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• 漱石「草枕」

  ​​​​Quora でなにやらアメリカ人女子学生らしき人に日本の小説のお薦めを聞かれた。​​​とりあえず、​​夏目漱石「草枕」森鴎外「舞姫」志賀直哉「城の崎にて」樋口一葉「たけくらべ」​​梶井基次郎「檸檬」中島敦「山月記」中勘助「銀の匙」岡本かの子「鮨」森敦「月山」開高健「夏の闇」「玉、砕ける」を教えた。​「草枕」だけ読んでなかったが人気No.1のようなので挙げておいた。すると、「​草枕大好きです！他の本は知りませんでした。読んでみますね、ありがとうございます！」とお礼がきた。​​​漱石はイマイチ苦手だ。でも、これを機に読んでおかねばならない。​

  2024/02/08

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• 統一教会信者の知性

  Quora で統一教会信者による「年始早々地震や飛行機事故が起こったのは統一教会へ解散請求が出たからだ」という意見を読んだ。確かに、そうでないとは言い切れない。しかし、そうであるとも証明されていない。いわば、勝手な決めつけだ。それは、天気がよくなければ雨が降っていると決めつけるようなものだ。実際には曇りもある。ましてや、因果の連鎖が複雑に絡み合った現実においてマクロな理由など断定できるはずもない。安易に理由を断定すれば確実に知性が疑われる。

  2024/01/05

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• 小卒からの攻撃

  Quora の「1人の時なにしている？」という質問に「ひたすら勉強とトレーニング」と答えたら「それだけ勉強して関大か？せめて同志社に入れ」とコメントがついた。プロフィールを見ると「小卒。優しくしてね！」とあった。小卒の自分には優しくすることを要求し、大卒には厳しく接する資格があるということか。ともあれ、速攻でアカウントを無効化しているのがなんとも情けない。

  2023/12/29

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• " Sunshine of Your Love "

  " It's getting near dawn,When lights close their tired eyes.I'll soon be with you my love,To give you my dawn surprise.I'll be with you darling soon,I'll be with you when the stars start falling. ”Quora で Cream のよさがわからない人のために例として " Sunshine of Your Love " 挙げると、このところやりとりを続けている人からコメントがついた。最近、仲のよかった夫を亡くした女性だ。これまであまり意識していなかった歌詞だ。しかし、そんな境遇の人にとって刺さるのも頷ける。

  2023/11/27

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• 自分可哀想アピール

  ​​​​​​​​​​​Quora で「カウンセリングや心療内科で心の状態を話すのがしんどく行けていません。自分可哀想アピールする感じが嫌なんです」という質問に「​内科で風邪の症状を説​明する人が自分可哀想アピールでないように、心療内科で心の状態を話すのも可哀想アピールではありません。​​​そもそも、それがなければ医者も診断のしようがありません。ともかく、できるだけ客観的にわかりやすく話してください」と答えた。​​​すると「​​​​家族構成だとか、過去にあったエピソードをいちいち掘り返して語るのがしんどいです。風邪で内科にかかるときいちいちそんな話ししませんよね？」と返ってきた。​​​それに対しては「​​​​​家族構成だとか、過去にあったエピソードをいちいち掘り返して語ることも可哀想アピールではありません。それすらできないのなら心療内科へいくべきではありません」と答えた。そもそも、心療内科へいくのがしんどい理由は「心の状態を話す」ことと「自分可哀想アピール」だったのが、返信では「家族構成だとか、過去にあったエピソードをいちいち掘り返して語る」ことにすり替わっている。「自分可哀想アピール」に至ってはきれいさっぱり消えている。論理が破綻しているといわざるをえない。ここから、心を病んだ人の内面が垣間見える。

  2023/08/16

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  Quora の共同作業

  このところ Quora で頻繁にやりとりしている世田谷のマダムから明太子に酢を掛けると美味しいと教えられやってみたら辛さが緩和され粋な味になった。その写真を Quora にアップすると高評価が６０も付いた。普通は２、３個だ。そして、同じものを作ったらたしかに粋な味になったとコメントが付き、さらに、山芋の短冊に乗せればいいかもと提案された。早速作ってみると粋さがブラッシュアップされた。「Bar で出せるレベル」というコメントも付いた。それにしても、なかなか楽しいやりとりになった。​

  2023/06/17

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• クリスチャンの傲慢さ

  Quora で割に目立っているクリスチャンの女性が問題をよく起こす会員からブロックされショックを受けていた。問題をよく起こす人間からブロックされてもなんの不思議もない。だが、彼女は「私の器が小さかったからではないか」と自分を責めた。いやいや。誰からも好かれる器の大きな人間など見たこともない。そもそも、器の問題ではなく、人間性に対する好みの問題ではないだろうか。ともあれ、誰からも好かれる器の大きな人間でない自分を責める心理の背後にどこかしら傲慢さすら感じる。

