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SLPヒカル

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2005.11.07
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テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:カテゴリ未分類
物議を醸している 解剖展覧会「Body World 2」に行ってきました。

人間の内臓や骨や筋肉などが展示してあるのですが、
何が物議を醸しているのかというと全て本物だからなのですね。

およそ200体が使われていて、全てにplastination(身体の水分をプラスティック樹脂に取り替える)という保存処理が施されているそうです。
乾いた状態で保存しているので触れるし匂いもしないということです。

plastinationについてもっと知りたい方はこちら(英語)↓
http://www.bodyworlds.com/en/pages/plastination.asp

入場料が少し高いんだけど、いつも人でいっぱいで30分毎に入場者数の制限があるほどです。

---

会場に入ると、最初は骨など比較的見やすいものから始まって、身体の各パーツ(健康・病変ありどちらも含む)がいろんな形で展示されていました。

文字通りいろんな形でしたよ。
「心臓」「腎臓」など臓器ごとだったり、身体を横や縦にスライスしたものだったり、全身そのままだったり。

特に興味深かったのは病変があったもので、喫煙者や炭鉱で働いていた人の肺や、リウマチがあった人の膝や、肥満の人の胴スライスなど、
実際に見るとどうして各症状が出るのか分かりやすいですねー。

妊婦と胎児の標本もありますが、別の部屋にあり見学ルートからはずせるようになっています。

---

感想は、うーん微妙…。
一番複雑な気がしたのは全身標本ですね。
何十体もが“スキージャンプ”“スケート”“ヨガ”などのポーズをとって展示されています。
中には男女ペアや大人・子供ペアもありました。

そんなことまでする必要があるのかな?
この標本では神経を主に見せているとか、男女ペアにしているのは男女の違いを見せるためだとかあると言われても、私はすっきりしないです。
全身スライスの額入りにも「いいのかなぁ…」って思いました。

そういう倫理を別にすると、勉強にはなると思います。
解剖のクラスでplastinationされた標本で勉強したとか、大学に解剖展示室があるとかだと、全身標本は別にして真新しいものはそんなにないかもしれません。
解剖になじみのない人にはとても貴重な機会じゃないでしょうか。

---

雰囲気を見てみたい人はOntario Science Centreのサイト(英語)をどうぞ。
http://www.ontariosciencecentre.ca/

この展覧会について人と話している時に必ず出るのは
「この人たちはこうやって展示されることを知っていたのだろうか?」
ということだけど、知っていて同意したようです。

実際に使われている同意書も↑のサイトで見ることができます。

あなたは自分の死体を展示(ポーズとらされて)してもいいと思いますか?





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Last updated  2005.11.07 15:05:00
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