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こんばんは、YS 今日は雲ひとつない青空で、 こちらでは桜がちらほらと咲き始めました。 震災から3週間、日にちばかりが過ぎ、 被災地の方々にはまだまだご不自由があり、 原発についても予断を許さない状況との ニュース報道を見るたび胸が詰まります。 そんな中、先日立教新座高校の校長先生が書いた 卒業生への言葉を読みました。 少し前からネットで話題になっていたようですが、心に沁みる言葉です。
~抜粋~ いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。 貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。 未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。 忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。 愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。 ~中略~ 歴史上かってない惨状が今も日本列島の多くの地域に存在する。 あまりに痛ましい状況である。祝意を避けるべきではないかという意見もあろう。 だが私は、今この時だからこそ、諸君を未来に送り出したいとも思う。 惨状を目の当たりにして、私は思う。自然とは何か。自然との共存とは何か。 文明の進歩とは何か。原子力発電所の事故には、科学の進歩とは、何かを痛烈に思う。 ~中略~ 世界の各国から多くの救援が来ている。地球人とはなにか。 地球上に共に生きるということは何か。そのことを考える。 行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映る。 家族のために生きようとしたと語る父の姿もテレビにあった。 今この時こそ親子の絆とは何か。命とは何かを直視して問うべきなのだ。 そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、 生きることに懸命の力を振り絞る友人たちのために、声を上げよう。 共に共にいまここに私たちがいることを。 この悲しみを胸に我々は新たなる旅立ちを誓っていきたい。
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