  2023/05/13

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  左翼は貧乏人のバカばかり

  Quora で「なぜ左翼は貧乏人のバカばかりなんですか？」という質問が立っていた。その根拠は朝日新聞による下記のデータだった。たしかに、年収が高い方が自民党支持率が高く年収が低い方が支持率も低くなっている。だが、自民党の政策が金持ちに有利だからという解釈も成り立つのではないか？そもそも、自民党を支持しない人間をなぜバカと言い切れるのだろう。それなら金持ちにも半分以上のバカがいることになる。それとも、貧乏人は全員バカと思っているのだろうか？となると、貧乏人の自民党支持者は一体どうなるのだろう？

  2023/04/07

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• Quora の勘違いいちゃもん

  Quora で統計・確率と人生の成功・不成功についての質問に答えた。質問者は宝くじを例に挙げていたので「自分に当たる確率はほぼゼロ、一方、誰かに当たる確率は１００％、なので、自分に当たったとしても単に極めて幸運であったにすぎない」と答えた。それに対し、コメント欄を使い「貧乏人は宝くじを買うことによって夢を買う。なので宝くじを買うべきでないという主張は支持できない」という横やりが入った。それに対し「私は宝くじを買うべきではないとどこにも主張してません」と返した。すると「あくまで一般論だ」と返ってきた。なぜ人の回答に乗っかってまでそう主張するのかわからない。だが、おそらく、貧乏に対する絶望があるのだろう。いわゆる、「溺れる者は藁をもつかむ」に近いか。でもまぁ、宝くじが当たらなくとも沈みはしない。それにしても、それほど大金を欲しがる気持ちがまったく理解できない。ということは、根底にあるのは絶望ではなく強欲ということか。

  2023/01/05

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• いじめ加害生徒擁護

  旭川の中学で７人の生徒によるいじめで１人の生徒が死んだ。いじめを放置していた教師は「加害生徒には未来があるんですよ？」と言い放ったそうだ。なるほど。未来があればいじめで人を死に追いやっても罰せられないことを教えるのが教育なのか。

  2022/12/31

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• ミクロな日中交流

  Quora でアニメ好きの中国人に新海監督の「秒速５センチメートル」を薦めたら「これは中国でも有名です。今度見ます。本当にありがとう！」とお礼が来た。「どうしたら戦争を止められるか」というアインシュタインの問いにフロイトは「文化の共有」と答えた。確かに、文化を共有する者を憎むことは難しい。ともあれ、ミクロレヴェルの文化交流だった。

  2022/12/23

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• Quora の粘着

  Quora で「女性の地位向上のために必要なものはなんですか？」という質問に「​​​リベラル派の女性連邦最高裁判事だったルース・ベイダー・ギンズバーグ氏のような人が日本にも誕生することだと思います」と答えた。すると、言葉は一応丁寧だが、明らか保守の人物に噛みつかれた。そして、何日も粘着された。私も色々例を挙げたが、それは相手に取って説得力を持たなかった。要するに噛み合わないのだ。結局、感じ方の大きな違いを理由にやりとりを止めることにした。これまでも何度かあったが、感性を共有しない人との議論に終わりはないようだ。​​​

  2022/10/20

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• ソースはどこなん？

  Quora でまた感じ悪いコメントが付いた。今度は質問者だった。タイトルは「AIは脳を補完するようになるか？」というものだった。私は「既に棋士の藤井聡太さんはAIを利用してますので確実でしょう」と書いたら「ソースはどこなん？」と書かれた。ひょっとするとAIと脳を直接つなぐような話だったのかもしれない。しかし、見ず知らずの人間にいきなり「ソースはどこなん？」というタメ口はないだろう。

  2022/09/28

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• 障碍者の人権

  Quora で「障碍者の人権は保護されるべきですか？」という質問が立っていた。やまゆり園で大勢の障碍者を殺害した植松の例が突出しているが、最近、優生思想をちらほら見かける。それだけ世の中が実力主義偏重になり人心が荒んでいる証拠だろう。ともあれ、質問を立てた会員のプロフィールを除くと「理詰めで人は動かない」と書いてあった。それはそうかもしれない。しかし、その文章自体理屈である。どこか、「『すべてのクレタ人はうそつきである』とあるクレタ人がいった」を思い出させる。

  2022/09/06

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• 的外れつっこみ

  Quora でなんとかいう経済学者が「『すべての幸せは自作自演』といってますがどう思いますか？」という質問が立っていた。私はまず「そういうシニカルな見方は拒否します。そういう人は真の幸福を味わったことがないのでしょう」と書いた後、私が幸せを感じることをずらずら書き「これらはそうなるように持って行くことはできますが決して演じることはできません」と書いた。すると「それらは自力でやってるので自作自演です」というつっこみがコメント欄に入った。いやいや。最初に「そんなシニカルな見方を拒否します」と書いてる人間にわざわざそんなこと書くか？しかも、最後に「演じることは決してできません」と書いてるのに。つまり、私がいいたいのは「真の幸福は演じるものではなく感じるものである」ということだ。そこを完全に無視している。おそらく他者の幸福の価値を下げたいのだろうが曲解もいいところだ。よほど他者の幸福が我慢ならないのだろう。おまけに、ハンドルネームが「普通の人」だったのが笑えた。自分で自分のことを「普通」と呼ぶ人が普通でないことはよくある。

