ラーメン記

都内に戻ってまいりました。
で、戻ってすぐ仕事の打ち合わせ。立川。
１時間半程度で終わったのでそのまま本屋で「多摩のおいしいラーメン」だか
そんな本を読んで立川の美味しいラーメン屋を探す。
太陽堂やパワー軒。う、遠い。
鏡花。うう、休日。
で、創業大正元年というふるい歴史を持つ、立川なじみのお店を選んでみた。
立川駅から徒歩１５分ほどか。
途中、商店街に入るのだが、昔ながらのお豆腐屋などがあっていい感じ。

　

手打ち中華そば　５５０円

店内は一見、普通の喫茶店。
入る店を間違えたかと思ったが、どのテーブルのお客もラーメンを食べている。
入り口にぽつんと「多摩のおいしいラーメン」だかのポスター。
紹介されたのはこの本だけかもしれない。これはハズレか？と思ったが、
雑誌やテレビで紹介されるだけが美味さの基準ではない。
足元を猫が通る。飼い猫らしく、店員の男性が「こらこら」と言っている。
一瞬青ざめるが、猫飼ってても美味けりゃいいよ、美味けりゃ･･･思い直して、席につく。
厨房はまったく見えないが、漫画も豊富にあって時間をもてあまさない。
平打ち麺は、写真のとおりとても不揃いだが手打ちならではのコシがあってうまい。
醤油ベースで、スープからは鶏がらと魚の味。特に魚強め。
これ、かつおぶしと煮干ですかね。
スープの底のほうにかつおぶしらしきものがあったのでそちらは間違いないかもしれないけど
煮干は香りがしただけなので自信はない。
上に乗っているのはミツバ。鶏がらの風味によく合ってると思った。
少し弱弱しい女性のようなこの味（悪い意味じゃないよ）、どこかで・・・と、
ふと思い出したのが白河ラーメン。白河ラーメンと味の系統が似ている。
麺の印象も、スープの印象も。（白河はここまで魚系強めではなかった気がするが）

値段の安さも手伝い、
胃にやさしそうなので近所にあったら通いそう。遠くて残念。

帰り道、お豆腐屋さんで手作り無添加豆腐を購入。
麻婆豆腐にした。
揚げ物鍋セットを一式購入したので、
鶏の手羽先に、あらびき塩コショウ、ガラムマサラ、タイム、パクチーをふりかけ揚げる。
じゃがいもスライスとニンニクも揚げてみた。美味。
つけあわせはほうれんそうのおひたしで。