケデケデケ』(1992年)での好演が印象的な大森嘉之君も出ています。
どこかで「ちっちゃな江神さん」とか書かれてましたが、小説と別物だと思えば悪くないと思いました。
テレビで半分しか見てないので欲求不満となり、ヤフオクで中古ビデオを見かけたので衝動買いしました。

もちろんあの詐欺事件のニュースから連想したことです。
全然関係ないのに、テレビに出てくる加納姉妹とかいう人たちのことも連想しました。
なんでしょうかね。

事件そのものに関しては、「被害者なき犯罪」といった感もあります。
「尊族あれば、賎族あり」
松本冶一郎さんの言葉が頭に浮かびます。
尊い血統をありがたがる心性は、反射的に見下すための卑しい血統を求めるものです。
人の心というものはこんなことでずいぶんと醜くなれるのです。

だから、あのケチな詐欺師たちの犯罪が妙に滑稽だったりするのは、私たちが自分の中にある差別的心情を、戯画化して見せてくれるからです。
私の場合はそんなマンガのような犯罪を少し痛快に感じます。
そんな構造は壊したいと望んでいるからでしょう。
逆に、カンカンになって怒る人もいるのかもしれません。
自分の心の中の醜い恥ずかしい部分が滑稽に描かれていることに腹を立てるのです。

幻泉館の近くに社会保険事務所というのがあります。
もう何年も前のことですが、用事があって出かけたら偉そうにした職員のおっさんが窓口で年寄りを怒鳴りつけていました。
わからないから尋ねたら怒鳴られたので、御老人はおろおろしています。
あまりな小役人根性に腹が立ち、オレがそのおっさんを怒鳴りつけてやろうかと思ったら、他の職員が出てきて代わりに御老人に説明してくれました。
温厚な幻泉館主人はこんなふうにカッとなることはあまりないのですが、それはひきこもりぎみで世間様とあまり接していないからかもしれません。
世間にはよくあることなのですか?

だいたいこんなふうに威張りたがる人は人間にランクを付けるものです。
人に飼われている犬が、家庭内の人間にランクをつけるのと同じ。
周囲の人間をランク付けして、自分より上だと思う者にはへいこらして、下だと思う者には威張り散らす。
他人をありがたがる者は、他人を卑しむのである。
簡単に操れるので、支配者にはさぞかし便利な存在だろう。
「番犬」と呼んでもいい。

本当は解放出版社から出ている二冊の本を紹介するつもりでした。
私なりの締め切りに間に合わず、時間切れ。
明日はまた明日の風が吹きます。

お薦め図書
『近代の奈落』宮崎学著 解放出版社刊
 四六上製 475p 定価 2000円+悪税

『放送禁止歌』森達也著 解放出版社刊
 A5並製 189p 定価 1800円+悪税

あ、文庫化されてる。
『放送禁止歌』森達也著 知恵の森文庫
 文庫版 定価648円+悪税

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Last updated  2004.10.30 22:24:26
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2003.10.07
カテゴリ:マンガ
本屋さんで樹村みのりさんの本を見かけなくなったのはいつごろだろうか。
80年代には、小学館フラワーコミックスの短編集『ポケットのなかの季節』の第1巻と第2巻が普通に買えたのではないかと思う。

ブロンズ社が倒産した後、その業務を引き継いで仕事をしていたことがあるが、その時にブロンズ社から出ていた『菜の花畑のむこうとこちら』をもらった。
樹村さんの作品はなんだか悲しみのクサビのようなものを読み手の心に残してしまう作品が多いのだけれど、「菜の花畑」のシリーズは明るくてあまり悲痛なエピソードが出てこないので、読みやすい。
この「菜の花畑」のシリーズが樹村みのりさんの代表作と言っていいのかな。

「菜の花畑」の「森ちゃん」みたいな女の子、どこにでもいそうだけど、意外に少ないのです。
無垢な子供の心を持った普通の子。
そう、無垢な子供の心、これが70年代の樹村みのりさんの作品に通じるテーマだろう。

