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[神社・仏閣（奈良県）] カテゴリの記事

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  依水園（奈良市水門町）後編

  昨日の前園に続き、今日は明治時代に作庭された築山式池泉回遊式庭園（後園）を順次UPしていきます。前園の観賞を終え、清秀庵と挺秀軒の間を通り抜けると、眼前に恐ろしく美しいパノラマが広がっておりました。事前に家族みんなで通ってきた若草山や東大寺南大門が借景になっており、旅の締めくくりの景観としては最高でした。後園の渓流部分と付近からの氷心亭＆柳生堂の眺めです。後園最奥部はゆっくり散策するのに最適なエリアです。色とりどりの植栽が日常を完全に忘れさせてくれます。ここも紅葉の時期は必見ですね。後園を1周まわってくると最初に観たヴューポイントに戻ります。柳生堂と氷心亭です。前園では茶室三秀亭からの眺望が素晴らしいように、後園では氷心亭からが素晴らしいのでしょうね。閉園間際で中に上がれなかったのが残念でした。依水園をもって日帰り旅行は終了となりました。今度家族で奈良に行くのはいつになるか分かりませんが、次回は西ノ京か斑鳩あたりにしようと思います。明日は家族で出かけた紅葉スポットをご紹介します。

  2011.12.08

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  依水園（奈良市水門町）前編

  10月9日（日）に行った結婚10周年記念日帰り旅行ですが、春日大社・東大寺と世界遺産の参拝・拝観を済ませ、いよいよ大詰めとなりました。最後に向かった先は東大寺戒壇堂から真直ぐ南下したところにある依水園です。依水園は奈良県内にある国指定名勝庭園のひとつで、前園・後園と2つの池泉回遊式庭園で構成されています。今日は江戸時代に作庭された前園をUPします。明日は後園をUPします。

  2011.12.07

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  春日大社（奈良市春日野町）　後編

  昨日の前編に続き、本日は世界遺産　春日大社のもようをUPします。まずは若宮15社めぐりのうち、夫婦大国社・廣瀬神社＆葛城神社・宗像神社・金龍神社・紀伊神社の画像をどうぞご覧下さい。若宮15社めぐりを終え御間道を引き返し楼門である南門（重文）から回廊内に入ります。幣殿・舞殿（重文）...拝殿と違うんですね。にしても参拝者ぎょうさんいてるわ...。中門・御廊（重文）...本殿と違うみたいです。石清水八幡宮の本殿みたいなのにね...。東回廊と摂社...回廊マニアの方のために撮りました。御本殿に向かってやや上りの傾斜　があるのと、赤と緑のコントラストがなんとも言えません。直会殿（重文）と西回廊...釣燈籠の並ぶさまは圧巻！特別拝観の御本殿（国宝）・藤浪之屋を観たかったのですが、今後の楽しみにとっておくことにし、若草山へ向かうことにしました。酒殿（重文）...昨日UPの夫婦大国社同様、上に突き出た鼓楼みたいな造りが印象的桂昌殿...綱吉の母、桂昌院は京都だけでなく奈良の寺社復興もしていたのですね... 一言主神社...ひとつだけ願いをかなえてくれるそうですが、どんなお願いをしたのかな？水谷茶屋...若草山手前の昭和23年創業の茅葺屋根が印象的な甘味処。若草山周辺は人もまばらでした。日曜には修学旅行はないのでしょうか。8ヶ月前と違ってスカッとした青空と綺麗な芝生が見られて良かったです。明日は愛妻がめちゃめちゃ楽しみにしていたという東大寺をUPします。

  2011.12.05

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  春日大社（奈良市春日野町）　前編

  今日から数日に渡り、先々月9日に家族で行った奈良日帰り旅行を順次UPします。朝8時過ぎに自宅を出発し、途中伊賀ドライブインで休憩をはさんで12時少し前に登大路駐車場に到着しました。そこから春日大社～若草山～手向山八幡宮～東大寺～依水園の順に半日かけてまわりました。1.国道369号をはさんで登大路駐車場の反対側にある池庭2.奈良国立博物館本館（重文）...春日大社参道へのショートカットの道中にあります。　毎年秋の正倉院展の会場として有名ですね。明治時代の洋風建築もなかなかです。3.茶室八窓庵...博物館本館の南側にあります。興福寺大乗院にあった茶室を移築した　ものだそうで、入母屋造・茅葺の屋根が良い味出してます。京都の金福寺・修学院離宮　などを思い出させてくれる景観で、偶々見つけたので嬉しかったです。4.この巨大な2つの石燈籠が見えたら春日大社の表参道です5.旧奈良県物産陳列所（重文）...表参道を少し東進したところにありました。現在は仏教　美術資料研究センターとのこと。小生、日本庭園は勿論のこと、明治時代の洋風建築　もツボですね。明治村へ久しく行ってないので家族で近いうちに行こうかな。6.表参道の青もみじ...陽光を浴びてキラキラキレイ。長女は大喜び。7.でも娘たちが一番楽しみにしていたのは「鹿さん」ですね。8.鹿と戯れ、参道の雰囲気を満喫しつつ30分ほどかけてようやく二の鳥居です9.真直ぐ進むと鮮やかな朱塗の回廊と立派な南門が見えてきましたが、後の楽しみにし　て御間道・奥の院道にある若宮15社の辺りを家族でぷらつきました。檜の火袋が印象　的な御間型燈籠の立ち並ぶさまはまさに神域であり、最強のパワースポットです！10.大楠...御間道の終点、修復工事中の若宮神社の右手前にある御神木11.手水舎でお清めをすませ、いよいよ本格的に参拝のスタートです～明日の後編に続く～

