栗田智仁の笑いの効能
栗田智仁の笑いの効能栗田智仁が笑いについての知識を出します。笑いと免疫力の変化 みなさん、どんな時に笑っていますか?そして最近笑っていますか? 笑いとは、人とのコミュニケーションの場において生まれる現象です。アメリカのある雑誌の編集長をしていたノーマン・カズンズ氏は、自身の「膠原病」を喜劇やコメディーなど面白いものを見て笑って治してしまったのです。このことは世界的な話題となり、「笑い」に関する研究が行なわれるようになりました。 笑うと身体の中がどうなるの? 笑うことによって 1,脳が刺激され、それが神経へ伝わる。 2,神経ペプチドという免疫機能活性ホルモンが分泌。 3,神経ペプチドと結びつき、白血球の一つであるリンパ球でがん細胞や細菌に感染した細胞を死滅させ、がん細胞の殺し屋として有名なナチュラルキラー細胞が活性化される。 4,モルヒネの数倍もの鎮痛作用と快感作用のあるベータエンドルフィンなどのホルモンも大量分泌。 これらのことにより笑うことによって身体が活性化され、免疫力がアップすると言えます。 つまり、免疫コントロール、自己治癒力の向上がなされていると思われます。 脳から出るホルモンが生き方を変えるということでベストセラーになった、春山茂雄著『脳内革命』にもベータエンドルフィンの鎮痛効果以外の、老化を防止し、自然治癒力を高める効果が記載されています。 さらにこの笑いは腹式呼吸による効果も期待できるのです。腹式呼吸は副交感神経の働きを助けて自律神経を整えます。 笑うと横隔膜を鍛えることが出来るので、肺の強化につながります。 自 律 神 経 交感神経と副交感神経の二種類があり、意志とは無関係に生体の植物的機能を自動的に調節する神経。 交 感 神 経・・・・怒り、恐怖を感じた時作用する。 副交感神経・・・・安らぎ、安心感を感じた時作用する。