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2024.02.26
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カテゴリ:映画・ドラマ
今年1月期ドラマの中で最も話題になっているのが
「不適切にもほどがある」(24・TBS)だ。
宮藤官九郎さん脚本、阿部サダヲさん主演の名コンビ。

金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』|TBSテレビ

ただ個人的には観賞リストには入れてなかった。
ぶっちゃけ、宮藤官九郎さん作品でハマったのは
「あまちゃん」(13・NHK)くらいなもんでね。

​ちょっとクセ強いもんね。​

彼の出世作の「木更津キャッツアイ」(02・TBS)も
ヒットした「タイガー&ドラゴン」(05・TBS)も
名作との評判の「俺の家の話」(21・TBS)も観てない。

だから阿部サダヲさんもあまり観てない。特にコメディは。
「彼女がその名を知らない鳥たち」(17・クロックワークス)は
観たが、あれはシリアスな阿部サダヲさんだった。まあ彼も

​ちょっとクセ強いもんね。​

てなことで、まあ「不適切…」はそんなに期待してなかった。
だが初回にこれだけインパクトある連ドラは久しぶりだった。
中でも、突然歌いだすミュージカルの演出ね。爆笑したわ。

これ実は名作のオマージュでは?という説がある。
それは「ふぞろいの林檎たちⅡ」(85・TBS)。
山田太一さんの名作に、そんな突然ミュージカル!みたいな場面…

​あったわ。​

詳しいシチュエーションは忘れたけど、中井貴一さん演じる
仲手川が空想するシーンで「ぼくはダンサーになりたい」と
突然踊りだす。これって山田太一さんの脚本では異色よ。

各話のサブタイトルも「頑張れって言っちゃダメですか?」と
「ふぞろい」風。宮藤官九郎さんは昭和45年生まれの54歳。
やっぱり山田太一さんにも影響受けてたんだなー。

​クドカン、見直したぜ!​

そう思えば、山田太一さんバリに、登場人物のキャラクター設定が
リアリティがある。阿部サダヲさん演じる小川市郎
昭和10年生まれの中学校の体育教師。いたなー、あの頃は。

彼がバスでタバコ吸ってるシーンには久しぶりにひっくり返った。
でも『昭和』って、電車(当時は汽車か?)にも、街の至る所にも
飛行機にすら灰皿があって、男性全員(は大袈裟だが)タバコ吸ってた。

​オレも吸ってた。​

『地獄の小川』と呼ばれる小川市郎先生は野球部の顧問で
部員が失敗すると尻バット(今は死語だわね)で叱咤する。
いわゆる体罰教師。だが『昭和』では『熱血教師』と呼ばれてた。

マッチ(近藤真彦さん)に憧れる『ムッチ先輩』こと
秋津睦実もナイスキャラ。これを今が旬の磯村勇斗くんが
演じてるんだから、キャスティングもいい。さらに!

​河合優実さんも出ているのだ!​

そう。オレのイチ推し(割りと沢山います)若手女優No1。
しかも雰囲気が『昭和』山口百恵さんに雰囲気が似てるし。
この作品でも”いい味”出してる。既に実力派だが、人気も出るな。

「不適切…」はコメディだが、時代への風刺が効いた挑戦作だ。
早くも2024年を代表する作品になりそう。あとはタイムスリップを
どう回収するのかなーと思うけど、そこはクドカンの腕の見せ所だね。





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Last updated  2024.02.26 08:03:50
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