さっぱり味の魚つみれ入りバミー...オリエンタルホテル至近
オリエンタルフリークのNねぇさんがこよなく愛するクイティオ屋さんに連れて行ってもらった。旅行者がこちらに寄るのだったらオリエンタルホテル、ルブアアットステイトタワー、シャングリラ、少し遠いがロイヤルオーキッドシェラトンという川沿い群が便利。ペニンシュラもオリエンテンの船着場から歩いて一直線だから、来やすいかな? Nねぇさん、オリエンタルホテルの最高級フレンチレストラン「ノルマンディー」でワインを平気で2,3本空け、一人2万円以上は使うという豪遊っぷりと、牛角だってギョミン(彼女の中で魚民のこと)だって大好きっていう庶民以下に庶民なところを持ち合わせた上に、淑女とおっさんが共存し、さらにさらに、「どS」なのぁ「どМ」なのか、わかんねー部分がある、魅力的な・・・え?ほめてんのけなしてんの?ってほめてんだよぉ。他にも武勇伝は数々保有するが、あんまり披露すると一読者である彼女にウイルスを送りつけられかねないので、このへんでやめておきたいと思う。フォローにいっておくと(ウイルス対策?)美人で乳でかいです。→男発言。あれは旅行者としてのホテルめぐりの日々を捨て、スクムビットにありながら、強烈なオーラを放つソイ22と、おしゃれでこじんまりとした店の多い、ソイ16にはさまれたトワイライトゾーン「幽霊の出る」と名高い洋館に住んでいた4ヵ月半の留学期(ちーさんには驚愕されるけどまた住んでみたいという気持ちになってきた)・・・。エビマヨほにゃ号(何号か忘れた)を相棒にやってきたNねぇさんの「きぃたわよぉおお」という雄叫びに呼びよせられ、オリエンタルへ出向いた時のランチタイム。「うまい麺屋があるのよーん!」と勧められ、あたしにとって元同僚にあたるGちゃんと3人でいそいそとジャルンクルン通りへ。オリエンタルのあるソイを出てオリエンタルを背に右だったかな?ぱっと見た感じ、簡易食堂。屋台に屋根がついているような寂れた食堂だが…土曜日とはいえちょうど昼時。どえらい混んでいる。これが平日だったらもっと混んでいるんだろうな。なんだか図体のでかい角刈りのおやじが「げ、日本人」という顔で固まりつつ、あわててにこにこして席に案内してくれた。「で、なに食う?」ちなみにNねぇさんはクイティオよりもバーミーがお好きらしい。バーミーナームを3杯ってタイ語で頼んで、ってリクエストされるも、おいら英語できませんから、タイ語で言うしかねぇんでげすよ。周囲を見渡すとイェンタフォー(ピンク色のすっぱいスープの入った麺)を頼んでいる客が異様に多い。もしやイェンタフォーの名店なのか。壁際には新聞に紹介された記事が誇らしげに所狭しとぺたぺた。残念ながらすっぱ甘いものが苦手なあたし。イェンタフォー好きなchi-maroさんが聞いたら「えーっ!」て思うかもしれないけど、イェンタフォーはタイ料理の中で苦手な一品。Nねぇさんも体験済みらしいが「苦手」のようだ。そうはいっても麺屋さん、様々な種類があるらしく、お客もどんどこ押し寄せるため注文がうろ覚えになってきたようだ。おばちゃんが「あんたたち、なに頼んだっけ?」と麺を水切りしながらあたしに訪ねてきた。うちらの席を全盛期のオリバー・カーン並にがっちりガードしているおやぢが「バーミナームだよ!」と答える。ありがとう。で、出てきたのがこれ。がっつりこってり派には物足りないかもしれないけど、飲酒でどよよんしちゃった翌日にはうってこいのさっぱり麺。クリアなスープに、魚のつみれのみのシンプルなもの。なんでもかんでも砂糖の味がするタイにおいて、砂糖が入っていないスープはありがたく、一気に飲み干し系。なにがいいって麺のゆで具合。タイのバーミー(小麦麺)は大抵ふにゃふにゃしてるんだけど、硬めにゆでていて、かん水を使っていないのに、少ししこしこ感を口内に感じたぞ。 とびきりうましってわけじゃないんなけど、シンプルで飽きのこない味は、客が沢山来る理由の一つなんだろう。麺の茹で具合はバーミーの世界ではかなりの上ランクにインしていると思う。でも大部分が食べていたのはイエンタフォー。たびたび新聞に紹介されるくらいだから・・・もしやもしやのイエンタフォのー名店の可能性あり。気になったので店員に店の名前を聞くと「クイティオケーク」と教えてくれた。ワットケークの近くだからかな?それともお客様のクイティオってことかな?あっさりバーミーか、すっぱ甘くてどピンクスープのイエンタフォーをジャルンクルン通りで食べたくなったら...または、オリエンタルホテルやシャングリラに宿泊してて、近くに現地グルメはないかしら?と思ったときには、ジャルンクルン通りに出て聞いてみてね。「クイティオケーク、サァップマイカー(クイティオケーク、しってますかあ?)?」って。ね♪。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.