カテゴリ:旅行
今日は雪の予報でしたが、
比較的穏やかな冬型の日でした。 運動兼ねて庭の雪かきをしました。 「アンコール・ワット密林に眠っていた巨大遺跡」 (2001年)を読みました。 (文)谷克二(写真)武田和秀 谷克二さんは狩猟冒険小説の第一人者とか。 何度も直木賞候補になってるようです。 武田和秀さんは新潟県生まれのフリーカメラマン。 アンコール・ワットの壁面の浮き彫り。 配置図と解説が載ってました。 ガイドさんからいろいろ伺ったお話を 思い出しています。 古代インドの叙事詩ラーマーヤナから 猿軍と対羅刹軍の戦闘シーンです。 熱心に解説してくださるガイドのロンさん。 誠実で穏やかな人柄に好感持ちました。 猿軍、弓を射るラーマ王子と猿王ハヌマン。 魔王ラヴァーナひきいる羅刹軍と闘っています。 羅刹軍、奮闘する魔王ラヴァーナ。 20の手に武器を持って強そうです。 天国と地獄です。 上段が天国、下段が地獄です。 中段が現世で、行いが悪いと地獄行きです。 子供のころお寺の多い町に育ったので、 同様の絵をよくみました。 乳海攪拌という壁画です。 不老不死の薬をつくるため、 みんなでかきまぜているようです。 大蛇で綱引きをしている感じでもあります。 こちらは阿修羅チーム。 上の方で踊っているのが天の舞姫。 中央に浮いているのはヴィシヌ神。 上には天の舞姫がうかれています。 下にはヴィシヌ神の化身大亀、 マンダラ山を支えています。 この山が乳海をかき混ぜる棒とのこと。 反対側は神々チーム。 ここでも天の舞姫が応援してます。 しっぽの先がなかなか可愛いです。 壁画は全長50mもの長さがあります。 本書に載ってた第三回廊へ登る様子です。 北西にあるこの階段だと思われます。 10年前まではこの階段を登ったんですよ。 とガイドさんが説明してくれましたが、 たいへんだったのですね。 今はこのように階段ができてます。 これでも充分こわかったです。 遺跡の保護にもなっているようです。 あらためて遺跡は良かったなあと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月08日 19時50分32秒
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