  2011.12.04

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  藤原京跡（奈良県橿原市高殿町）

  ～前稿の続き～飛鳥坐神社から5分ほどで藤原京跡駐車場に到着しました。藤原京は694年から平城京遷都までの16年間、持統・文武・元明天皇の3代にわたる宮城でした。大和三山に囲まれた位置にあり、甘樫丘の高台から眺める大和三山もいいですが、都跡から大和三山それぞれを眺めるのもまた趣深いです。上の画像は駐車場の道向かいにある醍醐池と耳成山です。駐車場の左前方に小さな森があり、立札を見ると「大宮土壇」と書いてあり大極殿跡とのこと。大宮土壇を出るとあとは見渡す限り広い原っぱと彼方に見える山の稜線…。ただただ純粋に飛鳥の空気を感じながらゆっくりと散策しました。歴史に興味が無い人にはただの原っぱにしか思えないでしょうが、純粋に散策しながら飛鳥の景観を楽しむのも良いと思います。整然とした区画と刈り込み・巨石群などを見ながら散策しているうちに古城への想いが芽生えてくるかもしれませんネ。だだっ広い都跡を独り占めして散策しているうちにお腹が空いてきました。ふと時計に目をやると11時半を過ぎていたので、前日決めた旅程にしたがい大和西大寺に向けて車を走らせました。

  2011.04.29

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  飛鳥坐神社（奈良県高市郡明日香村）

  おはようございます。今日は朝から「下ネタ？」をかましますのでご用心！甘樫丘から歩くこと5分ほどで飛鳥坐神社の鳥居前に到着しました。鳥居左手の手水舎で手と口を清めようとしたら、形が○○ポ（男根）に似てたのでビックリ！！！右手の飛鳥井を眺めつつ境内の石段を上ると眼前になんやら赤いゲージに入った石があります。「力石」いうて、男は左手で・女は右手で持ち上げると幸福が掴めるそうな...。参道を進むと神楽殿と西良殿があります。ここでタイトルにあるお祭りが毎年2月の第1日曜日に行われます。何が奇祭なん？っていうとですね、天狗とお多福が公衆の面前でセ○○ス（夫婦和合）のシーンをモロ見せしはるんです。でセ○○スが終わった後、天狗がお多福の股間を紙で拭き、その紙をお多福が観衆に向けてばら撒きよるんです。でさらに驚くことにその紙を観衆が奪い合うそうです。なんでも「ふくの紙（福の神）を持ち帰ると子宝に恵まれる」と謂れがあるからなんやて。さらに境内を散策すると、手水舎で見た○○ポのような石がそこかしこにあるんですね...。○○ポ石といえば地元愛知県の田縣神社にたくさんあり、毎年3月15日に行われる豊年祭はめちゃめちゃ賑わいます。愛知県尾張地方へお越しになられる方、是非田縣神社へお参りに行ってください。本殿のお賽銭箱の横の物体と御神体の立派なお姿にただただ感動するばかりやと思いますので…。また犬山市の大縣神社には逆に姫石なる○○コ（女性器）のような石があり、田縣神社同様豊年祭が行われます。興味のある方、HPなどで事前学習して来年の豊年祭へ行かれたらどうでしょうか？飛鳥坐神社では20分ほど滞在し（その間誰にも会わず）、甘樫丘ふもとの農協へ戻り、次の目的地である藤原京跡に向けて車を走らせました。

