前進あるのみ！！

[アスペルガー・ヒロ] カテゴリの記事

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• 二十歳

  早いもので、 長女ヒロは、二十歳になりました。 このブログを書き始めた頃は、 まだ、幼稚園だっかな？ 子供の成長って、あっという間ですね。 ヒロは、昨年大学受験に失敗し、 1年間浪人生活を送りました。 そして、この春無事に桜が咲きました🌸 それも、奇跡の逆転ホームランで第一志望合格でした。 家から一番近い大学に合格しました。 この春から授業料も無償化になり、 交通費も少なくてすみます。 本人がこの一年、1日と休むことなく勉強し、 本当によく頑張りました。 それが結果として残せたことが、 本当に嬉しいです。 このブログを最初から読んでくれてた方なら知っていると思いますが、 ヒロはグレーで、 小学校で支援学級に在籍していました。 今ほど地域の支援学級に子供も多くなく、 発達障害に対する理解も乏しく、 厳しい小学生時代を過ごしました。 それでも、本人の気持ちを尊重し、 将来得意な分野の仕事に就かせてやりたい、 それだけで中学高校と進んできました。 勉強はそこそこ出来ても、 コミュニケーション能力は低く、 友達とのトラブルは度々ありました。 どうやって乗り越えるか？その術を身につけさせようと、 カウンセリングに積極的に行かせて、 親ではない大人と話すことをさせました。 親亡き後のことを考えたら、 私がいつまでも助けることは出来ません。 そして遂に、 高校生のとき本人への告知のときが来ました。 問題なく、 全て順調に成長してると周りは思っていたのですが、 本人だけが周りとの違いに気付き、 また大きなパニックを起こすようになっていたのでした。 正直、私も凹んでしまいましたが、 告知のときが来たと腹を括りました。 結果、 最初は弟と同じ障害があるの？と凹んだヒロでしたが、 本を読み漁り、 これまでの疑問が解決していったようです。 自分を受け入れたことで、 それまでのパニックはなくなりました。 障害受容が出来たのだと思いました。 その後、 受験失敗など挫折もありましたが、 成功体験を積み上げて、 見事大学生になれました。 マイペースで片付け下手で、 KYなところは変わらないですが、 周りを見ることも出来るようになりましたよ。 何より、勉強が好きなだけあり理解力も高く、 社会性も伸びてきたと思われます。 ４年後には、どうなるのか？ それまで、新しい経験を積み上げてほしいですね。 先ずは、バイトです。 いつまでもヒロのことが心配な私は、 帰宅が遅いとオロオロしそうです。

  2020.05.27

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• 高校一年生

  さて、長女は高校一年生になりました。 もう、 アスペルガーという枠は外してもいいと思います。 グレーゾーンで来ましたがかなり薄くなり、 感情もコントロール出来るようになりました。 空気を読むことも出来るようになりました。 もうどこに出しても大丈夫です。 高校は地元では一応進学校に進むことが出来まして、私には縁遠いと思われた教育ママの肩書きをつけてくれました（笑） しかし、 私は何１つしたわけではなく、 塾は中3の夏休みから行き始めただけで、 それまで家庭学習のみでした。 勉強が好きでコツコツと勉強を続け、 私が勉強しなさいと言うことは一度もないまま、 今に至ります。 中学生活は、色々ありました。 男子から太ってることをからかわれることも続き、 パニックになることもありましたが、 勉強が出来ると言うポジションを手に入れることで、 少しでも同級生に認められたい、 それで頑張れたんだと思います。 同級生も勉強が出来るとわかると、 少しずつからかいもなくなりました。 だからこそ、少しでも上の学校を目指したようです。 そうして入った高校生活は楽しく、 今は陸上部に入り、痩せて綺麗になりました。 今や中学の同級生は、誰？と言われるとか… それで嫌な記憶が払拭されたと話してくれました。 面白いことに、 やはり勉強が出来る子には、 長女と同じタイプがいるのですが、 薄まってきた自分と違い、 全く空気が読めないクラスメートに悩まされてるようで面白いです。 怒り悩みながらも、自分と似てることも自覚しているので、 もう長女は大丈夫だと思いました。 小学校からカウンセリングしてくれていた心理士の存在も大きく、 お母さんがいなくなっても、 気持ちの整理のつけ方などは身についたと思われます。 将来の夢もしっかり持っているので、 今は大学に向けて、 勉強とクラブの両立もしています。 本当にえらいです。 努力が身を結ぶことを教えてくれます。 部屋は汚いですけどね（笑）

  2016.12.05

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• 忘れてた誕生日

  桜色の日記書いといて、ヒロの誕生日忘れてました。 ４月１２日、１１歳になりました５０センチ、３１９６グラムで生まれた娘、昨日の発育測定で、１５７，５センチの６０キロ超え・・・ どうしよう・・・なんでこんなに大きくなった・・・それも横に・・・ でも、冬から体重増加なしなので、太るピークは過ぎたかも・・・増えてないって１１年で初めてかも・・・ このまま背が伸びていけば細くなるか・・・ ちょっと伸びるスピードが落ちたけど、３ヶ月で１、５センチならまだまだ伸びるかな？ 今だから書きますが、なんと初経を迎えたのは、３年生の終わりでした。９歳と１０ヶ月のときでした。 全く嬉しくなくて、ショックで私泣きました。しばらくブログ書けませんでした。 保健の先生に相談して、個別でお話しをしてもらいました。 幸い、ヒロより大きい女の子がもう一人いて、その子はまだ半年早く初経を迎えていました。 母同士もそのことで話をし、当人たちも話ししていたようです。 今や４年生で迎える子も多いそうですが、体の大きさに比べると、中身はまだまだ子供なので、ただただ可哀そうに思えました。 そんなヒロも、４月から５年生です。担任は、私が熱望していた先生です。２年続けてカイの担任 をしてくれた先生でした。 「先生、次はヒロの担任で！」と、２年続けてアプローチしてました。 支援学級の母達と始業式の担任発表を聞いていたとき、思わずガッツポーズしてしまった母です。 ヒロは、今年１年安泰です。 そして、肝心の今日、全く忘れてました誕生日。 明日が１２日だと思ってたんです。 プレゼントは、ハリーポッターのDVDです。２１日発売なので、アマゾンで予約しています。 ケーキは、絶縁中の両親がこっそり持ってきてました。 前から、ヒロには買って持って行くと話してたようです。 ご飯も何も準備してなかったけど、ヒロは怒りもせず、いいよ～！と普通にご飯を食べていました。 優しい娘に育っていて、先日家庭科に裁縫箱を買うのに、自分の貯金箱から千円出してくれました。  ATMで、通帳（支払用）の残高が１９４６円というのを見て、すごく大変な状況だと思ったようで、どうしても千円自分で払うとききませんでした。 「有難く使わせてもらいます」と、封筒に入れて学校に持って行ったのですが、良いことをするとちゃんと返ってくるもんです。 ケーキを持ってきた祖父の手紙に、千円がプレゼントにと入っていましたよ。 ヒロは、また嬉しそうに貯金箱に入れていました。 頼りになるお姉ちゃんです。

  2011.04.12

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• ２分の１成人式

  ４年生最後の参観は、１０歳をお祝いしまして、２分の１成人式でございました。 一応体育館を使って、式典になっていました。 １５分もの合奏をして、子供たちから感謝の言葉があり、校長先生からの祝辞、メインは子供たちが一人づつ「将来の夢」を発表します。  ヒロの夢は、「ミュージカルスター」 母は知ってたけどね、本人は「内緒、当日のお楽しみ～」と、教えてくれませんでした。 ２クラス合同で、ヒロの順番は丁度真ん中くらい。 他の子供たちの話を聞いていました。 男の子は、圧倒的に多いのがサッカー選手。野球選手はサッカーの半分くらい。 女の子はね、やたらと薬剤師が多かった。 あと男女関係なくあったのが、料理人ね。 医師、看護師、パテシェ、キャビンアテンダントペットショップの店員など、まぁ私が子供のときと同じ感じね。 そういや、私は「服屋さんになりたい」って発表したな～。 発表の内容を聞いてると、子供の後ろに家庭が見えるのよ。 薬剤師と発表する子は、ほとんどが「お父さんに相談したら・・・」ってのがあった。 お父さん、現実的すぎ～！ そんな発表は夢がなくて、子供の気持ちが全く見えなくて、それにしてはすごくまとまってて、大丈夫？って思っちゃったね。 「お父さんが薬剤師が良いって言って、話を聞いたらよかったので、薬剤師になりたいと思いました」 お父さんの夢を聞いてないよー！ 公務員なんて言う男子には、保護者から思わず失笑が・・・ １０歳で公務員って・・・夢がなさすぎだろう。 反対に、「僕は、まだ決まってません。なぜなら夢がたくさんあるからです」 って発表して、おぉ！って言わす男子もいた。 ひねくれ者の私は、聞き手を意識してまとめてきたね～ってすごい優等生ぶりに脱帽。 で、我が家のヒロはと言うと、 「ミュージカル女優です。」 動機は、四季のウィキッドを観てとかなんとか言ってたな～ で、「その為には、歌とジャズダンスを練習します。東京に行って、劇団四季に入りたいです。」 だって～(笑) 作文、すんげぇ上手くなってたわ。 隣の母に「具体的で、しっかりしてるね～！」 なんて言って感心してくれてたよ。 どうやら、ヒロも聞き手を意識して、作文を書けるようになったってわけね。 空気読めてんじゃ～ん！  後で聞いたんだけどね、最後に発表した子が、いきなり練習とは違うことを言ったらしいの。 その子のお姉ちゃんは、重度の身体障害があって、両親もすごく良い人でね、前日の発表まで、「支援学校の先生になりたい！」だったんだって。 支援級の先生は、練習で感動したなんて言ってたけど、きっと自分の思いよりも、周りの気持ちを優先してたのかな・・・ 本当の気持ちを、皆の前で発表出来てよかったよ。 全然違うスポーツ選手になりたい、オリンピックに出たいなんて言ってた。 いいよね～。 自分のやりたいことしたらいんだからさ、 私は、娘たちが支援学校の先生になりたいって、小学生で言ったら喜べないわ、すごく無理させてるのかな？って心配するかも。  最後は、合唱  ・・・・ん？？？？ なんだ？？ ミュージカル女優になりたいなら、もっと真面目に歌わんかーーー！ 帰宅したヒロに、「発表上手やったわー！で、ジャズダンス練習するの？習いに行く？」 「えっ？！」 やる気はないようです。 

  2011.03.08

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• 溢れ出た涙

  夕食の後、ヒロが今日の学童保育の話しをして泣きました。 半年経ち、どうやっても乗り越えられないと感じたのでしょう、話してるうちに泣き始めました。 言語理解が悪いので、どうして今自分がこの状況で注意されてるのかがわからない。突然叱られたわけではないはずだが、耳から情報を得にくいため、大きな声でいきなり注意されたと思い、自分なりに答えてみるものの、的外れな言い訳にしか聞こえず、再度厳しく叱られるって感じらしい。 状況は、よくわかる。 トラブルになる先生も、いつも同じ方。 悪気はないが、大きな声で考えることがすぐ口から出るタイプ。 もっと分かりやすく伝えてくれないものかと思う。 支援学級の先生からも、「あの先生はな～・・・」と、カイが敬遠してることもつい先日聞かされ、私もちょっと・・・と思ってた矢先のヒロの訴え。 ヒロには、ヒロのことを理解してくれる大人ばっかりではないこと、支援学級と学童の先生は違うこと、嫌なことは聞き流す術を身に付けた方がいいこと、分からないときは、「言ってることがわからない」と言いなさい、同じことは何度も言わなくてもいいと、会話の仕方、 お母さんから学童の先生にちゃんと話しをすると約束し、高学年になるから、もう学童に行く回数を減らしてもいいと話しました。 自分で抱え込んでパンクしてはいけないから、その都度お母さんに話して、解決していこう。 でも、この経験は、大人になったときヒロにとって役に立つことだから、我慢しないで困ったときは話しなさい。 と、丁寧に対応したわよ。 でも、私も人間やからね、心の中では、 いい大人が、小学生相手にもっと分かるように指導しろー！ １回頭の中で考えてから、口に出せーーーー！ 大きな声で子供を動かそうとせず、体を動かせー！ 怒りっぱなしでほっとくな、フォローせんかいーーー！ って、言いたいから、やんわりと連絡帳に書いた。 ここは、お母さんの頑張るとこ。 まぁ、ヒロは前に比べると成長したわ。その場でパニックにならないで我慢してるんだもん。 自分なりに空気読んでやってみて叱られたことがあったと、思い出し泣いていたわ。 あんなお局がおる会社に入ったら、虐められまくりって感じ～。 怖い怖い。 相変わらず、ヒロの的外れな会話は、特性が顕著に現れてるって思う。 一昨日の下校時、ヨシがカイの悪口を友達にふざけて言ってたので、それを夕飯時に注意した。 「言われてるカイの気持ちがわからんのやったら、ヨシの悪口を、ヒロが帰る時に友達にいってもらおうか？そしたらカイの気持ちわかるわ」 って言ってると、それを聞いてたヒロが真顔で、 「いやいや、ヒロは友達と帰ってないし、いつも一人で帰るから無理やけど。」 と、空気読まずにいきなり答えました。 誰が、ほんまに言えって言うてんねん！例えば！の話やーーーーーー！ と、私に怒られる。  一事が万事でこんな感じなんだと思う。 えぇ、娘でなかったら疲れるから喋りたくないかも。 あまり肩持つと、被害者意識が強くなるから、その辺も注意して言い聞かせないといけないしね。

  2011.02.02

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  マラソンの練習

  マラソンの練習、３日坊主で終わったと思ってました？ それがね、続いてるんです。６日の月曜日だけ学校で疲れたカイが夕方寝てしまい、行けなかったんだけど、それ以外は毎日頑張ってます。 カイは余裕で、ヨシも長い距離走れるようになりました。 で、問題のヒロ・・・ ご想像の通りだと思います。 走り出す疲れて歩く皆から遅れる心配したカイが迎えに行き、おちょくる  怒ったヒロ、全速力で追いかける（カイ大爆笑で走って逃げる）走りすぎて頭痛くなる 歩く 遅れてまたカイが迎えに行く・・・   これを繰り返してます・・・  昨日、私の雷が落ちました。  「頑張って、しんどくても走らないから遅れるんや！」 心配して迎えにいく優しい息子に、怒鳴り散らす姉。 ＫＹなのは一目瞭然・・・ それでも走るのを止めるとは言わず、毎日続けてます。 思うにね、マラソンって想像力がいるスポーツね。 しんどくても、ここまでは頑張って走ってみよう！ ってのが、出来ないんだな。 だから、毎日続けてるのに、ヒロの走れる距離が伸びない。  感情が先走ってしまう。 でも、ヨシは伸びてるんだよね～。 ヒロには、トラック競技が向いてるんだろうな・・・。 水泳は、出来てたからね。  だからって、カイなんて恐ろしいくらいの体力があるけどね。 １キロくらい軽く走ってるよ それも爆笑しながら・・・  この調子で、頑張って続けます。  話変わって、先日テレビで観たとかで、ヒロが作ってました。これわかります？卵の殻のない卵ですアップで 酢の中に浸けておくと、３日ほどで殻が解けるんですって。 毎日毎日、卵の観察をしていました。 そういうことは、夏休みの自由研究でやってね！って感じです。 薄皮だけ残った卵、中はどうなってるのかしら？ テレビで、中もどろりとなってるって、食べれるって！って言うけど、もう４日も経ってるの食べたらお腹壊すでしょ？？  どうしたもんでしょうか・・・    

  2010.09.15

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  母は鬼コーチ

  ２４時間テレビを見てね、ヒロが言ったのよ。 「私も、はるな愛みたいにマラソンしたい！」 ほんまか？ほんまか？？ほんまか？？？ 「ほんま！」 マジで？？ 女に二言はないで～！！ 私は、このブログを始めた頃から、市民マラソンに出るのが夢 なかなか夢が叶わなかったけど、子供も出るんなら、出れるやん！！ 市民マラソンは、１月末か２月の始め！ 今からボチボチ練習していけば出れるな！ ヒロ達の学校はマラソンがないので、家で練習しないといけない。 市民マラソンは、たった３キロの距離なんだけど、練習せずなんて絶対無理でしょう。 ましてや、一昨年肉離れを経験した私ですからね、怪我したら大変。 そして、「マラソンしたい！」なんて言ったヒロは運動音痴。 運動神経はいいはずなんだけど、太ってからは全くダメ。 短距離なら結構速いけど、マラソンとなると根性がね・・・。  だけど、「出たい！」なんて言ったから、出るぞー！！  早速９月１日から、夕方に軽いウォーキングとマラソンを１時間ほど始めました。 カイはね～、さすが毎日トランポリン飛んでるだけあり、体力もあるし、やる気もある。 ヨシは、外遊びが好きだから問題なし。  さてさて、大問題がヒロ。 土曜日、カイがヘルパーさんとお出掛けしたので、本格的にマラソンの練習をしてみた。 走れない！ マラソンの走るポーズが取れない。腕を腰の横で前後に振れない。足が一定のリズムで動かない。  カイにマラソンを教えるために、首に長めのタオルを掛けて、それを持って走る練習をしてるんです。 そうすると自然と走るスタイルが出来てくる。 カイはすぐに覚え、走るとき皆にタオルを持つよう指示するくらい(笑)  ヒロに「遅くてもいいから、足を止めない。歩かない！タオルも持って、１、２，１，２と声を出して、両手でタオルを持ってをしっかり振る！！」 始まって５分もしないうちにヒロ号泣！！ なんじゃそりゃー！ これは、大問題だわ！  今は太ってる私だけどね、元は熱い体育会系！ 小学校、中学校、高校と、校内マラソンでは表彰状をもらうほど、マラソンは得意 やっぱり止めとくなんて、絶対許さんからなー！ 運動嫌いな娘達、すぐ諦める性格も気になってたし、マラソンを走り終えた達成感って、すごく良い経験だもん。 このまま頑張って、市民マラソン完走するぞ！  クーラーですっかり浮腫んだ体が、練習を始めて元に戻ってきたし、子供たちも疲れて、早く眠るようになった。 夕飯前に走るので、疲れてしんどくて、ご飯が食べれないのがいいね～ 鬼コーチについてくるんだぞー ヒロ、筋力UPだ  昨日、虹を見ました。 マラソンを完走したあとは、きっとこんな清々しい気持ちになるだろう

