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カテゴリ:キノコ
ってことで、久さしぶりに土曜日にキノコ採りに行けました。
バンザイ! なぜかって、翌日が日曜だから朝からキノコを食べられます。日曜だととてもそんな余裕はないんですね。だいいち富士山から帰ってくるだけでヘトヘトになります。出発だって深夜2時ですから。 とりあえずきのこカフェさんに教えていただいたクリームシチューを。美味しかったです。 これは、キノコの風味を楽しむよりも、食感を楽しんだといった方が良いですね。朝は定番のキノコみそ汁です。 怪しげに浮かぶ黄色いキノコは、カベンタケです。物好きなぎぐばぐとしては、食えると聞いた以上、放ってはおけないのです。ともあれ、カベンタケの感想はまた後で。食後は近くのキノコポイントに行ってみました。出てましたね。アカヤマドリの他にヤマドリタケモドキ、ササクレヒトヨタケ、ガンタケ、シロテングタケ等々。 どうやって食べるか困ってしまうキノコですが、とりあえず干すことに。また黄色い料理をしてみますかね。ヤマドリタケモドキはほとんどが虫食いだったので、ほんの3本だけキープ。これも干してます。 続きまして、昼飯に突入。 昨日帰り際にきのこカフェさんに分けて頂いたショウゲンジに加え、アイシメジ、カノシタ、それにさっき採れたササクレヒトヨタケというメンバー構成です。 んで、こんな怪しげなデザートを作ってみました。メンバーはニカワハリタケ、タマキクラゲそして本日のある意味主役、カベンタケ。これをミルクとメイプルシロップで甘く仕上げました。(ココナッツミルクの方が良かった。)これ、イケます。とくに良かったのがタマキクラゲの幼菌。食感は随分ユルイですが、ナタデココよりずっと好きです。 夕食はまたキノコカフェさんから教えてもらったすき焼きです。 なかなか良かったんですが、メンバーのチャナメツムタケ、ナラタケ、ハナイグチの面々の家族ウケがいまいちでした。朝採れたヤマドリタケモドキの切れっ端を拙者が入れてしまったがために、人気をかっさらわれてしまいました。ともあれ現在満腹の一家でした。 さて、お待ちかねカベンタケの感想です。正直言って「使えるキノコだ」と思いました。個体が小さいので、採取が面倒ですが、ほとんど汚れることもなく持ち帰った後の処理は超楽です。虫食いもほとんどありません。図鑑では無味を書いてありますが、実はアミノ酸系の旨味があることが判りました。無味ではありません。無臭なだけです。ゆでただけでも案外美味いと思いました。歯ごたえは、柔らかいホウキタケのような感じです。強い味や濃い味だと、このキノコの味は隠されてしまいます。見た目の演出だけなからそれでも良いでしょうが、キノコの味を味わうには、薄目の味の料理がお勧めです。これからもちょっとカベンタケ料理を研究してみたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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