  2011.04.29

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  三度目の正直で拝めた甘樫丘（奈良県高市郡明日香村）

  ～前稿の続き～大神神社の駐車場から15分ほどで甘樫丘ふもとの農協に到着しました。なんで農協なん？と思われるかもしれませんが、理由は2つ。1つ目は駐車場が無料やから、で2つ目は飛鳥の地場野菜をなんか一つ二つ買うてって家族にふるまおうと思ったから、です。店内に入ると昨年夏に家族で行った長野県八ヶ岳高原ふもとの農協ほどではなかったですが、ちゃ～んと地場商品がありました。店員さんに「色々あんねんけど、どれがオススメなん？」って聞いたら、味噌汁具材用三輪そうめんの切れ端とみぶなを勧めてくれはりました。商品も買うたし気兼ねすることなく甘樫丘へ散策に向かいました。おまけ話ですが、寒い冬のマイカー一人旅は車が冷蔵庫代わりになりますヨ。わくわくしながら九十九折の階段を上りきると、3日目にして初めて明るい展望台に到着しました。「うわぁ、めっちゃ凄い。なんなんこのパノラマ！！」思わず声が出てしまいます。畝傍山はともかく、今日は耳成山も天香久山も拝むことができる。二上山、葛城山、金剛山、高取山、橘寺、飛鳥寺、鳥見山、三輪山、飛鳥川、雷丘...。飛鳥時代に憧れを持つ者にとってここの眺めはもうほんまたまりません。時間が経つのも忘れ釘付けになりました。しばらくぼお～っと眺めていると、飛鳥川と天香久山の間に藤原京跡があるのに気が付きました。時計を見ると10時少し前。藤原京跡を満喫するためにもうここを離れなければなりません。最後にもう一度パノラマをグルッと目に焼きつけ、後ろ髪を引かれる思いで次の目的地である飛鳥坐神社へ向かいました。

  2011.04.28

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  奈良一人旅最終日

  いよいよ2泊3日の奈良一人旅も今日が最終日。早朝5時に起きて熱いシャワーを浴び、外へ出て軽くラジオ体操をかましました。3日目にして少し暖かくなり、一昨日降った雪もほとんど融けて、見上げれば雲間から青空が見えました。7時のチェックアウトまでまだ時間があったので、未決の平城京跡以後の午後の部のコースを考えました。「平城京跡をグルッとまわって1時間かかったとすると、14時くらいになるなぁ。」「奈良市内やったらあと2箇所くらいは行けそうやけど、【世界遺産】元興寺と新薬師寺に　しよか？」「いやいや法華寺の3点セット・春日大社・依水園と同じくくりにして6月に行こう。」「せやったら奈良市内はもう行くとこないで。念願の平等院でも行こか？」「いやいやもっと近場にええとこ無いか？」こんな感じでガイドを見ていたら庭園好きにはたまらないお寺がありました。浄瑠璃寺です。宇治平等院同様浄土式庭園ということで期待値が高まってきました。「浄瑠璃寺で40分拝観したら15時か。も一つ行けるんとちゃう？」前々から【世界遺産】平等院へ行きたかったので、今日の最終目的地としました。そうこうしてるうちに7時になりました。モーニングサービスをいただき、山の辺に向けて出発しました。画像は出発前の宿の玄関と宿の北側にあるはないちばんです。名残惜しかった...。

  2011.04.28

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  はないちばん（奈良市都祁白石町）

  おはようございます。今日は奈良一人旅2日目の終盤戦をお送りします。唐招提寺を出て、30分ほどで甘樫丘の駐車場に到着しました。が、小雨やった雨が大粒の雨に変わり、とても車外へ出て傘を差してすぐれない景観を見るためにまた階段を上ろうという気にはなれませんでした。なので「明日はどこをまわるのか？」を地図とガイドを広げて考えることにしました。三日目は予備日の位置づけで詳細まで詰めておらず、一から決めなあきません。「先ず宿から甘樫丘に向かうよな。したら道中の見どころってなんか無いのんか？」地図を眺めていると長谷寺・室生寺と私が大好きな山間の花の綺麗なお寺が目に留まりましたが、入山料と駐車料金がトータルで2,200円必要なことが携帯で調べて分かり、次回の楽しみにとっておくことにしました。今度はガイドをよ～く見ると「山の辺」というキーワードに出くわし、日本有数の神社が数多くあるパワースポットみたいです。「御賽銭しかかかれへんし、早朝から神社へ参拝するのはええこっちゃで！」これで甘樫丘の前行程は決まりです。次に飛鳥エリアでお漏らしが無いか、ガイドを再び見ると「談山神社」「飛鳥坐神社」「藤原京跡」が目に留まりました。談山神社は奈良市内へ戻ろうとするとタイムロスにつながるので候補から外し、甘樫丘⇒飛鳥坐神社⇒藤原京跡までを午前の部として計画を立てました。「昼食は久しぶりに天下一品のこってりラーメンがええなぁ。」と思い、次の目的地を何処にするかを含め、午後の部の行程を先に決めることにしました。「【世界遺産】平城京跡を午後イチにして近くの天下一品がどこか調べよう。」携帯で検索をすると西大寺店が近いことが判明。これで昼食の場所が決まりました。ここまで決めたところで18時をまわり、辺りもすっかり真っ暗になったので山の辺の道～天理東インター～名阪国道針インター経由で宿へ向かい車を走らせました。宿には19時少し前に到着し、夕食は宿の北側にある「はないちばん」という定食屋さんで摂ることにしました。上の画像は寄せ鍋定食ですが、これが昆布だしがきいててほんまに美味しかったわ。海鮮具材も量こそそこそこやけど、種類が多いので旨味がしっかり出ていて、野菜にからむからむ、ご飯が無くなる無くなる...。食べ終わって宿に帰り、明日の午後の部の続きを詰めようと思いましたが、睡魔には勝てません、21時ごろ寝てしまったみたいです...。http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/79291/review.html宿のクチコミを投稿しました。よろしかったらこちらも見てやって下さいな。