  2010.09.06

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  雑巾が黒くて何故悪い！！

  学校へ持って行く雑巾、私はずっと手作りです。 古くなったバスタオルを切って、薄手の雑巾をたくさん作る。 今時１００円均一で雑巾売ってるけどね、私は料理は得意でないし、裁縫は好きだからさこれも母の愛でしょ！ってことで手作り。 可愛い柄の時は、可愛く見えるように作る。 で、今回は黒いバスタオルだったわけよ。 黒っていっても、ちょっと色あせていい感じこれだ どうせ使ってるうちに廊下拭いたりして汚れるんだから、黒いほうがいいじゃん！ って言ったら、娘達からブーイング。 しょうがないから、ショッキングピンクの糸で縫ったわよ。 なかなか可愛いじゃん！ ヨシは、汚れも目立たないし、結構気にいって持って行った。 問題は、ヒロ。 帰るなり、 「３０人皆白い雑巾だった・・・だから、雑巾出してない・・・黒い雑巾なんて持っていけへん・・・ 白い方がいいから、もう１回作って！作ってくれないなら、自分でする！」 と、キレてきたさ。 はぁ～？？？！！ 頭にくるとはこのことよ！ 「プリントのどこに、雑巾は白を持たせて下さいって書いてた！それは、みんな買ってきた雑巾だからやろ？じゃあ、何か？あんたは、お母さんが作った物より、買った方がいいってことか？それなら、夏休みのお弁当何で毎日作らせた？パンでもいいって皆は持ってきてたのに、お母さんの弁当がいいって言って、お母さんに休みをくれんかったよな？それでも、お母さんはヒロの為にと思ってお弁当作ったわ。雑巾だってそうや、お母さん一生懸命作ってんねん。 ヒロはいつも、 自分の都合のいい時だけ、皆と一緒がいいって言うよな？１学期の新聞の宿題は？皆と一緒じゃあかんって、お母さんに手伝わせたんちゃうの？それなら、もうヒロの為に雑巾は作らん。自分のお小遣いで買いに行け！作ってる人の気持ちがわからんような、思いやりのない人間には、もう何も作らん！」  私は、母が作ってくれた雑巾が、子供の時すごく嬉しかった。 周りをよく見てるヨシは、「ヨシの持って行った雑巾な、可愛いって皆取り合いするんやで」と、幼稚園のときから言っている。 白い雑巾よりも、少し柄や模様がある雑巾は、いい場所で使われてたりする。 ただの真っ白の雑巾よりも人気があるのに、ヒロはたった１度黒い雑巾だっただけで、私の作ったものは「恥ずかしい」と言わんばかりだの言い草だ。 これまでにピンクの雑巾は何回あったよ？ これが黒じゃなくて、ピンクなら、得意げに出すんだろう？ そういう態度がムカツク！！ 我が子なら、尚更ムカツク！！  これを機会に、ヒロには少し愛情を見せない形にしようかね～。 どうも、思いやりがないから、やってもらって当たり前、感謝の気持ちなんてのは、これっぽちもないらしい。 自分は、思いっきり個性の塊なのに、たかだか雑巾が黒いくらいでブチブチと・・・  だいたい、人間が小さすぎる。 いつまでたっても、自分より小さい子に譲るとか、優しくする気持ちがなかなか育たない。 １年生の子に、偉そうに怒ったりするんだよね。 自分は、マイルールに拘るくせに、人にはルールが違うだと？  母が偉い剣幕で怒ったので、ヒロは部屋に逃げ込んだ・・・。 黒い雑巾を明日出すらしい・・・ 当たり前だ。 「先生が、白って言ったら持って帰って来い！そしたら、お母さんから先生に直接聞く！」 こうでも言わないと、嘘を付きかねない・・・。 はぁ・・・ どういう大人になるんだ・・・ 思いやりって、どうやって育つんだー！！

  2010.09.01

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• 噛みあわない会話・・・遺伝だよ

  我が家には、発達障害の２パターンがいます。 この２人がね、最近揉めるんです。 カイが、ヒロと遊びたくて絡んでいくんだけど、大きなヒロに飛びついたり、腕を掴んだりするもんだだから、ヒロが大パニックになるんです。 それも、すぐに 「ギャー！やめてよー！！」と泣き叫ぶんです。 ひどいときは、物を蹴ったり投げようとしたり・・・。 遊んで欲しい思ってるカイと、遊んでやろうかと言う選択はないんです。 しかし、ギャー！と追い掛けたりするもんだから、カイは遊んでもらってると思い、ヒロのパニックはひどくなります。  ヒロの言動は、父親にそっくりです。 わけのわからん主張をするときの目の動きなんて同じです。視線がね、定まらないんです。  学童保育に迎えに行く時間は、毎日ほぼ同じです。 迎えの時間を連絡帳に書いて持たせるんですが、ヒロはいつも先に行くので、迎えの時間を毎朝言っていません。 でも、毎日迎えに行く時間はほぼ同じなんです。 以前、「４時半に迎えに行く」と伝えたんだけど、仕事で１５分遅れました。もちろん、遅れると電話をしました。 ヒロは、私の顔を見るなり、「４時半に迎えに来ると言って、来ないのはおかしい」と怒っていました。先生は、遅れると伝えてなかったようです。 「お客様がいれば、遅くなる」と話しましたが伝わりません。 それから迎えは「４時半～５時まで行きます」とざっくり伝えることにしました。  毎朝、連絡帳に書いておくと、先生が黒板に名前と時間を書いてくれます。 そこに、ヨシとカイの名前しか書いてないことが３日ほど続きました。 すると、「ヒロの名前が書いてないのに、私は何で帰らないといけないの！」と怒るようになりました。 何度も書きますが、夏休みが始まってから、ほぼ同じ時間に迎えに行くんです。そして、必ず３人連れて帰るんです。 どうして、自分の名前がないからと、一人だけ帰らないと考える？ 「毎日３人で帰ってるんやから、書いてなくても帰るにきまってるやろ！」 と、私もなるわけです。 しかし、ヒロの主張は、「黒板に書いてないのに、それはおかしい」 それしか言わずパニックになっていくんです。 これまでの発達検査（WISK）でも 「ちょっと考えたらわかることが、ヒロちゃんにはわかりません」 と言われ続けてきました。  理解してても、わけわからん主張をされると イラッとします 「じゃあ、ヨシとカイを連れて帰って、あんたが一人残って、どうやって帰るわけ？また迎えに来いって言うの？」 そんな問いは理解できません・・・てか、本人とっては、全く関係のない話しに聞こえるようです。 とにかく、「黒板に書いてないのに、迎えに来るのはおかしい」 それだけです。 その裏には、「もっと学童にいたい、もっと遊びたい」って思いがあるんだけどね。  「３日も同じことがあって、連れて帰られてしまうなら、黒板にヒロの名前がなかっても一緒に帰るってことが、覚えられへんか！！」 学習能力ないんですかね？  次の日、連絡帳にこのことを書きました。 先生は、すぐヒロの耳元で伝えてくれたそうです。 その日迎えに行くと、ご機嫌で出てきました。 黒板には、「３人」とだけ書いてました。 あとでヨシに確認すると、毎日「３人」と書いてるそうです。 たまにカイの名前しか書いてないことがあるけど、それを見たヨシは、「多分、私も帰るんだろうな～」と思うそうです。 そうだ、それが自然だ！  ヒロのこういう思考って、父親にそっくりです。 まだ子供がいなかった頃、仕事が終わる時間を予測して迎えに来てほしいと連絡します。接客業なのでアクシデントで少し遅れることもあるわけです。 それは、外からも見えるわけですが、予測した時間に私が店から出てこないと、私の携帯電話が何度も鳴り続けるんです。 私は、早退するわけではないです。店が閉店してから帰るんです。シャッターが降りてなかったら、終わってないんです。 それを何度説明しても、「この時間に迎えに来いと言ったのに、出てこないお前が悪い！」 と怒鳴るんです。 毎回それならわかるけど、たまたまでも関係ないんです。 「それなら、ちゃんと終わる時間を言え！」 それから、私は閉店してから連絡し、寒空の下２５分待つようになりました。 しかし、反対のときは、自分は平気で私を３０分待たすんですよ。 「待ち合わせは、少し早めにするのが普通」だそうで、私は毎回３０分近く、仕事が終わるのを待たされたもんです。 どうやら、この思考は遺伝するんです。 今日は、音楽番組で嵐が出ていました。 録画しようとすると、ヒロが毎週録画してる「映画の情報番組」と重なっていました。 嵐は、今日だけ、嵐はヨシが大好きです。 「それ見るんやったら、今日は、嵐を録画さしてよ。」と言うと、 大パニックになりました。 毎週録画してるからって、ドラマじゃあるまいし、続きでもなんでもありません。今日は、シルベスタ・スタローンが監督した作品の特集らしい・・・ あんたは、そんなにスタローンが好きか？！えぇ？！！  イライラする 想像力も思いやりもない。 ヒロがカイに怒鳴る姿は、父親がカイを怒鳴る姿にそっくりです。 上手に喋れないカイのほうが、よほど空気を読みます。 カイの自閉症は、私の遺伝子か？？ パソコンの使い方を見てれば、カイは人のやることを見て覚え、自分で操作して使いこなしていくけど、ヒロは、言われたことしかできず、少しでもわからないとパニックになり呼びに来ます。 カイは私に似ており、ヒロは父親に似てます。

  2010.08.22

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• 勝手に告知しないでね！

  あー！びっくりした！ 心配してたことが起こりましたがな！ 先日のクラス懇談で、担任が「発達障害」という言葉を乱発したんです。なんだか嫌な予感してたんです。 ある日、学童に娘達を迎えに行った帰り歩いてると、今年から支援級に入った同じクラスの男の子の母に遭遇しました。 「こんにちは～」 「あー！ハルママさん！！ 聞きたいことがあったんやけど・・・」 「何？」 「ヒロちゃんって、発達障害なん？」  ぶっ飛ばそうかと思った。  横にヒロがいてたので、思わずシーーーーッ！と言って、ヒロを先に行かせた。 「ヒロは、グレーでまだ診断が付いてないし、診断付けるときには本人に告知をしないといけないから、そういうのは聞かせられないねん！」 「懇談で、他のお母さんから話してたって聞いて、聞いてたらうちの息子と同じやと思って・・・うちはADHDやってわかって。最近は、勉強もついていけなくて、１年生のレベルになってるし・・・それで、ヒロちゃんは手帳も持ってるの？」 ここまで一気に喋ってきた。  あぁ～！ 人の振り見て我が振り直せって言うけど、私も、こんな感じやったんかなぁ・・・ 診断がついたときって、必死すぎて周りが見えないって言うかさ・・・ 地雷いっぱい踏んでるし・・・ 「ごめん、ヒロは勉強が出来る方で、手帳は取れないねん。うちのあっち（息子）は重度やけどね。軽度やとたいした支援もないから、親が必要と思わなかったらいいんちゃう？ヘルパーとかいるんやったら、取った方がいいけど。」 「んー、そんなんより、やっぱり手帳取ったらなんて言うか、認めなあかんやん！だからねぇ・・・」 だから地雷踏んでるって・・・ ほら、目の前に認めたのいてるんですよ。 今は重度でもね、そのときは死にたくなるくらいのショックがあったんやから・・・ って、今はこの母が私を思いやる気持ちはないのよね。 あなたの話しに付き合ってる間に、息子車に轢かれそうですけど・・・。  次の日、支援級の先生にぼやくと、 「あのお母さん、思ったことすぐ口から出るんねん！ちょっと考えてから喋ったらいいのにな～って私らも思うんよ。子供のことも必死なのはわかるけど、医者が言ってるからとすごい剣幕で言ってきたりな、私らも困ってるんよ。」 やはりそうでしたか・・・ 「でも、ここで突き放してもあかんし、仲良くしていきます～」（←私）  そして、支援級の懇談の日、隣に座り話し掛けてみた。 出るわ出るわ、愚痴が・・・それは良いとしても、支援級の先生の愚痴を、そんな大きな声で、名指しでここで言ったらいかんでしょ！ ははははははは・・・・・ 私も、こんな感じやったんかな～。 これまでの先生方、ほんまにすみません。  ここ読んでる小さい子のお母さん達、今は不安一杯で、置かれた環境に不満もあるでしょうが、意外になんとかなるもんですよ。 環境も大事ですが、親が何を子供に伝えていくのかが大事なのかもね。生きる術を伝えて行くことが一番大事かな～。 傷付かない環境よりも、 自分で自分を守る方法ね。 この男子のエピソードに 「休みの日にね、子供同士待ち合わせしてたんだけど、相手の子が来なくて、２時間も待ちぼうけくらって、たまたま通りがかった先生から電話が来て、迎えに行ったの！ひどいでしょ？」 って、言うわけよ。 おいおい、それは、親が２時間も待たないでいいことを教えないと。 待たされたら、次は電話番号を交換するように教えるとか、 ヒロが友達と約束出来るようになるまでのたくさん失敗や、それをフォローした話をすると、 「あ～、そうか！ついカーっとなって待ってる子供にも怒ってしまうし、でけへん約束した子も悪いって思ってしまって・・・」 「たくさんのパターンを教えていかないとね！」 「そうか、パターンね！」 なかなか強烈なキャラの母ですが、 発達障害ということはわからず、虐めから不登校になった息子を必死で守ってるのは立派です。 仲良く致しましょう。

  2010.07.05

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• 保護者へのカミングアウト

  参観の前日、担任に電話しました。 「先生、明日の懇談会で、ヒロのことを話したいのですが、先生の方から話を振ってもらえますか？」 先生は、快諾しました。 先生の電話の声を聞くと、先生、私のこと苦手？なんて思ったりしたけど・・・誤解されてるかしら？ それは置いといて、参観のあと、クラス懇談会がありました。 懇談会といっても、毎回１０人も残らないですね。今回は、４年生になってから２回目の懇談会なので、７人でした。（H母はいませんでした） でもね、その７人の中に、ヒロ泣かしていた女の子のお母さんがいたんですよ。 まさか、わが子がヒロを追い詰め、泣かしてるとは思ってないようで、熱心に私の話を聞いてくれていました。 懇談に残るということは、子供のことに熱心なお母さんでしょうから、そういう意味でも、今回話せたことはよかったです。 私から、話した内容は、 ＊支援級に在籍してること ＊言語発達に遅れがあること ＊聴く力弱く、長い文章になると理解できていないこと ＊それが原因で友達とトラブルになること ＊子供に理解を求めるのは難しいので、トラブルになったら大人の仲介が必要であること ＊もし、家でヒロの話題になったら、「先生に相談して、解決策を考えてもらおう」にアドバイスしてほしい ＊いつかは皆と同じように社会に出ていくための勉強を、今しっかり育みたいので、協力をお願いしたいということ  と、こんな感じです。 懇談に残るお母さんたちは、ヒロと仲の良い子供のお母さんが多いので、ヒロが支援級に在籍ことは知っていたようです。 先生から、月曜日に子供に向けての話があったことも聞き、 「支援級にいることは子供から聞いていましたが、子供が「普通やよ」と言うので、そうなのかくらいにしか思ってませんでした。知らぬ間に傷つけてたかもしれませんよね。 子供が先生から話を聞いた直後なら、良い機会ですし一度家で子供と話してみます」 と言ってくれたお母さんもいました。 ただ、支援級の先生とは、『【障害】という言葉が独り歩きしそうなので、使わないでください』と話し合ったのに、担任の先生は、「発達障害」を乱発してくれました。 未診断だし、障害者手帳がとれるわけでもないし、「普通」として生きていかないといけないのに・・・と思うと、「発達障害」という大きな枠で囚われてしまうことに、戸惑いを感じた私です。  でも、終わってみると、すごく肩の荷が降りていました。 帰り道、昨年同じクラスだった子のお母さんに会いました。このお母さん、「教師」です。 カイも一緒だったので、懇談でのヒロの話もしました。 やっぱり支援級あることは、子供から聞いてたそうです。 「えっ？検診なんかで引っかからなかったのに、ヒロちゃんのこと気付いたの？お母さん偉いわー！！」  「だってー！成長過程がカイと同じだったんだもん(笑)カイが自閉症なら、ヒロもなんかあるって(笑)」  こんな話ができるお母さんがいてよかった。 このお母さんの子供は、昨年までクラスのリーダーでした。 クラスがすごくまとまってたんですよね。 このお母さんにしてこの子ありって、やっぱり思ってしまいます。   

  2010.06.18

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• クラスメートへ理解を求める

  月曜日の午後、支援級の先生からクラスの子供たちへヒロが「なぜ支援級にいるのか？」の話をしてもらいました。  「障害」という言葉は使いますか？ 事前に先生から、どういう話をしたらいいと思うかと打診されました。 ３年生になってから車椅子の体験をしたり、「障害者」についての教育も始まってたので、「障害」という言葉が独り歩きしてしまいそうで、 「まだヒロが受容してないのだから、「障害」という言葉は使わないでください」 とお願いしました。 その時間、ヒロは支援級で待っていて、担任の先生と支援級の先生とクラスの子供たちで、ヒロの話をしたそうです。 もちろん、ヒロも自分の話をすることには承諾しています。１年生のときから、これまでもありました。 それで、子供たちの風当たりが優しくなったことを実感しています。 ４年生になり、もう説明しなくても大丈夫だろう・・・と、大人が思いこんでいたんですね。 先生が、「４年生になって、初めてヒロちゃんと同じクラスになった人？」と聞いたところ、半分近くが手を挙げたそうです。 たった２クラスしかないのに、半数ですよ。 １年生の時に同じクラスになっただけで、４年生で２回目の子供も合わせると、半分がヒロのことを解ってなかったのだと、先生たちも改めてビックリしたそうです。  ２年生、３年生で同じクラスになってる子は、あの大好きな先生の元、ヒロを理解してくれていたので、「やはり、すごくよく理解している」と話していました。 やっぱり前担任の力量ってすごいんですよね。 どういう風に話をしてくれてたのかなぁ・・・ 今となっては、先生も退職されわからないですね。 やっぱりあの先生がいなくなったことが、すごく残念です。  この話の前に、ヒロが掃除のことでぼやいていました。 「一緒に掃除する子（ペア）が、ちゃんと掃除してくれない」 毎日、ブツブツと言っていました。 詳しく話を聞くと、毎日自分の方が多く掃除してると・・・ 人間が小さいなぁ・・・と思う、母ですよ。 どうしても、ヒロのような思考の人は、被害者意識が働くんだよね～。 しかし、先生からヒロの話が子供たちにされた次の日、ある女の子が掃除してるヒロのこう言ったそうです。 「ヒロちゃん、毎日掃除すごく頑張ってるね！」 ヒロは、上機嫌で帰ってきました。 それを聞いた私は、 「誰かが掃除をしてないとか、私ばっかり掃除をしてるとか主張しなくてもね、ちゃんと見てくれる人がいるんだよ。だから、ヒロは毎日一生懸命したらいいんよ。」  母親の私も救われた言葉でした。 残すは、私がカミングアウトするだけです。

