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2021.06.08
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カテゴリ:未分類
勉強の成果は「気持ち」や「姿勢」によってかなり違ってくる。
 気持ちが入っていれば自然と姿勢も良くなり、
 目や耳の使い方が変わり、大事なところの見逃しも減っていくはずだ。
 ダラダラしていて姿勢悪く集中できていない子で、
 理解にキレがある子は見たことがない。
 理解が高い子は例外なく心が授業と向き合っており、
 また姿勢がいいので、大事な点を見逃さずキャッチできる子だ。

 私のしてきた授業ではよく子どもたちに、
 「目、耳、指先を遊ばせるな」と話してきた。
 ボードに書かれたものをどれだけ逃さずに控えられるか。
 重要だと説明されたことをどれだけ正しく控えられるか。
 気持ちが入っているかいないかで、これらにはもの凄い差が出るもので、
 それは間違いなく後の成果(の差)につながっていく。
 だが我々指導者も一方的に攻めているだけではダメで、
 子どもたちに攻めさせるような「受け」の時間を作ることも必要である。
 そういうオン・オフを上手く機能させることで、
 子どもたちの気持ちも前向きになり、より成果も期待できるようになっていく。

 気持ちや姿勢は挨拶にもつながることであり、
 私は授業後の「ありがとうございました」の発語には長いことこだわった。
 何度もブログで書いてきたが、最後にこの言葉を発することは、
 ただ先生に対して礼の気持ちを示すだけではなく、
 今やってきた自分の学習に「ピリオド」を打つという大事な面があり、
 自ら区切りをつけることで、
 今日ここで頑張ったのだという記録がしっかり残るのである。
 言葉がないとそのまま何となく終わり記録も曖昧になってしまう。
 そのことを何度も子どもたちに説いてきたものだ。

 塾などに通い、勉強時間は確保しているのに、成績が伸びない。
 ならばどこまで気持ちや姿勢が入っているかを一度振り返ってみよう。
 何をしようとしているのかという動機付けも大事だ。
 動機がなければ動かない。
 姿勢も意欲も動機がどれだけ強いかで大きく変わってしまうだろう。
 いやいや塾に行っても成績は上がらない。
 当たり前だ。
 動機が弱く、気持ちが伴わず姿勢も悪いなら当然だろう。
 塾通いをするならまず家で目的や動機付けをよく話し合い、
 塾の授業をどう利用したいのかくらいはまとめておきたい。

 もちろん塾の指導の質も大事な要素だが、
 その指導を受けたり活かしたりするのは子どもたち本人だ。
 だから本人に気持ちや姿勢が伴っていることが大切なのである。
 姿勢よく前を見て、ペンをしっかり持っているか。
 ぜひ意識してみて欲しい。





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最終更新日  2021.06.08 16:32:02


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