  2022/08/30

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• 行き違い

  Quora で「『馬鹿につける薬はない』と言いたくなるような人がいます。言ってあげた方がいいでしょうか？」という質問があった。「言ってもわからないから馬鹿なのです。もし言って分かったらその言葉が薬になります。ことわざに矛盾します」と答えた。すると「矛盾してません。馬鹿にも痴呆・愚鈍・愚昧など色々あります」と返ってきた。同じ馬鹿でも色んな段階があると言いたいのはわかる。しかし、「馬鹿につける薬はない」の意味を掴み損ねている。要は、「馬鹿を賢くする手段はない」と言っているのだ。「馬鹿にも色々な段階がある」という話ではない。事程左様に思い込みの強い人とは話が通じないものだ。ともあれ、人を馬鹿呼ばわりする人自身にも馬鹿な面が見えることはよくある。他山の石とするべきだ。つまり、よほどのことでない限り人を馬鹿呼ばわりしてはいけない。

  2022/08/24

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• 安倍支持者の独善性

  Quoraで安倍元首相の国葬に反対する投稿を叩いていた。いわく「安倍元首相の悪い点ばかり挙げるより、その力を日本をよくする方向へ向ければいいのに」とのことだった。いやいや。国葬に反対する人はそれが日本をよくすると思っているだろう。ここにも身贔屓や独善性の典型がある。こんなことでは右と左がわかりあえる日など永遠にこないだろう。

  2022/08/20

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• 般若心経への違和感

  Quora で「般若心経を詩にしてください」という質問があった。そこで、あらためて現代語訳を読んでみた。大まかな主張は「人間の心もあらゆる物質も変化しないものはない。つまり、実体は存在しない。ゆえに苦しみも存在しない」と述べているように感じた。「人間の心もあらゆる物質も変化しないものはない」はまぁいいだろう。しかし、そこから「実体は存在しない」を導くのはどうだろうか。私は、変化しつつ存在するものこそ実体であるように感じる。いわば、「動的平衡」のようなものだ。そして、「苦しみ」も「楽しさ」同様厳然と存在する。むしろ、私にとって、いかに苦しみを回避、あるいは、耐えつつ、楽しみを得るかこそが生きる価値である。

  2022/08/17

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• Quora の感じ悪いコメント再び

  「ものは何故生まれたの？」という質問に、まず素粒子間に働く四つの力を挙げ、でも、それは宇宙の５％しか説明できず後のダークマターやダークエネルギーが占める９５％は説明できないから、結局、誰もわからないでしょうと答えた。すると、コメント欄に「質問者は「何故」と聞いてます。あなたの答えは「How」です」という突っ込みが入った。まぁ、確かに。でも、なんとなく感じ悪かったのでその人の他の回答を読んでみた。すると「頭の悪い人の特徴」という質問への回答に「回答に食い下がって重箱の巣をつつくようなコメント」とあって笑った。自分のことやん。しかも、もう一つ挙げた理由の「誤字がある」に「重箱の巣」がしっかりハマッている。もっと驚くのがマッキャンエリクソンの元副社長だったことだ。そして、そもそも名前は各投稿の最初に表示されるのに最後にわざわざ署名してるのも謎だ。

  2022/07/05

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• メシア（救世主）は、我と共にあり（行動だけが、己を救う）

  Amazonでフレーザーの金枝篇について書かれたレビューを読むと「メシア（救世主）は、我と共にあり（行動だけが、己を救う）」とあった。これは全き真理だ。自分を救うのは行動である。そしてそれを判断するのは理性である。行動の内容を判断するのも理性なら行動を控えるのも理性である。つまり、人間にとって理性こそ最高神なのだ。

  2022/06/26

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• Quoraでのいいやりとり

  Quoraでいいやりとりができた。質問は「最高のエンターテイメントは？」だった。見るだけならサッカーの試合、やるならサックスを吹くことと書いた。すると「楽器ができないので羨ましい。でも、娘にはピアノを習わせてます」とお礼にあった。私は、「それはいいですね。でも、私も６８歳からピアノを始めたので今からでも遅くないですよ」と返した。すると「娘に習えばタダだし、娘の復習にもなります。晴天の霹靂です！ありがとうございます！」と返ってきた。どうやら、いいことをできたらしい。ただ聴くだけと自分でやるのとではまったく経験の質が違う。とりあえず、和音の深い響きを聴くだけでも値打ちはある。

