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田中菊雄「英語研究者のために」" 書くために読む "

なにやら、英文を書くには読むだけではダメらしい。常に書く練習がいる。実際、当時英文を書くのがうまくなった人は英字新聞の記者だった。なので英文を読む時ただ漫然と読むのではダメで書くために読む必要がある。これはフッサールがいう志向性に似ている。でないと頭に入らないのだろう。

2023/12/26

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田中菊雄「英語研究者のために」" 速読 or 精読 "

単に一般的な読書でも速読と精読の対比がよく見られる。田中菊雄は「自分の現在の実力以上の物を精読すると同時に、自分の実力以下の平易な書物を速読するというようにして行くことが肝要である」と述べる。今まで読んだ答えの中でこれが最も正鵠を射ているように感じる。

2023/12/10

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英語の冒険「新語への嫌悪」

スウィフトはmob（群衆）を追放したかったらしい。そして、ある作家は subject-matter （主題）という言葉に気も狂わんばかりの思いを味わった。「何にも増して不愉快な、いや、忌まわしいものがある。それは何か？あの醜悪な言葉は一語なのか二語なのか？どういう意味なのか？想像しようにも頭が混乱してしまう！もうどの本の序文も恐ろしくで読むことはできない。いつもあのおぞましい言葉と鉢合わせするかわからないではないか」と。現代でも新しい表現を嫌悪する人は絶えない。しかし、言葉は変化するものだ。特に若い世代において。ともあれ、意味が通ればそれでいいではないか。なにも古い表現にしがみつくことはない。いずれにせよ、その作家は忘れられ subject-matter はしっかり残っている。

2022/08/03

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" Plumber "

以前から " Plumber " の " b " がサイレントなので邪魔だった。「配管工」という意味もなかなか入って来なかった。でも、最近、「単語を覚えるには語源を辿ると良い」という意見をネットで見かけたのでそうしてみた。すると、そもそも " Plumb " には「鉛」という意味があることが分った。なるほど、昔、おそらく配管に鉛を使っていたのだろう。ひょっとしてと思い、鉛の元素記号を調べたら、きっちり " Pb " だった。そして、ラテン語の黒鉛が " Plumbago " だった。

2021/10/03

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メルヴィン・ブラッグ「英語の冒険」” ウェブスターの改革 "

ノア・ウェブスターという教師が書いた「青表紙の綴り方教本」は百年間で六千万部売れ、聖書を除きアメリカで最も売れたらしい。彼は英語の改革にも熱心だった。colourとhonourのuが取れcolorとhonorになった。waggonのgはひとつでも走れるのでwagonになった。travellerのlはひとつ取られた。theatreとcentreはそれぞれtheaterとcenterになった。更に、chequeはcheckになり、masqueはmaskになった。musick,physick,logickの語末のkは没収されmusic,physic,logicになった。すべて現在見られる綴りだ。しかし、著者のメルヴィン・ブラッグは当時の人々が持ったであろう一抹の不安と郷愁を推測した。これは、おそらく、多くの保守的な人々が持つ心情を代表するものではあるまいか。

2021/09/29

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" perception " と " perspiration " との違いの知覚

どうも " perceive " の意味が入って来ない。どうやら、エジソンの " Genius is 1 percent inspiration and 99 percent perspiration " が深く頭に刻まれているせいのようだ。ついでに " perception " の意味も入って来なかった。「知覚」ではなく、どうしても「汗」を連想してしまうのだ。" ce " と " s " の発音が似ているのも紛らわしい。これからは、" ce " は「知覚」" s " は「汗」と覚えよう。ともあれ、物事の違いを知覚するには細部の差異に目を付けることが肝心だ。

2021/08/03

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メルヴィン・ブラッグ「英語の冒険」” 格変化 "

なにやら、古英語では語順はいい加減だったらしい。意味は冠詞、名詞等の格変化によって確定された。それはラテン語と同じだった。漸く、ヨーロッパ語におけるあの煩雑な格変化の理由が分かった。そして、デーン人との商取引において言葉の取り違えをなくする為語順が厳格になり屈折（活用）の機能が消滅していったという指摘は興味深い。

