カテゴリ:All Kinds Of ROCK
さて、昨日(つーか日付が変って一昨日ですね)はザッパの命日ということで、この時期(つーかこの時期に限ったことじゃないですけど(笑))ザッパ三昧となっている。
昨夜から『HOT RATS』~『OVER-NITE SENSATION』(これ最近良く聴く)~『ROXY & ELSEWHERE』ときて、さっき『SHEIK YERBOUTI』を聴き終えたとこだけど、それにしても『シーク~』は聴き通すのに体力要るなぁ(笑)。リアルタイムで買った当時(二十歳頃)は、一日2~3回はイケたのに、これはもう歳のせいか(苦笑)。さすがに大傑作とは言え、この背油たっぷりの家系ラーメンのような濃厚さは、いかにザッパ好きを自認するオレでも近年ちょっとトゥーマッチに感じ出してます。何とも悔しいやら、悲しいやらだ。 しかし、今日は久々にオープニングのエロ全開な「I Have Been In You」から、後半のメローなソロに酔うラストの「Yo Mama」まで一気に聴けた。 この時期、2枚組アルバムを連発して全キャリアの中でも、文字通り油が乗りに乗っていた頃の作品群の中にあっても『SHEIK YERBOUTI』は金字塔(笑)と呼ぶに相応しいアルバムだ。 ところで、ザッパの曲をカヴァーしようというツワモノミュージシャンは滅多にいないが、GOV’T MULE(ガヴァメント・ミュール)はそんな数少ないツワモノのひとつ。 サザン・ロックテイストなジャム・バンドとでも呼んだらイイのだろうか、まぁそんな音のバンドなのだが写真のアルバムは98年の大晦日にアトランタで行われたライヴ(対バンはデレク・トラックス・バンドだったらしく1曲デレクが客演してる)を収めた4枚組(レーベルはカプリコーン)。 この大作ライヴ盤の最後をザッパの「PYGMY TWYLYTE」(先の『ROXY~』に収録)を、いかにも南部な感じのユルいアレンジで演ってます。 カヴァーはこのザッパ以外にも、エルモアやロバジョンと言ったブルーズの偉人からフリー、デイヴ・メイスン、ニール・ヤング、リトル・フィート、ジミヘン等から果てはモンゴ・サンタマリアまで幅広くも渋い選曲(しかも皆長尺だ!)をしている。 ただ、この4枚組は限定リリース・ヴァージョンで、レギュラー・ヴァージョン(2枚組)は残念ながらザッパの曲はカットされてたと思う。 尤も、これを全部聴き通すには『SHEIK YERBOUTI』以上に体力が要ると思うが(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/06 02:38:58 AM
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