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カテゴリ:クラシック輸入盤
★ダイレクト・トランスファー・シリーズ プレスCD 第3回発売のご案内★
昨年4月に第1回発売を行いましたプレスCDですが、第3回発売のご案内です。 これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみいただけます。 「悲愴」はCD-Rで発売中の78CDR-3103と同一マスターですが、ワーグナーは 当CDのための新復刻音源です。これまで同様にノイズカットの無い、生々しい 音質でお楽しみいただけます。 当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシッ クCD取り扱い店でもご購入いただけます。 発売日:2016年6月中旬予定 価格:オープン・プライス(当店通販価格:\2080) 78CD-3002 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」より「葬送行進曲」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 独 ELECTROLA DB4608/14(英 HMV DB4608/14と同一録音)(チャイコフスキー) (1938年10月15-27日ベルリン、ベートーヴェンザール録音) 独 POLYDOR 67054(ワーグナー) (1933年ベルリン高等音楽院録音) 「悲愴」はヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)が残した唯一の正 規録音。SPレコード録音が頂点に達した1930年代後半の録音である。テープ 録音時代には聴き取れなくなったオーケストラ内声部の細かな動きが明瞭に聴 こえるのはSP録音ならではのもの。これまでのSP復刻盤ではそれがノイズ と共に消え去ってしまっていた。ベルリン・フィルがフルトヴェングラーの 指揮のもとで巨大な怪物と化し、そのウネリが聴き手を恍惚の境地に導いてく れる。ワーグナーの「葬送行進曲」も同様である。フルトヴェングラーの指揮 はこのシリーズで「英雄」(78CD-3000)と「運命」+「未完成」(78CD-3001)が 出ている。 =================================== ★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★ 当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。 販売メディア:USBフラッシュメモリー (4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は ご容赦下さい) ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります) 付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚 価格:1タイトル ¥1905(税別) DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。 昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの 発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。 当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。 DS-DAC-10の商品説明 http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html 商品リンク http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。 ★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★ 以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、 信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。 DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。 http://shinshuu.com/dsda/ ★フェイスブックを始めました。 https://www.facebook.com/goodies1983 =================================== ★ダイレクト・トランスファー CD-R 2016年6月新譜 5点発売★ 発売予定:2016年6月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別) ※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。 33CDR-3619 ラロ:スペイン交響曲作品21 アルフレート・カンポーリ(ヴァイオリン) エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 英 DECCA LXT2801(Mono) (1953年3月3-4日ロンドン、キングスウェイ・ホール録音) アルフレード・カンポーリ(1906-1991)はイタリア生まれのヴァイオリニスト。 5歳の時両親とイギリスに移住し、1923年ロンドンのウィグモア・ホールでデ ビューした。ネリー・メルバ(1861-1931)やクララ・バット(1872-1936)などの 大物歌手とツアーをする一方、自らの名を冠したサロン・オーケストラをつく りBBCラジオやレコード録音で活躍した。第2次世界大戦後はクラシックの演奏 家に返り咲き、英デッカの看板アーティストになった。指揮者のエドゥアルト ・ファン・ベイヌム(1901-1959)はオランダ生まれ。1929年にアムステルダム・ コンセルトヘボウ管弦楽団にデビュー、1931年メンゲルベルグの招きで次席指 揮者に、1938年からはメンゲルベルクと共に首席指揮者として活躍した。1945 年メンゲルベルクの後をついでコンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督となった。 また1949年から51年にかけてロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮 者もつとめた。1959年コンセルトヘボウ管弦楽団とのリハーサル中に心臓発作 で急逝した。