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アラカンですが何か?

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2016年08月13日
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久々の日記でありますちょき
じつは、なんともややこしい病名の病気の疑いがあるということで、検査入院しておりました。
「原発性アルドステロン症」
この病気は昔からあったらしいのですが、発見されたのが10年くらい前で、
まだまだわからないところがある病気なんだそうです。
ひゃ~~どうしよう・・ほえーほえーほえー
正直、お医者様から副腎にデキモノがあるかもしれないから、
すぐ大学病院に行きなさいと告げられたときは、目の前まっくら涙ぽろり涙ぽろり涙ぽろり
どうやって家にたどり着いたか覚えていないほどです。

で、家に帰ってパソで調べる調べる調べましたとも。
で、分かったことをまとめてみました。
もし、同じ病気でおろおろしている人が、少しでも安心できればと思い
残しておきますね。
検査入院や費用なども参考になるとおもうので、おいおい書いていきます。


  

原発性アルドステロン症について

◆どんな病気なの?◆
副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンの、アルドステロンが出すぎているために起こる病気です。
アルドステロンというホルモンは腎臓に作用して、おしっこにナトリウムを出しにくくして、そのかわり、おしっこにカリウムを出してしまうので、体の中にナトリウムを貯めてしまって高血圧になります。
この副腎に腫瘍(腺腫、過形成)ができて、アルドステロンをいっぱい出してしまう病気を原発性アルドステロン症といいます。
この病気、痛くもかゆくもないのです。自覚症状がほとんどないので、検査しないと発見できません。
最近、検査法の進歩に伴い、高血圧症の患者さんの5~10%がこの疾患といわれています。

そのままにしておくと、高血圧や動脈硬化、心不全などを引き起こすため、適切な治療が必要なんです。

◆原因は何?◆
副腎皮質の腫瘍、過形成が原因です。
過形成とは、全体がはれて大きくなることです。
ストレスなどで腫れることもあるようです。
副腎は2つあって、腫瘍は、普通、片側の副腎にできます。
ここからアルドステロンが多量に分泌されます。
でも、過形成の場合は両方の副腎からアルドステロンが出てきます。
原因が何かで、治療法が異なるため、詳しい検査で調べないといけません。
まずは、検査入院ということになります。

*アルドステロン症とまったく同じ症状を示す偽性アルドステロン症という病気もあります。
これは、甘草(かんぞう)を含む漢方薬を飲んでいることが原因になっています。

◆症状の現れ方◆
ほとんど、症状がない場合も多いですが、主な症状は、高血圧。それと、低カリウム血症になる場合もあります。
高血圧は、臓器障害(血管、心臓、脳、腎臓の障害など)を引き起こします。
最近、アルドステロン症の高血圧の場合、降圧薬で血圧を低下させても、この障害が起きてくることがわかってきました
血圧のコントロールだけでなく、この病気そのものの治療が必要ということです。
低カリウム血症は、原発性アルドステロン症になると、必ずなるというわけではないのですが筋力の低下で手足に力が入らないとか、疲れやすいなどの症状を引き起こします。

◆検査と診断◆
アルドステロンの分泌過剰を確かめるために、血液検査と尿検査をします。
アルドステロンは、腎臓から分泌されるレニンというホルモンによって調節されています。
ところが、副腎から勝手にアルドステロンが出てくると、レニンはそのはたらきをひかえます。
そこで、診断のためには血漿レニン活性が抑制されていることを確認します。
これらのホルモン値は姿勢によって変化し、また高血圧に対する薬の影響を受けやすいため、できるだけ薬をのまずに、安静にしてあお向けの姿勢で採血します。
逆に、わざと立位や薬剤を投与した状態で採血し、それらの影響を調べることもあります。
なので、やっぱり、検査入院が必要なんですね。

腫瘍か過形成か、また、左右どちらの副腎に腫瘍があるのかなどを判断をするには、今までは腹部CT、MRI、核医学検査(アドステロール・シンチグラフィ)が行われていました。
けれど、副腎の腫瘍は小さく、また多発性のこともあって、これらの検査では正確に判断できないことがわかってきました。
そのため最近では、両方の副腎近くの血管にカテーテルを挿入して、そこから採血して、どちらに腫瘍があるかを調べる副腎静脈血サンプリングという検査が行われることもあります。

検査は局所麻酔です。息を止めて~とか動かないで~などと指示されるから、全身麻酔じゃだめなんだとか・・
30~40分の検査とはいえ、足の付け根から血管にカテーテルを入れていくので、腕のいいお医者様にお願いしたいですよね。
私の場合は、CTで腫瘍がまったく認められず、カテーテル検査を免れました。
そんな場合もあります。良かったのか悪かったのか・・

◆治療の方法◆
腫瘍によるアルドステロン症の場合、その腫瘍を摘出します。
稀ですが、両方に腫瘍があるとか、手術に耐えられないとかの理由で摘出手術ができない場合や、過形成の場合は内服薬で治療を行います。
アルドステロンの産生を制限する目的でトリロスタン(デソパン)、作用を阻害する目的でスピロノラクトン(アルダクトン)・エプレレノン(セララ)などが用いられます。
このお薬は、一生飲み続けなければなりません。
手術によって、アルドステロン症が治れば、血圧は徐々に低下します。
しかし、病気の期間が長く高血圧が長く続いた場合は、血圧が下がりにくいこともありますので、できれば、早く治療を始めてください。



以上、原発性アルドステロン症のおおまかな説明です。
私は小さな医院で、血液検査してもらい、大学病院に紹介状を書いてもらって今はその大学病院にお世話になっています。
検査結果が、もし、この病だったら、手術で血圧が下がる場合があります。
薬から解放されるのですが、降下剤を長年飲んでいると、術後もなかなか下がらないようですので早く治療することが肝心です。
思い当たることがあれば、すぐに病院にいってくださいね!





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最終更新日  2016年08月14日 10時12分14秒
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