『ポケットのなかの季節』は2冊とも買ったのに、どこかに行ってしまった。
特に一巻目は表紙が片思いをしていた誰かさんに見えたので、結構必死になって古本を探したかもしれない。
元々のフラワーコミックスは手に入らなかったけれど、第一巻の表紙の絵をデザインしたフラワーコミックスワイド版をヤフオクで落とすことができたのだった。

樹村みのり作品集それでふと思いついてgoogleで検索したら、見つけました。
http://www.iff.co.jp/book/c.html

IFF出版部ヘルスワーク協会というところで、短編集を4巻出しているのですね。
樹村さんは「運動」の方に行ってしまったのでしょうか。
それで普通の出版社から本が出ないというのは、考えすぎかな。

『樹村みのり作品集「菜の花畑編」菜の花畑のむこうとこちら』
『樹村みのり作品集「子ども編」悪い子』
『樹村みのり作品集「少女編」海辺のカイン』
『樹村みのり作品集「女性編」母親の娘たち』

各1500円ですが、早速発注いたしました。
まだ読んだことのない作品が入っている模様。
【追記】
 いやあ、失敗。
 普通にamazon.co.jpで注文できます。
【さらに追記】
 もう届きました♪
 amazonより速かったです。

樹村さんのマンガを熱心に読んだのは大学生の時、70年代後半です。
私は親戚のお姉ちゃんたちのマンガを読んでいたので抵抗なかったけど、当時むくつけき男子大学生の間で、少女マンガを読むのがはやりました。

石井隆さんのマンガをかっこつけて読むのと同じで、多分にスノッブなところがあったと思います。
ことさらに「りぼん」だったりするわけです。
連中は「りぼん」の付録はどうしたんだろう。
陸奥A子さん、太刀掛秀子さん、田渕由美子さん、一条ゆかりさん、土田よしこさん……。
ああ、懐かしいわ、私もよく読んでたんだ。

私がいた大学の近くに都電の駅(停留所か?)があって、その横を抜けて坂を上ると高級住宅地。
田中角栄さんのお宅の前にある女子大には、高橋留美子さんがいました。
在学中にデビューし、1978年には『うる星やつら』の連載が「少年サンデー」で始まります。
『うる星やつら』というといわゆる「をたく」の発生、80年代のイメージがありますが、70年代の後半に始まっているのです。
もちろん私も楽しく読んでいたのですが、ここまで行くとどうも幻泉館には似あわない。

せっかくだからなぞっておくと、1978年には吉田秋生さんの『カリフォルニア物語』が出現します。
おそらく後年の『BANANA FISH』の方が評価が高いのだろうけど、同じ70年代に呼吸した者として、私はこちらの方が愛着があります。
途中で吉田さんの描く絵が急に変わってしまうのも、ハラハラしました。
男の肉体を描くようになっちゃうんだよね。

ああ、大島弓子さんの『綿の国星』もそのころだ。
当時大島さんは井の頭公園の西側(井の頭公園の間というべきか)にあるパークサイド・マンションにいらしたのです。
いつかあんなマンションで暮らせたらいいなあと思いましたっけ。
それから天才高野文子さんや大友克洋さんが登場するのですが、それもまたいつか。

今並べたような、時代を特徴づけるようマンガ家の名前と比べると、樹村みのりさんはとても地味な印象を受けます。
1980年ごろに起きた、まさにマンガのニューウェーブとも言える大ブレイクからは完全に外れた、旧世代に見えます。

浮浪者と夢を分かちあう子供たちを描いた「贈り物」は、1974年の「別冊少女コミック」に掲載された作品。
世間的には単なるホームレスであるおじさんから、お別れに「天国への切符」を貰う子供たち。
それは人を信じる無垢な心の象徴であります。
その切符をいつまでもポケットの中にしまっている子供たちの、その後を語るページで樹村さんはさりげなく書いている。