  2011.04.28

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  聖武天皇佐保山南陵＆光明皇后佐保山東陵（奈良市法蓮町）

  鴻池陸上競技場から東大寺に向かって歩きましたが、8時拝観開始まで少し時間があり、ガイド片手に佐保路を散策しました。奈良ドリームランド・奈良YH（ユースホステル）･･･、25年前の小学校の修学旅行で来たことを思い出し、懐かしさが込み上げてきました。一条通まで戻り、東大寺転害門を目指す道すがら、御陵への参道が開けていました。初日に神武天皇陵・文武天皇陵・欽明天皇陵・天武＆持統天皇陵と4箇所訪れており、これが今回の奈良一人旅で5箇所目かつ最後の陵参拝となりました。被葬者は第45代「聖武天皇」と、藤原不比等の娘で聖武天皇の皇后「光明皇后」です。上が聖武天皇陵（佐保山南陵）、下が光明皇后陵（佐保山東陵）です。聖武天皇といえば、国分寺＆国分尼寺及び東大寺盧舎那仏像建立の詔を出したことを小学校で習っていたので知ってましたが、光明皇后ってどんな方？ってまったく知らなかったので、家に帰ってから調べると初の皇族以外の皇后で、貧しい人に施しをするための悲田院・医療施設の施薬院を設置し慈善を行った方みたいです。また自ら建立した法華滅罪寺の浴室で1000人の民の汚れを自ら拭うという願を立てられ、1000人目が皮膚から膿を出す病人であり、皇后が口で吸い出すとその病人は阿?如来と化したという伝説もあるそうです。韓国時代劇「ホジュン」のイ・スンジェ＆チョン・グァンリョルと「チャングム」のイ・ヨンエによる患者の膿を口で吸い出すシーンを思い出しました。2つの陵を参拝し終えてふと時間を見ると8時を過ぎていたので、佐保山陵を後にし、次なる目的地である東大寺に向かって東に歩を進めました。

  2011.04.24

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  奈良一人旅2日目（奈良市内）

  ～前稿からの続き～前日21時くらいには眠りに入り、6時ごろ目が覚めました（寝すぎやな…）。天気が気になりドアを開けてバルコニーから景色を眺めると、雪は止み、寒さも幾分和らいでました。新鮮な山の空気を胸いっぱい吸い込み、軽くカラダを動かしてから部屋に戻り、2日目の旅程を確認しました。2日目は奈良市内の寺社仏閣のみで計画を組んでおり、時間にも余裕がありそうやったので、前日満喫できひんかった甘樫丘へも一度行こう！と若干の修正を加えた旅程をもとにいざ出発です。宿のモーニングサービス（コーヒーとパン）をいただき、7時ちょい過ぎに宿を出ました。宿の方に教わった道（針IC直進～県道80号経由で奈良公園南に出る）ですが、まったく混んでないし、最短コースで奈良公園手前まで行けるし、またドライブ好きにはたまらんワインディングロードでした。奈良市鴻池陸上競技場前の駐車場に7時30分くらいに到着し、散策コースをガイドで確認の後、てくてく奈良公園の方へ向かって歩き始めました。

  2011.04.24

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  ファミリーロッジ旅籠屋奈良針店（奈良市都祁白石町）

  おはようございます。昨日書き込みした奈良一人旅初日夕食後の展開を記します。奈良市都祁にある宿へ向かうのに、甘樫丘から桜井～天理の山の辺経由でなくなぜ遠回りして夕食を大和郡山市の筒井にしたかというと、先ずは天下一品のラーメンを食べたくて仕方なかったのと、宿まで名阪国道をただ東進して針ICを降りたらすぐ、という理由やからやったんです。で、こっさりラーメンを食べ終わって、宿に向かいました。途中で名阪国道から外れてしまい、何を血迷ったのか分かりませんが旧国道25号線に足を踏み入れてしまったみたいです。プロフに記しましたがスポーツドライビングの好きな私は始めのうちこそ「めっちゃおもろいやんけ。」と喜んでましたが、段々と道路状況が厳しくなってきました。ただ険しいだけなら楽しい範疇ですが、早朝にこの辺りを通過した際－8℃やったんですネ...で温度計を見ると－6℃でした。長時間車の通った形跡もなく、道が半ばアイスバーン状態で両端には雪がしっかり積もってました。おまけにもやがたちこめて視界が遮られていたのでただでさえ暗くて怖い道がさらに恐怖感を増してました。こんな時に限ってタイヤがノーマルやったんで、少しハンドル切ったりブレーキ踏むだけで横に滑る滑る...。常にアクセルを小刻みに入れ、カウンター切りつつなんとか福住ICにたどり着いたんが筒井店を出てから1時間後のことでした。名阪国道やったら神経すり減らさんとものの20分で着く距離なのにね。もうほんまにアホでんな...。針ICを降りて車を南に走らせること5分ほどで宿泊先の「ファミリーロッジ旅籠屋」に無事に到着しました。楽天トラベルで安さで検索し、まさかこんなに外観・内装が立派な宿とは思っていなかったので、1時間にわたる神経消耗戦による余分な疲れも幾分和らいだような気がします。バスタブに熱い湯を張り、冷え切ったカラダを温めた後、次の日の旅程を確認する間もなく、すぐに夢の世界へ旅立ちました...。