  2010.06.14

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• 残念でした・・・

  長い間放置していてすみません。たくさんの念が届きましたが、未だ（書いてるのは２０日です）発表は出来ていません。 この日、ドキドキしながらカイを迎えに行くと、ヒロと同じクラスの、この日発表をした支援級の男の子がいました。 ヒロからの話を聞けなかった私は、思わず聞いてしまいました。 「Ｋ君、今日音楽の発表やったよね？終わった？」 「うん、終わったよ～。」 「で、次は、誰を指名したの？」 「えっと～、ヒロを指名しようかな～～～～～～～～～って思ったんやけど～・・・  思ったんやけど？？？ やっぱり止めて～～～～～～～〇〇さんにした！」  ガクッ！！ なんだそれーーーーーーー！！ 吉本新喜劇みたいにずっこけそうになった・・・(笑)  大人げない私は、ガックリして支援級を後にしました・・・(笑) ヒロは、帰ってから、「目が合ったから、当たるかな？って思ったけど、あかんかったわ（苦笑い）」 サバサバと話していました。  いつかは当たるんですけどね、しばらくは期待できそうにないと、ヒロが言ってました。 モチベーションが少し下がってしまったけど、それでも毎日頑張って練習して、週１回はピヨちゃんの家でピアノで練習させてもらってます。 「ヒロ、発表までは絶対に皆の前でマンマミーアを弾いたらダメやで。皆を驚かすんやからな！ヒロの演奏を聞いたＨちゃんが、『やっぱりあの時二人で一緒にするって言えば良かった」って思わせるくらいの演奏をしよう！意地悪言ってきた（ピアノのことで泣かされてた）女の子に、びっくりさせるような演奏をしよう！」 そう声を掛けると、  「うんっ！！」 力強く答え、モチベーションが上がっていきます。 ピアノでは、次の課題曲（ヒロ選曲）に入りましたが、「For Good～ミュージカル・WICKED~](こんな感じで弾きたいらしい） 先生には発表が終わるまで、引き続きマンマミーアも見てもらってます。 ピヨちゃんのアドバイスもしっかり聞いて練習してるので、日々良くなってきています。 １学期中に発表できるかな？？？ 早く当てられるといいな～。

  2010.06.10

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• GO　サインが出ました

  ピアノの先生から、「もう発表しても大丈夫！」と、ＧＯサインが出ました。 明日の木曜日に手を挙げて、指名してもらえたら、月曜日に発表できます。 指名する男子は、同じ支援級の仲良しの男子、 「仲良しやねんから、当ててって言ったらいいやん！」 と言ったら、 「そういうことは、したらいけないねん。そういうのは、ズルしてることと同じやろ？」 ねっ？これが、ヒロの良いとこなんですよ。 ４年生にもなれば、女の子なら、仲良しの間でこんな口約束くらいしそうでしょ？ でも、「ずるはしない」のが、ヒロの良いとこなんだ。 指名してもらえたらいいな～。 皆さん、木曜日の１１時４５分頃「指名してあげて～！」って大阪に、念を送ってください！！ 家では、キーボードでしか練習できないし、学校の本番ではグランドピアノなので、今日、ピヨちゃんの家で練習させてもらいます。  さっき、学校に行ったとき、支援級の先生と、懇談のときと、子供に向けて話ししてもらえないだろうかと、お願いしてきました。 まずは、支援級の先生から・・・順番も大事です。 

  2010.06.09

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• 休みです

  今日は、お休みです。 昨夜、洗面所の立ってると、地震？と思うくらいトイレのドアが揺れました。びっくりしてドアを開けたら、上の階からの水漏れの音でした。 老朽化によるお風呂場からの水漏れらしいです。 天井で水漏れが止まってくれたのでホッとしました。 水曜日に修理工事が入るそうです（上の階のみ） 古い建物なので、あちこちで修理が起きてると工事業者の方が言ってました。 今日工事になって、休みが潰れてしまうのかと覚悟してましたが、説明だけで終わり、これから親友キノピーとランチに行ってきます。 コメントたくさんありがとうです。 色んな意見、参考にしたいと思ってます。 保護者へ告知すること、先生と話すのも大事だけど、ヒロと向き合って話さないといけないですね。懇談でどういう話をするか、ヒロは何が困っているのか、もう一度きちんと話しあいたいと思います。 どうして今まで言えなかったの？って聞かれると、就学前にまず始めに話したのが「Ｈ母」で、「Ｈ母」のヒロへの理解がずごくずれてたんです。 「ヒロちゃんは特別なんだから、あなた（娘）が言うことを聞いてあげなさい」 それを見て、こういう解釈になるなら「言わない方がいいのかも知れない・・・」  親と先生達でフォロー出来たら、わざわざ親に言わなくても・・・と思ったんですが 考えを改めます。 結局のとこ、理解が得られるか、得られないかはわからないけど、今何もしないよりは、少しでも改善されるなら、動くしかないということですね。 もちろん、ヒロも自分で頑張らないといけないし。 今朝、カイを学校へ送っていったとき、全体朝礼から教室に戻るヒロを陰から見でいました。 ヒロの近くにＨちゃんがいました。一緒に帰るのかと見てたら、 Ｈちゃんは、すっと前に二人組の横に行きました。 自分の隣にヒロがいたことは分かってたけど、話しこんでる二人の横にすっと動いた、そんな感じでした。 Ｈちゃんの表情から、ヒロより前にいる二人を選んだ、 ヒロの表情から、自分は置いてけぼりになった。 そんな感じが読みとれました。 ヒロは、その場におれなくなったようで、走って教室へ戻って行きました。 気になるのは、ヒロの目線の動きと、Ｈちゃんの目線の動かし方が同じだと言うこと。 私は、前からＨちゃんもヒロと「同じ枠の人」だと思ってます。 Ｈちゃんも空気が読めず、クラスの中に居場所がないのではないか？ だから、一人で動くヒロが気になり、一緒にいるときもあるけど、長い物に巻かれそうなときは、そっちへいく。 趣味も好きなことも似てる二人なのに、もっと二人の間に強い絆が生まれたら、怖いことなんてないのに・・・って思ってしまいます。 でも、親である私とＨ母とでは、子育ての価値観が全く違うので、それは難しいでしょうね。 幼稚園の時、座布団を買うのに、言った言葉が対照的でした。 私は、「ヒロが欲しい物にしなさい。皆と一緒にする必要はないから、気に入ったのにしなさい」 Ｈ母は、「皆はどれ？これが流行ってて皆が持ってるなら、Ｈもそれにしときなさい。」 二人は、結局同じ皆が持ってる座布団を買いました。 たくさんの中から気に入ったものを買ったヒロと、母親の言うとおりに買ったＨちゃん、 この先どうなるのでしょうか・・・

  2010.06.07

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• カミングアウトの時・・・

  今回の騒動が起こって、４年生という年齢が難しいということから、いよいよカミングアウトの時が近づいてきたのかと思いました。 ヒロが初めて発達検査を受けたのが６歳の時、幼稚園の年長になってすぐのときでした。そのときの心理士さんは、 「今はグレーゾーンですが、発達障害であれば、１０歳くらいが一番顕著に特徴が現れます。」 と言いました。 「そうでない子供は、年齢と共に薄れていきますよ」 ヒロは、見事に濃くなっています。 ブログを読んで、薄れているように感じてる方がいるなら、それは発達障害があると踏まえて、周りがサポートしているからですね。 生きる術は、それなりに身に付いてきており、とても成長していると私も感じています。 ヒロが入学した当時、市教委から強く勧められ支援学級に籍を置くことにしたけど、私はまだヒロの障害を認めることはできませんでした。 カイが入学したときは、 保護者の前でかっこよく挨拶もしたけど、ヒロのことは懇談会で話すことすらできませんでした。 ヒロを、偏見の目で見てほしくない・・・ そう強く思っていたからです。 その気持ちを支援級の先生達も汲んでくれ、これまで先生達から子供たちへの話はしてくれましたが、保護者に説明することはありませんでした。 それでも、子供たちが家に帰ってヒロのことを話せば耳に入り、仲の良い母達から聞かれることはありました。 そのときは、正直に話していたのです。  だから、半数以上のお母さん達は、ヒロが支援級に在籍していることを知りません。 でも、今回のことや１０歳という思春期に入る年齢になり、 皆と言語理解に開きがあることも痛感しました。 支援級に在籍していること、言語理解が弱いから友達とトラブルになること、きちんと保護者にカミングアウトした方がいいですね。 Ｅちゃんが言っていたように、ヒロを理解してもらえたら、トラブルは減るはずです。 子供達が家に帰って、もしヒロの話をしたときに、「早く喋ったら分かりにくいんだって、もう少しゆっくり短く話してあげたら？」 お母さんからそう言ってもらえたら、それだけでもかなり違うはず。 ヒロは、勉強もできるし、普通と言われたら普通です。 いずれは、「普通の人達」の中で、「普通の人」のように働いて生きていかなければなりません。  そのための準備を今してるんだから、今、しっかりコミュニケーションの取り方を学ばなければいけない。 大人が介入できるときに、できることがたくさんあるはず。 再来週、参観があるんです。そのあと、クラス懇談があります。 残るお母さん達は少ないけど、そこからまた話は広がると思うし、一度担任に先生とお話ししてみたいと思います。  心理士さんが言っていた「１０歳」 私にとっては、区切りの年になりそうです。 ヒロが１０歳を超えて、はっきりしてきたら、診断をつけようとずっと考えていました。 ヒロが信頼する心理士さんも、「その時は、本人が受容するときです」とも言っていました。 少しずつ心の準備が必要ですね。 少しでも、ヒロが暮らしやすく生きていけるように・・・。  

  2010.06.06

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• 羞恥心がない・・・

  発表を一人ですることに決めたヒロは、俄然やる気になりました。 といっても、ピアノを習い始めてまだ２ヶ月です。 本格的に左手を習い始めたのは、まだ３回ほど・・・ しかし、ヒロは少し皆と違うそうです。 運動会で立ち話した母の娘とヒロは、同じピアノ教室に通っています。二人が同級生と分かってる先生は、ヒロの話をしていたそうです。 「ヒロちゃんはね、皆とちょっと違うの。弾き方がね、なんて言うのか、感性で弾く人ね！すごいよ～(笑)」 たくさんの生徒さんを見てる先生が言うんだから、なんか違うんでしょうね。 ヒロは、腕や指先の力が弱く、未だに泥団子が作れず、おにぎりが丸くすら握れなくて泣くんです。 それで、指先のリハビリにでもなればいいな～なんて思いもあったピアノなんですが、びっくりするほどに指が鍵盤を押さえていくんです。 週１回３０分のレッスンが終わると、確実に伸びていくんですよ。暗記するのはお手の物ですから、楽譜はすぐに覚えてしまいます。 曲を短くアレンジしてもらったので、両手の楽譜はすっかり頭に入り、両手で弾いていくんです。 これが、才能ですか？？  しかし、先週一人ですると決めた時は、まだ全然左手が弾けませんでした。なのに「もう手を挙げるわ！」と、やりたい感情を抑えられなくなり、パニックになりました。 「ここまで頑張ってきたのに、こんなんで弾いて恥ずかしくないのかー！同じ弾くなら、Ｈちゃんに『一緒に弾けばよかった』と思わせえるくらい上手くなって から手を挙げろ！ヒロを泣かした子に、すごいって思われるようになれー！」 と、ケチョンケチョンに叱りました。  それから、４日経ち、毎日頑張って練習していますと言っても、毎日１５分ほど・・・ まだサラ～とは弾けないけど、メキメキと弾けるようになっています。 再来週なら、バッチリ発表できそうです！ 「来週手を挙げていいよ。そして、最後頑張って練習しよう！」 家にはキーボードしかないので、来週はピヨちゃん家でピアノを使わせてもらって、ピヨちゃんが指導も付けてくれます。 楽しみです。

  2010.06.05

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• スパイ投入・・・

  えー？！まだ続くのって？えぇ、まだ続くんですよ～ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊Ｈ母とトラブルになった日、私はＨ母の本音が知りたくなりました。 Ｈ母は、すごく後ろ向きな性格なので、今回のことを誰かに喋るであろうことは予測できました。 人間って生き物は、どこかで憂さ晴らししたいもんです。 その日は、Ｈちゃんの習い事の日でした。そこには、仲良しのピヨ娘が行っています。学校は違うけど、同じ幼稚園で今でも交流があります。最近のＨ母の動向を見てると、ピヨちゃんをすごく信頼してるようなので、絶対何か話すはずだ！と、 「今日、Ｈ母と揉めました。私のことを何か言ってたら、教えてください。」と、メールしました。「ラジャ！またメールします。」と返事。 が、怒りに震えてた私は、「ピヨちゃん、夕飯食べに来て～、そして私の話をきいてくれ～」とメールしました。 結局その日は、ピヨちゃんはＨ母お話す機会がなく、我が家に来ました。 そして、その日の出来事から発表のことまで一気に喋りました。 ピヨちゃん、「えー？！何それ？！信じられへん！！」を連発していました。 「もし、今度会ったときその話してきたら、私もハルママと同じこと言うわ！」と、憤慨して帰って行きました。 そして、運動会から数日後、ピヨちゃんからメールが届きました。 Ｈ母と会ったそうです。Ｈ母は、ピヨちゃんに私から聞いたまんまの話をしました。ピヨちゃんは、それはそれは丁寧に、Ｈ母の考え方が何故おかしいのかを指摘したそうです。それで、ハッとしたＨ母は「同じことハルママさんも言ってた・・・」となったそうなのですが、 とにかく後ろ向きな性格なので、｢私の子育ては間違ってるね・・・」と、自分を責め始めてしまったそうです。 だいたい、いつもこうなるんですよ。で、最後には、自分を責めるだけで、子育ては何も変わらない・・・が、この６年付き合って分かったことです。 もうそこはいいけど、発表はどうなった？ 話が出ないことにいらついたピヨちゃんは、自分から話を振ったそうです。 そこも、ピヨちゃんは「それはおかしい！」と、指摘してくれたんです。 ピヨちゃんが、「ヒロちゃん、Ｈちゃんに裏切られたって傷付かないといいね！」と皮肉っぽく言ったら、「うん、そう思われても仕方ない。でも、もう仲良く話してるみたい。」って答えたそうです。 なんだかな～ですよ。 ヒロが、「Ｈちゃんに一人ですることにしたから」と告げた日、夜の７時に、Ｈちゃんからヒロに電話が掛ってきました。 夕方ならともかく、そんな時間に掛ってくるなんてものすごく珍しいことです。  Ｈ母は、「Ｈは、学校では二人の女の子といつも一緒にいるの！」 と言ってる割には、何か分からないことがあると、すぐヒロのところに電話が掛ってきます。 「いいように使われてるのはヒロじゃないの？」って気がしてきました。 発表の話を、Ｈちゃんは絶対お母さんにしてるはずなので、電話を代わると言われるのかと思いましたが、そんなこともなく電話は切れました。その後も、そのことに関してメールすらもありません。 曲を変えてくれと言ってきたのに、相手の思うような結果になったはずなのに、ヒロに「ごめんね」とまで言わせて、気遣いまでさせたのに、何故、何も言ってこない？それで、また私は腹が立ってきました。 そう思ってた矢先のピヨちゃんからのメールでした。 いじめに関することはヨシとしても、 発表のことは、やはり納得がいきません。ピヨちゃんに、またぼやきの返事をすると、 「えー？！信じられへん！Ｈ母、ヒロちゃんはＨが傷付かないような言い方してくれたって言ってたで！それやのに、ハルママんとこに親から何もないの？」と返事が！！  もう友達止めてもいいよね？今時、メールってのがあるんだからさ、何か合ってもいいでしょ？まさか、私からも「今回は、ごめんね」なんて言ってくると思ってる？ 言わないよ～！！言うわけないじゃん！！

