書士な旦那の観察日記

先日、新聞に通信教育の折り込み広告が入ってたのをふと読んで見ましたら、
『行政書士受験講座』って、売れ筋商品らしいですね。
1つだけどうしても気になったのが、その『行政書士』の受験講座の宣伝文句。

『就職・転職に有利。独立開業も出来る資格』

……え？？

現在のお仕事の関係で有資格者のお知り合いはすごく増えて、『行政書士』についてだんだんわかってきましたが、就職・転職に有利だったという話は聞いたことがありません＾＾；；
だって、就職先の会社で使える資格じゃないですもん…。

せいぜい、就職試験の相手の会社に『資格取れたんだ。じゃ、お勉強はある程度出来るのね』という印象が持たれる程度じゃないでしょうか。
しかも、きっと有名大卒の肩書きにはかなわない程度の＾＾；

行政書士さんをバカにしてるわけじゃないですよ。

わんこも含む実際に行政書士になった方たちを見ていて、よくわかるのは、『行政書士という資格は就職・転職のための資格』ではないことです。

独立開業する手段の1つとしての『資格』であり、この資格を足がかりに、『能力しだいでは有名企業に就職するよりやりがいと収入を得られる』という資格なんだと思います。

実際、開業して頑張ってる行政書士さん達は皆いきいきと頑張ってて素敵です＾＾ｗ

『就職・転職に有利・独立開業も出来る』
じゃなくて、
『就職・転職にはほとんど役に立たない、独立開業のための！！』
資格、というのが正しい気がします。

通信教育の宣伝文書いた人はわかってるのかなぁ＾＾；；
そして、勘違いして資格受験しちゃう人がいないことを願います（＞＜