 > もう一人は
 > 72年の年の2月の
 > 暗い山で
 > 道に迷った

これが連合赤軍事件のことだとすぐにわかる人は、今では少ないのだろう。
1974年当時の「別冊少女コミック」の読者にも、わかる人は少なかったかもしれない。

いつまでも「天国への切符」を大切に持っていたからこそ、子供たちの一人は道に迷ってしまったのだと、樹村さんは言っているようです。
おそらくは彼は同志によって「総括」を要求され、殺されてしまったのでしょう。
樹村みのりさんも、連赤事件を忘れることのできない、いつまでもポケットの中に切符を持ち続ける作家だったのです。
そんなだから寡作だったんだろうなぁ。

もちろん「樹村みのり=連合赤軍」と言っているのではありませんよ。
近頃はそんなことまでベタベタ説明しないと、わかってもらえないようなので。

吉田秋生さんや高野文子さんの顔写真は見つけました。
あと、私が顔を見てみたいと思うマンガ家さんは、いしいひさいちさんと樹村みのりさんぐらいかな。




【画像表示テスト】
 infoseekに置いた画像に直リンできるのか?

午前中の時間割り

あ、大丈夫ですね。
これで「画像の倉庫」容量問題は解決♪

infoseekの無料HPスペースは容量が50MB、CGIまで使えるので、おそらく国内最強。
ただ、CGIをぶん回すやつがいるから、午前零時前後はめちゃくちゃ重いかも。

自前の幻泉館サーバに画像を置いて楽天から表示させようとすると、ルータの仕様で自宅から確認できないのです。
それで、ただただ画像倉庫用にinfoseekを借りてみました。

http://gensenkan.infoseek.ne.jp/

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Last updated  2004.10.30 22:22:28
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2003.10.02
カテゴリ:マンガ
東京落語のトリックスターに「よたろう」がいる。
「与太郎」か。
与太郎の愚行そのものを笑うという、見下した笑いが多いのは、東京落語の弱点であると思う。
地域社会が「バカ」と呼ぶ人を包み込んで暮らしていた時代なら、それは温かさをもった笑いだったかもしれない。
でも、今は無理なんじゃないだろうか。
人情紙風船、本当に見下した嘲笑でしかない。

『フォレスト・ガンプ / 一期一会』、笑えました? 泣けました?
私はちょっと不愉快でした。
後味の悪い映画だったなあという印象です。

青林堂から出ている山松ゆうきちさんの自選短編集に、加川良「戦争しましょう」の原作は入っていませんでした。
でも、ひさびさにまとめて濃ゆ~い山松ゆうきちの世界を体験いたしました。

山松さんの作品は「○○バカ」と呼ばれそうな人物が主人公であることが多い。
この自選集にも「走りバカ」と呼べそうな人物が主人公のマンガが一編収められているのだが、それよりももっと「フォレスト・ガンプ」な「走りバカ」のマンガがあった。
妙に背筋を伸ばして、淡々と走りぬく「バカ」の話である。
もちろん山松ゆうきちの方がずっと早い時期に描いたものだ。
戦場を、そして果てしない道路を走り行くフォレスト・ガンプの姿は、山松ゆうきちのマンガの主人公そのものでありました。

ただ、山松ゆうきちさんのマンガにはストーリーがないのです。
いや、あるんですが、常に破綻しているのです。
いきなりチャンチャンとなって、こちらは「え?」と思って終わってしまうのです。

この自選短編集で初めて山松さんの文章を読んだのですが、つまり山松さんはマジメに一所懸命描いているだけらしいのです。
よく商業誌で食べていけたものだなあ。
それぐらいヘンです。

私はヘンなものにはかなり耐性がある方なのですが、山松ゆうきちさんのヘンさかげんにはやはりドギモを抜かれます。
一度お試しあれ。
怒らないでね。

歌の話がなかったので、唐突に加川良さんの名曲「流行歌」。
リフレインの歌詞が

 ♪君は君のことが好きでありますように♪
 ♪僕は僕のことが好きでありますように♪

優しいおじさんだ。
一番大切なのは自分だと思って暮らしているのに、実は自分のイヤなところしか見えない。
これでは寂しいわな。
一番大切なのが自分じゃないのなら、それが幸せというものだと思うよ。

山松ゆうきち

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Last updated  2004.10.30 22:20:12
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