  2010.06.03

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• 傷付かない為の優先順位

  運動会が終わり、翌日は休みでした。私は、朝から音楽の発表について考えていました。考えれば考えるほど、私はＨ母に怒りを感じました。我が子が可愛い余りに、友達の気持ちなんて考えないものか？何か、根本的に間違っていないか？私は、もう一度ヒロに聞きました。「ヒロが、マンマミーアをすることを知って、Ｈちゃんかいいな～って言ったんだよね？」「そう」 「一緒にしようって言ったのはＨちゃん？」「違う、ヒロが誘ってん。」あっ！そうだったのか…私は、重大な勘違いをしていた。ヒロから、Ｈちゃんを誘ってたのか…。それなら、ヒロが納得いく結論を出さないといけない。ヒロが、一番傷付かない選択へ導いてやらないといけない。 私は、鉛筆を持ち紙に書きながら、穏やかにヒロに話しかけました。 「ヒロ、発表をするときには、二つの決め方があるの。一つは、ヒロみたいに曲から決める方法。もう一つは、どの友達と一緒にするかを先に決める方法。ヒロはどっちだった？」 「曲」 「そうね、ヒロは曲を決めてから、Ｈちゃんを誘った。先に友達を決める人は、曲を決めるときには友達と決めるんだよ。ここが、大きく違うの。どっちが正解とか、間違ってるとかなくて、どちらも正しいの。決める人にとって、曲大事なのか、友達とすることが大事なのか、それぞれ違うのは、最初が違うからなのよ。ヒロは、曲を決めてから、Ｈちゃんを誘ったんだよね？」 「そう。」 「ということは、ヒロにとっては、曲が一番大事なんでしょ？マンマミーアがしたいんだよね？」 「そう。」 「こないだ話した３人でやることでね、Ｈちゃんのお母さんは、Ａちゃんが出来るように曲を変えてほしいって言ってきたの。でも、お母さんはヒロがずっと頑張ってきたの知ってるから、それはできないと思うって答えた。Ｈちゃんは、Ａちゃんが怖いから断れなくて、３人で出来ないなら、ヒロと二人でもしないって言うの。だから、曲を変えてほしいって・・・ ヒロは、マンマミーアを止めてでも、Ｈちゃんと一緒にやりたい？」 「えっ？！それは嫌やけど・・・」 「ヒロが、本当に一番したかった発表ってどんなの？」 「マンマミーアを、Ｈちゃんと二人で連弾したかった・・・」 ヒロは、初めてきちんと理解したようで涙目になった。 「そっか・・・でもね、それは絶対にできないってＨちゃんのお母さんが言うの。」 ヒロは、俯いてしまった。 「お母さんね、Ｈちゃんのお母さんから電話がきてから、すごく怒ってる。Ｈちゃんにね、すごく怒ってるねん。どうしてヒロの発表やのに、マンマミーアをずっと練習してたの知ってるのに、Ａちゃんを断れないんか、お母さんにはわからん。もし、ヒロがＨちゃんの立場なら勝手いいよって言う？」 「言わへん・・・」 「そうやんな！それに、その話を聞いて、ヒロに曲を変えてほしいって電話してきたＨちゃんのお母さんにも、ものすごく怒ってる。ヒロはな、もうＨちゃんとは二人で連弾でけへんねん。絶対でけへんねん。３人で違う曲をするか、ピアノでしたいなら、一人でマンマミーアをするかしかないねん。さっき決める方法の話したよね？ヒロにとって、一番大事なことを選んだらいいとお母さんは思ってる。」 「ん・・・でも・・・」 「お母さんな、ものすごく悔しいわ！４月から、ずっとピアノ頑張ってきたやん。Ｈちゃんのお母さんかて、それ知ってたのに曲変えてなんて、お母さんな、めちゃくちゃ悔しいんよ。だから、ヒロにマンマミーア諦めんと一人で弾いたら？って思う。」 「でも、一人で出来るかな・・・」 「ヒロ、連弾の時は、右手だけするんやったん？左手は、Ｈちゃんやった？もう左手も習い始めてるんやろ？やっぱり一人では難しい？」 「うん…ちょっと難しい・・・」 「それやったら、ピアノの先生に曲を短くしてもらおうか？一人でも弾けるように、出来る限り短くしてって、お母さんから先生に頼んでみるわ。」 この提案に、ヒロの顔がパッと明るくなりました。 ヒロは、マンマミーアをすると決めたものの、まだ習い始めて２ヶ月です。やっぱり一人でするには不安だったんですね。 「明日、学校行ったら、Ｈちゃんにこう言うんやで。『一緒に練習する時間がないから、一人ですることにするわ。一緒にできなくて、ごめんね。』ヒロから誘ったんやからな、ごめんねって言わなあかんで。Ａちゃんにはな、ヒロから話しせんでいいわ。Ｈちゃんがヒロの発表に出ないんやったら、関係ないし、ヒロはそんなん聞いてもないから、どう話していいのかわからんやろ？それは、支援級の先生に話してもらうよう、お母さんが頼んでみるわ。それでいいか？一人で頑張れるか？」 「うん、大丈夫。」 私は、すぐピアノの先生に連絡して、曲を短くしてほしいとお願いしました。 この日の夕方は、ピアノのレッスンで、先生は曲を１分１７秒まで短くアレンジしてくれました。 帰ってきたヒロは、「これなら、一人で出来る」と、見通しが立ったらしく、満面の笑みで帰宅しました。 Ａちゃんに３人で出来るかを確認してから、一人ですることになるよりも、自分から一人でする選択を決めた方が、ヒロの心の傷は小さいかなって思ったんですよ。 そして、Ｈちゃんもヒロから断られた方が、ほっとするでしょう？ 母という立場では、本心は納得いかない結論なんですが、ヒロの経験の引き出しに入れるには、これが最善の方法なのかも知れないと思いました。 そして、まだ続く・・・  

  2010.06.02

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• 理解があるかないか…

  運動会の日、場所取りのシートを敷いていると、視界にＨ母が入りました。Ｈ母は、私に気付くと、わざわざ私の後ろの場所にシートを移動してきました。私はあまり話したくないんですけどね。私には、父母がいるし、あちらにはご主人も同席だし、話す機会もないだろう…と思ってると、「じゃ、また後でね…ちょっと話しもあるし…」と言って去っていきました。 そして、運動会が始まりました。私は母と見ながらも、久しぶりに会う友人を見つけては、談笑していました。今年の運動会では、今回のいざこざが起こる前から決めていたことがありました。それは、Ａちゃんのお母さんとお話すること。ヒロとＡちゃんは、１年生のときから二人だけが異様に体が大きいんです。４年生になった今、ヒロは153cm、Ａちゃんは157cmあります。二人ともに、体格もガッチリ。気になる第二次成長期について、Ａちゃんのお母さんとお話ししたいとずっと思っていました。 Ａちゃんのお母さんは、すぐ近くに座っていました。私は、競技の合間に話し掛けに行きました。「あのＡちゃんのお母さんですよね？ヒロの母です。」 普段、参観などでもいつも一人でおられる方なので、話しかけられたことに、大変驚いていましたが、体の成長の早い娘を持つ親同士、すぐ意気投合しました。 悩みはやはり同じこと、体が同じように成長してる娘達、お互い話せたことで「よかった～一緒で！」なんて笑い合って終わりました。 発表会の件は、Ａちゃんの確認を取っていないことなので、敢えて話はしませんでした。でも、こうやって思い切って自分から近付くことで、娘の同級生のお母さんと少しでも顔見知りになれることは嬉しいことです。 そして、Ｅ母を見付けて、聞きたかったことを教えてもらいました。 Ｅちゃんの説明では、 ヒロを責め立てる子は、二人。それが、私が揉め事の仲裁に入った二人だということ。二人に一方的に責め立てられることで、ヒロはパニック状態になり、泣いてしまう。それは、必ず休み時間で担任がいない。揉め事の原因はヒロと皆の解釈の違いが多く、二人の言ってることがヒロに通じていないので、会話が噛みあわなくてなり、二人が怒って責め立てる。 それが続いたことで、ヒロが正しいことをしていても、最初から間違ってると決めつけて責めることも続いた。 パニックになり泣いてしまうのだが、すぐ泣き止んでしまうため、結局先生に気付かれることがなく、問題化されず、ずっと同じ状態が続いている。 そして、皆が助けようかと躊躇してるといち早くヒロを庇うのがＨちゃんだと言う。  Ｅちゃんは、その状況を見て、 「二人は、初めてヒロちゃんと同じクラスになったので、ヒロちゃんへの話し方が分からないのだと思う。ヒロちゃんに伝わる話し方があるのを、二人が知らないだけだと思う。それを、きちんと先生とヒロちゃんも交え４人で話し合えば、誤解が解けて仲良しになれると思う。先生が、間に入らないとダメ。」 と、お母さんに話したそうだ。 Ｅちゃんは、その様子をハラハラしながらも見ていたが、ヒロがすぐ泣きやむので、そんなに気にしていないのかと思ってたらしい。それでも、目に余ることもあるので、授業が始まるとこまでヒロが泣いていれば、先生が問題化して解決出来るのに・・・なんてことも思ってたそうだ。 この話を聞いて、退職された前の担任の先生の偉大さを改めて感じた。２年、３年と担任していただいたときに同じクラスだった子供たちは、すごくヒロへの接し方を理解してくれている。 親友に男の子二人もそうだ。 ヒロに話を聞いていても、揉めているのは必ず今年初めて同じクラスになる子なのだ。 そして、Ｈちゃんもまた初めて同じクラスになった一人だった。  Ｈちゃんもまた正しくヒロを理解していないので、その場で庇うことが出来ても、解決には至ってないということ。  Ｅちゃんの話で、すごく状況が理解できた。 Ｅ母と話してると、もう一人の母が話し掛けてきた。 これまた、同じ時期に公園デビューした仲間である。今年は、ヒロとクラスが離れてしまったが、幼稚園時代は、Ｈちゃん同様天敵の仲であった女の子の母である。幼稚園時代は、喋るのが苦手なヒロをよく責め立てたが、前の担任のおかげで、今ではヒロに優しく接してくれるようになった。  母同士は、仲良しなので、「そっちのクラスはどうよ？」などと、３人で話し始めた。 二人から色んな話を聞くと、どうやら泣かされてるのはヒロだけではないようだ。 女子それぞれのグループで、小さな揉め事は頻繁に起こり、「無視」「仲間はずれ」なんてことが、順番に繰り返されているらしい。 ４年生って、怖い時なんだ。 でも、やっぱり話しを聞いてると、曲者ってのがいるわけよ。 Ｈちゃんがヒロを庇おうとしたときに、「止めとき！」って言った子は、途中から話に入った母の娘を仲間外れにしたことで、つい最近、担任からこっぴどく怒られたとこだと言うこともわかった。 そして、その子の親は「娘は天使のような良い子だ」と信じてるんだよね。 Ａちゃんが、ヒロやＥちゃんに接する態度と、Ｈちゃんに見せるようなが違う態度があることも、その母から教えてもらった。 ４年生って、本当に難しい年頃になるときなんだ・・・ 話に夢中になってると、少し離れたところに立ってるＨ母に気付いた。 皆知った顔なのに、いつもなら話に入ってきそうなのに、入らないとこを見ると、私を待ってるのか・・・？ 待ちくたびれたのか？私が避けてるとでも感じたのか？ 「あの人は、私たちにはいつもあんな感じよ。だからハルママは大事にされてるんじゃないの？」 二人が、それを見て言った。 そして、Ｈ母はどこかへ行ってしまった。 運動会では、Ｈ母と話すことはなかったが、私は、４年生をもっと慎重に進めないといけないと反省したのである。 

  2010.06.01

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• 本当の友達・・・７

  その後、ヒロは友達と遊びに行きました。 ヒロには、すごく仲の良い男の二人がいます。 １年生の頃は、いざこざもありましたが、２年生になった頃から、いつも３人で遊んでいます。学校の行き帰りも、放課後も必ず一緒です。３人で映画を観に行ったり、休みの日にお弁当持って、３人でピクニックに出掛けたり、手作りの友チョコを渡したり・・・ヒロにとって、この二人の男の子が親友なのです。  ３人が同じクラスになったのは、１年生のときだけで、必ず一人が同じクラスになっています。 夕方、帰宅したヒロの元に、一人の男の子が訪ねてきました。 次の日に遊ぶことで相談に来たそうです。 その子が外へ出たときに、追いかけました。 「Ｇ君、待って～！」「？？」 Ｇ君は、今年同じクラスです。度々泣いてるとこを、Ｇ君がフォローしてくれてることは、支援級の先生から聞かされていました。  帰り道の揉め事のときも、Ｇ君が一緒にいました。 「ヒロ、学校でどう？毎日泣いてるんやろ？４年生になって大変なんかなぁ？」 「ん～、ヒロな、ちょっと思い込みが激しいねんな！だから、うまく話しでけへんくなって、ワーってなるねん。確かに、４年になってから、ワーってなること多いかな。」 「そうか・・・」 「もうちょっと落ち着いて聞けたらいいんやけど・・・」 小学生の男の子相手に、私は悩み相談をしていました。 Ｇ君は生まれつき、右手の指が１本欠損しています。 すごく暖かい家族の中で育てられたんでしょう、 Ｇ君は天真爛漫で、誰もが認める優しい男の子です。 １年生のときに、先生から子供たちにＧ君の指の話は説明されていました。その話を聞いて帰宅したヒロが、私に言いました。 「お母さん、Ｇ君な生まれたときら指が１本ないんやって！でもな、４本でも皆と同じようになんでもできるんやで！ボールだって投げれるしな、鉛筆だって持てるしな、何でも出来るんやで！すごいな～！」 当時、興奮して教えてくれました。  ４年生になったＧ君は、最近でこそ手をポケットに入れる姿を見るようになりましたが、指のことは指摘されないとわかりません。 そんなＧ君だからこそ、ヒロをほっとけないのかもしれません。 Ｇ君は、ちょっと落ち込む私にこう言ってくれました。 「おばちゃん、大丈夫やで！まぁ、色々あるけどな、俺らもおるし・・・きっとヒロやったら大丈夫やって！うん、大丈夫やと思う！」 １０歳の男の子が、４２歳のおばちゃんを一生懸命励ましてくれました。 これまでも、一緒に学校生活を送ってる親友だからこそ、そう言い切れるとも言う感じでした。 その言葉に、正直すごく救われたんです。 Ｇ君の言葉には、すごくヒロのことを思う気持ちがあったからです。 ＨちゃんやＨ母が言う、「可哀そうなヒロ」ではなくて、 Ｇ君は「ヒロは優しいから」って、お母さんに言ってるんです。 Ｇ君の言葉には、純粋にヒロのことを好き（友情）だという思いがありました。 ヒロには、こんなにも素敵な友達がいるじゃない、何を私はクヨクヨしているんだと思いました。  つづく・・・  

  2010.05.31

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• 本当の姿が知りたい・・・６

  ご無沙汰してすみません。たくさんのコメントありがとうございます。私と同じように感じてる意見が多く、とても励まされます。疲れ気味で、なかなかパソコンの前に座れず、続きを書くことができませんでしたが、このお休みにまとめてＵＰしていきたいと思います。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ Ｈちゃんから見たヒロの印象は「いつも一人で、孤立してる」 本当にそうなんだろうか？ヒロは、毎日楽しく学校に行っている。Ｈちゃん以外の子供から見たヒロの話を聞きたくて 、すぐに同じクラスの子供の母に電話しました。 私は、ヒロが１歳になる前に公園デビューをしました。人見知りがひどい私ですが、「子供の友達を作ってやりたい！」ただその思いから、頑張って色んなところに出て行きました。 おかげで、それなりのママ友ネットワークはあります。 私は、小学校で最も信頼するＥ母に電話しました。Ｅ母は私と同じ年齢で、もう８年近い付き合いになります。社交的で良く喋る人なのですが、自分のテリトリーに人が入ることをすごく嫌がるんです。その価値観が似ていた私たちは、これまで適度な距離で仲よくしてきました。 近所の濃いママ友付き合をしたくないからと、ヒロと同じ幼稚園に入園（１年遅れて）させたり、なぜか、私に絶対の信頼を置いてくれるＥ母でしたので、Ｅ母に電話してみたのです。 Ｅ母は、独身時代に障害児のサークルのボランティアに参加したりする人で、カイやヒロのことにすごく理解があります。そんな母に育てられたＥちゃんは、いつも少し下がって友達の様子を見ている子供です。気が強いけど、決して意地悪はしません。意地悪されて悔しい思いしたら母にぶつけては、Ｅ母が納得するまで話して、乗り越えてきました。  ヒロとは２年生から同じクラスで、放課後一緒に遊んだりすることもある仲なので、Ｈちゃんよりは、ヒロを正しく理解しているはずです。  電話したときＥちゃんは、遊びに出掛けていませんでした。 帰り道のこと、Ｈ母から聞く教室での様子を話して、Ｅちゃんに教室での様子を聞いて欲しいと頼みました。Ｅ母は、快く了解してくれました。 Ｅ母は、そのとき知ってることを話してくれました。 「４年生になってからＥが言うには、ヒロちゃんはいつも男の子と一緒にいることが多いけど、女のこともそれなりに仲良くしてて、べったりではないけど、色んな子と話したりしてるって言ってたけどね。」 「ヒロちゃんを泣かす子って、ＥとＨちゃんと１年生のとき３人同じクラスだったんよ。すっごい意地悪よ！めっちゃ気が強いねん。でも、Ｈちゃんもその子も同じタイプでしょ？Ｅは、１年生のとき二人とも嫌いやったわ。」 「それにＨ母のいうこと、信用したらあかんのちゃうの？もう私は、あの人とは距離を置いて付き合ってるから・・・いつも自分の子供が被害者みたいに言うけど、そんなことないやん。」 出るわ出るわ、Ｈ母の話し・・・ そうか、やっぱり皆そう思ってるのか・・・ 「Ｅ母って色んな人に声掛けるけどさ、自分と合わないと他で愚痴愚痴言うやん。それはないでって、非常識やろ？って思うことあるわ。でも、その中でハルママちゃんだけは特別なんちゃう？傍から見たら、私らとハルママの扱いはちょっと違うで。」 へ～、そうなのか？ヒロ同様、私も誰とも群れずに決して意地悪はしない。いつだって、どこであっても誰にでも同じように笑顔で接する。 「Ｈ母にとって、私は都合が良いだけなんじゃないの？損得勘定で考える人だから、皆より、私が自分にとって一番得なのかもよ？」 「あぁ、そうかもよ～！ヒロちゃんも意地悪せんからね～そういう私も、絶対の信頼置いてるのはハルママと〇〇ママだけやけどね(笑)」  二日後の運動会で、Ｅちゃんからの話を聞かせてもらう約束をして、電話を切りました。 他の人と話すことで少しスッキリしたけど、Ｅちゃんの話を聞いてからにピアノのことも考えようと、ヒロの元に行き、 「やっぱり、発表の話はもう少し待って！運動会に日には、ＨちゃんにもＡちゃんにも話ししないでね。」 と釘をさしました。  つづく      

  2010.05.30

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• ヒロの出した答え・・・５

  電話を切った後、胸クソ悪いけど、ヒロの元へ行きました。 そして、今聞いた音楽の発表のことを伝えました。 ヒロは、Ｈちゃんが言ってたことはよくわからなかったそうです。要点がはっきりしてない話し方をしてたようで（多分言い訳を入れて）もう一人誘わない？って言われてたと思っていました。 以前から、ヒロはAちゃんのことを優しいと思ってます。 Aちゃんは、ヒロよりまだ体が大きく、一見おとなしいのですが、活発な女の子です。言いたいことははっきり言い、すごく空気も読んでいるなというのが、私から見た感想です。 ヒロは、「いいよ～、Aちゃんも一緒でも全然いいよ～。じゃあ、どうやってしたらいいかな～」なんて、楽しそうに考え始めました。 「ヒロはさ、マンマミーアがしたいんやろ？Aちゃんに、マンマミーア難しくないの？もし、Aちゃんが違う曲にしてって言ったらどうする？Ｈちゃんはそう言って電話してきたで。」 「えっ？・・・それは嫌や・・・」 「そうやな、ヒロ頑張って練習してたもんな。Ｈちゃんなぁ、Aちゃんが怖いらしいから、Aちゃんがでけへんかったら、ヒロと連弾せえへんって。ヒロ一人で弾ける？最初は、一人でするつもりやったんやからええやん。今からまた頑張ろうや。」 「ん～。まだ今は出来てないから、先のことやしわからんけど。」 ヒロは、大丈夫そうです。 「曲のこと、Aちゃんに自分から話し出来るか？一緒にするのはええけど、マンマミーアでもいいか？って聞けるか？」 「うん、大丈夫。」 「じゃあ、Ｈちゃんにいてないときに、Aちゃん一人のときに聞きや！」 Ｈちゃんがいてたら、口はさんでややこしくなるからね。 Ｈ母にヒロの返事をメールしたら、電話がまた掛ってきました。 「じゃあ、ＨからAちゃんには何も言わなくていいの？」 「いいよ、ヒロはAちゃんのこと優しいって言うしね。ヒロの発表やねんから自分で言うたらいいんちゃう。嫌って言うたら、ヒロ一人でするからってＨちゃんに言うといて。」 ムカムカ、モヤモヤ・・・ Ｈ母は、ＨちゃんがAちゃんから脅されてるって言うけど、ヒロはAちゃんは優しいという・・・ 一体何が真相なのか・・・ それが知りたくて、私はもう一人同じクラスの子の母に電話しました。 つづく・・・