  2011.04.24

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  【真言宗豊山派】鳥形山飛鳥寺（奈良県高市郡明日香村飛鳥）

  橘寺駐車場から東に向けて車を走らせ、明日香村役場を通過し、5分ほどで飛鳥寺の駐車場に到着しました。三たび天武・持統天皇陵で出会った女性の方のご登場です。「あと飛鳥寺の近くにもおもろい石があるから見逃したらあかんよ。」またまた教えにしたがって南へ5分ほど歩くと第四・第五の石造物への道が開けていました。上が亀形石造物、下が酒船石です。亀形石造物は最近では斉明（皇極）天皇の祭祀に関する遺構と考えられているそうです。で、ここの雰囲気ですが、今振り返ると京都御室の宇多天皇大内山陵にものすごく似ているような気がするんですね･･･。実際その場にいた時、なんかただならぬモノを感じました。次に酒船石ですが、ここもまた小高い丘の鬱蒼と茂った竹薮の中に佇んでおられるためか、こちらもまたただならぬモノを感じました。ま、雪上がりの夕暮れに行くべきとこではないっちゅうことなんやろな。時間も差し迫っていたので慌てて飛鳥寺まで引き返しました。山門をくぐると直ぐ眼前に本堂（安居院）が現れました。創建当時は回廊があって、中門を抜けると塔のまわりに西金堂・中金堂・東金堂と3つの金堂があり、さらに回廊の奥の中門・塔・中金堂の延長線上に講堂まである大伽藍やったそうですが、今はその面影が本堂の目の前にある礎石でしか分からないほどこじんまりとしています。お目当の「飛鳥大仏」はこの本堂の中にいてるはずや、と受付を済ませてすぐ中に入りました。法隆寺金堂の釈迦三尊を作った鞍作止利作の日本最古の丈六仏像とのことで、画像では分からないですが、両頬から下が継ぎ接ぎ状態になっておりかなり痛々しいお姿でした。それでもすぐ目の前で拝むことができ、且つ写真を撮ってもいいというのはこのうえない喜びでしたネ。飛鳥大仏さまを拝んで、安居院を奥のほうに進むと不動明王像・勢至菩薩像・大黒天像・聖観音像・そして聖徳太子孝養像なるものまであり、仏像ファンにはたまらないお寺ではないでしょうか。本堂を出ると立札があり「真神原の眺め」と書いてありました。境内南側の塀から南の方を眺めると、新羅の古都慶州・百済の古都扶餘と酷似しており大陸風で飛鳥地方随一である、とのことです。実際に眺めてみると、不思議とそんな気がしてきます。もう一つの見どころが「蘇我入鹿首塚」です。境内西側の出口を出て西門跡で飛鳥寺全景を撮影し、も少し西に歩を進めるとありました、ありました。西日の差し込む甘樫丘を背景にポツンと小さな五輪塔がひっそりと佇んでおりました。飛鳥寺が中大兄皇子と中臣鎌足の出会いの場であったこと、眼前の甘樫丘に蘇我入鹿の堅固な居宅があったこと、その間に首塚がある、というのはなんか意味があるんでしょうね･･･。まだまだ飛鳥の地を満喫したいところでしたが、17時をまわり日もだいぶ暮れてきたので、宿に向かう前に甘樫丘に行って夕暮れの大和三山を見ることにしました。

