GMPY-net'裏'版

伊織


もうほとんど俺のスペースだな。
GMPYnetと、ブログと、mixiと、このGMPYnet裏版で、俺は1日4つも日記を書いてる。
ここ以外は嘘日記ではあるが。
まぁいい。



で、今日気になったことがある。

人は死ぬ直前に今までの記憶が過去から辿るという。
一瞬で。
そうなんだ。
すごいなぁ。
と思う。
ただ、味覚や嗅覚的な記憶ってのは思い出さないんだろうか？


初めて味わった母乳の味。
それから離乳食へ。
だんだん硬いものが食べられるようになり、駄菓子などに手を出し始める。
味噌汁も飲んだ。
ハンバーグやオムライスだって食べた。
ステーキだって、トンカツだって食べた。
まずいものももちろん食べた。


しかし、きっと美味しいものの方が多い。
味覚で感じるものは、不味いものより美味しいもののほうが多いだろう。
それはきっと、視覚・嗅覚で、美味いか不味いかを先に判断しているからだろう。



つまり、視覚・嗅覚のほうが、あまり感じたくなかったものを感じているのではないだろうか。



で、嗅覚にせまる。
排泄物の臭い。
幼少の頃に、布団に書いた黄色い絵の臭い。
お尻から出るガスの臭い。
まずそうな食べ物の臭い。
便所掃除をした時の臭い。
残飯の臭い。
体育祭の時、初めて知った親友のワキガの臭い。


いい匂いを嗅いだ経験はたくさんあるだろうが、クサイ臭いを嗅いだ経験の方が印象に残る気がする。



死ぬ間際に鼻に駆け巡る、今まで嗅いだもののニオイ…



あぁ、嫌だ。
こんな思い出いらないから、早くしなせてくれ。


別の意味で悶える気がする。



連続でニオイの話をして申し訳ないとは思う。

ただ、今日バイトの帰りがけに自転車をこいでいる時、あまりに色々なニオイがしたものだから。