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カテゴリ:なぜに私は京都に来たの?
伊勢田に住んでいた頃は新京極でバイトをしていた頃でした。
バイト先の近くのアイスクリーム屋に 「浅田美代子」にそっくりな女の子がいまして・・・ 恥ずかしながら私、ミヨちゃんの大ファンでした。 のちにタクロー様の奥方になられるのですが(笑) 毎日、当時なんとなくおしゃれだった「ラムレーズン」を頼み 彼女がポコンとコーンに乗せてくれる仕草に大いに興奮したものです。 彼女がポコンしたコーンをペロペロしながら まさに至福のひとときを毎日バイトの休憩中に過ごしたものでした。 ある日、いつものように「ラムレーズン」って頼もうとすると 彼女が「ラムレーズンね?」ってもうなんつーか好意丸出しとでもいいましょうか サイコーの笑顔でいってくれました。 ボクの事を覚えてくれたんですねぇ~。 ひょっとしたら気があるんちゃうかぁ~? 天にも昇る気分の一日を終え、次の日「ラムレーズン」を買いにいくと 彼女がいません。。。休みかな? 次の日もその次の日も・・・ずっと彼女はいなくなりました。 アイスクリーム屋から消えたんです。 とても悲しかったし、告白する勇気がなかった自分も悔しかったし しばらくは本当に「ガッカリ」の毎日を過ごしました。 それから半年ほどして、なんの用事だったか忘れましたが 宇治の市内へ出かけてそこからバイト先へいこうと 三条ゆきの電車に乗りました。 ふと前を見ると・・・えっ!!うそ!「ラムレーズンのミヨちゃん」!! 当時、ボクはいろんなものにあこがれていまして ギターで作詞作曲とかもしていたおろかものでした(笑) その時の様子をかいた唄です。 「三条ゆき各駅停車」 作詞・作曲/ごんどうごんぞう 忘れかけていた頃に 忘れかけていた人にあいました 頬を赤らめ何も言えずに うつむいてしまったボクでした 夢にまで見た君が目の前にいるというのに・・・ 秋の日差しがとても暖かい昼下がりの駅でした これほどまでにとても短くとても長い時はなかった 君とボクを乗せて走る三条ゆき各駅停車 まだまだたくさん話があったような気はするけど だまって座って景色を見るのが君は好きなんですね 別れ際に君はポツンとたったひとこといいました 「またいつか会えるかしら?」ととっても素敵な笑顔で 本当はどんな時でもそばにいて欲しいんだけれど そんな事はひとこともいえずだまって見送るボクでした くせぇよ。死んでしまいたい程はずかしいけど ブログだと書けるのは何故?(笑) 曲はたしかワルツだったような?星影のワルツじゃねーよ! 「またいつか会えるかしら?」といってくれたのですが 会えませんでしたネ。その後、一度も。 もしその時、ボクに「つきあってください」とはいえなくても 「一度、ごはんでも食べにいきませんか?」でもいいし、 「映画お好きですか?今度一緒にどうですか?」くらいいえる勇気があったらネ。 若かったですな。ほろ苦いっス。 嗚呼!ごんどうごんぞう22歳の秋でした。 グッドラック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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