  2010.05.29

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• 親に問題があるでしょ？・・・４

  Ｈさんは、普段すごく声の小さい人なんですが、２度目の電話では、すごく大きな声で話し始めました。 察するに、さっきの私の言い方が不愉快だったんでしょうね。 「音楽のことなんだけど。」 音楽のこととは、ヒロの学校では、音楽は専任の教師が授業をします。すごく楽しい音楽の時間なのですが、授業の始めに、一人が発表をするんです。楽器でもいいし、歌でもいいし、何の曲でもいいんです。 「１学期に１回のみ」が、子供達に与えらた権利です。 ピアノを習い始めたヒロは、「マンマミーア」を弾きたくて、４月末から練習しているのです。 それを学校で聞いたＨちゃんが、「マンマミーア好き！私も一緒に弾きたい」と言いました。 発表には、友達を２人まで誘うことが了承されています。 ヒロは、右手だけなら弾けても、左手はまだ習い始めたとこです。一方、Ｈちゃんは幼稚園からピアノを習ってます。ヒロが右手、Ｈちゃんが左手で連弾で発表することで話がまとまったと、嬉しそうに「Ｈちゃんにも楽譜をコピーして」とお願いしてきました そうよかったね、と私はすぐ楽譜をコピーしました。 そのことの電話でした。 「実は、少し前にAちゃんから「Ｈが発表する時は、誘って」って言われたらしいの。ＨはAちゃんが苦手で怖いから、ヒロちゃんの了解なしに、いいよって言ったらしいの。だけど、Aちゃんはピアノは習ってないみたいだし、マンマミーアは難しいと思うから、Aちゃんも出来るような簡単な曲にしないかヒロちゃんに聞いてくれない？今日Ｈが学校でも言ったらしいんだけど、ヒロちゃんの返事聞けてなくて、どうか聞いて欲しいの。」 はっ？何のことかさっぱりわからん。 「ねぇ、今回の発表は誰の？」「ヒロちゃん」「じゃあ、Aちゃんのは？」「Aちゃんは、４月に終わってる。」「Ｈちゃんのは？」「Ｈのも、５月の始めに終わってて、その時もAちゃんに誘ってって言われて、嫌だけど断れなくて、帰ってきて家でも大泣きして、それでもう一人の子と３人で発表したの。Aちゃんて、皆に誘ってって言ってるらしくて、他の子は嫌だからって先生に言って、断ったこともあるらしい。でも、うちのＨはAちゃんが怖くてそれもできなくて、ヒロちゃんに了解もせずにいいよって言ったの。Aちゃん「もし誘わなかったどうなるかわかってるな～？」って脅したのよ。それで、すごく怖がってて・・・だから、マンマミーアは難しいけど、簡単な曲ならAちゃんもできるし・・・」 「あ～、一応曲変更も聞くことはきくけど、ヒロが出す答えは二者択一やよ。」 「えっ？」 「これって、ヒロの発表やん！ヒロは、ずっとマンマミーアがしたくて練習してきたんやから、曲変えんの嫌やと思うわ。だから、「Aちゃんも一緒にマンマミーアする」か、「Aちゃんがマンマミーア嫌なら、ヒロ一人で発表する」これしかないと思うけど？Aちゃんがマンマミーア嫌って言うたら、Ｈちゃんはヒロと二人ででけへんのやろ？それやったら、Ｈちゃんも諦めてな。」 「あっ…うん、ＨはAちゃんが怖いから、無理と思う。じゃあ、また聞いて連絡して。」 ・・・・・・・・・・・・・・・ どない思いますか？可笑しいでしょ？ Ｈ母、自分の言ってることが、ものすごい可笑しいって自覚はないから。 これも、 「わかった、ヒロ説得するわ！」って私が答えると思ってみたい。 そんなわけないやろー！ 何で、我が子の発表で、他の子の為に変えなあかんねん。元々一人でしようと練習してて、それを聞いたＨちゃんが自分から誘ってって言うてきたのに、ヒロが自分から誘ったわけでもないのに、おかしいやろ？ ヒロは、友達と一緒にすることに拘ってるわけでもないのに・・・。 よく、そんな頼みごとをしてきたな！ってのが本音。 さぁ、聞かせて聞かせて、皆さんの意見を。 つづく・・・  

  2010.05.29

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• 食い違う話し・・・３

  Ｈさんは、私に感謝こそされど、私が怒るなんてことは考えもなかったんでしょう。「そりゃ、いつも庇ってくれてるのに、ヒロの二の舞になったら大変やからいいよ～」なんて言ってほしかったんですよ。 私は、別に庇ってくれなかったことを怒ってるわけではなくて、それをわざわざ今ここで言うことか、それを「しょうがなっかったのよ」と言わんばかりに言い訳したことがすごく腹が立った。。おまけに、自分の娘に何が正しいことかも言えてない。 Ｈ母は、最後にこう言ってたよ。「うちの娘も、根は弱いから、本当にそうなったら学校に行けなくなるかもしれないから・・・」 そうならないようにする方が、大事ってことがわかんないの？馬鹿じゃないの？話しにならないわ。って思い、電話を切って担任に電話した。 興奮してるのを必死で押さえながら、今日の出来事を話す。支援級の先生からも聞いてたけど、やっぱり少し頼りない。 しかし、話してるとＨちゃんの話と先生が話す内容が違うことがあった。Ｈちゃんの話を信用し過ぎてた？ ふっと脳裏をかすめた。  担任は「至らなくところもあると思いますが・・・」って、無難に電話を切ろうとする。 そんなこといってるんじゃないよ！ 「先生、ヒロは変なんですよ。話も噛み合わないし、それはよく私も分かってます。だからって、特別扱いしないでくださいね。今日のこと、私と女の子と話もしてます。週明けそのことで言先生に相談して言ってます。その時はヒロも同席して、お互いが納得いくとこで折り合い付けてください。ヒロにも、ちゃんと我慢させて下さい。」「わかりました。ちゃんと３人で話し合います。」 電話を切ったら、また電話が鳴った。 Ｈさんからだった。  

  2010.05.29

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• いじめの始まりでしょ？…２

  私が話し終えたら、間髪入れずにＨさんが話し始めたんです。「実は昨日もね、ヒロちゃんとクラスの女の子が揉めたの。それでＨが止めようとしたら、横にいた子がＨの手を掴んで、『止めとき、次はＨが言われるで！』って言われたから、Ｈは庇えなかったって。」私の脳内は爆発！「で？それ聞いて、どう言ってくれたの？」「？？だから、Ｈは何も言えなくなって…」「違うよ、その話しを聞いたＨ母は、娘になんて言ってくれたん？」「えっ？」「それを聞いて、もしもＨが言われるようになったら困るし、何も言われないのはしょうがなかったね！って言ったん？そういうときは、どうしたらいいとか言ってくれてないの？例えば、担任に言うとか…」すると遮るように「担任の先生は、教室にいたんやって、娘が話すには、先生は教室にいても何もしてくれへんらしいから。」「あー、じゃあ担任に電話するわ！担任が何もしてくれないなら、話した方がいいでしょ？それに、それっていじめの始まりやん！担任に言っといたほうがいいやん。」「えっ？でもそうやって言われるの、今はヒロちゃんだけど、特定ってわけではなくて変わるんやって。だから、いじめってほどではないし…」「あぁ、もういいよ。さっき言ったのは、泣いてらまた教えて！Ｈちゃんには、仲裁にはいらんでいいって言うといて。とりあえず、担任に電話するから。」上記以外にもあれこれ話したけど、要約したらこんな感じ。頭の中は火山が噴火状態。声は荒げず、冷静に言いましたが、私が怒ってることは伝わったようです。Ｈさんは、支援級で友達も少ないヒロをかわいそうだと思ってるんですよ。就学前にも、そういうことをＨちゃんにに言い、私を不愉快にさせた前科があるんです。「Ｈちゃんがヒロのことを寂しそうとか孤立してるとか言うけど、それはＨちゃんがそう思ってるだけやろ？ヒロは、好きで休み時間一人本読んでるし、女の子の友達が少ない分男の子の親友が二人いるし、楽しく学校行ってるで！」お母さんの理想の女の子にならないといけないＨちゃんにとって、我が道を行くヒロは孤独で可哀相な子に写るから、庇うってことなんですよ。まだ続く

  2010.05.29

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• イジメの始まりでしょ？…１

  さて、昨日の続きです。皆様は、読み終わったあと、怒り爆発しますでしょうか？****************昨日、帰宅した後、私はヒロの同級生の母に電話しました。幼稚園から仲良くしてる、ママ友ってやつです。ママ友も娘をＨちゃんとしましょう。Ｈちゃんとヒロは、今年初めて同じクラスになりました。Ｈちゃんは、何度かここにも登場しているグレーな女の子。幼稚園時代は、ヒロを度々パニックに陥れ、就学相談では「同じクラスにしないで下さい」と校長に直談判したほどです。そのＨちゃんが、今年同じクラスにになりました。４年生になり、Ｈちゃんはヒロをとても気に掛けてくれていました。クラスで揉め事があるとヒロを庇っていると、Ｈちゃんの母から聞かされました。支援級の先生にも聞くと、「Ｈちゃんが力になってくれるの。１年生の頃は、ちょっと…って感じだったけど、４年生になったら変わったわよ」と。しかし、顔を合わす度にヒロがよく泣いてる、クラスで孤立してて、女の子の友達がいない…など、聞かされるわけですよ。実際それでわかったこともありましたが、Ｈ母はいかんせん後ろ向きな性格で、人の悪いところばかり気になるんです。娘には失敗させたくないと、お母さんの言う通りにするのが一番正しいのよ！って子育てをしています。私から言わせれば、お母さん病んでるでしょ？って感じです。お節介ババアな私は、何故か今まで付き合ってきたわけです。それでですね、「泣くまで言わんといて！」と女の子を叱った私は、またヒロを泣かすことがあるか知りたかったんです。Ｈ母に電話して、こう言いました。「Ｈちゃんに、また泣かすことがあったら教えてほしい。もし仲裁に入ってくれることがあるなら、私と約束したんちゃうの？って言ってほしい。」それを聞いたＨさんの答えで、私は驚愕したわけです。続く

  2010.05.29

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• 吠える母

  只今、沸点５０度すぐ怒りが爆発する私です。 昨日の日記にコメントありがとうです。心配してメール頂いた姐さんありがとう。 今日は、怒り爆発！４年生になったヒロ、５月になってから毎日のように泣かされてました。 女の子も、４年生にもなると陰湿になってきました。 泣くまで追い詰め、「泣くな！」と言い捨てるそうです。 聞いてワナワナしてた私、今日は現場に居合わせることができました。 怖いおばはんですからね、子供の喧嘩は見過ごしません。 もちろんヒロに非があることも分かってるので、まずは相手の子の言い分から聞きます。 う～ん、なるほど。 言語理解の悪いヒロ、相手の言わんとしてることが、わからないんだ。見当違いのことを主張し、パニックになっていた。 相手の子に、「じゃあ、どうしたらいいと思うの？」と聞いてみる。  「わかった、おばちゃんがちゃんとヒロに話して、どうするのか考える。そんで先生にも話して、先生にも考えてもらうわ。月曜日学校行ったら、そっちからも先生に話して困ってること伝えて。それでいいか？」 「うん、わかった。」 話した子は、話の分かる子だったが、隣に立ってたのが、ヒロを泣かす張本人だった。 「それからな、ヒロ、言われたらすぐ泣くねん！泣くまで言わんといてくれる！おばちゃん、弟のことで毎日学校に来るねん。ヒロのことで困ってることあるんやったら、泣くまで言わんと、おばちゃんに言うて！」 優しい口調やないです。怖いおばさんの言い方です。 子供って、自分に非があると感じてるときは、「ハイ！」って返事するんですよね。 張本人の子は、それまで偉そうにしてたのに、「ハイ、ハイ、ハイ」と、返事してました。 ハイと返事するだけ、まだ素直ってことか？中学生ならブスッとすねるだろうね。   しかし、これが今日の一番の怒りではありません。  話は長くなるから、また今度。

  2010.05.28

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• ややこしい日本語

  「お母さん、今日ゴミ出す？」ヒロが聞いてきました。 我が家は集合住宅なので、ゴミはゴミ置き場へ持って行きます。 何で？と聞くと、 社会の宿題で、「家から出るごみを１週間調べなあかんねん。」でした。 んっ？ 家から出るゴミを？ もしかして、ゴミ置き場に持って行くゴミを調べると思ってる？  宿題のプリントを読みました。 毎日家から出るゴミ・・・ あぁ、意味がわかってないみたい・・・ 説明しても、やっぱりゴミ置き場に持って行こうとしたゴミ袋を、必死で見ています。 いえいえ、そうではありませんよ。 家から出るは、ゴミ置き場へ持って行くではなくて、家に中からゴミになってしまった物よ！ と説明しても、あぁそうか～と答えるけど、いまいちわかってないみたい。 家に人に聞いて・・・と書いてるので、私が答えたらいいんですよ。それもかなり分別して答えないといけないんです。 まだ日曜の正午だというのに、「お母さん、今日は缶は？瓶は？」と聞いてきます。 「まだ昼なので、わかりません。一日のゴミを調べるなら、夕食が終わってからにして。今から何がゴミになるかなんてわからんから。」 「あっ？そうか、わかった」 ほんまに解ってるのか・・・ 「出る」って言葉の奥が深いと思ってしまった。 これが経験、これが経験・・・ ヒロの頭の引き出しに入れないと・・・ 

  2010.04.18

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  映画バカ・・・10歳になりました

  我が家の長女ヒロ、本日でめでたく『１０歳』になりました。 昨年、ハリーポッターにどっぷりはまったヒロは、その後も映画にどっぷりはまっております。 ミュージカル映画がもちろん大好きで、「マンマミーア」を見てからは、車で聞く音楽は、「ABBA」 しかし、それ以上にはまったのが、ティム・バートンの世界（左・ジョニー・デップ、右・ティム・バートン監督）「チャーリーとチョコレート工場」が、始まりでした。 いよいよ公開の「アリス・イン・ワンダーランド」 今か今かと待ち焦がれ、春休みの間に、ティム・バートンの作品をほとんど見ました。 ティム・バートンの作品といえば、ジョニー・デップを起用されてる作品が多いです。 チャーリーとチョコレート工場が好きなのだから、始めに「シザーハンズ」を見ました。この切ない物語、実は・・・私は嫌いです。ヒロも、なんとも言えないラストに、苦笑いでした。（見てない人は、ぜひどうぞ～） ヒロは、３歳頃から映画を見てたのですが、その中に、奇妙な映画がありました。「ジャイアントピーチ」です。可愛いディズニー映画を好む一方で、この映画をレンタルビデオ屋さんで、自らチョイスしました。すごく変な映画だな～と、私は思ったのですが、３歳のヒロは、すごく気に入って見入っていました。 これが、ティム・バートンの作品であることを知ったのは、つい最近のことです。そして、もちろんこの映画、「ビートルジュース」もティムの作品です。皆さんは、これもティム作品だと知っていましたか？ティムは、ディズニーのアニメが出発点なのですよ。よく見ると、ビートルジュースとジャックは、同じタテ縞のスーツを着てますよね(笑) ほとんどの作品を見たヒロですが、この「ナイトメア」だけは、好きではないそうです。 そういえば、小さい頃から、この映画だけは、途中で寝てしまったんですよね(笑) ティムの作品で、Ｒ－１５指定の作品があります。「スウィニートッド」です。これは、ジョニー・デップが主演で、ブロードウェイのミュージカルを映画化したものです。  残虐なシーンがあるため、Ｒ－１５指定がついてるんです。 ヒロは、ブックオフで「スウィニートッド」の特集記事の本を買い、どうしても見てみたいと懇願してきました。 悩みました。 残虐なシーンは少しで、後は本当にミュージカルなんですね。 デップ様が歌ってます。「だから見たい！」と・・・ 私自身、この映画を見ていないので、「怖くなったら、見るのを止めること」という約束で、レンタルしてきました。 結果・・・ヒロは、ものすごくはまってしまい、ＤＶＤが欲しいと訴えてきました。 ＣＤを借りて録音し、車でも聞きたいと言い出しました。 この映画、本当にミュージカルなんですね。セリフのように歌います。 しかし、ＤＶＤを購入するのは、本当にいいのかしら？と悩みました。 現実と想像の世界が、分からなくならないか？この映画のシーンと同じことを、発達障害の女の子が起こした事件が、私の脳裏をかすめました。 ヒロを呼び、向かい合って話し合いました。スウィニートッドの世界は、現実とは違うということ、映画の中のようなことを、現実にしてはいけないこと。そのことは、わかってるのか？と聞きました。 ヒロは、もちろんわかってる。歌が好きなので、ＤＶＤがほしい。残虐なシーンは、いつも見ないようにしている。そんなことは、絶対してはいけないことだとわかってる。あれは、映画だから好きなの。お母さんとの約束は必ず守ることが出来るから、だからＤＶＤが欲しい。 と、答えました。 残虐な映画を見ることが、必ずしも悪いとは言いません。 私も、ホラー映画が大好きでしたから、小学生から高校生のときまでよく見ていました。こうやって、 きちんと向かい合って話合うことが大事ですよね。そういう機会が持てたことは、よかったかもしれません。 アマゾンで中古のＤＶＤを７８０円で購入しました。 春休みに、アリス・イン・ワンダーランドの特集の本を買いました。 ヒロが、読んでいたのですが、私も読んでみることにしました。 すると、そこにびっくりした記事があったのです。 ティムのパートナーであるヘレナ・ボナム＝カーターが、彼に付いて語った記事、 「私は、多分彼はアスペルガー症候群じゃないかと思ってるの。症候群と言っても決して悪いことじゃない。私は、逆に長所だと思ってる。」 ヘレナは、最近ドラマで自閉症の子供を持つ母親の役を演じたため、アスペルガー症候群の児童たちのリサーチを行ったという。「ティムに殺されるかもしれないけど、彼はアスペルガー症候群の特徴を多く持ってる。自閉症の子供のビデオを観ていると、彼自身"僕が子供の頃感じていたことと全く同じだ"と言うの」「自閉症の子供たちには集中力があるでしょう。彼も仕事をしている時には人の言うことが聞こえない」「でも、そのおかげで彼は素晴らしい父親になっている。信じられないようなユーモアのセンスと想像力で。他の人には見えないものが彼には見えるの」とヘレナは英紙に語っているそうだ。 ある記事では、小学生の頃、現実の世界が夢の中なのか、夢の世界が現実なのかわからなかったと、自身のことを語っていた。 あの独特の世界観は、ヒロの頭の中と通ずるものがあるのか・・・ 天才になればすごいんだな～！ 『アリス・イン・ワンダーランド』土曜日の公開初日に見に行く予定です。 ぜひ、皆様もご覧下さいね。 ティム・バートンの世界を、また違う視点から見れるかもしれませんよ。

