ラーメン記

■かくだい食堂／猪苗代駅前
駅を出てすぐロータリー前に食堂が数件ある。
かくだい食堂はその並んだラーメン屋のまんなかにぽつんとある。
よくある町の食堂で、どうみてもハズレっぽいのだ。
スキー場に行くために駅に降りたのだが、バスの時間があまったのでみんなで入ることにした。

　

中華そば　５００円　★★★☆☆
うまい。なんじゃこりゃ。
外観や店内の（失礼な話だが）様子から察して
かなりやばいと思ったのだが、ここ、普通に旨い。
喜多方や会津が近いこともあってしょうゆベースで平たい縮れ麺。
うおおお、うめえ。
というのは、私が生まれてはじめて食べた「喜多方ラーメン」がここなのだ。
しょうゆベース、鶏ガラ、薄めなのにしっかりした味。
そして平たい縮れ麺を生まれてはじめて食べ、
ばかな私は「ここの食堂はきっとあまり売れないんで、夏に使ってた
冷やし中華の麺を使ってるんだな・・」と思ったのですが
喜多方の麺は細めで平たくて縮れの、冷やし中華の麺に似ているので
当然もともとこの麺を使用しているだけ。友人に諭され恥をかきました。
値段も安く、アットホームなお店でおすすめです。
やさしそうな老人が経営しておられました。


■はつみ食堂／猪苗代
ここをみつけだすのは結構時間がかかりました。
猪苗代駅から湖畔に向かって車で１０分ほど。
ここは福島ラーメンサイトでみつけて評価が高かったので選びました。

　

しょうゆラーメン　５００円　★★★☆☆
ここも当然会津ラーメンの流れをくんで、麺はしっかり縮れ。
会津飲食業協同組合製の中太の平打ち縮れ麺だそう。
味はしっかりしていて鶏がら、とんこつ、あと少し野菜の味がしていて
小鉢に温やっこが付いてきました。これがまたうまい。
この値段でこの味、この量なら大満足といった感じ。
猪苗代の中ではまあまあレベルの高いほう。
評判のいいところばかり選んだ今回の猪苗代食べ歩きのなかでも
いいほうだと思います。