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カテゴリ:歯科技工とは?
●では、これら視細胞が光(=色)の刺激を受けた場合、どのような化学反応を起こすかを表したものが下の図です。
●ヒトの眼は光(=色)の刺激を受けた場合、それを「ニュートラル」な状態に戻そうとする作用を起こし、言い換えれば、「見た色の補色関係にある色」を取り込もうとするのです。 ゲーテは庭の「黄色いサフラン」を見つめていて、ふと地面に眼を落とすと、そこに数点の「紫の色」を見て、この黄色と紫色が「補色関係にある」ことを発見しました。 ★そして、我々が同様に「歯の色」を見る時、時間の経過とともに「眼」は「ニュートラル」な状態に戻り、もはや色を認識することは不可能な状態になっているのです。 そこで上図から考察できることは、光(=色)の刺激を受け分解してしまった物質をもう一度、もとの視覚物質に再合成させる必要があるわけです。 ★そのためには昔から言われている「グレーカード」や「無彩色の物」を見るとかではなく、静かに眼を閉じて、光(=色)の刺激を受けない環境にしてやることが重要になってくるのです。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 22, 2005 05:12:28 PM
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