  2010.04.12

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• クラスメート

  3月に支援級から6年生が一人卒業し、4月から1年生が一人入級してきました。  そして、もう一人、4年生の男子が、途中入級してきたのです。 以前にもここで書いたことがある男の子、その１その２彼もまた、大好きな先生が病欠になり、学校に度々来れなくなっていました。 お母さんが支援級に見学に来ていたので、やっぱりという感じです。 保育園時代からのひどい虐めで、カウンセリングも受けてたそうなので、支援級が気持ちの拠り所になればいいです。 しかし、お父さんを説得するのに、かなりの時間が掛ったと言っていました。 子供が学校に行けなくなるほど困ってるのに、なぜ父親が拒むのか…でも、支援級に入れてよかったです。毎日学校へ行ってるとね、この男子を、あからさまに避ける女の子の姿を見てたんです。 このまま普通クラスだけでは、またひどいいじめに発展していたように思えてなりません。  ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ヒロの学年には、喋らない男の子がいます。（こちら ）彼も、昨年は度々学校を休んでいました。 学校では、全く喋りません。話せるのか？話せないのか？それもわかりません。 2年生の時は、ヒロと同じクラスで、やっぱり理解ある先生だったので、楽しく学校へきていました。しかし、3年生では、違うクラスになり、すごく激しく怒る先生が担任だったからか、休むことが多くなりました。 始業式の日、カイと歩いていると、お母さんの車から引きずり出されるＴ君がいました。 「今日は、クラス発表なんだから行きなさい！」 お母さんは、息子の背中を突き飛ばして、急いで車に乗り込み、急発進させようとしましたが、Ｔ君は車の前に立ちふさがり、また車から降りてきたお母さんは、何度も引っ張り学校へ向かわせようとしましたが、Ｔ君は動かず、ついには顔をピシャンと叩いてしまいました。 結局、人目もあり、連れて帰ったようです。 次の日は、なんとか登校してきたＴ君でしたが、靴箱の前で、固まっていました。 新しいクラスは知らされたものの、自分の靴箱がわからなくて、困っていました。  私がその前を通りがかり、支援級の先生から職員室へ連絡してもらいました。 Ｔ君も、支援級にいたほうがいいのにって思うんですけどね。もう不登校になるのは、目に見えてるように思うんですが…。 学校の勉強には、全然ついていけてないのに、一体何を望んで親は普通クラスに拘るのでしょうか？ Ｔ君の弟がヨシと同じ学年にいるのですが、兄弟ともに休んでることが多かったんですよね。お兄ちゃんが休んでたら「僕も…」ってなるのかな？なんて心配してました。  今年は、この二人がヒロと同じクラスです。  

  2010.04.10

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• 出会いと別れの新学期

  新学年が始まりましたね。 初日のクラス発表、担任発表では、思わず泣いてしまった母です。 なぜなら、カイの普通クラスの担任が、持ち上がりだったからです。カイの障害への理解に一番動いてくれた先生に、またもう1年担任していただけるとは・・・嬉しくて、思わず「涙チョロリ～」でした。 そして、悲しい出来事とは、そう昨年途中で病欠で休まれたヒロの担任だった先生・・・ なんと、2年間の講師だったらしく、任期満了で退職されていました・・・。ガーン っていうか、先生の体はどなってるの？？元気なの？それとも重病なの？それが、わからないままに学校からいなくなってしまったのですよ ヒロは、先生に元気になってほしいと、絵画教室で 先生の為に、キャンパスにアクリル絵の具で絵を描いていました。それを急いで送りました。始業式の日の午後、すぐ送ったのですが、なんと夜に先生から電話が掛ってきました。 すごく元気な声になってて、ヒロの絵を喜んでくれていました。「もう元気になりました。今でも子供たちのこと思うと、涙が出そうになるんです。」 2年生の学年末のクラス懇談会では、子供達の成長に涙した先生だったので、途中で子供達と離れたことは、すごく悲しかったと思います。 授業も分かりやすく、子供たちの心を掴んで離さない、どのお母さんからも絶賛された先生だったんですよ。こんな素晴らしい先生が講師だなんて・・・。 「先生、始めから2年だったんですか～？」 と思わず聞いてしまいました。 先生も3人の子供の母親ですからね、その合間の仕事復帰だそうです。 先生は、「今度の担任は、私とよく似た性格の先生だから大丈夫ですよ。」 と、ヒロのことも伝えてくれてるようでした。仲良しだそうです。 それを聞いて、またホッとしました。 ヒロも、先生と電話ですが話出来て、すごく喜んでいました。 1年前の春休みは、「お母さんの子供じゃなくて、先生の子供になりたかった～」と、毎日泣いたほど好きな先生でしたから、最後にお話だけでも出来て良かったです。 ヒロは、心配してたほどショックではないそうで、新しい担任に期待してるそうです。 良いスタートをきれました。

  2010.04.10

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• ほんまですか？？？

  昨日から夕方まで、悩んでました。結論だしたけど、ほんまにそれでいいのか？って、今も思ってます。 それは、昨日のピアノの発表会で、ヒロが触発されて、 「私もピアノ習いたい！」 と、言いだしたから。 ほんまですか？ ヨシが習ってるのは個人の先生で、先生自身が自閉症の息子さんの母なんですよ。 なので、昨日の発表会でも、同じ小学校の支援級の子供二人も出ていました。 一人は、ここでも度々登場するＮちゃん。 そして、もう一人は、ヒロと同級生の、知的障害（自閉症ではない）のある男の子です。 この男の子、大きな教室に個別指導で通ってたのですが、両手で弾くことが出来ず、そこでは全く進歩しないということで、この先生のとこに習いに来るようになりました。 わずか１年で、両手でピアノを演奏していましたよ。もう感動でした。 音楽って、すごいですね。 指導者で、こうも違うものなんですね～。 もちろんＳちゃんも両手でピアノを弾いていました。 すごく明るくて、とにかく褒めてくれる先生で、もっと厳しいのかと思ってた私は、こんなのでピアノって弾けるの？って思ってたんだけど、昨日の発表会を見て、びっくりしました。 ヒロと同級生の女の子は、本当に上手だったんですよね～。 習い事は、褒めて伸ばすの指導者がいいですよね。 そう考えると、今のピアノの先生は、自閉症に理解もあるわけですし、ヒロには絶対向いてるわけです。 でもね、本当にピアノがしたいの？ただドレスが着たいだけじゃないの？って思うんですよ。 昨日は、皆ドレスでしたからね～。 これまでに習いたいと言ってダンス、スイミングと挫折しました。 ダンスは団体だったので、先生の指示が解らなくて辞めました。 スイミングは、平泳ぎが出来なくて挫折。 指先の力が弱いのに、ピアノなんて出来るわけ？ ヨシより上手く弾けないー！って、パニックにならない？ 今でも、授業数が増え、宿題が多いと時間がない泣くのに、ピアノの練習なんてする時間が増えたら、もっと毎日泣くんじゃないの？ もう考えれば考えるほど、向いてないんじゃないの～って、思うわけですよ。 でも、昨日発表会を見ていた私の母は、「ヒロの方が、向いてるでしょ？」って言うんです。 確かにね、楽しいと思えたら、きっと一心不乱になって練習します。 問題は、楽しいまでいけるのかしら？ ごっつい不安なんです。 でも、習うなら、この先生しかないわけで、もうすぐ１０歳の今がラストチャンスでしょ？ 今日一日、ヒロと話して、パニックを起こさない約束で、習うことにしました。時間がないと泣くときは、「チャレンジを辞める」、とにかく１年は頑張ること。 月謝は、すごく安くて３千円なんですよ。二人でも６千円。なんとか、母子家庭の私でも、習わせることができます。 ヒロは、音楽が好きで、すごく上手に歌うのに、２年ほど前から人前で歌うのを止めてしまったんです。 学校の音楽は歌ってるようですけど、それも何かあるのかな？って思ったり・・・。 先生は、「今からでも大丈夫ですよ～」と、二つ返事で受けてくださいました。 ちなみに先生の息子さんは、ピアノはしなかったのに、ドラムをされるそうですよ。 どうなるんでしょうか？不安ですが、頑張ってほしいですね。    

  2010.03.29

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• ３年生の勉強

  いよいよあと２日で、３学期も終わります。 ３年生になったヒロは、この１年間、勉強に悪戦苦闘しました。 先週は、学年のまとめでテストが多かったようでした。 ３年が終わりに近づき、勉強面での強いとこ、弱いとこが明確に分かってきました。 とにかく暗記には、ものすごく強いですね。本人も自信があるので、どんどん覚えていくようです。国語の漢字、算数の計算問題理科、社会は全く問題なく、特に社会では、最後に都道府県名を暗記したのですが、３日ほどで、都道府県、県庁所在地、全て覚えていました。場所も全て合っているので、本当に得意なんですね～。 私は、社会の暗記がとにかく苦手だったので、羨ましいですよ。 しかし、国語では、創作で話を作ることが多く、何度も壁にぶち当たり泣きました。想像力が乏しいんでしょうね。どうしても、話を広げていくことができませんでした。 また、新聞を作るという課題で、昔の遊びや道具のことを簡潔にまとめるという課題でも、資料をまとめることが出来ず、頭を抱えました。 話の要点がまとまらないことは、いつも発達検査で引っかかります。やはり、まだまだ弱いとこですね。 そして、最後に一番本人を悩ませたのが、算数の応用問題でした。 これまでも応用問題では、答えを求める式が一つでよかったのに、二つの式を使うようになりました。 この二つ目の式が、足し算なのか、引き算なのか、何かわからないんです。文章から、何の答を求められてるのかはわかるけど、それがよくわからないんだそうです。 今日、ヒロを悩ませた問題は、 ＜問題＞折り紙を１３人に２４枚ずつ配りました。配ったら８枚あまりました。折り紙は、全部で何枚ありましたか？ 最後のあまった８枚を引くのか？足すのか？わからないんですよ。 「あまった」が、「残った」ならわかったのかな？こういうちょっとした言い回しが、わからなくさせるようです。 う～ん、いつも発達検査で引っ掛かるとこそのままですね。 学校では、こういう応用問題を学校では、絵を描かせて、頭の中でイメージを広げる勉強をしていました。 なので、私も絵を描いて教えました。「ヒロちゃん、頭の中でにこうやって絵を描くねん。想像して、それから式を考えるんやで～」 なかなか難しいですね。 私は、小学生の時、暗記が弱かった分、算数が得意でした。 「なんでわかれへんねん！」って、大きい声を出さないことが、私の課題！ これもまた難しいです・・・

  2010.03.22

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• 皮膚科受診

  もう一ヶ月も前の話です。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ヒロが、耳の薬で薬疹が出たと思い込んだ私は、ヒロを連れて皮膚科に行きました。これまで服用した薬を見ながら、先生は言いました。「これ、蕁麻疹でも卵でもないよ～、お母さんアトピーですよ。アレルギーを抑える薬を飲んでたのに、いきなり止めて違う薬にしたから、一気にアレルギー反応が出たんだね。」へっ？ビックリしました。アトピー発症したとは感じてたけど、素人考えで「薬を変えたから薬疹」と、思い込んでた私は馬鹿です。「それもかなり重症だね。思春期にアトピーを発症すると、一生の付き合いになるからね。」「だけど、花粉症で服用してる薬は、すごく強いよ。僕でもこんなに強いのは、なかなか出せないな～。これだけ強い薬でアレルギーを抑えてたら、今の症状もすぐ治まるよ。飲み薬は、このまま続けて！ただ、いきなり止めないでね。」「今、炎症反応が出てるとこには、塗り薬出しとくから、それですぐ治まるよ。」「あと、頭の中は脂漏性皮膚炎ね。カビ菌が異常増殖してるの、これはアトピーとは別です。アトピーの人は、皮膚が乾燥しやすいから、脂が過剰分泌してカビ菌が増殖するの。お母さん、これもアトピーと同じで治りません。」「アトピー、顔も出てるね～！色白でわかりにくいけど、この赤いのは炎症だから、薬塗ってあげて。」もう、たくさん、たくさんお言葉を頂きました。でも受診したおかげで、一週間もすれば、首のひどい炎症は治まりました。頭の中は、カビ菌を洗い流すシャンプー・リンスを楽天で購入し（病院より安い）薬と併用でかなりよくなりました。カビが原因で、フケが出て、耳切れや背中の湿疹が出てたそうです。耳切れも、背中の湿疹も綺麗に治りました。 先生の話では、今年は、２月にアトピーの方がすごく過敏に反応してるそうで、花粉の料が増えると、ヒロも鼻と肌とダブルで炎症がひどくなります。それに、パニックを起こすと、肌が痒くなるようで、せっかく良くなってても、掻きむしってしまいます。ジミーちゃん（大西）が、テレビで困ると顔やら背中を掻いてた、あんな感じになります。アトピーには、ストレスも大敵ですね。ヒロは、二年程前から、お手伝いにお風呂洗いを始めたのですが、それで手指先の皮がすごく薄くなり、割れて血が滲むようになりました。お風呂洗いにゴム手袋を使用しても、一度薄くなった皮膚は、自分の頭を洗うシャンプー・リンスでも負けてしまい、真夏でも指先の皮膚は薄くなり血が滲んでいたのです。作年の夏から、無添加のシャンプー・リンスを使うことで、指先の荒れも治まりましたが、今でも皮膚はとても薄いのです。  だから～、スペさん女の子だからって、食器洗いのお手伝いはさせないよ～。食器洗い洗剤は、お湯を使うこともあり、この頑丈な私の手でも、荒れてしまうんですよね。少量なら出来ても、４人分の食器となると、絶対荒れます。 今や、女性も働く時代なんだから、文明の利器は使いましょうよ～。 でもね、親孝行のヒロは食洗機が到着したとき、「これで、私達のお手伝いが一つ減ったな～・・・」と、がっかりしたんですよ。 ヒロには、手が荒れるので、最近は食器洗いは絶対させなかったんだけど、ヨシは最近でもしてくれてました。 食器の洗い方も、洗った食器の置き方も二人にはしっかり教えてあります。だから、もうその気持ちだけで充分です。 リコーダーを押さえることが出来なくなる方が、絶対辛いよ。 指先の皮があんなに薄い子供を、私はヒロ以外にまだ見たことがありません。 「アトピーは、ほとんどが遺伝です！それも隔世遺伝が多いね！」 と宣言した先生。 確かに、我が家は間違いなく隔世遺伝。 顔も体も癖毛も、姑に瓜二つのヒロです。 さて問題は、今服用してる薬を止める時はいつなのか？？  すごく軽い感じで、耳鼻科から処方箋が出てるんだけど・・・ 今は、ひどい花粉症なんだけどね。     

  2010.03.22

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• 

  アトピー発症したようです

  ヒロ、アトピーになったようです。  手荒れは一昨年からひどかったんです。昨年の夏頃から、耳切れするようになったんですよ。 指先の皮が薄くなり、割れて痛そうだったのが、冬だけではなく、夏でもひどくなり、どうしてなのかと考えてたときに、耳切れしたので、 「これは、シャンプー・リンスが合ってないのかも・・・」と、無添加のシャンボ玉石鹸のシャンプーの替えました。石鹸は前から使ってたのですが、シャンプー・リンスもこれにしたら、指先の荒れは治りました。 しかし、アトピーを発症してしまったようです。花粉症がひどくなった２週間前から、首に発疹が出てきました、 耳が聞こえなくなり、薬を変えたことで、体に負担が掛ったのか、金曜からは蕁麻疹も出てしまいました。 耳が聞こえるようになったので、 薬を前のに戻してもらい、蕁麻疹にも効く薬なので少し落ち着きましたが、昨夜の夕食時、卵を食べたら、食べ終わないうちに、顔が赤くなってきました。再び蕁麻疹が出てきました。 薬疹は以前にもあり、そのときも卵に過敏に反応しました。 落ち着くまでは、しばらく卵を控えなくてはいけません。 ヒロは、赤ちゃんのときは肌が強かったんですが、大きくなるにつれ、色白で、特に顔の肌が薄くなってきました。 ヒロは、義母と体型も顔もそっくりなのですが、義母が同じように湿疹に悩まされていました。 昔の人は、アレルギーに疎いですよね。 義母は、花粉症に、原因不明の蕁麻疹がでるのに、「私は、アレルギーはないわ」と言います。 それ、思いっきりアレルギー体質ですよ。 肌の質感が、ヒロと義母はそっくりです。お化粧すると負けると義母が言ってたので、将来、ヒロも出来ないかもしれません。 ヨシは小さい時、医師からアトピーと言われるほどひどかったのに、今は顔は綺麗に治ってます。体はガサガサですが、肘の内側が夏はすぐただれますが今のヒロよりはまだいい方かも。 私は、美容師を１３年も続けれるほど肌が強いのに、娘達に私の肌は遺伝しなかったようです。 でも、娘達には美容師にはなってほしくないので、もしなりたいと言い出しても、これで却下することが出来ます。  

