カトリック清水教会

2021/01/08

カテゴリ：カトリック清水教会

静岡市清水区には昭和１０年に建てられた築８６年の木造建築の　カトリック清水教会　があります。

太平洋戦争中の空爆と艦砲射撃では周辺市街地が焼失する中被害を受けなかったこの教会は、負傷者を受け入れ救護所となった貴重な歴史のある美しい木造のゴチック建築教会です。

私は聖堂保存の会の会長（名ばかりではありますが）となり聖堂を守るべく
署名活動や新聞記者会見を行なってまいりました。

「カトリック清水教会の聖堂保存の嘆願署名」は約8,000名の署名が集まりました。
こちらは駐日バチカン大使、カトリック中央協議会大司教、横浜司教
の三者へ発送いたしました。

しかし、残念ながら、この貴重な建物を取り壊す方向で話が進んでおります。
この歴史的価値のある建物を保存し、活用していく道は他にないものかと
悩みあぐねております。

新聞を見てくださった方から投稿がありましたので
こちらに紹介させて頂きます。

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聞こえますか　それは聖堂の声
聞こえますか　憂いに満ちた涙声
聞こえます　　私にはそう聞こえます

どうして聖堂を壊そうとするんだろう
何故残そうとしないんだろう
残す方法はあるのに
人間は愚かだ
戦争もそうだ
終われば何故したのかと　冷静に考えるのに

カトリック清水教会もそうだ
きっと壊してから気が付く
壊さなければよかったと

今なら間に合う　本当に聖堂を壊していいのか
よく考えよう　そして行動しよう

答えは我々の子供　孫が出してくれる

・　・　・　◇　・　・　・　◇　・　・　・

聖堂はどなたでも見学ができます。
教会内のお祈りの床には畳が敷かれしっかりとした懺悔室もあり木製枠の窓には、現在では入手不可能な色ガラスが入っております。