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2004年01月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
暑い 毎日暑い 強い日差しが 脳をとろとろ溶かしていくようだ。

そんな ある日の昼下がりの耳を 一瞬よぎった

つぶやくような 現地のラジオニュース

プノンペンで 日本人が奇妙なスタイルで 首を吊ってしんだ。

「誰だろうか?」
私の頭の中を一瞬数人の男達の顔がよぎった。

誰一人とってもいつ首を吊ったとしてもおかしくない

奴らがプノンペンにはひしめいているのだ。

失踪したとしてもおそらく誰も探すもののいない奴らだ。

男は 五十一歳 F氏 

市内の薬物を 販売するので有名なホテルで 

たった一泊した 。
 其の夜 男は いすの上で 坐禅のスタイルで首をつって死んだ。

このホテルは以前
私も 宿泊したことのあるホテルである。

しかし このホテルの部屋には
大の男の首をつるスペースなどない。

もし 辛うじて つるとすればカーテンレールのみだ。

カーテンレールは華奢だとても

大の男の体重など耐えられない

もしつったとしたら ひとたまりもなく

落ちてしまう。

そういえば 窓際のカーテンレールのしたには、安物のソファーが一組置いてあったはずだ。

男はそこで坐禅を組み

首をつったのだろうか?

そうなると一人では不可能だ。
 二人ほどの男手が必要となる。

坐禅し 瞑想している 男の首を笑いながら吊ってやる助手が必要だ。

処刑人が 必要なのだ。

処刑人は 笑いながらでなければいけない。

からからと笑いながら 処刑するカタルシスに浸り、
其の上 下半身は 勃起していなければいけない。

勿論これは 単なる私の想像に過ぎないのであるだが。

男の所持金は、たったの十一ドル

遺書は二通

十ドルは ホテル代

一ドルは 涅槃銭

これから旅たつ黄泉の国への

船場の橋渡しの金だ。

男は 「自分の死に対して、
けして詮索 調査て くれるな。自分の屍は
この地に 埋葬してほしい。」
という内容の遺書をしたためてあったそうだ。

おそらく 家族も 誰もいない 探す者すら
存在しない孤独な男の末路だったのであろうか?

其の幾日か前 エァーポートで九キロのヘロインを抱え逮捕になった。

二人の哀れな 日本人との関係なのであろうか?

ひよっと すると 日本で莫大な借金をした人間が マグロ船に乗る代わりに 

危ない 商品を抱えながら 旅だっていく、

そんな男の一人だったのかもしれない

未だ 大使館も 何もいっては来ない何の発表もない。
まるで、何も起こらなかったのようだ。

其の男の断末魔の悲鳴は誰が聞いたのであろうか?

次に ぶる下がる。奇妙な果実はいったい 
誰なのだろうか?

ラストパラダイスには、時々奇妙に果実が実るようだある。
逃れることのでき宿命、

業は、くるくる回る車輪のようだ。

ドグマカルマ





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最終更新日  2004年01月23日 19時29分19秒
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