  2022/06/20

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• モンティ・ホール問題

  ​前から名前は知っていたがQuoraでモンティ・ホール問題について触れていた。結構難しかったが超難問というわけでもなかった。ABCの扉がありひとつの扉が正解である。回答者がひとつ選ぶと司会者（モンティ）が間違いの扉をひとつ開ける。その後、回答者は自分が選んだ扉を変えてもいい。回答者は扉を変えるべきか否かというのが問題の趣旨だ。普通に考えると最初の正解である確率は１／３であり司会者が開けた後もそれは変わらないように感じる。しかし、重要なのは司会者が間違った方を開けたことにある。なので、もしAが正解で回答者がAを選んだ場合、司会者が選ぶのはBかCか１／２の確率になる。回答者がAを選ぶ確率が１／３で司会者がBかCを選ぶ確率は１／２なのでそれぞれが起こる確率は１／６になる。その場合、司会者が間違った扉を開けた後回答者が扉を変えると間違う確率は１／６＋１／６で２／６＝１／３である。一方、回答者がBかCを選ぶ確率も１／３である。しかし、その場合、間違った扉はひとつしか残ってないから（ここが肝心だ）司会者が間違った扉を開ける確率は１である。なので、それぞれが起こる確率は１／３＋１／３＝２／３になる。つまり、扉を変えて正解になる確率は２／３になる。これは、扉を変えなかった時の倍になることを意味する。ともあれ、これは条件付き確率の問題なのだろう。​

  2022/05/14

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• ダウン症出来損ない説

  ​Quoraでダウン症を出来損ないとみなす言説について質問があった。私は「そんな酷いことをいう人間こそ出来損ないだ」と書いた。だが「出来損ないと認めた方がいい」という回答に多くの高評価がついた。主旨は「完璧を目指す方が息苦しい」というものだった。いいたいことはわかる。しかし、ダウン症をわざわざ出来損ないと言い立てる残酷さが論点から消え去っている。ある意味「ごまかし」だ。多くの人はそんな論法に乗っかるのだ。ひろゆきの怪しげな論法がもてはやされるわけだ。ともあれ、弱者を攻撃するのは権威主義的パーソナリティの特徴でもある。常々、日本の民主主義など見掛け倒しであり実質的には権威主義の方が優勢だと感じている。それを裏付ける一例といえるだろう。​

  2022/04/20

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• Quora のすれ違い

  ​「思考は現実化しない。行動が現実化するのでは？」という質問に答えた。「思考が現実化するとは限らない」という路線で答えた。部分的に質問者の意に沿っている。しかし、お礼文は「なので思考は現実化しないと明言しているのですが」というものだった。だが、「思考は現実化しない」とまではいえない。現実化する思考もあるからだ。そして、「行動が現実化する」というのは当然である。思考するだけで現実化するはずもない。だが、それが動機であることもまた事実だ。いわば、思考は設計図のようなものだ。なので、質問者は「設計図があるだけでは家は建たない」といっているようなものだ。まさか、本当にそんなことをわざわざいいたいのだろうか？ともあれ、まともなやり取りが出来る相手ではなさそうだ。ブロックするほどではないにせよフィードからミュートした。​

  2022/04/14

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• 社会と個人間における決定的非対称性

  ​Quora で「あなたの人生最高の瞬間はどんなときでしたか？」という質問に「子供が生まれたとき」と答えた。すると、コメント欄に「私もそうでした。翌朝の新聞を見て『あんな大きな出来事があったのに、なぜそれが載ってないのだろう』と不思議に思ったほどでした」書いて来た人がいた。笑えるがわかる気もする。常々思っていることだが、社会と個人間には決定的な非対称性が存在する。子供の誕生もそうだが人が死んでも大抵新聞に載らない。そして、戦争はもちろん公害や原発事故を見れば明らかだが人の命や健康はしばしば軽視される。​

  2022/04/11

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• Quoraの嫌なコメント

  ​Quoraで相撲における女人禁制についての質問に答えた。すると、閲覧数が１０００に伸びコメントも色々つき結構盛り上がった。しかし最後のコメントは「ま～、どうでも良いです」という感じ悪いものだった。「どうでも良い」のならわざわざ書くなよと思うが時々こういう人間がいる。たぶん、どうでも良いことについてわざわざ論じる人間をバカにしているのだろう。つまり、動機は人をバカにすることなのだ。おそらく、優越欲求が強くプライドの高い人間なのだろう。肩書は建築士だった。ともあれ、今まで「自慢」がもっぱら「マウンティング」の手段だと思っていた。しかし、「ケナす」というのもその一種のようだ。​

