草薙君も入った、知られざる留置場の実態 その3
SMAP草薙君。 活動自粛らしい。 我が家で楽しみにしている 「ぷっすま」 であるが、 なんと次回分の収録は、草薙君の姿が映っていないカットのみ 使用して放送するらしい。 いやはや、なんとも。 何事もイメージが大事ですね。 SMAPは過去の映像が流れるときも、創業メンバー 「森君」のカットだけ抜けていたりする。 そこまでするか?と思うが、人気商売は大変だ。 さて、留置場生活の続き。 草薙君は違うと思うが、犯罪を犯して起訴されると、 10日に一度、霞ヶ関の裁判所から呼び出しがかかり、 護送車に乗り、出頭しなければならない。 手に輪ッカをつけ、その中にヒモを通してみな列になる。 ペットの行列のようだ。 この状態で護送バスに乗り込み、霞ヶ関に移動である。 このバス、完全防弾なんだそうだ。 窓には網が張ってあり、例えバスが襲撃されても 脱出できないようになっているらしい。 さすが先進国である。 移動中にバスの窓から知っている場所が見えると、 トタンに懐かしい気分になった。 「シャバが懐かしい~」 警察の作戦だ。 居心地が良過ぎて出て行きたくなくなる人に 回帰意識を持たせている。 霞ヶ関の裁判所の地下には、護送バスによって集められた、 都内各地の囚人をその日一日留置しておくための牢屋がある。 ここは木の長イスに4人くらい座らないといけないのでツライ。 ケツが痛くなる。 ゴロ寝の姿勢に慣れてしまった怠け者には辛すぎる。 ここで呼ばれるまで待ち、裁判官に呼ばれると 個別に裁判官の部屋まで連れて行かれる。 裁判官の部屋、個室の事務所のような感じだが、ココが広い。 一部屋30畳くらいある。 ドラマで見る社長室の様に贅沢な様式である。 事実確認をされ、判子をもらい帰る。 裁判官に会うのはこのときだけである。 1分くらいだった。 裁判官は楽な商売だと思った。 ただし単純すぎて飽きるかもしれない。 護送される間に会う警察官と、留置場を監視する看守は 明らかに人種が違う感じだった。 看守は完全にルーティンワークであり、皆ダルダルで ユルーく仕事をしている。 昇進もないのだろう。 警察の中では窓際族なのかもしれない。 対して護送中に会う警察官は、明らかに威圧的で 怒鳴り散らしていた。 きっと逃げるのを警戒しているのだろうが、 囚人たちを見る目が完全に見下している感じだった。 学校の体育教師のようだ。 嫌な事でもあったのだろか? ピリピリして大変である。 心臓に悪そうだ。 私は毎日クダラナイ笑いを大事にして生きていきたい。 そんなこんなで留置場の日々が終わり、 めでたくシャバに出られることとなった。 いつ行われていたのかわからない裁判であっさり 負けたらしい国選弁護士に50万円の弁護料を支払い、 出所した。 国家の策略だ。 ちなみに弁護料が払えないとどうなるのでしょうか?との 質問であるが、チョーエキに行って支払うらしい。 スピード違反で罰金が支払えないときと同じである。 50万円ぽっちでチョーエキに行くのも馬鹿らしい。 皆さん、有事に備え貯金しましょう。 家に帰ると鬼嫁がステーキを作ってくれた。 温かい食事は20日ぶりである。 涙が出そうだ。 生きててよかった。 人生で初めてそう感じたかもしれない。 皆さん、留置場に入るようなことはしないようにしましょう。 「体験してはじめて 身につくんだなあ」 みつを ■ヘリンボーン/床/無垢材/フローリング/リノベ■ニート社長の『若くして豊かに引退する方法』を模索するブログ :TOPページ