テーマ:最近観た映画。(39553)
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冒頭に、説明アニメがある。
ここに出てくる、「脳に侵入してきて視野をあやつり、 目の前にあるものが事実か否か判断がつきにくくする」という言葉があったが 今のネット社会でもそうだ。私の周囲だけですら、 他人の吐いた嘘の情報を鵜呑みにしてそれが事実として成り立って ひとり歩きする図を見かける。どこまでも愚かだとは思うが それは馬鹿な人間にとっては普通のことなのだろう、 なので別に脳に侵入しなくたって人間はそんなものだ。馬鹿に限っての話だが。 目の前にある事実だけが本来の事実なのだろう、と書いたところで 気付いたのだが、目の前にあるものすら歪んでうつるのが、 この脳のデータ侵入なのか、そうか。勘違いをしていた。観ながら書いているので。 いちばんの馬鹿は私じゃないか。 そんなことはミスチルが言わなくったってみんな知ってる。 質の高い(はずの)日本アニメは 中学~大学までずいぶん観てきたはずだが、ここ数年離れていたせいか、 じっくりと観込むことが難しかった。 こまかいところまで見ることが難しいというか。 押井作品でいちばん有名らしき「AKIRA」は観ていないし、 「エヴァンゲリオン」も確か8話までしか観てない。 あの作品は最後まで見るとクソだそうだから、 作り手としても最後まで観てほしくないだろうと思ったので。 あくまで私が作り手なら、だが。 CGが多いなと感じた。感じたというかそのままだろう。 8年前からアニメを観ていないが、ずいぶん様変わりした。 「劇場版セーラームーンR」の頃は(笑うな、クォリティ高い作品だったよ) 星でCGを使っただけで違和感があったものだが いまは5分の1ほどがCGなのか。オープニングは綺麗だと思ったが、 車でたびたび出てくるCGは違和感を感じる以上のなにものでもなかった。 時代に遅れちゃったのかね。そうか。 ところでこのCGには何度か驚かされるほど美しい場面もあった。 ためいきの出た個所もあった。 日本人の作るアニメがどうして美しいのか、どうして評価が高いのか、 使い古された言葉で悪いが、それは日本人がオタク精神だからだろう。 綿密で神経質でマニアックなオタクだからこそ作れるのだろうと思う。 画面を見ているだけでもただただ美しくて カメラワーク、演出、コンテ切り、音、着色、 すべてが綺麗でまとまってます。(川井さんだしね、音楽) それだけでも意義のある作品。 内容に関しては、じぶんで観て感じてくださいってことで。 あくまでもアニメはクォリティーあっての第二に内容、と思ってます。 そういう意味でエヴァなんか見るくらいなら 「少女革命ウテナ」のほうがよっぽどかおすすめですようんこちゃんども。 「あのさあ」 家人に呼ばれた。昨日の晩。 「そこへ座れ、馬鹿まるだし子」 私はそんな名前じゃないけど座った。 「あのな、おまえな、もうさ、フロムエーとか買ってる年齢じゃないだろ?」 誰が決めたんだろうか。 「もうこういう生活やめろ。ホント。フロムエーとか、恥ずかしくないのか?」 仕方がないから家の前にあるセブンイレブンでとらばーゆを買ってきた。 「そういうこと言ってんじゃないだろうがクソマンコ」 ガテンにすればよかったか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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