  2010.02.22

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• 度重なる試練など要りませぬ

  ２週間前から、花粉症が始まったヒロ。先週からひどくなってきて、耳の聞こえが悪いという。 昨日の通院では、聴覚検査の予定でした。鼓膜にチューブを入れて、今年の夏でまる２年。２年目の鼻炎で、また耳が悪くなる・・・を繰り返してたので、 「耳が聞こえない」 とヒロが言いだして、すごく焦りました。 それで、早めの聴覚検査となりました。 学校から帰ると、「今日は、全然聞こえなかった・・・」と嘆くヒロ。 今年も手術か・・・と思いながら、検査の結果を聞きました。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。             予想外の結果に、頭が白くなりました。                          結果は、特に、右側の聞こえが悪い。しかし、鼓膜の状態は悪くない。中耳炎などで、水がたまってるわけでもない。 原因は、もっと奥かもしれない。 「お母さん、他に何か症状はない？」と、先生は、ヒロの目を見ていました。 「いえ、別に・・・。それは、精神的なものですか？」 「いや、それが全くないことはないけど、体の中からくることが多いから、精密検査を受けた方がいいな。」  「頭痛くない？気持ち悪くなって吐いたりしてない？」 先生、ちょっと語気が荒くなってヒロに聞きます。 なんだか、ただ事ではない様子でした。 「お母さん、月曜日に来れる？」 「今日は、別の薬を出すから、それでまた月曜に検査して、状態が今日と変わってなかったら、大きな病院紹介するから、その足ですぐ精密検査を受けて！」   何が起きてるのでしょうか？ ヒロは、耳が聞こえにくいという以外は、いつもと変わりなく、食欲もあり元気です。  ヒロは、これまで小学校を休んだこともなく、月曜日もし休むことになったら、それだけでも大パニックお起こしそうですが、先生の様子から、ヒロも何か感じ取ったようで、 「耳が聞こえにくいのは、前みたいに耳の中に水があるとかではないんだって。新しい薬をしっかり飲んで、それから月曜日もう一度検査して、それでもよくなってなかったら、大きな病院で、どこに原因があるのか検査しよう。多分、頭の写真を撮るんだと思うよ。」 「検査って、注射もする？」 「そうだね、血も取ると思うよ。でも、大きな病院は、注射が上手な看護婦さんばかりだから、大丈夫、すぐ終わるから。」 「・・・わかった。」 火曜日は、今年最後の参観があり、ヒロは大きな係をしています。 月曜日休むことになっても、検査して、火曜日の参観には、必ず出席させてあげたい。   月曜日、よくなってるといいんだけど・・・。  そんな悪いことばっかり起こらないよね？  サニーさん、突発性難聴ってこういうの？  昨日、この話をされてから、目まいがしてる私。急激なストレスなんだろうね。 月曜日すっきりして、「大丈夫でした。」ってブログに書きたいな。 月曜まで日記は休みます。撤回します・・・やっぱり書きます。 

  2010.02.13

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• 

  良い仕事してますね～

  担任が長期休暇に入り、勉強が分からなくなってきたヒロ、冬休み前に来たＤＭを見て、「チャレンジをしたい！」と言いだしました。 学校で分からない分、家でも勉強したいと言い出しました。 我が子ながら、偉いです。 何度も確認したけど、固い決意だったので、チャレンジを始めることにしました。 送られてきた教材に、目をキラキラさせて、冬休み取り組みました。 初めての赤ペン先生の答案が、昨日返ってきました。 すごいですね～。 赤ペン先生、良い仕事してます。 テストは、ヒロ一人にさせて、私は内容を見ずに出したんです。 返ってきた答案は、１問だけ計算ミスがありました。 それ以外は正解だったわけですが、赤ペン先生、いっぱい褒め言葉を書いてくれてます。「すごいね！」「よく分かってるね！！」「頑張ったね！」などなど、嬉しくなる言葉がいっぱいです。 我が家の子供は、二人とも視覚優位です。 こうやって、活字で褒められることは、すごく嬉しかったようで、寝るまで満面の笑みを浮かべていました。 元々勉強が好きなのですが、赤ペン先生に褒めてほしくて、もっとやる気になってます。 ほんと、赤ペン先生良い仕事してますよ～  ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊話は変わり、ヒロは、興味が裁縫から編み物になりました、 「編み物教えて～！」 私は、編み物は基本的なマフラーくらいしかできません。私の母は、かぎ針で帽子は作ります。 面倒なので、実家の母に丸投げしました。 そしたら、母は「まずは指で編もう！」ただ鎖編みを教えました。 それだけでは、何も作れないので、鎖編みで太くなった毛糸で、マフラーを作ることにしました。 これも、指で編みます。 あっという間に、１玉編みあがりました。 １玉は、自分のお小遣いで買いました。さすがに可哀相なので、残りの２玉は母が買いますよ。実家の近くで買ったので、続きはしばらくお預けです。 裁縫よりも早く、立派な物が出来るので、しばらくは編み物にはまりそうです。 「夏休みの宿題に、またマフラー作ろうよ。」 と言ったら、「夏休みにマフラーはおかしい。」 と、真顔で返されました。 フンッ融通の利かない奴だ、、全く・・・  ピヨちゃん、夏休みの自由課題にお勧めやで～するときは、聞いて下され～

  2010.02.09

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• 切ない始業式

  寂しい始業式でした。 ヒロが大好きな先生は、まだ入院されてるそうです。 予定の３ヶ月を過ぎても、まだ先生は入院されてるんですよ。 これって・・・かなり悪いってことですよね？ 先生たちも詳しいことは教えてくれませんが、まだ入院中であるということと、外泊で家には帰れるほどには回復してると話してくれました。  この寒い時期に、大きな病気をした人が、復職するのはかなり無理があるので、先生の体を考えると、もう少しゆっくりしてもらいたと思います。 しかし、先生の復帰を期待していたヒロは・・・ カイを送って帰るとき、始業式で体育館に向かうヒロに会いました。 なんとも言えない、哀しそうな顔をしていました。 前の晩「もし先生が来てなくても、絶対ヒロが怒ったりしたらいけないよ。先生が来てないということは、先生はまだ病気が治ってないんやからね。辛いのは、ヒロより先生って言うことを覚えておいて。」 ヒロは、静かに聞いて、「分かってる・・・」 と言っていたので、あの表情だったんだろうと思いました。 支援級の先生に、「困ったら、すぐ支援級に来るよう、先生からも声を掛けてやってください。」と、お願いしてきました。 学校から帰宅したヒロは、  「学校に行きたくない・・・」 と言いテレビを見ていましたが、私に見られないように、静かに泣いていたようです。 ヒロの不安はいっぱいあります。 早いうちに、一度担任と話をしないといけません。 ヒロの心の中にある不安を聞きだし、それを解決する方法を、ヒロにも先生にも話さないといけない。 今が、踏ん張り時！ お母さん、頑張るよー！！

  2010.01.08

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• 自信喪失

  困ったことになってきました。 一昨日、パニックになって泣きながらヒロが、「コンパスが出来ない」と、訴えてきました。 明日、コンパスのテストがあるのに、円が書けない。 ヒロは、指先の力が弱く、箸や鉛筆の持ち方も変です。コンパスが出来ないのは、しょうがないようにさえ思います。 コンパスを購入するとき、機能性よりもデザインを重視したため、開閉するところが弱く、すぐ動いてしまうため、それも書けない原因になってることがわかりました。 しかし、問題は「コンパスで円が書けないのは、クラスでヒロだけなんや～」と、泣いてること。 いろんなことがあったらしく、思いを吐き出し始めました。 「テストだって、６０点台があったんや～」 と、もっと泣きだしました。 持ち帰ったテストを見ました。 そこには、７０点台のテストもありました。 小学生のテストは問題の数が少なく、１問が１０点だったりするので、３つ間違えば７０点です。 何を間違えたのかと見てみると、問題を読み違えてることが多くありました。「の」を読み落としてたことで、全く違う答えを書いてることもありました。 一番苦手のは、「文章をまとめる」という問題でした。 これも、言語理解が遅いので、ある意味しょうがないように思えます。 そこに、正解なのに、間違いになってるとこがありました。理由を聞いてみると 「字が汚いからあかんって・・・ヒロが、クラスで一番字が汚いんや～」 と、また号泣し始めました。  どうしたことでしょうか？あれほど自分に自信のあった子が、全く自信をなくしてしまってるのです。 自分は「クラスで一番できない・・・」ということを、何度も言い始めたんですよ。 ヒロのようなタイプの子を持つ母ならわかるでしょう。 一番恐れている「自己否定」が始まってしまったのではないか？ 昨夜は、「逆上がりが出来ないの、ヒロだけやねん」と、泣きだしました。 出来ない、出来ない、自分だけ出来ない・・・ その思いが頭の中を駆け巡ってしまってるんです。  コンパスのことと字のことは、すぐ支援級の先生に相談しました。 コンパスは買いなおすことで、なんとか書けるようになっていましたが、テストのときに様子を見てほしい、クラスでの様子も一度見てほしいとお願いしました。 支援級の先生は、様子をすぐに教えてくれました。担任は、コンパスで書けなく悩んでることを知ってたそうです。 声を掛けてもパニックになって固まってしまってたそうです。 この先生では、ヒロに的確な指導が出来ないんです。  それなら、どうしてすぐ支援級の先生に言ってくれないのか？ せめて、保護者である私にすぐ伝えてくれてもいいのに。 支援級の先生は、「コンパスの鉛筆を濃いのに変えるだけでも、全然違いますよ。」と、教えてくれました。きちんとヒロに指導してくれ、コンパスで絵を描くことも教えてくれました。コンパスで絵を描く楽しみを覚えたヒロは、 見違えるように明るい顔で帰宅しました。 しかし、ヒロの中に、担任の先生に対する信頼感はなく、接すれば接するほど、自分がダメなんだと思ってしまうようです。 支援級の先生から、担任へも指導が入ったようですが、私からも、手を打たなくてはいけませんね。 自己否定から２次障害を起こすことが一番怖い。 コンパスが使えないからって、将来特に困ることもないし、逆上がりができないからって困ることもないし、字が汚くても、いまどきはパソコンで仕事するんだからね。 ３学期、どうなるのか・・・。先生帰ってきてね～！！

  2009.12.19

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• 先生が１年生だって・・・

  仕事のことばっかり書いてたので、子供のことを・・・＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 小学校の個人懇談がありました。 ヒロの担任が長期休暇に入って、代理の先生での個人懇談でした。 担任が変わると、やっぱり荒れましてね。明るい若い男性の先生なんですが、これまで高学年を受け持つことが多かったらしく、指示の仕方が分かりにくいようなんです。 泣きながら、宿題することも多くなっていました。 支援級の先生にも相談し、「しんどい時は、支援級に行きなさい」と、無理しないようにヒロにも声を掛けていたんです。 ヒロは、授業が分かりにくくなったと、理科と算数で介助についてほしいと訴えていました。 支援級の懇談で、先生から聞かされ驚きましたよ。 なんと、この先生「支援級の子供」を受け持つのは、初めてなんだそうです。「だから、全然わかってないのよ・・・」 と、支援級の先生から聞かされました。 普通クラスでの懇談で、先生と話をするとそれがよくわかりました。なんと、先生がヒロを、パニックに度々陥れてたんです。 それは、先生自身にも自覚があり、「僕より、子供たちの方が、よほど上手にヒロちゃんを扱います。」と、自信なく話していました。 先生は、自分では全く書かすことが出来なかったプリントを、「家でどうやって指導したのか、教えてください！」と、熱心に聞いてきました。 先生は、ものすごく抽象的なアドバイスをするようで、「考えたらわかるやろ？」と追い詰めてしまうようです。 そして、最後には、「先生が考えたことをノートに書いたらＯＫにする」と言ったそうです。 ヒロは、とても勉強ができるんです。テストも、ほとんどが９０点以上です。その子に、「写したら正解にしたる」ってのは、やはりプライドを傷つけるんですよね。絶対書かないそうです。 ヒロは、答えを教えてほしいわけではなく、分かるように教えてほしいんです。それが、先生にはわからない。 そんなことが、毎日のように続いてたようで、ヒロは「支援級の先生に介助についてほしい」と言ってたんです。 困りましたよね～。 ヒロは、想像力が乏しいのですが、指導の仕方では、きちんと書けるんです。一度、書き方を覚えたら、あとはなんとか出来るんです。 先生を一番悩ませたプリントは、絵を見て書く、創作話でした。書くとこが４つに分かれていたので、私は、起承転結に分けて、物語の始まりと終わりを先に考えさせ、あとで途中のエピソードを考えさせたのです。 ヒロが考えたことを、私が箇条書きに書きだし、それを繋げて文章にするのはヒロ。 それで、あっという間にプリントは終わりました。 その説明をすると、先生は「は～！そうか～！」と感心していました。 健常児というのは、始めを考えたら、どんどん話が膨らんでいくんでしょうか？ 見通しの付きにくい子には、終わりを先に決めた方が、書きやすいのかもしれませんね。 ヒロが「視覚優位である」ということも、なかなか認められないようでした。 やっぱりそこは成績がいいからんなんですよ。 でも、早口で説明して、書いてくれない先生の指示がヒロは半分も理解出来てないんです。 支援級の先生が、そのことをよく理解してくれてるので、担任へ、度々指導が入ってるようです。 有難いと思いました。 ３学期には、長期休暇が終わり、大好きな担任の先生が戻ってくる予定なんですが、戻ってこなかったら、ヒロの試練はまだまだ続きそうです。

  2009.12.16

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• 家庭学習

  先週、新型インフルエンザで学年閉鎖になり、水曜から登校だったのですが、なんと登校してみたら、欠席者が１４名。隣のクラスは１０名。 学年閉鎖前より、感染は拡大してました 結局、 一日登校しただけで、また学年閉鎖になりました。 それで、前回のときよりも、たくさんの宿題が出されたんですよ。 これが、ヒロを苦しめました。 漢字ドリルが５ページ、２回ずつノートに書かなくてはいけません。 計算ドリルが３ページ。 本読みを１０回。 これを、木金土日の４日間でするのです。 木金は、私の仕事があり、ヒロは祖父母宅へ泊まりに行っていました。もちろん、宿題も持ってです。 全部を早く終わらせてはいけないと思い込んでるのに、それを均等に分けることが出来ないので、見通しが立たなくなり、パニックになってしまいました。 毎日、少しずつしてたのですが、土曜日の夜に、泣きだしてしまいました。 残ってたのは、漢字ドリルが３ページと、計算ドリルが１ページ。 「漢字ドリルが、終わらない」と、泣くのです。 漢字ドリルは、１ページ２０問あります。掛け算ができるから、「あと１２０回書かないといけない～」と、泣くんですよ。 それで、学校のように時間割を作ることにしました。 ４５分勉強して、１５分休憩、１回の課題の量も決めて、スケジュールを作り、携帯電話でアラームをセットしました。 昼食も挟んで、午後も勉強です。 実際始めてみると、１回の課題は１５分で終わり、４５分休憩。また１５分宿題をして、また４５分休憩の繰り返し。 真剣に取り組めば、１時間もあれば終わるんです。 でも、１時間も集中力は続かないらしい。 １５分で終わるんだったら、頑張って２回分を３０分でしたら？ と言ったらパニックになりました。 結局、朝１０時から始めて、２時過ぎに終わりました。 実質勉強したのは１時間。 休憩の時間の方が、はるかに長い。 でも、本人は満足して宿題を終わらせました。 難しいですよね。 出来ないと、パニックになり泣く。ただ叱咤激励では、何の解決にもならない。どうやったらできるのかを、きちんと伝えてあげることが、ヒロのようなタイプにはとても大切だということ。 よくよく考えてみると、カイと同じように、スケジュールを作り、課題をしっかり決めてあげることが、一番安心するのだ。 見通しが立たない不安から起るパニック。 これを、自分で出来るようにならないと、社会には出れない。 それが、私の課題なんだろう。 お母さんの一番苦手な分野だ・・・

  2009.11.07

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• 都合の良い脳内変換

  我が家にいる、発達障害の２パターン。同じ枠に存在する二人だが、その思考はかなり違う。 軽度と言われ、勉強も良く出来るヒロ。規律を守ることに拘り、融通が利かない。 昔の頑固親父みたい。  反対に、自閉症で全てにおいて発達に遅れがあると言われるカイ。たいした拘りもなく、いつも「あわよくば」精神丸出し・・・。ご機嫌伺いや、笑ってごまかすなんてこともやってのける。 最近は、下ネタ満載の替え歌を唄ってたりする。きっと、笑いのツボを知ってる…。 私が育てやすいのは、もちろんカイ！ だって、興味の幅も大きく、チャレンジ精神もあり、冗談が通じるから。 意外でしょ？ これは、障害の違いなのか？それとも個々の性格なのか？ 夏休み、ハリーポッターにどっぷりはまったヒロ。ＤＶＤをレンタルするのも頻繁にはもったいなし、アマゾンで「３枚買うなら３０００円」というのがあり、購入することにしました。 でも、ヒロにだけ買うのは不公平なので、私が２０００円負担し、ヒロが１０００円出すことにしました。 ヒロは、毎月のお小遣いやお手伝いのお駄賃で、貯金箱には４０００円程溜まっていました。 そこから、「１０００円払うのは、嫌だ」と、言うので、１０００円分のお手伝いをする約束をしました。 表を作って冷蔵庫に貼り、やった分の金額を引いて、残金を書き込むようにしました。 お風呂掃除・・・２０円お布団敷き・・・１０円洗濯物畳み・・・１０円など、色々コツコツとお手伝いしてくれたんです。 それが、今日で１０００円分になるんだったんですよ。 朝から、何やら興奮していたヒロ。 そして、夕方お風呂掃除を終えました。 「はい、１０００円ください！」  「えっ？何？！」  夏休みから始めたので、この表が、どういう意味だったのか忘れてたんです。 勝手に、 終わったら、千円札がもらえるに、脳内変換されてたんですよ～ 何度か説明しても、思い出せないようで、次第に私の声も大きくなります。 恐くなってきたのか、渋々納得したんです。「そうやったかな～、忘れてただけやん」 そして、こう言いました。 「すぐ忘れるから、次から表作るとき、なんのためとか書いといて！」・・・ こういうとこ、残念ながら元亭主（父親）にそっくりです。 すぐ自分の発言も忘れ、自分の良いように脳内変換される。 私とヒロは、母と子であり、私の意見を貫くことができる。 でも、これが友達だと簡単には折れないヒロ。 元亭主は、夫婦であるときも今でも、これと同じようなことを言ってくる。 この脳内変換は、修正出来ないのか？ 自分だけが得になる一石二鳥みたいな思考、周りの他人には迷惑以外ないような考え方。 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ溜息が出ます

