カテゴリ:生徒たち
8月26日に実施された、「南部地区校長会テスト」 である。 公立入試の傾向に合わせ、意識してそっくりに作られている。 前回からパターンが変わった理科なども、 それに合わせるように類似形式でそっくりにしてきた。 ![]() 解いてみることで、公立入試の出題パターンが見えてくる。 そんな模試だ。 全体として少し易しいという印象はあるが、 編集委員もよく研究し仕事をしていると思う。 せっかく受けた模試だ、見直しと確認だけは入念にしておこう。 きっと役立つだろう。 と言うか、パワーが喉から手が出るほど欲しいこの時期に、 見直さない、失敗をチェックしまとめることすらしない受験生は、 もうその時点でアウトだろう。 当然わが教室の受験生は、 しっかり押さえてくれていると信じる。 この模試は10月、1月とあと2回予定されている。 上向きに推移していくように、 段階を追って力を蓄えていって欲しい。 いよいよこいつを解き始める時期になったのだな。 同時期に希望校動向調査もあったと思う。 8月の終わり。 それぞれが夏の汗と努力を抱え登校した。 寒蝉の啼く声が遠く聞こえる教室で、 君は答案にペンで文字を重ねていった。 書いては消し、書いては消し、 考え、精一杯かたちを探っていた。 その時間を君は覚えているだろうか。 受験生というゲートがあるなら、 それは夏の終わり。 悩み闘ってきたストーリーを手に、 いよいよ本線に踏み込む瞬間が、そこにある。 校長会テストの日、 君が懸命に向き合った時間を、君はしばらく大切にしよう。 受験生として、仲間とともに目標をひとつにした日。 エネルギーが溢れる前の予感がする、 そんな夏の終わりの一日がそこにある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.21 02:22:48
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