菜の花や月は東に日は西に。

朝方は寒かったのですが、今、お日様がさんさんと降り注ぎ、この分だと暑くなりそうな気配。

昨日、病院へ行って酷くなった時に備えて薬を追加して貰ったので連休中は、余程の事が無い限り大丈夫だと思います。

帰りに寄った某・ディスカウントスーパーで出世魚・鰤になる前のイサキやフクラギが一尾丸ごと５００円で、物凄くイキが良くて大きくて、ピッチピチで売っていた。

激安なので、ご丁寧に下ろしてはくれないが、『これぐらい、私が下ろして作るわー』と買ってレジに並んでいたら、何処かの知らないオバサンが仰け反って、お口をあんぐりビックリしてウワゴトのように連れのオバサンに『魚…さかな……サカナ………』と、繰り返していた。

お魚一尾丸ごと買うのが、そんなに珍しいのだろうか

このオバサンは、イイトシして魚一匹下ろせないのだろうが、こうゆう輩に限って『何もしないで人一倍、刺身をガバガバ喰らい、照り焼きでも塩焼きでも、しゃぶしゃぶでも何でも食い尽くす習性があるのは婚家で骨の髄まで身に染みてインプットされた』。

お魚は切り身のパック詰めよりも、人件費の掛からない（パック詰めの）一尾丸ごとの方が何かとお買得で実際に使い応えがあるのだ。

照り焼き用と塩焼き用に下ろして切り分け、粗は鰤大根にして、骨や頭の奥の方に付いてる身は、勿体ないのでスプーンで取って下味付けてフードプロセッサーに掛けてすり身揚げにしました。

これは、和洋中、イタリアンと更に応用が効くので。

イキが良いので変な匂いも残らず、更に、きちんと下処理してから下味付けて調理するので、お魚嫌いの私が余裕で食べれる程、美味しく仕上がります。

何故か夫は魚好き。

奮闘努力して作った『牛すじ』がイイ感じに出来たので、更に仕上げと他の仕込み兼製作に励んでおります。

定年後の三連休は、至って質素に、手間暇だけは掛けたオサンドンで明け暮れます。

（おわり）