  2009.10.31

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• とうとう…

  とうとう、新型インフルエンザが、我が街まで来ました。火曜日の参観で、ヒロのクラスは欠席者一人だったのに、二日経った木曜日の昨日、いきなり学年閉鎖になりました。地域の中学校が、月曜日から学校閉鎖になってたんですよ。中学校は、全体の欠席者が100名になってたそうです。これで、ヒロは金曜と月曜が休みになり、５連休になりました。 月曜は私も休みだからいいのですが、金曜日は仕事で、すでに予約が重なってるたので、休める状況ではなく、ヒロは実家で預かってもらいました。 美容室というところは、長時間の接客業で、予約優先のお店になると、こういうときに融通が利きません。  オーナーである冬美ちゃんは、中学生と小学校高学年の二人を抱えて、この１年乗り越えてきました。 もちろん、冬美ちゃんの両親の協力がるからですが、カイがいる我が家には、難しい問題になります。幸い、我が家の子供達は元気で、滅多に熱も出しませんが・・・ これから、小学校も学年閉鎖が連鎖してしまうことも考え、来週の予約は、私が急に休みなっても対応できるようにしてほしいと、お願いしました。 ヒロは、祖父母宅で私が迎えに行く夕方まで、先生から出された宿題をして、あとはハリーポッターのＤＶＤを見ていたそうです。 「どこか、買い物に連れていってもらったらよかったのに」 と、言ったら 「先生が、学年閉鎖でお休みの人は家から出てはいけませんって言ったから、アカンねん！」 やっぱりクソマジメです ヒロは、既に新型インフルエンザを済ませてるので、ウィルスを撒き散らすわけでもないし、午後からくらいならいいと思うんだけどね・・・ 宿題も、毎日少しずつするように言われたそうで、「全部したら？」と、言ったら怒られました。 あんたは、偉い！！   コメントの返事遅くなってごめんなさい。今夜は、夜更かしして返事書きます～。 やったー！私は４連休！！

  2009.10.30

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• 予防接種、もう大丈夫？

  新型インフルエンザは終わった我が家ですが、季節性インフルエンザがありますね。 しかし、昨年の予防接種で、ヒロ暴れまくりで、散々な思いをした私は、今年は止めようかしら？と思っていました。 新型では、タミフルがすごく効いたし、暴れるのを捕まえて注射するくらいなら、罹ってから診察の方がいいかも・・・と、思ってました。 でも、ヒロは「注射する！」って言うんですよ。 えーーーーーーー 「ヒロは、暴れて泣くし、もう罹ってから病院行ったらいいやん」って言っても、「泣けへん！大丈夫！！」 って、そう言って、昨年病院内を逃げ回ったやんか・・・ 昨年は、４６キロで大変やったのに、今年は５２キロ・・・絶対無理 本人は、受けたいというけど、気乗りしない私は、病院に問い合わせもせずどうしたものかと悩んでいました。 そして、月曜日の夕飯時、ヨシが指にトゲが刺さって痛いと言いだしました。 学校で刺さったんだけど、そのままにしてたらしく、見ると赤く腫れていました。でもね、老眼がひどくなった私には、とげが小さくて見えないの。 それで、近所の外科へ行きました。そこは、昨年インフルエンザの予防接種ををしてもらった病院です。 子供たちがよくお世話になったので、先生は覚えてくれてたようで、帰るときに声を掛けてくれました。 「今年は、ワクチンが少ないので、昨年してくれた方優先に声掛けてるんですよ。ハルママさん家はどうしますか？」 そう言われたら、断ることはできません。 「はい、じゃあお願いします。」 「じゃあ、水曜日の夜来て下さい。」  帰宅してすぐ、ヒロに「水曜日注射するから」と伝えました。 「わかった～！」 喜んでるけど、ほんまに泣かんといてよ。暴れないでよ！ 「わかってる！！」 水曜日まで、何度も確認しましたよ。 そして当日、 「先生上手やから、１０秒で終わる。」と、家で順番も決めて、いざ病院へ。 １番は、泣かないヨシ、２番はちょっとだけ抵抗するけど泣かないカイ。３番は、お母さん。 そして４番は、ヒロ。  全く泣かず、暴れず、抵抗もせず終わりましたよ～。 は～、長かったここまで 昨年が嘘みたいに、ケロりとしていました。 頭ナデナデしましたよ。 偉い！！ これで、来月も大丈夫だな～ 

  2009.10.23

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• 宿題の順番

  書きたいことがあるのに、なかなかＵＰ出来ません。今日は、のんびり家にいる予定なので、まとめてＵＰできるかな？？？？ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ さて、金曜日の朝は、泣きべそで登校したヒロですが、帰宅した時は明るい表情になっていました。 ＰＴＡの定例会で学校へ行ったとき、２時間目の途中で中庭に出てくるヒロ達のクラスを見掛けました。心配で様子を見ていたけど、ヒロは明るい顔をして出てきましたよ。 帰宅して、支援級からの連絡帳を読むと、「１時間目、ゆっくり本人と話しをしました。先生がいなくなり、自分がどう動いていいのかがわからない・・・と言うのが、一番の不安のようです。今日一日授業のとき介助に入りました。国語・社会・理科は問題なくできます。本人も、自分一人で大丈夫と自信を持てました。算数は、自信がないようなので、これからも介助に入ります。１時間目は、固い表情でしたが、昼前にはいつものようになりましたよ。」  夕方には、新しい担任の先生からも電話をもらいました。朝、支援級の先生から連絡帳を見せられて、ヒロのことを聞いてたそうです。「少しずつ表情も柔らかくなっていました。どうしてもやり方が違ってくるので、こちらも気を付けて様子を見て行きます。」 よかったです。支援級の先生と連携も取れるようですね。 ヒロに聞くと、授業の進め方がやはり違うので、難しいと言っていました。 ２年続けて同じ担任と言うのは、もしかしたらよくないかも・・・と思ってしまった私です。 小学校のうちは色んな先生の元、支援級の介助を受け、指導してもらうのがいいのかもしれませんね。 学校のことが一安心して、夕方のことです。 近所の母から電話がありました。宿題に使う「漢字ドリル」を忘れたので、貸してほしいとのことでした。 「じゃあ、急いで宿題を済ませて、明日の午前中に届けるわ」 ヒロに伝えると、「わかった、すぐ宿題するわ」 時間は、６時過ぎです。 宿題は、「漢字ドリル」「漢字学習ノート」「計算ドリル」の３つでした。 それで、まず始めたのが、「漢字学習ノート」 夕飯の準備ができたので、様子を見に行くと、泣きながらしていました。 ？？？ 「こんなん終われへーん」 お腹も空いてきて、機嫌も最悪です。「明日、漢字ドリルだけ貸すんやから、先に漢字ドリルをして、ご飯食べたらいいやん」 と、諭しても、 「いつも漢字ドリルは最後って決まってるねん」 宿題の順番が決まってるから、変えられないんですって 知らなかった・・・ そんな拘りが残ってたなんて・・・ で、泣きながら続けました。 次は、計算ドリル・・・今度は、パニックになってドリルを持ってやってきました。  「今日の授業で、計算ドリルに直接答え書いたのに、そのページをまたノートにしなさいって、このままドリル見たら、答え写すことになるやんそんなずるいことするのいややー」 なんと、クソマジメ 上から教科書を置いて、答えを隠すように教えました。それで、納得・・・。って、ちょっと考えたら分かりそうだけど、わからんのねぇ けど、そのまま写す子供も多いだろうにヨシなら、きっと写すね。 そして、やっと漢字ドリルに取り掛かり、終わったら７時を回っていましたよ。ヒロ以外は食事も終わっていました。 「ヒロ頑張ったから、シチュー好きなだけ食べていいよ」 で、機嫌も直りましたが、まだまだ簡単にはいきませんね～  

  2009.10.12

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• 今日は、サムゲタン・ランチ

  おはようございます。今日は、ＰＴＡの定例会のため、お仕事はお休みをもらっています。 午前中に終わる予定なので、お昼に、ピヨちゃんと「サムゲタン」を食べに行ってきますよ～ キノピーの家に近くなので、美味しかったらまた行きましょう 昨夜、寝る前になると、ヒロは不安でいっぱいになり、シクシク泣いていました。「大丈夫支援級の先生にお母さんからちゃんと連絡帳書くから。困ってるとき、先生についてもらうように、カイ送った時にも話すから。クラスにいるの嫌になったら、支援級に行きなさい。カイもいるから、行ったらいいよ。」 今朝、気分転換にか珍しくスカートを着るといいました。 昨年より１０センチ近く背が伸びて、体重が増えても細くなった感じで、良く似合っていました。 「可愛いわぁ～２年生のときより細くなってるスカートもばっちりやで～」と、褒めちぎって送り出しました。 カイを送っていくと、ヒロが一人で来て、「涙を拭きながら話しをしにきた。」と、先生が教えてくれました。 ３年生になってから、全然支援級に寄りつかなかったのに、「また１時間目おいで、ゆっくり話ししよう」と、先生が言うと、「うん」と頷いたそうです。来ると返事しただけでも、先生達はヒロが相当困ってると理解してくれていました。 こういうときに、支援級の先生が助けてくれること、本当に有り難く思います。 状況の変化に弱く、３年生になりそれなりに対応できるようになってきたとはいえ、信頼を置いてた担任の先生がいないというのは、受け入れるのに時間がかかるでしょう。 幸い、今休み時間は「ハリーポッター」を読んでいるので、友達とのトラブルはありません。 賢者の石、アズガバンの囚人と読み終え、昨夜、炎のゴブレットの上巻を読み終えあたと、嬉しそうに報告しにきました。今日、図書室で下巻を借りると話していたので、少しは気が紛れそうです。 さて、定例会にいってきます。 時間があったら、またヒロお様子を見てきたいと思います。

  2009.10.09

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• また会えるよね…

  昨日、ヒロが悲しいお手紙を、学校より持って帰ってきました。『体調不良により、担任はしばらくお休みします…』ガーン(￣□￣;)!!ヒロの担任の先生、シルバーウィークの前からちょくちょく休んでたんです。先日の参観では、げっそりと痩せてる姿が保護者間で話題になるほどで、体調が悪いのかと気になってたんですよね。だから、とうとうきたか…って感じはありました。復帰までは、三年生の補助に入ってた若い男の先生が、担任になるそうです。明るく面白い先生なので、引き継ぐことに私はあまり不安はありませんが、ヒロにはかなりのショックです。ヒロは、よくわかってなかったようで、プリントを読みながら詳しく説明しました。いつ戻ってくるかは記載されていませんから、どうなるか正直わかりません。昨年の一年生の担任は、同じ頃体調不良で休まれ、数ヶ月後お亡くなりになりました。一昨年は、高学年の担任が学級崩壊から体調不良を起こし、長期休暇のあと退職されました。ヒロは、「もう学校に行けない、行きたくない…」と泣きました。春休み、「先生に会いたい・・・」と、毎日泣いたほど大好きな先生です。「ヒロが休んでると知ったら、先生が悲しむよ。先生がいなくてクラスに入れないなら1日支援級にいててもいいから。先生が元気なるために頑張るんだから、ヒロも頑張って学校に行こう。」 ヒロは、黙って頷いていました。二年続けて担任だとわかったとき、保護者達は大喜びしたほどのいい先生です。子供達は先生が大好きで、先生が表れると群がり、手を繋ぎたがり、いつも先生は両手にクラスの子供を連れて歩いていました。クラス懇談では、「みんな我が子のように可愛い」と涙しながら話し、共に成長を喜んでくれました。保護者達に腰が低く、親身になって話を聞いてくれる先生ですが、相当ストレスや疲労が溜まっていたのかなぁ。ヒロは、掲示板に貼られてた転校した子からの手紙の封筒に、先生の住所があったとノートに写して帰ってきて、手紙を書いて昨日の夕方出していました。（私も、ヒロの承諾をもらって先生に手紙を書きました）子供達は、お休みすることを先生の口から話を聞いていないので、もしこのまま先生に会えなくなったら…。いや、絶対元気になって戻ってきてね先生。大好きな子供達が待ってますからね。

  2009.10.08

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• 理解不能・・・

  来週の火曜日から、パートに行きます。ドキドキ・・・＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ヒロが難しくなってきました。 我が家には、発達障害の２パターンが存在してますが、一筋縄でいかないのはヒロ。 ヒロの頭の中には、たくさんのパターンがあります。 それが崩れたときが、やっぱり大変。 今朝は、朝起きる時間が１５分遅かったと、バタバタ暴れました。起こしたけど、寝てたんですよ。 「もう７時１０分よ！早く起きなさい！！」と、怒り気味に起こしたら、ワーーーーーーーーと、泣きだして、布団の上でバタバタ暴れ「どうして起こしてくれないの！」と、怒鳴っています。 目覚ましは鳴ってたし、起こした。 寝過ごしたのなら、泣くよりも飛び起きてきて、早く支度すればいいのに。その暴れてる時間がもったいない。いつもダラダラしてるんだから、急げば間に合うってのに、起きれなかったとパニックになる。朝からイライラして、 あんまりに腹が立って、頭一発殴った・・・それで、暴れるのが治まる。  いつも、車の助手席に誰が乗るかで揉める。ヨシとヒロ、交代で乗るように話しても、ヒロはわざとらしくすぐ助手席に乗ろうとする。行きはヒロが乗り、帰りはヨシと決めて出ても、帰りも当たり前のように乗ろうとする。それを指摘すると、猛烈に怒る。顔を真っ赤にして、自分の頭を叩いたりもする。冗談でしてるのかと言えば、そうではない。ヨシが気付かなければ、そのまま乗ってしまおうと思ってる。 しかし、ヨシが同じことをしたら、ものすごい勢いで怒ってくる。 自分はするくせに、人がすることは絶対に許さない。 しかも、助手席の問題は一度や二度ではない。毎回のようにする。 学習能力がないのか？ 「高機能児やアスペルガーの人に、悪気はない」とよく言われるが、やられた方は、ものすごく不愉快な気分になる。 連休のときのＵＳＪでは、「混んでるから、乗り物には乗れないよ」と、行く前から話しておいた。現地で乗れないというと、怒るとわかってたので、前夜に伝えると「わかった」と納得していた。 しかし、実際は、「乗物に乗らないと、宿題の作文が書けない。」と、ワナワナして怒りだした。宿題と乗り物、何が関係あるのか？ 宿題の作文は、帰省したことでもいいんだ。でも、「ＵＳＪのことを書くと決めてた」と、譲らない。「それなら、ハロウィンのショーやパレードのことを書けばいい」と、言うと、体を震わせて怒りだした。すごい人ごみの中で・・・。 乗り物に乗れないことは、寝る前に話した。それで、納得したよね？ 何故、前夜に話したかって、これまでも同じことがあったから。 でも、やっぱりワナワナ怒り出した。 それで、私に怒られると、「わかってるー」と、自分の頭を叩いたりする。 わかってないよね？ いつもこの繰り返し・・・。 カイの方が、よほど臨機応変に対応している。 あわよくばの気持ちなら、指摘されたときに怒らない。ヨシは、「ばれたか」って表情をする。 ヒロは、指摘されたことがパニックのスイッチになる。 どないせぇっちゅうねん でも、学校の勉強は出来る。どっちかと言えば、優秀。 アンバランスすぎる。 ヒロは、物語の結末を先に喋る人。自分が先に見て、皆がワクワクして見てるとこで、結末を話して得意気な顔をする。 何度注意しても、やっぱり喋る。  人が触ってるものは、「貸して」と言って取り上げる。取り上げないよう注意したら、「貸して」と言ったのに、貸さない方が悪いと怒りだす。何度同じことで注意して「終わったら貸してね…で、待ちなさい」と言い続けているが、衝動は抑えられないらしい。注意したら逆ギレ。 絶対友達なんかできないよ・・・って、我が子やけど思う。 短気で我儘で、空気読めない・・・ どうやって育てる？

  2009.09.24

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  家庭それぞれ・・・

  昨日は、コストコ楽しかったです。親友３人で買い物なんて、何年ぶりかしらね？B型とO型とA型のバラバラの３人ですから、店内でも、バラバラでした(笑)私のお目当てはこれでしたの　ズバリ！「焼き肉のつけだれ」コストコの人気No.１の「プルコギ」と、同じ物が家でも作れます。前回ピヨちゃんに勧められて買ったんだけど、めちゃくちゃ美味しくて、家で大活躍しました。２本で、８４８円。３セット買ってきましたよ～ これを使い切ったら、また行きたいです ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ さて、昨日ヒロが学校から帰ってきて、面白い話をしてくれました。 ヒロの学校では、、毎日本読みの宿題があるんです。それで、本読みカードがあるんです。毎日、親が評価してサインするんですよね。 一昨日、宿題しようとしたヒロ、「本読みカードがない！入れたはずやのに、入ってない！！」と、部屋で大騒ぎしていました。実は、この日筆箱もなかったんです。学校に忘れてきただけなのに、誰かが隠したとでも言いたそうなんです。 こんなこと、これまでも何度かあるんですが、毎回ヒロは「絶対忘れてない！」って、必ず言うんです。自分は、忘れるはずがない！って主張するんです。 「帰ってから、ランドセルは開けたの？」「いや、今初めて開けた！」「・・・それなら、学校に忘れたんやろう・・・」「そんなことない！だって入れたもん」「・・・でも、今学校から帰ってきて、初めて開けたんやったら、わすれたんやん・・・今までも、そう言って忘れたことあるやん・・・」 もうこのやり取りも慣れっこの私。呆れて、怒る気もしません。 筆箱の次は、本読みカードもないって大騒ぎ。 「筆箱と一緒に忘れたんちゃうの？」「そんなことない！」もう半泣きでした。「カードなくても、本読みしたらいいやん！連絡帳にお母さんサインしたらいいんやろ？」 それで、納得しました。  こういう非常時の状況では、すぐパニックになってしまいます。 それで、昨日帰宅したら 「本読みカードな、係りの人が配り忘れててん！皆、もらってなかったんやって！！」 ふ～ん。 「絶対ランドセルに入れた」という、妄想はどこからくるのか、私はそれが不思議でしょうがありません。 そこから、ヒロが話したことに驚いたんです。 「みんな、カードもらってないのにな、男子はいっぱいお母さんに怒られたんやって！〇〇君なんか、お母さんに２回も殴られたんやって！△△君なんか、「忘れたんちゃう！」ってお母さんに言っても全然信用してもらえなくて、忘れたのが悪いんやから、連絡帳にもサインはせえへん！って、やってくれへんかったんやって～。」 ・・・。 思わず、「ヒロは，お母さんにサインしてもらえてよかったなぁ」と、言ってしまいました。 おかげで、親に怒られた男子は、配り忘れた係りの女の子を、朝から責めたそうです。 怒った母達は、我が子が嘘をついてると思ったんですよね？殴ったお母さんは、真実を聞いて謝るんでしょうか？ もちろん、半分以上の母は、連絡帳にサインしてたそうですよ。 ちょっと考えさせられました。 うちは、ヒロが始めから「忘れるはずがない！」と大騒ぎなので、忘れたことに怒ることもないんですけど・・・忘れた事実を認めろ！と言っても、忘れたことには怒らないです。 みなさんなら、我が子の言うこと、信用しますか？信用しませんか？

  2009.09.16

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