  2022/03/26

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• Quoraでの嫌味

  ​最近、Quoraで「哲学は単なる屁理屈じゃないんですか？」とか「自分が価値のある人間のように見せかけるのは疲れませんか？」などという嫌味な質問が増えて来た。これは、取りも直さず、会員が増えたことによるのだろう。しかし、彼らは何故わざわざ労力と時間を使い嫌味な質問をするのだろう？おそらく、「哲学は屁理屈」については、哲学が理解出来ないことへの負け惜しみだろう。所謂、イソップの「すっぱい葡萄」というやつだ。つまり、根っこは負けん気の強い人間なのだろう。ただ、理解出来ない自分を正当化したいのだ。人間によく見られる醜さだ。そして、「まるで自分に価値があるかのように見せかける人間」への嫌味はなんだろう？とりあえず、自分には価値がないと思ってそうだ。そして、自分と同じで価値がないくせにさもあるかのように振る舞う人間に腹が立つのだろう。どうやら、これにも根っこには負けん気があるようだ。負けん気が屈折すると実に醜い。そういえば、なにかに挫折した人間はしばしば手に負えない歪んだ人間になる。負けん気は一歩間違えば恐ろしい。​

  2021/12/16

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• またまたまたQuoraでの噛みつき

  ​またQuoraで噛み付かれた。今度は「栗の魅力」についてだった。栗ご飯やらモンブランやら焼き栗に白ワインを合わせると美味しいとか書いた。すると、いきなり「あなたの嗜好など聞いてません！！」と来て、回答例として「マロンにはロマンを感じるとか」と書いてあった。回答例も大概トホホだが、自分の意図に沿わない回答にいきなり噛み付くとは一体全体どういうことだろうか？とりあえず正気とは思えない。なんかこういう人間が最近増えている気がする。いや。単にSNSが発達したから目立つようになっただけだろうか。ともあれ、今後、栗を見ると嫌な気持ちになりそうだ。​

  2021/10/23

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• Quora の失礼な変態

  ​Quoraで「猫は好きですか？」という質問があったので「好きというより愛してます」と回答した。すると、別の人間から「気持ちは分かりますが、そういう人は人間関係が満たされてないのかもしれませんよ。コスプレさせたり性的興奮を感じたら病気ですから病院に行きましょうね」とコメント欄に書かれた。それに対し「妻や友人とも上手く行ってます。コスプレや性的興奮など考えたこともありません」と返したら「奥さんに猫の着ぐるみ着せてエロいブラ着けてるんじゃないですか？」と来た。やっぱり、おちょくりだった。当然、ブロックした。プロフィールを信じるなら、都立駒場高校を出た元エンジニアで今終活中だそうだ。なんと無残な終活であることか。​

  2021/10/05

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• またまたQuoraでの噛みつき

  ​「相手と結婚しようと思った理由はなんですか？」という質問への回答に噛みつかれた。色々な理由を書いた後、「やや打算的ですが」という但し書きをつけたが、「親が長患いしていて妻が大学で福祉科だったから」というのがいけなかった。確かに、半世紀近く前の話とはいえ、今時、時代遅れの話だ。上野千鶴子ならボロクソに言うだろう。だが、他の色々な理由は無視し、そこだけ取り上げ「露骨な介護要員ですね」から始まり、ずらずらとキツく糾弾するのはフェアではないと感じた。実際、もう一人のコメントは「良い話ですが、最後のは女性からのヘイトが集まりそうだから要らないかな」だった。こういう場合対応が難しい。大概、コメントには返信するが、これは難しい。おそらく、反論しても平行線の泥仕合になるか、みっともない言い訳になるのがオチだろう。ともあれ、最初のコメントは正論とはいえキツかったのは事実だ。見ず知らずの人にいきなりあの言い方はないと思う。きっとヒステリックな人なのだろう。なので、あまりしたくないがブロックした。そして、二人目には返信せず高評価を押した。まぁ、こんなもんだろうか。ともあれ、人というのは、他人が自分の正しさに合っていないと腹が立つ生き物のようだ。確かに、なんらかの正しさを持っていないと行動出来ない。だが、それを他人にまで広げるかどうかには個人差があるようだ。​

  2021/07/15

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• 決定論と最後の審判

  ​Quoraで面白い質問が立っていた。「キリスト教では最後の審判でその人の善悪が判定されるのに占いでは未来が決定されているのは矛盾してませんか？」というような趣旨だった。なかなか鋭い視点だ。でも、キリスト教と占いを混同している辺りかなり素朴な人なのだろう。子供が真実を突くことに似ている。その通り。人間はしばしば自分勝手な解釈をする。そこに多くの人間が持つ普遍的な身贔屓感情がある。その背後にはそれぞれの思惑が存在するのだ。人と接する時その部分を差し引かねばならない。所謂、「話半分」というやつだ。​

  2021/06/29

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• 京大哲学科の噛みつき

  ​Quoraでまた噛みつかれた。ただ、私もよく知らないカント哲学について答えたのが迂闊だった。丁寧に間違いを指摘されたのはむしろ有難かった。しかし、「カントなら『話聞いてました？』と言うでしょう」の一文が余計だった。そこには「嘲り」がありありと見える。なので、「噛みつき」というより「嘲笑」の方が正しいか。ともあれ、京大でカントについてしっかり勉強してるのはいい。だが、的外れの回答者にわざわざコメント欄を使い嫌味を言うのは道徳的にどうなのか？そこには、滑稽な主客転倒があるのではないのか？​