  2011.04.23

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  【天台宗】仏頭山橘寺（奈良県高市郡明日香村）

  一昨日・昨日と京都東山へ一人旅に出向いており、ブログの更新ができませんでした。さて本日は飛鳥で拝観した2つのお寺について紹介いたします。国営飛鳥歴史公園駐車場から東へ車を走らせることわずか3分ほどで聖徳太子生誕の地、橘寺の駐車場に到着しました。天武・持統天皇陵で出会った女性の方に「鬼の俎・鬼の雪隠の他にも近くに可愛い巨石があるから絶対見てってや」と教わったことを思い出し、西に向かって5分ほど歩くと第三の石造物がありました。これが「亀石」です。画像では分かりませんが、驚くことにちゃんと目が彫ってありますよ。来た道を引き返し、橘寺を拝観しました。なんで橘寺っていう寺名なんやろ？って思ったので、拝観受付の方にお聞きしたら、第11代垂仁天皇が田道間守（タジマモリ）に不老不死の薬を取りに行くよう命じ、田道間守が持ち帰った非時香果（ときじくのかぐのこのみ）=橘をここに植えた伝説からきていることを丁寧に教えてくださいました。創建期の橘寺は東西870m･南北650mと広大、四天王寺式伽藍配置で建てられた金堂、講堂、五重塔などを含め66棟の建物があったそうですが、今は江戸時代以降に再建された僅かな堂宇があるのみです。それでも小学生の頃偉人伝で慣れ親しんだ聖徳太子が斑鳩に移るまで此処に住んでいたことを思うと感慨深いものを感じましたね。太子堂と呼ばれる本堂を拝観すると「本尊聖徳太子坐像（重文）」があります。勝鬘経を講讃する35歳の時のお姿で、聖徳太子の彫像としては最古のものやそうです。順路にそって進むと今度は「聖徳太子絵殿」があり、太子の生涯のうち青年期を描いた屏風が展示されています。どちらもうっとり眺めさせていただきました。境内には経堂・観音堂・鐘楼・畝割塚・黒駒像・二面石と見どころが結構あります。聖徳太子や飛鳥時代に憧れを持つ人にとっては是非とも拝観すべきお寺ではないでしょうか。橘寺では30分ほど滞在し、一人旅初日最終寺社仏閣である飛鳥寺へ向かいました。

  2011.04.23

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  欽明天皇陵、天武・持統天皇陵（奈良県高市郡明日香村）

  高松塚エリアから北西の方向へ田園地帯をプラプラすること15分程度で欽明天皇陵・吉備姫王墓に到着しました。陵を拝みながら、欽明天皇の在位期間に百済から仏教が伝来して物部氏と蘇我氏の対立が起こり、任那が新羅によって滅ぼされ新羅に軍を派遣したことに思いを馳せました。また第29代欽明天皇は現天皇家の祖であり、第30代「廃仏派」敏達天皇、第31代「崇仏派であり聖徳太子の父」用明天皇、第32代「蘇我馬子に暗殺された」崇峻天皇、そして第33代「日本国・東アジア初の女帝」推古天皇の父であり、聖徳太子の祖父なんですね。陵の西側に小道があり、歩を進めると吉備姫王墓がそこにありました。吉備姫王は欽明天皇の孫であり、皇極（斉明）天皇・孝徳天皇の母です。その墓城内に第一の謎の石造物がありました。「猿石」です。吉備姫王墓を後にし、第二の謎の石造物に向かおうと東に向けて散策してたら道が寸断されていて進めませんでした。で仕方なく遠回りして先に天武・持統天皇陵へ行くことにしました。15分程度で到着しましたが、のっけから感動したのは陵への石段参道ですね。なんか空に向かって梯子がかかっているような、そんなイメージが湧いてきました。陵そのものは神武⇒文武⇒欽明に続き4箇所目だったこともあり、気持ちを落ち着けて普通に拝ませていただきましたが、振り返るとここからの飛鳥の景色がまた素晴らしい！しばし時間を忘れてぼお～っと眺めておりました。丁度その時に近くに住んで見える方にお会いでき「第二の石造物へはどないして行ったらええですか？」と聞いたら、「陵の西側の小道を抜けて真直ぐ進むと少し太い道に出るからそこを左に曲がるとありますよ。」と親切に教えてくださいました。教わった通りに歩を進めるとありました、ありました、第二の石造物が。上が「鬼の俎」で、下が「鬼の雪隠」です。単純に飛鳥を散策するだけでも十分気持ちいいですが、こうした目標物めがけて散策するのもミステリーツアーっぽくってなおイイですね。謎の石造物は他にもまだまだありますが、絶対に行きたいお寺が2つあり、残された時間も少なかったので、急いで国営飛鳥歴史公園駐車場へ駆け戻り、次の目的地に向けて車を走らせました。

  2011.04.20

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  高松塚古墳・文武天皇陵・中尾山古墳（奈良県高市郡明日香村）

