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テーマ:政治について(20219)
カテゴリ:ニュースから
お久しぶりです。みなさん。
最後に更新してるのが5月24日。沖縄問題についてアレコレ書いてて、まだ『鳩山首相』だったのが、なんだか妙に時間の経過を感じさせる。。。。 その後、6月頭から7月頭までバケーション帰国してたし、その後チビ学校も変わったし、マイPCはついにぶっつぶれたし、いろいろ書きたいことは山ほどあるんだが、とりあえずサボり終了復帰記念はやっぱコレでしょう。 尖閣諸島。 中国船長逮捕から釈放まで、ずっとNHKオンリーのニュースだけど一体日本政府はどうやって対応するんだろうともの凄~く興味をもって見守っていた。 んで、この結果。。。。 沖縄地検の一存で釈放????????? 政府としてのコメントが『了とする。』???????? ハァ??????? 中国外務省、日本に謝罪と賠償を求む?????? ハァ??????? マイPCがぶっつぶれてるんで、もうしばらくブログはお休みにしようと思っていたんだが、あんまりこの経過に頭にきたので作造PCをこっそり拝借してチャチャっと吠えさせてもらうことにした。 大体。。。 Twitterの方でも書いたんだけど、沖縄地検が日中関係に配慮して首相が留守の間にさっさと自分らの裁量で釈放しちゃうというのもありえなさすぎな話だし、思いっきりしれ~~~~っと『地検の判断を了とする』なんて言葉を吐いてる仙谷さんも大嘘つきだ。一応、地検は外務省に『ご意見伺い』はしたらしいが、これだけ大騒ぎになってる問題をこんな茶番で片付けようとしてる政府って一体何なんだろう。 タイムリーにも邦人が4人、化学兵器処理施設の視察に行って中国当局に拘束されてしまったが、この人達と引き換えに船長を釈放しろなんて政治的取引があったのかもしれないな~と思っている。 もし、万が一、そういうことがあったとしたら、政府は『こうこうこうやって政治取引したが、この取引と領土問題はまったく別モノである。』と、さっさと公式声明を世界に向けて出すべきだったと思う。 そういう政治的取引って外交の手段のひとつな訳で、ドコの国でもやってることだ。 なんだか、中国が先手先手を打ってどんどん過激に日本を追い詰める声明をバンバンだしてるのに対して、日本が言ってきた事って、『粛々となんちゃらかんちゃら』とか『時間をかけずとも一過性のものとして云々』とか、なんともハッキリしないものばかりだった。 大体、『粛々と』って何なんだ?! しゅく・しゅく【粛粛】 1.ひっそりと静まっているさま。 2.おごそかなさま。厳粛なさま。 3.つつしみうやまうさま。 (by大辞泉) こんなんでどうやってあの中国と渡り合っていけるんだ?? 政府の態度は『粛々と』ってよりは『縮々』って字のほうが当てはまるくらい、関わりたくない~・領土問題ほじくりかえしたくない~・ビビってます~という感じがする。 そもそも。。。。。。 テレビはNHKのみで後はネットのニュースで見てるだけだから、日本国内でどんな風に報道合戦されていたのかいまいち分からないんだが、感情的な政治家とかコメンテーターとか町の人の声なんかよりも、大元の尖閣諸島の領有権についてきっちりとメディアが揃って国内外に向けて発信したのかどうか、気になっている。 時事ドットコムによると: 沖縄県石垣市に属する尖閣諸島は東シナ海の無人諸島群で、魚釣島、久場島、大正島などと岩礁から成る。日本政府は1895年の閣議で沖縄県に編入し、領有を続けてきた。第2次世界大戦後は米国の管理下にあったが、1972年に沖縄県の一部として日本に返還された。 中国と台湾がそれぞれ領有権を主張し始めたのは71年で、周辺に豊富な石油資源がある可能性が指摘された時期と重なる。51年のサンフランシスコ講和条約で日本が領有権を放棄した「澎湖諸島」に含まれるというのが根拠の一つ。尖閣を実効支配している日本政府は「澎湖諸島には含まれず、東シナ海に領土問題は存在しない」との立場で一貫しているが、実際には中国や台湾から漁船のほか、抗議のための船舶もたびたび接近。2004年には中国人活動家7人が魚釣島に不法上陸する事件が発生し、沖縄県警が入管難民法違反で逮捕したが、送検せず、中国へ強制送還した。 (時事ドットコム) という訳で、澎湖諸島に含まれると中国・台湾が主張するなら、尖閣諸島が72年にアメリカから『沖縄の一部として』日本に返還された当時に中国側はちゃんと主張するべきだったんじゃないかと思う。 