  2021/06/23

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• Quoraの同窓生

  ​Quoraでフランス映画の質問に答えたら私と同じ関西大学出身の女性だった。なにやら、南海キャンディーズの山ちゃんも私と同じ社会学部出身らしい。「サラバ！」の西加奈子は法学部だった。今まで関大出の有名人と言えば阪神の村山投手、桂文枝、矢井田瞳くらいしか知らなかった。ともあれ、Quoraで出会った同窓生はこれで二人目だ。ほんの少しQuoraに親しみが湧いた。後、あまり毒のあることは書き難くなった。​

  2021/06/03

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• サイコパスレビュワー

  ​マイケル・サンデルの能力主義に関する本に「能力主義最高！」というタイトルのレビューがついていた。気になって読んでみると「拝金主義」というこれまた身も蓋もないハンドルネームだった。他のレビューもいくつか読んでみた。一貫してサディスティックなエゴイズムに貫かれていたが、とりわけ、凶悪犯が書いた本へのものが目についた。曰く、その本の出版によって数千万円を手にした著者に対し「幸福になって欲しい」と書き、「被害者遺族は他人だし知らんがな。無視無視」書いていた。つまり、被害者には同情しないが利己的な動機で人を殺す者には共感するということか。「被害を受けるのは自己責任」という姿勢も一貫していた。こんな人間もいるのだから、紛争地で拉致され公開処刑された人間が「自己責任」と言われるのも全く不思議ではない。かねがね、世の中には非情な「弱肉強食派」と優しい「相互扶助派」がいるとは思っていたが、ここまで冷酷な人間が堂々とレビューを書き込むことに少々驚く。しかし、被害者に全く同情せず、加害者の幸福を願うのは一体何の為なのだろう？となると、完全に利己的とは言えない。しかも、１００を超えるレビューを書き込むのは一体なんの為なのだろうか。ISが仲間を募るようなものか？そんな人間でも仲間は欲しいのだろうか？ここでも、「類友」の法則が働いているのだろうか？ともあれ、人間の心の闇はかくも深い。​

  2021/04/25

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• 相対主義者の攻撃

  ​Quoraで「正義」について「自分にとっての正義に従うしかない」というような回答をしたら、「対立する双方にとっての『正義』があり、それは『悪』にもなり得る」という判で押したようなお決まりの横槍が入った。私は仕方なく、「勿論そうです。しかし、私はあくまで自分にとっての正義に従います。例え、それが「悪」になる可能性があろうとも。もし、後で悪だったと分かれば反省し修正するだけの話です。でなければ、何事も実行できませんから」と返した。ともあれ、彼らは何故「双方にとっての正義がある」などというほとんど自明なことをわざわざ主張するのだろうか。ひょっとして、本人は大事なことを決定できない人間なのではないか。だから、どちらか一方に決める人間を攻撃するのではないか？気になって、その人のプロフィールを調べると、自分のことを「イラストレーターのなりそこね」と書き、「アホ・バカ・カス」とこき下ろしていた。そういう人間が他人の回答にわざわざいちゃもん付ける所が面白い。そこには、強烈な挫折感と自尊心の高さが共存しているように見える。となると、所謂、「こじらせた人間」ということだろうか。​

  2021/03/29

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• 中国人愛国者からの噛みつき

  ​Quoraで、中国におけるウィグル人弾圧についての質問に、「ナチスドイツがユダヤ人を殲滅しようとしたこと同じではないかと推測します」と書いた。すると、いきなり「中国のことを全く知らないことが丸わかり」と噛みつかれた。なにやら、少数民族は優遇されており、日本には漢民族以外も来ているそうだ。最後に「それを知らないだけ」と念を押された。余程頭に来たのだろう。かなりのケンカ腰だ。ともあれ、本当に少数民族が優遇されているのかどうかは分からない。しかし、彼が攻撃的愛国者であることは間違いないだろう。ことほど左様に、宗教・思想と並び、国粋主義も誠に恐ろしい。しばしば、礼儀もへったくれもなくなる。​

  2021/02/20

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• Quoraでの噛みつき

  ​久々Quoraで噛みつかれた。「本当にやりたいことをやって生きている人は何パーセント？」という質問への私の回答「0.1~0.01％くらいではないかと思います」に対してだった。確かに少な過ぎるかもしれない。しかし、どう転んでもそう多くはないだろう。そして、問題はそこではない。噛みついて来た人間の言い草だ。「人の内面を定義出来る訳がない。そう思うのは８０％が僻みや妬みだ」と書いて来た。確かに人の内面が確実に分かる訳がない。だから、わざわざ「思います」と書いているのだ。つまり、「推測」である。しかも、本人がそう言った側から「そう思うのは８０％が僻みや妬みだ」と決めつけている。全く以って「なんじゃそら」である。これこそ、「ブーメラン」の典型だろう。​