享年57歳。 78CDR-3620 シューマン: 謝肉祭 作品9 交響的練習曲 作品13 アルフレッド・コルトー(ピアノ) 英 HMV ALP1142(Mono) (1953年5月7-8日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音) アルフレッド・コルトー(1877-1962)は20世紀最高のフランスのピアニスト。ス イスのニヨンでフランス人の両親のもとに生まれた。1892年パリ音楽院のルイ ・ディエメール(1843-1919)のクラスに入り1893年に一等賞を得た。1902年に ヴァイオリンのジャック・ティボー(1880-1953)、チェロのパブロ・カザルス (1876-1973)とピアノ・トリオを結成した。コルトーは1917年にパリ音楽院教授 に任命され、1919年パリのエコール・ノルマル(音楽師範学校)を設立した。こ の録音は1953年、LP時代にコルトーが残した貴重な演奏で録音時コルトーは 75歳だった。コルトーはこの録音の前年の1952年、 9月から11月に日本に滞在 し公演を行った。その時立ち寄った山口県の川棚村のホテルの窓から見た無人 島の厚島に是非住みたいと言って、島の名を「孤留島」(コルトー)とすること も討議されが、帰国後体調を崩し再来日は叶わなかった。 78CDR-3621 ドビュッシー: フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(1916) マルセル・モイーズ(フルート) リリー・ラスキーヌ(ハープ) アリス・メルケル(ヴィオラ) 米 RCA VICTOR 13810/11(仏 V.S.M. L1066/7 と同一録音) (1938年11月7日パリ録音) フルートのマルセル・モイーズ(1889-1984)はパリ音楽院でポール・タファネル (1844-1908)、アドルフ・エンヌバン、フィリップ・ゴーベール(1879-1941)らに 師事し、1906年に一等賞を得て1908年にソロ・デビューした。1913年から32年に オペラ・コミック、1922年から33年にはストララム管弦楽団に席を置いた。1932 年から49年にパリ音楽院の教授もつとめた。ハープのリリー・ラスキーヌ(1893 -1988)は12歳の時パリ音楽院で一等賞を得た。コンセール・ラムルーのハープ 奏者であったが、ソリストとしても活躍した。1948年から58年にかけてパリ音 楽院の教授をつとめた。アリス・メルケルはヴァイオリニストのアンリ・メル ケル夫人。モイーズとラスキーヌは1928年にフランス・オデオンにこの曲を録 音していた(78CDR-3064)が、この10年後の再録音と是非聴き比べをおすすめし たい。 78CDR-3622 ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59-2「ラズモフスキー第2番」 ブダペスト弦楽四重奏団 ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン) アレクサンダー・シュナイダー(第2ヴァイオリン) イシュトヴァン・イポリー(ヴィオラ) ミッシャ・シュナイダー(チェロ) 米 RCA VICTOR 16856/9 英 HMV DB2907/10と同一録音 (1935年4月24日ロンドン、アビー・ロードEMI 第3スタジオ録音) (レコードのキズに起因するパチノイズがあります) ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバー 4人に よって結成され、1967年に解散した。1932年に初代のリーダーだったエミール・ ハウザー(在籍1917-32)からヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になり、アメリカ をベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。アレクサンダー・ シュナイダー(在籍1933-45、1955-67)は第2ヴァイオリン奏者で一時期ソリスト と自からの四重奏団を結成して活躍していた。ヴィオラのイシュトヴァン・イポ リー(在籍1917-36)はボリス・クロイト(在籍1936-67)に代わった。チェロのオリ ジナル・メンバーであるハリー・ソン(在籍1917-30)はミッシャ・シュナイダー (在籍1936-67)に代わった。この録音はヴィオラがオリジナル・メンバーのイ シュトヴァン・イポリーが弾いている。イポリーは4 人の中で唯一のハンガリ ー人で、他はロシア人。 78CDR-3623 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 作品130 ブダペスト弦楽四重奏団 ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン) アレクサンダー・シュナイダー(第2ヴァイオリン) イシュトヴァン・イポリー(ヴィオラ) ミッシャ・シュナイダー(チェロ) 独 ELECTROLA DB2239/43(英 HMV DB2239/43と同一録音) (1933年8月10日&1934年4月4-5日ロンドン、アビー・ロードEMI 第3スタジオ録音) ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバー 4人に よって結成され、1967年に解散した。1932年に初代のリーダーだったエミール・ ハウザー(在籍1917-32)からヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になり、アメリカ をベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。アレクサンダー・ シュナイダー(在籍1933-45、1955-67)は第2ヴァイオリン奏者で一時期ソリスト と自からの四重奏団を結成して活躍していた。ヴィオラのイシュトヴァン・イポ リー(在籍1917-36)はボリス・クロイト(在籍1936-67)に代わった。チェロのオリ ジナル・メンバーであるハリー・ソン(在籍1917-30)はミッシャ・シュナイダー (在籍1936-67)に代わった。この録音はヴィオラがオリジナル・メンバーのイ シュトヴァン・イポリーが弾いている。イポリーは4 人の中で唯一のハンガリ ー人で、他はロシア人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/06/07 05:09:23 PM
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