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カテゴリ:歯科技工とは?
● 既述したとおり、「歯茎」が「歯の色」に与える影響は大きいのです。
● 下図は上の前歯、3本(両中切歯、左側切歯)を「セラミックス」で作ったものです。下図左はお口に入れる瞬間!まだ、完全に入っていません。ここでとなりの「歯」と比較すると「微かに明るく、赤みが強いことがわかります。」 ● しかし、この歯を完全に入れた瞬間に、明るさと赤みが消え、となりの色に合うのです。面白い現象ですね。でも、本当なんです! ● 下図はこれら3前歯をセットし、10日後、前から見た「写真」です。3本とも「歯の色」が合っていることが良く分かります。 (症例担当:東京都神谷町 UKE DENTAL OFFICE 医院長 Dr.宇毛「通称:Dr.カミンバ」) ★ この様に、歯茎の「歯の色」への」影響を考えた場合、結果として言えることは、我々が作る「人工の歯」は実際、口の中にあるものよりわずかに「明るく、赤みが強い」ということが必要条件であるということです。 ★★これら詳細は「Gross dental information(グロース歯科学情報サイト)」の「大畠一成 著:シリーズ特集/自然観を追求した審美補綴;セラモメタルクラウンにおける”光”と”形態” 第2回 光と視覚のメカニズムと天然歯色調の把握法:医歯薬出版.月刊『歯科技工 』 1995年23号.6 P677~P700」に”PDFファイル”で掲載しております。 つづく ★次項では、実際にその「歯茎」をどう扱い、どうやって正確な「歯の色」を決めて行くのかを検証してみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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