花とねことカービング

映画「不都合な真実」
本年度アカデミー賞２部門受賞。
本当にまじめな内容で、かつての大統領候補・アル・ゴア前米副大統領が地球温暖化防止のために、「人類が地球のために何ができるのか」を訴え続けるノンフィクション。
３０年以上にわたる活動と１０００回を超えるスライド公演、圧巻です。

最初にこの題名とアル・ゴア氏を聞いたとき、てっきり前大統領の「不都合なスキャンダル」の暴露なのかと思いました。
本当に不謹慎でした。
でも、地球温暖化会議・京都議定書にうんといわなかったのはアメリカだったではありませんか？なんてちょっと穿った見方をしていました。
ゴア氏の地道な公演活動で、大分アメリカの考え方も変ってきているのでしょう。

ゴミの分別・リサイクル大変厳しい地域に暮らしていて、その煩雑さとスペースの確保にちょっと不満もあります。
もっとすごい細かい分別の地域もあり、まだまだ甘いわね～とカルチャーメンバーから鼻で笑われてしまうことも。
繰り返し洗って使うものに対して、地球にやさしいと思っていたら毎回洗う水は汚してしまってどうなの？という相反する一面の話題でもりあがりもあります。
原料・製造こうした段階からトータルで話題になるのも、地球温暖化問題のおかげなんでしょうが答えの出ない袋小路の場合もあります。

目先のことそれも大事、トータルでのことも大事。
ケチといわれても「電気はこまめに消す・使わない電気製品のコンセントは切る・冷暖房は温度を調節する・夏は打ち水・冬は調理の熱利用・使い捨てのものはなるべく買わない使わない・」できることから継続しています。
生きていくには必要不用の切り分けがしにくいこともたくさんありますが、「もったいない」の精神で「おかげさま」の感謝を忘れず小さなことからはじめたいですね。
取り分け驚くのは、衛星写真で見る夜の日本列島の明るさ。
夜中に出歩くと道が暗いのは防犯上困りますが、商業用のネオンなど本当に必要なのかもう一度考えてもいいのではないかと思います。
都会の夜空に星が戻ってくるかもしれません。

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『不都合な真実』とのタイアップで地球温暖化問題の衝撃的な真実や、コンテンツ提供の日立製作所をはじめとした企業や個人の環境への取り組みの紹介、環境ニュース・クイズなどを配信していくそうです。
ゴア氏のインタビュー記事配信もあります。