2021/02/12

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メルヴィン・ブラッグ「英語の冒険」” 古英語 "

you,man,son,daughter,friend,house,drink,here,there,the,in,on,into,by,from,come,go,sheep,shepherd,ox,earth,home,horse,ground,plough,swine,mouse,dog,wood,field,work,eyes,ears,mouth,nose,broth,fish,fowl,herring,love,lust,like,sing,glee,mirth,laughter,night,day,sun,word.これらはすべて古英語から使われ続けているらしい。記録に残っているのは２万５千語で、今は何１０万に上る。しかし、チャーチルの「We shall fight on the beaches.we shall fight on the landing grounds,we shall fight in the fields and in the streets,we shall fight in the hills ;we shall never surrender.」の内、「surrender（降伏する）」だけ古英語になかったというのが面白い。なるほど。時には先住民であったケルト民族の女子供まで皆殺しにしたゲルマン民族に「降伏する」という言葉は無かった訳だ。その後、英国は一時期世界を征服した。北米では英国から逃れて来た連中によって先住民のインディアンが同様の憂き目にあった。要するに、これほど英語が世界に広がったのは、ゲルマン民族に苛烈な征服欲があったからだろう。いや。たまたま、ゲルマン民族に運が味方しただけであり、どの民族にも征服欲の強い人間がいるのだ。それは、モンゴル帝国、アレキサンダー大王、ペルシャ帝国、ローマ帝国、ナポレオン、大日本帝国等が証明している。そして、現在では中華帝国が勃興しつつある。

2021/01/16

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関係代名詞の制限用法

関係代名詞の限定用法がイマイチ分かってなかったのでネットで調べた。すると、She has a brother who has become a docter.とShe has a brother， who has become a docterの２例が載っていた。前者が制限用法で後者が非制限用法らしい。後者には、whoの前にカンマがある。なにやら、前者は何人か居る彼女の姉弟の一人を制限し、それが医者になったことを表し、後者は、そもそも、彼女には姉弟は一人しか居なくて、それが医者だと言っているらしい。だから、元々、ひとつしかないものには制限用法は使えないらしい。She moved to New York where she studied music.はニューヨークはひとつしかないから間違いなのだ。その後、ジョン・ダンの詩集を読んでいるとIs Christ, who there is crucified for us.とカンマ付きの非制限用法で出て来た。なるほど。キリストは一人しか居ない。

2018/06/26

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crepe soles

チャンドラーの「playback」に「crepe soles」という単語が出て来た。女を訪ねた男の足音がしなかったので柔らかい靴底であることは間違いない。しかし「縮緬底」ではイマイチ意味が分からない。ネットで調べるとなにやら履くのが楽で雨の日もオーケーらしいのは分かるがやはりピンと来ない。そこで、画像を調べるとお馴染みのクラークスのデザートブーツが出て来た。なるほど、あれなら雨の日はともかく履くのは楽だし音はしない。そして、なにより表面が縮緬状だ。別に粗探しして喜ぶ趣味はないが清水俊二さんの訳である「コルク底」は間違っているようだ。

2016/05/19

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英詩珠玉選

英詩珠玉選を読み終えた。私の英語力ではまだまだ早かったかも知れないがそれなりに楽しめた。詩人の名前や単語等何一つ覚えていないが英語のリズムや単語の知らなかった意味等を楽しめたように思う。次は欧米詩のアンソロジーを読んでみて気に入った詩人が居れば原文に挑戦するつもりだ。

2015/03/23

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燃えよドラゴンのDVD

　この頃、英語の勉強を少しばかりやっているので昔、よく観た「燃えよドラゴン」のDVDを買って字幕を英語にして観た。　特に分かる英語が無かったのでガッカリしたがあと、「イージーライダー」や「ゴッドファーザー」とか買ってみようと思う。

2007/08/20

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図解　英文法入門

　マーク・ピーターセンの「図解　英文法入門」を買った。凄く分かりやすい。正にキャッチコピー通り、「こんなふうに教わりたかった」と思った。ただ、「on」と「in」はまぁまぁ分かったが「at」がイマイチ分からない。「点」を表すとあるが「公園」を「点」とは思えない。他の場所と区別してなら分かるが。そして、「時間」に対しても「点」なら分かるが。

2007/01/08

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pickup truck

「アメリカの小学生と英語で勝負！」の例文でwheel barrelとpickup truckというのがあった。wheel barrelは辞書に載って無く、wheel barrowというのがあった。意味は「手押し車」でよく工事現場なんかで砂とか運んでいるやつのようだ。　pickup truckの方は「無蓋のトラック」でよく洋画で「ピックアップ」と言ってるやつの意味が分かった。

2005/01/11

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