  おはようございます。本日は国営飛鳥歴史公園について紹介いたします。橿原神宮・神武天皇陵を参拝した後、急いでイズミヤデイリーカナート橿原神宮駅前店に戻り、天然水と粒ガムを購入の後、明日香村に向けて出発しました！というものの、ほんの10分程度で国営飛鳥歴史公園の駐車場に着きました。斑鳩散策の拠点を法輪寺駐車場にしたように、ここを飛鳥散策の拠点にしました。表示物にしたがって散策路を進むと「花＊四神」というフラワーパークの展示物みたいなものがありました。説明書きを読むと、高松塚古墳とキトラ古墳の石室の壁に描かれた4つの聖獣との事。東の青龍・西の白虎・南の朱雀・北の玄武全て揃っていました。そこから緩やかな上り坂＆階段を上ること5分ほどで高松塚古墳に到着しました。が、藤ノ木古墳みたくまたまた公園のように整然と養生されており「うず巻きソフトやん･･･」と一人呟きました。続いて藤原京で即位し、大宝律令を制定した文武天皇の陵へ行きました。神武天皇陵ほどではないですが、荘厳な雰囲気を感じ取ることができました。で最後に引き返しがてら中尾山古墳に行きましたが、個人的にはこの古墳がベストでしたネ。写真を見ていただくと分かりますが、古墳の形が歩きながら分かるんです。薄っすら積もっている雪がさらに渋みを増していませんか？高松塚周辺地区を散策後、欽明天皇陵から天武・持統天皇陵にかけて、謎の石造物を見がてらさらに散策することにしました。

  2011.04.20

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  神武天皇陵（奈良県橿原市大久保町）

  橿原神宮から神武天皇陵へ向かうには橿原森林遊苑を通るわけですが、ここもまた度肝を抜かれました。200m東に行けば近鉄電車が走り、国道169号線にはイズミヤ・オークワなどのスーパーやファミレスがあるのですが、そんなことを忘れてしまうほどの樹木の密度の濃さなんです。神宮もパワースポットなのでしょうが、この森林遊苑もマイナスイオン出まくりという違った意味でのパワースポットですね。15分ほどオイシイ空気をいっぱい吸いながら散策していると、神武天皇陵の入口に着きました。小学校の頃に社会科資料集で見た「仁徳天皇陵の前方後円墳」ぐらいしか天皇陵に関する知識が無かったので、生い茂る樹木と玉砂利の参道に入っていくのに少し躊躇しましたが、意を決して足を踏み入れました。玉砂利の参道は前日降った雪がまだ少し残っており、よ～く見ると自転車のわだちができていました。それを見て妙に安心したのを今でも覚えております。道なりに右に曲がり、石橋を渡ると眼前に素木造の大鳥居が立つ御陵が現れました。この後欽明天皇陵・天武＆持統天皇陵へ行きましたが、ここで「天皇陵とはなんぞや？」というものを皮膚感覚で吸収させていただいたのは収穫でしたネ。天皇陵でお参りした後、あちこちの参道をくまなく立ち入りましたが、そこで巨大な松ぼっくりが沢山落ちているのに目が留まりました。「誰もいてないし見てないし、少しくらい持ってっても問題ないよな？」と独り言をつぶやきつつ、気に入ったやつを10個ほど拾ってナップサックにしまいました。帰宅後愛娘2人と妹の3人の子供に1つずつプレゼントし、残りは玄関脇にある南天の鉢植の根元で大事に保管させていただいております...。その後急いでイズミヤ橿原神宮駅前店に戻り、またまた天然水を買うてから車に戻り、明日香村へ向け車を走らせました。

  2011.04.19

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  橿原神宮（奈良県橿原市久米町）

  おはようございます。本日は橿原神宮と神武天皇陵を紹介いたします。奈良一人旅も斑鳩散策で順調にスタートし、斑鳩より車で南下すること30分ほどでイズミヤデイリーカナート橿原神宮駅前店に到着しました。ここで喉の渇きを潤すための天然水2本とデジカメ用アルカリ乾電池単3×4本を購入し、あかんことやと分かってながらもそのまま車を停め、橿原神宮に向け西に歩を進めました。近鉄のガード下をくぐると道向かいに直ぐ橿原神宮の参道が開けてまいりました。橿原神宮は日本国初代天皇である神武天皇が橿原宮を造営し辛酉年正月に即位したという日本書紀の故事によって創建された社です。昭和15年には神武天皇即位2,600年の記念事業が行われ、神殿の修復・付属建築の新築・外苑の拡大整備がなされました。表参道の北側に生い茂る森林はこの時全国から寄進された樹木が育ったものだそうです。表参道の一の鳥居～二の鳥居をくぐり、南神門の石段を上がると眼前に広がる素晴らしい景色が...。素木造の社殿・白砂・澄み渡る青空・そして畝傍山...。もう言葉にならず、厳粛な気配に魂が震えるといったところでしょうか。畝傍山だけで（というと失礼ですネ･･･）これだけ感動するのですから、甘樫丘の大和三山はそらもう想像できひんくらいの感動やろな、と勝手に想像してました。兎の描かれた巨大な絵馬を見て心を落ち着かせ、外拝殿から内拝殿を見て、千木・鰹木が見える幣殿とご祭神が鎮座しておられる本殿の方を向いてお参りいたしました。せっかく遠路はるばる？橿原まで来たので北隣に鎮座しておられる神武天皇陵にも足を運ぼうと、白砂を挟んで外拝殿の真向かいにある休憩所で一服してから北に向けて歩き始めました。「橿原の　とほつみおやの　宮柱　たてそめしより　国はうごかず」「橿原の　宮のおきてに　もとづきて　わが日本（ひのもと）の　国をたもたむ」明治天皇御製です。