  2021/01/22

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• 「チック・コリアはチック・コリアをコピーしない」

  ​最近、篠田淳というジャズピアニストのYouTube動画をよく見ている。どうやら、チック・コリアが大好きらしい。そして、チックはモンクとバドが好きらしい。しかし、ハードボイルドな彼らからチックの明るい音楽は生まれない。すると、案の定、バッハと同時代の明るい曲調の作曲家（名前は忘れたが）も好きだったらしい。以前からクラシックテイストを感じていたが、あの明るさの根源を見た思いがした。そして、篠田さんが、チックが好きなのでチックが影響を受けた人も知りたくなったという文脈で言った「チック・コリアはチック・コリアをコピーしない」という穿ったフレーズになるほどと思った。​

  2021/01/03

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• 

  凛々しいホオジロ

  ​Facebookでどこか凛々しいホオジロの写真が流れて来た。これほどのどアップは初めてだ。もっぱら夏の鳥だと思ってたが冬でも見れるのだ。しかし、なかなか撮れない傑作だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Photo by koichi.karasawa.​

  2020/12/26

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• 

  趣味の合う人が１％

  ​Quoraで「不可解な画像を見せてください」という質問にマグリットの「光の帝国２」を挙げた。６６５回の閲覧で６個の高評価が付いた。私が大好きなシュールレアリスムの傑作を良いと思う人が約１％。これは多いのか少ないのか。でもまぁ、世の中に私と趣味の合う人は１％だと思っても大外れではないかも。​

  2020/10/25

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• 「ぬるま湯」

  ​Quoraで、「BTSは何故世界中で急速に人気が出たのか？そして日本人も可能か？」という質問があった。私は、「韓国は４人に１人の若者に仕事がないのでハングリー精神があるからではないか。そして、日本は４０代まで引きこもれるようなぬるま湯だから無理ではないか」と書いた。すると、質問者から「”ぬるま湯”は酷い。引きこもりはまた別問題だ」と返された。だが、４０代まで引きこもれるのは親にまだ余裕があるからだろう。ともあれ、「生きるか死ぬか」ではない。「ぬるま湯」と五十歩百歩ではないだろうか。そして、アメリカのオーディション番組だったら落とされそうな人たちが日本のテレビで活躍しているのもまた事実のように感じる。​

  2020/10/23

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• TED「全員不完全」

  ​DNAの二重螺旋構造を発見したワトソンによると、人間はDNAレベルで見ると全員がなんらかの欠損、あるいは、過剰を抱えているそうだ。つまり、全員が不完全であるということだ。まぁ、それでもなんとかやれている訳だ。但し、左利きの人に統合失調症患者が多いことや、自閉症の人に多くの欠損が見られることは分かっている。しかし、親からの遺伝ではない。つまりは偶然ということか。そして、癌細胞にもDNAがぐちゃぐちゃのもあれば、なんとか生き延びられるものもある。癌でもひとつひとつ性格が違うというのはそういうことだったのだ。​

  2020/10/21

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• 「恋愛均衡説」

  ​Quoraで「恋愛均衡説」なるものの質問リクエストを受けた。全く知らなかったので調べてみると、なにやら早稲田の人気教授が唱える説らしい。まず、男を見た目と年収で判断していた。そして、見た目がよくて年収の多い男は浮気ができる。一方、両方低い男は浮気したくでもできないと。そして、どちらを選ぶのかと迫る。結論らしきものは、見た目がよくて年収の多い男を浮気しないようにすればよいのではないかというものだった。いやいや。そんなものありはしない。どうやったってするものはするだろう。何故、見た目が良く年収の多い浮気しない男を探さないのか。まぁ、確かに、それはごくごく僅かだろう。しかし、年収が低めで見た目が良い男でも人によっては良くはないか。後、見た目はイマイチだけど年収が多いのもありだろう。そして、誠実さ、愛情深さ、あるいは、他の才能の有無だって判断基準になり得る。また、それらに対する点数の付け方も様々だろう。でもまぁ、見た目と年収の多さが大きくものを言う世の中であることは間違いない。でも、そんな「犬はワンと鳴く」くらい当たり前のことをわざわざ唱える必要があるだろうか。​

  2020/10/20

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• フランクなベゾス

  ​TEDでジェフ・ベゾスが講演していた。言わずと知れたAmazonのCEOであり２０兆円を超える資産を持つ世界一の金持ちである。しかし、人柄は拍子抜けするほど親しみ易かった。まず、ゴールドラッシュとIT革命を比較した。ゴールドラッシュには、過剰な荷物を背負わされた多くのロバや馬が死んだ負の側面もあった。インターネットにも、どうしようもなくしょうもないCMに大金が投じられるようなトホホな側面もある。（ベゾスは触れてなかったが、ミャンマーにおけるロヒンギャ族の虐殺はfacebookのデマがきっかけだったらしい）その後、ベゾスはエジソンの電球に始まる電化製品のトホホな歴史に触れ、現在のインターネットといえども、まだまだ原始的な状態にあることに言及し講演を終えた。なるほどと思う。しかし、まだ成功し切ってない頃、ベゾスを揶揄した雑誌の写真を観衆に見せ「私の母親はこの写真が嫌いです」と言ったのには笑った。​