この澎湖諸島っていう島々ってそもそも台湾の西側にあるわけで、台湾の東側にある尖閣が澎湖諸島に含まれると言うんだったら、戦後澎湖諸島の領有を日本が放棄したときに尖閣諸島も含めての領有を中国側は宣言しておくのが筋ってものだ。 尖閣諸島は一応、戦後米国の管理下にあったというお墨付きがあるわけだし、今回もクリントン女史は『安保条約の範囲である』という見解を正式に出してるわけで、日本は充分すぎるくらい中国の主張に反論できたはずだった。 もともとのいきさつって、『政府が外国の統治下にないことを確認して領土を宣言した』ってことらしいんだが、こういうのって宣言したときにどういう手続きをとるんだろう? 例えば国内の土地なんかはちゃんと測量したりした結果を、ちゃんとお役所に届け出て認可されるというプロセスが必要なんだろうが、国際的な規模の場合、こういうのってどういう扱いになっているんだろう。 アメリカでは重要な書類を提出したりするときに、よくnotarizeが義務付けられる。 notarizeとは、公証人によって公証されることを言うんだが、弁護士事務所だとか公認会計士事務所だとか、notarize専門の『notary public』という機関なんかに書類を持っていって目を通してもらい、問題なければサインをしてもらって、それで初めて書類の提出先に送ることができる。notarizeとはオフィシャルにする、ってことだ。 領土問題だって、どこかの国が『この島はオレのもん!』って言ったときに、それ以前にオレのモンだといった国が無いかどうかチェックできたり、無かったとしたら『ハイ、んじゃ~コレはお宅の国の島とします!』とnotarizeする世界的な機関があったら、そんなにめちゃめちゃモメなくてもすむのになぁ~と思ってしまう。 こういう手続きってどうなってるんですかね? 誰か知ってる人がいたら教えてください、是非是非。 しかし、、、。 前原さんのコメントも、目はデカイくせに目ヂカラに欠ける顔の印象と同じで、ぱっとしない。 米中両方から圧力はあっての今回の結果なんだろうけど、せっかく国連に居るってのに 『中国の謝罪、賠償要求について「中身を見ていない」とコメントを避けた。中国人船長の釈放については「検察がそういう判断をしたことについては、その対応に従う」と述べた上で「東シナ海に領土問題は存在しない。これから同じような事案が起きた時には、毅然(きぜん)と対応していくことに変わりはない」と強調した。 (by朝日新聞)』 こんな弱弱しい態度でどうするよ~~~。 *中身はまだ見ていないが、謝罪・賠償には応じない。 *尖閣諸島はこういういきさつで(↑上に書いたような事)わが国の領土である。米国もそれは認めている。 *今回は邦人が4人拘束されている事もあり、船長を釈放するに至ったが、以後同じような事案が起きた場合は一切日本領土内での法違反は許さない。 せめてこんな感じだろう。 あれだけハッキリ内外にアピールする国に対しては同じようにハッキリアピールするだけじゃなくって、そういう国としての方針に至った確固たる背景を理論的にぶつけるべきだ。 ひたすら黙ってやりすごそうというのは最初から間違ってるし、逮捕はしたがどう扱っていいのか分からないというのであれば、過去に自民党がやったようにさっさと強制送還という形で送り返すべきだった。 まあ。。。。やっちまったことは取り返しがつかない訳で。。。 後は、これからの中国側からの謝罪・賠償請求に対してどれかでしっかりと対応できるかで、尖閣諸島をギリギリキープできるかどうかは変わってくるだろう。 中国側にしてみれば、あっさり釈放した時点で『日本は自分たちの非を認めた』→『尖閣諸島は我々のものである』という事になってるから、一刻も早く『船長は返してやったけど、尖閣諸島はあげたわけじゃないから』という事をキッパリと国外に向けて発信しないといけない。 ああああああああ。 それにしても。。。 情けないよな~~~。 新PC購入までそんなにちょくちょくとは更新できないかも知れませんが。 とりあえず、コレだけは書いておきたい~~と思って書いておいた。 がんばれよ、ニッポン。 外から見ててイライラするぞ。 同じくイライラすると思う人、クリックよろしくお願いします! ↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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