  2011.04.19

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  【聖徳宗】法興山中宮寺（奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北）

  法隆寺東院を後にし、すぐ東隣にある中宮寺を拝観しました。このお寺の見どころは2つあって、いずれも教科書に載っている有名なものです。1つ目は国宝菩薩半跏思惟像。世界三大微笑像ってご存知ですか？1つがこの半跏思惟像、1つがレオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ、そしてもう1つがエジプトのスフィンクスなんですね。京都広隆寺の国宝指定第1号である宝冠弥勒菩薩半跏思惟像と双璧をなす半跏思惟像です。学校で習った「アルカイックスマイル」、学生の時とは違った感じで拝見させてもらいました。2つ目は天寿国曼荼羅繍帳です。聖徳太子の死を悲しんだ妃橘大郎女が作らせたものと伝わるものです。こちらも学校の教科書（資料集やったかな？）でお馴染みではないでしょうか？現代風建物の本堂の中で、2つの国宝が間近で拝めるのはめっちゃ感動もんですよ。法隆寺へ行く際は必ずセットで拝観すべきでしょうね。中宮寺では20分ほどの滞在で、来た道を引き返し世界遺産法起寺へ向かいました。

  2011.04.18

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  藤ノ木古墳（奈良県生駒郡斑鳩町）

  法輪寺から南西の方角に田畑の中をテクテク歩を進め、しばらくすると法隆寺の築地塀がみえてきました。法隆寺も17年ぶりに訪れることになるので、もう朝からテンションUP!でも後のことを考え、先にさらに西に位置する藤ノ木古墳を見に行くことにしました。法隆寺門前から西へ進むこと5分くらいでしょうか、「古墳なんてどこにもないやん！」って思ってた丁度その時、小学校のグランドにあるような大きな丘が眼前に現れました。その丘こそが藤ノ木古墳なんですね。被葬者については蘇我氏に滅ぼされた物部氏の墓やとか、或いは崇峻天皇の墓やとかいろんな説がありますが、失礼を承知でなんか興ざめしてしまいました。まぁ、法輪寺からの2km程度の散策の疲れを癒す憩いの場としては申し分ないですけどね…。ベンチの横で5分ほどストレッチをして、早々に斑鳩メインの法隆寺へ向かいました。

  2011.04.17

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  【聖徳宗】妙見山法輪寺（奈良県生駒郡斑鳩町三井）

  さて今日から奈良一人旅のレポをぼちぼち始めますんで宜しくお願いします。出発した2月16日はかなり寒い日でしたネ。5:00に起きてちゃちゃっと身支度をして5:30に自宅を出ましたが、その時の気温が－2℃。宿泊地付近の名阪国道針ICの辺りではなんと－8℃でした。道は凍ってはいなかったですが、目覚ましがてら窓を開けてみたら顔が痛い痛い…。路側帯に雪がめっちゃ積もってるし、今晩無事に宿まで辿り着けるんかいな、といきなり不安を感じました。7:30少し前に法輪寺前のだだっ広い駐車場に到着しました。シーズンオフで早朝ということもあり、車が他に1台も停まってませんでした。そんなわけでここを拠点にして藤ノ木古墳⇒法隆寺⇒中宮寺⇒法起寺を散策したろ、と決めました。法輪寺の拝観開始まで30分ほど時間があったので、車中で軽く朝飯をあさり、ラジオ体操をしてから、聖徳太子開井の3つの井戸の一つとされる「三井」を見にいきました。8時ジャストで境内に入り、講堂内を拝観しました。目覚めの薬師如来坐像・虚空蔵菩薩立像はほんまに心落ち着きます。なんか自分があたかも飛鳥時代にタイムトリップしてるような錯覚に陥りますね。あとは三重塔。昭和19年の落雷で焼失し、現在のものは昭和50年の再建だそうです。それでも充分風格を備えています。遠目に見ると良いかも。20分ほどの拝観で法輪寺を後にし、次の目的地である藤ノ木古墳に向かいました。

  2011.04.17

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• 「奈良一人旅レポート」

  おはようございます。昨日で3月の京都一人旅第1弾レポが終わりましたので、本日からは順番が逆になってしまいましたが、2月中旬に行きました「奈良一人旅」レポをお届けしようと思います。大まかな旅程は以下のとおりです。2月16日（水）斑鳩・飛鳥　2月17日（木）奈良市街・西ノ京　2月18日（金）山の辺・南山城この後、斑鳩三寺からスタートです。お楽しみに！！！

  2011.04.17

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