  2020/10/18

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• 道玄坂の緑の会社

  ​Quoraの質問で「道玄坂の緑の会社」なる言葉を知った。なにやら、AbemaTVでブイブイ言わせてる会社らしい。最近、ネットの広告収入はテレビを抜いたらしいので羽振りが良いのだろう。質問の趣旨は、そこの社員に見下された鬱憤だった。自分の仕事を聞かれてWebデザイナーだと言うと、「それは大変ですね」と言われてまずカチンと来た。要するに「貧乏で大変ですね」という意味だ。相手の勤め先を聞くと、サイバーエージェントと言えば良いものを、わざわざ引き延ばして、「道玄坂の～緑の会社です～」と答えたそうだ。全く上から目線のヤナ野郎だ。しかし、こんなのは今に始まったことではない。昔から、聞かれもしないのに、自分が東大出であることを匂わすような人間はざらにいた。どんな分野でもそうだ。もっと遡れば、「平家にあらずば人にあらず」までいける。人間の優越欲求はげに凄まじい。でもまぁ、負けは負けと素直に認めるしかない。しかし、そいつは付き合うに値しない嫌な野郎であることも分かった訳だ。人間と接する限り、最低一度は嫌な目に遭うことは覚悟しなければならない。​

  2020/09/02

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• 「TED」” 親しい人は所詮数人 "

  ​TEDの講演者が様々な人々が日常誰に電話したりメールしているか調べていた。facebookでどんなに友達が多い人もそれはほんの数人だけだった。これは体感的にも頷ける。人間は所詮多くの人たちと親しくはなれないのだ。１番多く接触している人を呼び一緒に撮って貰った写真が感動的だった。年齢、性別、バラバラだったが、すべて似たタイプで誠実そうだった。​

  2020/09/01

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• 神はサイコロを振らない

  ​Quoraで、「物理学的にこの世のすべては必然ですか？」という質問が立っていた。私は、「不確定原理と量子ゆらぎがあるのでそう言い切れない。そして、神がサイコロを振っても構わないし、むしろ、その方が面白い」と書いた。一方、「人間の測定能力が低いだけで、神はサイコロを振らない」と断言する回答者もいた。しかし、測定能力が低い人間に、何故、神はサイコロを振らないと断言出来るのだろうか。そこに、「そうであって欲しい」、あるいは、「そうでなければならない」という強い思い込みを感じる。そして、そこにこそ、人間の独善性の核心を感じる。​

  2020/08/13

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• 頑固者の価値

  ​Quoraで、「クラシックしか聴かない」と宣言している人が「作者の意図から外れた使われ方をした曲」という質問に答えていた。バーバーの「弦楽のためのアダージョ」という曲だった。J・F・ケネディの葬式で演奏されたそうだが本人は全くそのつもりはなかったらしい。素晴らしい曲だったので、速攻、Amazonで注文した。元々、頑固そうな人とは感じていたが、えらい役立ってくれた。頑固者の価値を感じた。そういえば、私の子供もえらい頑固者だ。しかし、最近、「初めて絵を買いました」とか「幸せな気分になるので玄関に飾っています」というコメントを貰ったそうだ。https://www.youtube.com/watch?v=BV37qZki31U​

  2020/08/12

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• 明日も美味しいお茶が飲みたい

  ​子供の頃、「インド人は美味しいお茶を飲むと『ああ。明日も美味しいお茶を飲みたい』と考え、イギリス人は、車を買うと、『今度はもっと良い車を買いたい』と考える」という話を聞き、「なるほど」と感じた。しかし、共感するものの、インド人の考え方には向上心というものが欠落している。そこで、最近観たTEDの講演がつながる気がした。それは、「結果はコントロール出来ない。そして、結果を得られなかったら落胆し、得ても、新たな結果を求めるので、遂には幸福に至らない。だから、結果より過程を重視せよ」というものだった。これでも、イマイチ、釈然としない気持ちも残るが、一片の真理は含んでいるようには感じる。​

  2020/08/09

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• Quoraの右翼

  ​Quoraで安倍首相のことを「タカ派のぼんぼん」と書いたら、案の定、右翼の横槍が入った。「あれがタカ派で右に見えるのは、見てる人の立ち位置が余程左なんでしょうねぇ。」とのことだった。これといった意味もないので返す気もしない。ただ、本人は気に食わなかったのだろう。このところ、左翼のことを、「ブサヨ」「パヨク」「平和ボケ」「左巻き」と侮蔑する言葉に事欠かない。それほど、世の中が右寄りなのだろう。ともあれ、人の回答に横からわざわざコメントを付けるのは自粛警察に似た傲慢な独善性を感じる。​

  2020/08/07

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