15年
1995年1月17日朝起きて、いつものようにテレビをつけて「やだ、テレビ壊れちゃった」と思いました。カラーテレビがモノクロになってしまった・・・画面に映るのは灰色の荒野。チラチラと、赤く炎があがるのを見つけカラーなのは間違いないことを確認。次に思ったのは「戦争?空襲?どこの国?」それからようやく、画面の隅の文字に気づく。 LIVE 神戸上空は?!神戸?!愕然 震撼その言葉の持つ本当の意味をその瞬間体感する。信じられない・・・それから数年前神戸の大学へ通う従妹の家を足がかりに神戸に遊びに行っていた。綺麗な大都会。横浜で生まれ育ったワシからが見ても羨ましいほどに洗練された美しい港町。その神戸が瞬時に暗雲立ち込める灰色の瓦礫の山に・・・地震は恐ろしい。その時の壮絶さ その後の過酷さはワシらはただ傍観者として 想像するしかない。ただ、地震が他人事でない以上、色々と知らなくてはならない考えておかなくてはならないと思う・・・2002年6月ワールドカップの試合観戦で再び神戸を訪れた。神戸はやはり、美しい街だった。わずか7年で、地震の爪痕を感じさせない復興ぶり。人間の逞しさを感じた。心には深い傷を負っているはずの神戸の人々の笑顔素晴らしい! 心の中で神戸に拍手!がんばろう神戸。言いながら、勇気をもらっていたのはワシ達のほうだったのかもしれない。http://www.nhk.or.jp/hisaito/http://wwwz.fujitv.co.jp/kobe/index.html