デジイチ入替(D200ゲット)
聖地巡礼を行う。むむむ、生簀の中で泳いでいるのはフジのFinepixS1proではないか。ニコンマウントと単三電池使用というのが素晴らしい。むむむ、プラボディがかなり「てかっている」が、やはり二千円というのは魅力だ。無論、ガラスケースではない生簀の方に入っているからリスクは非常に高い。むむむ、どーしようと思いつつ籠に入れる私。お!隣にはオリンパスのE420が。小さいねぇ。4千円か。少々お高いかな?でもフォーサーズは最初のデジイチだったような気がして懐かしいのと、今は一台もないからひとつくらいあったら何かと便利かな?悩んでいたらCoolpix995も見つけた。こちらはバッテリーが充電された状態で入っており作動する、千円。こちらも籠に放り込んむ。しかし気が付けば全部で7千円。ジャンクも積もれば山になる。やばいやばい。問題は「本当に使うのか」ということだ。E420だとフォーサーズレンズを別途用意しなければならない、多分安く見つけられると思うけど、本当にそうまでする必要があるの?次にファインピックス。単三は魅力だが値段から推し量るにかなりハイリスクな一品だし、仮に動いたとしても現役デジイチとして所有しているD100と被るではないか。どっちを持ち出すかと言えば、そりゃニコン信者ならD100でしょ。何より以前、賭けに失敗してErr物件を釣り上げるという失態をやらかしてから臆病になっているのだ。Coolpix995に至っては既にカメラ塚のどこかに埋もれているのだ。被るどころではない。完全な二度買いじゃないか。しいて上げればバッテリーのおまけにボディが付いてきたというか。あぁ言い訳だな、駄目だこりゃ。なので、少し頭を冷やそうと日東カメラまで足を延ばすのだ。何故かカメラ文庫などを購入(だって100円なんだもん)。そして聖地に戻ると、はい、全て禿鷹ファンドにさらわれた後でした、あははは。まぁ、売れて良かった気もする。多分、後数時間は悩み続けたろうし、買ったら買ったでカメラ塚に埋もれるのが目に見えてる。とはいえ、せっかく電車賃払って聖地くんだりまできて、手ぶらで帰るのはいかがなものか。そうだ、とりあえず新宿でCDでも買って帰ることにしたのだ。DiskUnionは東口。西口へいくのは億劫だから(以前なら考えられない)アルプス登山とミヤマ詣でで済ませることにする。まず、アルプス。うーん、生簀に目ぼしいものは泳いでいないわぁ。その下のガラスケースも今一つ。そしてミヤマ詣で。生簀にCoolpixL810を発見。まぁどーってことないコンデジだけど、やはり単三物件には心惹かれるわぁ。二千円か。ズームに難あり。ただ見たところズームレバーは二か所あるみたいだ。片方だけ使えれば問題ないわよね。でも前に買い求めたP100すら全く使ってないんだわさ。これも一二度持ち出してカメラ塚行きだよね。んで、何気にガラスケースを眺めたらD200が泳いでいた。モニター曇り、CCDカビあり、プリズム腐食とな。おぉ!まさに私の求めていた幻の一品ではないか(アホかい!)。早速出してもらうのだ。モニター曇りはこの時代のニコンデジイチのお約束みたいなものだ。査定だと買い叩かれるところだが、実用上問題にならないのだ。次にCCDだが、これが撮影画像を拡大チェックしても全然分からない。そしたらお店の方がミラーアップ状態にして「ここです」と指さすのだが、これも分からない。んで、よーく目を凝らすと僅かにそれらしきものがCCDの下の隅にあるようなないような。査定では問題でも私には「ノープロブレム」なのだ。最後にプリズム腐食。何でも下の方に僅かに見えるというのだが、これも言われて「はぁそうですね」と答えたものの、これもやはり全然分からない。日頃、ジャンク生簀で「本当の腐食とはこういうものだぁ」という強者を渡り合ってる北の漁師には「どこが不備なのか全然見分けがつかない」。どうだこの審美眼(ダメダメじゃん)。いやぁカメラ屋の査定って厳しいんですね。自分はできませんわ。少なくとも私のレベルではすべて全然問題なし。あはははは。外観は綺麗だしバッテリーの劣化もゼロ、お迎え決定です。まぁ画素数も高感度耐性も最新の初心者モデルより劣るロートルモデルです。それでもデジカメなど3メガあれば充分だと思ってるので問題ない。何しろ、今でもD100は現役なのだ。高感度が必要な時は他のデジカメを使えばよいのだ。何よりカメラの出来が初心者モデルと一味も二味も違う。カメラ親父は、そこが何より気になるのよ(馬鹿です)。シャッターを切ると、その感触や音が心地よい。うーん、D100と全然違う。さすがにフラッグシップには劣るけど、ライバルと言われたC社の同クラスとは別物の気持ち良さ。やはりニコンはこうでなくちゃあ。いつからかな、シャッター音がペコンとかパコンとかいう情けない音になったのは。カメラは実用品であると同時に嗜好品でもあるから官能的な部分が欲しいのね。外観ではボディ上部のダイヤル。ここがISO,WB,QUALだけというのが良い。D100はまだ良いけど、D80とかになると、このダイヤルにデカデカとシーンモードアイコンが割り振られており子供じみててゲンナリする。本音はシーンモードを使いこなせないんだけどね、だはは。つーか、デジイチでシーンモードをつかう使いこなす親父ユーザーって何割いるんだろう?機能的には銀塩時代にお馴染みの「多重露出」機能とミラーアップが嬉しい。連射は秒5コマだけど、RAW22コマ、JpegNormalだと54コマ分のバッファを確保しているのが良いわね。高速連射も大事だけど、「何枚続けて撮れるか」が私のように「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」タイプにはとっても大切なスペックなのよん。しかし何より、電源を入れなくてもファインダーを覗けるのが良いのだ。機能では既に光学式を上回っている電子式ファインダーだけど、自然な見え方と電源を入れなくてもファインダーを覗けるだけで光学式に愛着をもってしまうのだ。多分、電子式ファインダーから入った人には電源を入れるのが当たり前で違和感などないのだろうけど、旧石器カメラ人には「何でファインダー見るのにいちいち電源いれにゃならんのだ」となるのだ。手間がどーのこーのではなく、電源を入れるという行為に違和感があるのだ。ちょうど一眼レフの電子化が本格化した頃に電源を入れないと空シャッターが切れないことに不満を抱いたのと同じ感じだわ(親父だねぇ)。