テーマ:我が家の台所(14)
カテゴリ:食日記
今回のテーマは「刻みもの」。
刻みものの保存は、 「一旦空気を入れて冷凍」→「凍ったら塊を解し空気を抜いて封をし保存」 が鉄則。 コレを怠ると、延々の刻み作業が水の泡です。 一番手軽に出来るものといえばやっぱり『刻みネギ』。 これがあるだけで実に多彩に活躍してくれます。 自分の場合、安売りの時に2~3束購入し、速攻切り刻みます。 購入するのは万能ネギが多いです。 万能ネギを使うのは、個人的な好みなので、普通の長ネギでも大丈夫です。 それをフリージングバッグに余裕を持って入れ、凍ったら解して空気を抜いて保存。 この、余裕を持たせるのが最大のポイント。 以前、キッチリ空気を抜いて冷凍した時板のようになってしまい、使うのに難儀し、 結局そのまま、ネギうどんにしてしまいました。 当然ネギの味しかしなかった・・・。 こんな哀しい結末を迎えないためにも、袋を膨らませて凍らせましょう。 決してその後放置しないよう。凍ったら塊を解すのを忘れずに。 何故に万能ネギに拘るのか。 それは色合いが寂しい時、ちゃちゃっと入れるのに実に便利だからなんですね。 このネギくんを私は何にでもかけます。 緑があると、しょぼい料理でも何となく見栄えがアップするのですな。 しかし、冷凍ゆえに解けると当然くたっとしますので、しゃきっと感を要求する方は その場で刻んで使う事をお勧めします。 何気に、餃子が突然作りたくなった時に便利ですよ。 お次は塩蔵ワカメ。 実にカンタンに冷凍できるってご存知でした? 普通に刻んでバッグに入れるだけで完了なのです。 元々が長期保存を可能にするために塩蔵にする訳ですが、それでも一人の自分には充分すぎる量です。 ものは試しとやってみたら、凍っても硬くならないことに気付きました。 使う時は必要な量だけ取り出し、ちゃちゃっと洗って塩分を取り除けば使用できます。 海藻サラダ、酢の物もらくちん♪ 次は油揚げ。 コレも可能なのですよ。 揚げてあるものなので、ひと手間必要になります。 軽く湯通しして水分をきちんと取り、好きな形に刻めばオッケー。 湯通しをしないと油分が酸化して味が落ちます。 熱湯じゃなくだしを使えば風味がアップしますが、日持ちはしにくくなります。 察しの良い方ならココで気付くのではないでしょうか。 この3点、お味噌汁の定番の具なんです。 具が寂しい時にコレを投入すれば良いのですよ。 やろうと思えばこの冷凍3品だけで作る事も可能な訳で。 なんてお手軽なんでしょう。 うどんや蕎麦にも大活躍のチームです。 他にもニンニク、生姜も刻んだのとおろしたのをそれぞれ常備してます。 普通に購入すると使いきれないのがコレ。 ひと欠けのみで販売してるのは殆んど見かけた事がありません。 実家の母は丸ごと冷凍して使うたびにおろし、残りをまた冷凍室へと言う力技を使いますが、 コレだと使い切るまでに劣化します(とこっそり母批判) 刻んだものもおろしたものも、平らにして一旦冷凍。 刻みは今まで同様解して、おろしは適当にぱきぱきと折ってラップで包み、バッグへ。 そのままだと水分が抜けて乾燥してしまいます。 生姜に関しては、旬なら皮を除く必要はありませんから楽~。 頻度は少ないですが、柚子大好きっ子のごまとろがお勧めしたいのが柚子の皮と果汁。 コレも味噌汁、うどん、鍋など何にでも入れます。 煮物に刻んで乗っけても高級感アップ。 これは皮の部分をへぎ切り(って言うのか?)にしてバラ凍結。 残った身の部分は絞ってジュースを取り出し、小さいサイズのバッグに入れ平らに凍結。 ニンニク同様、ぱきぱき折って保存してます。 このジュースが使えるんですよ~。 皮と同様に使っても良いんですが、ポン酢に入れると最高です。 市販のポン酢がグレードアップする、ささやかながらも(私だけが)嬉しい使い方です。 他にもありそうな気がしますが、思い出し次第アップしまーす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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