占い師の渡邉やす子

お客様の声で目が覚める。

一瞬居眠りをしていた。

椅子に座りながら、眠いとわかっていたが、睡魔には勝てず。

路上の占いが終わると、家でまた仕事をしている。

朝まで待機をしているから、睡眠不足。

また、路上だと気持ちが良いようだ。

私はどこまでずうずうしいのだろう。

夫にお客様を待つ時間、路上で居眠りをいていてお客様に起されたといったら

感心していた。

何が感心したのかわからない。

最近一瞬ですが、居眠りしている。

なんどか、お客様に起されている。

気持ちよさそうに寝ていると。

返す言葉が見つからない。

気まずくて。

まったく笑える占い師。

占い大丈夫かー。

寝ている暇があるのか。

大物のなのか、それともただの非常識おんななのか。

普通、仕事の最中に寝ていたら、そのうち首になる。

フリーでよかった。

首になる心配が無くて。