捨てた過去、選んだ未来
みなさまはどんな年末・年始を迎えられたでしょうか?うちは引越して2週間が過ぎ、共有部分には段ボールがなくなりましたが、私の部屋の本は多すぎて整理がついていません。あんなに売ったり捨てたのに・・・。う~ん。しかし、今回たいへんなのは、新居の片付けよりも、旧宅のそうじとリフォーム。こつこつとローンを払って買ったので、引越しを機に賃貸に出すんです。で、こちらの賃料をあてにして、広い新居を借りてしまったので、うまくこちらの賃貸が決まるよう、手を尽くしています。・・・で、旧宅のリフォームの打ち合わせをしたり、自分で、冷蔵庫を動かした跡やキッチンのタイルなど、ふつうそうじできなかったところを、ゴシゴシと何日も通ってはキレイにしていました。手の肌がもうゴワゴワです。とほほ。o(~○~;)oなにしろ旧宅は12年も住みました。なまじ収納場所があると、つい溜め込んでしまったものをこの機にできるだけ捨てました。でも、なかなか捨てられないんですよね~。(´Д`)それでも思い切って捨てたり売ったものたち。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・最初のダンナの指輪40万円弱の保証書がついていましたが、売ったら21,000円でした。約20分の1です。それでも、助かります。なにせ礼金・敷金・仲介料・引越し業者・リフォーム・家具の買換えととんでもなく出費続きなので。(T_T)・12年分の手帳見直すことはほぼないのに、これまで捨てられませんでした。自分がどんな生活や仕事をしてきたのかが、全部見えるから。えいやっ!で捨てました。・12年分の年賀状や手紙ああもう住所がわからなくなっちゃう人もいるかもですが、だいたいPCに入れてあるので、捨てました。ただ、歴年の男子たちとのラブレターは捨てられなかったっす。(汗)・育児日記ミルクやうんちの記録とともに、欄外に今日はこんなことをしたっていうのをマンガやイラストにして書きこんでいました。それがおもしろいんですよね。娘に見せたら、すごく笑って喜んで・・・。6冊くらいあった中から2冊を厳選して、あとは捨てました。・本キレイなもので値段がそこそこつくものはアマゾンで、書きこんだりしたものはブックオフの宅配便で売りました。・古い家具古くてガタが来てるけど、まだ使えるからもったいない・・という自分のもったいない病を、見直しました。考えたら、20年くらい使っているものもあって、それはもう寿命じゃないかと。それからいろいろ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「もっといいものが手に入る」と考える人は、捨て上手らしいです。私は全然ダメです。過去に未練たらたらなのかも。_| ̄|oそうじ力舛田先生から伺った「明日の自分に必要かどうかで捨てる」という言葉を胸に、少しずつ思い切りました。しかし、なんといっても思い切ったのは、今回の引越しです。3LDKS(納戸)です。バカ広いです。(東京では。地方ではあたりまえなのでしょうけれど)第一、娘と私が住むのに、3室も必要ありません。しかし、これはうっかりではなく、家賃に目をつぶって・・・飛び降りるつもりで借りました。ええ。2人だけという状況を変えて、開かれた感じにしたいんです。勝手にコーポラティブハウスです!なんちゃってゲストハウスという手もありです!そこんところを自由にできる広さを借りました。かなりバカです。でも、個世帯で住むいまの社会って不自由じゃね?ってどこかで思っている気持ちがずっとくすぶっていたので。海外にホームステイしたことも何度もあるんですが、むこうでは、子どもが成長して出ていったあとの部屋をそんな風に活用していたりするんですよね。それからフランスでは、フォワイエという共同アパートのような部屋も借りました。これがすごく良かったんです。1フロアに個室が3室くらいで、各フロアごとにトイレとバスがあって、プライバシーも保てるし、不便もなし。半地下(フランスではポピュラー)にキッチン&ダイニングがあって、そこで料理をしたり食事をしていると、他の部屋の仲間と話をしたり、一緒に食事をしたりで、孤独を感じずにすみました。適度にプライバシーと自由があって、人とのつながりも保てるって大事だと思うんです。いま、広島の実母が、1人暮らしでうつになっています。父の後妻さんだった義母も、足が悪く動けません。どちらも1人暮しになって、一気に具合が悪くなったように思えます。人って、やっぱ一人じゃ生きていけないって思うんです。娘の育児に手がかかっていたころは、年にたった1日のお泊まりでも、輝くようにうれしかった。でも、最近では夏のキャンプに娘が出かける度に、食事や生活が不規則になって、私の方が寂しい(笑)。誰かとごはんを食べるって、やっぱり幸せなことなんだと思う。娘は今月12歳になります。私は18歳で妹と2人で暮らし始めました。それでいうと、あとたった6年後!もしかしたら、娘は30過ぎまで家にいるかもしれないけれど(笑)最短で6年しかないかもしれない。また一人になってしまう前に、思い切って広い場所に越してみました。娘のいるうちに、いろんな人を迎えたり共同生活で老後に一人にならないような形を探ってみたいとも思っています。そんなこんなで選んだ未来~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・ムチャな広さのスペース・日当たりがよく、見晴らしのきく大きな窓・必要なムダのない暮らしではなく、 リスクをとって自由度を広げる・額つきのゴージャスな全身鏡引越し屋さんがうっかり全身大の鏡を壊してしまいました。通販で安く姿見鏡があるのですが・・・考えてみたら、前の鏡は実家の柱の幅に合わせて業者さんにカットして取り付けてもらったものでした。それをはずして移動していたわけで、要は30年くらい使ってきたんだなぁって気づいたんです。てことは、たぶん、いま買い替えたらまた30年くらい使っちゃう。いまから30年後って、ほぼ死ぬまでじゃん!・・・と思ったら、とりあえず安い通販の姿見を買う気はなくなりました。いろいろ探していて、気に入ったのが額つきのゴージャスな全身鏡。かといってお値段ビックリで、十数万~安くても3万円。これはちょっと出ないなぁ~、特にいまの引越しビンボーでは。と思いつつ、しつこく探していたら、ありましたよ、ヤフオクで。(^_^)vhttp://storeuser9.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/jp_crown777引越し業者さんからもある程度の弁償がありますし、ちょっと差額を上乗せするだけで買える約1万5千円で落札できました。これから30年、自分の姿を映すんだなぁ~と思って届くのを楽しみにしています。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~