色彩学校の授業で、カウンセリングのついての講義をうけました。
これがすごぶる面白かったのです^^!!
カウンセリングの基本は、まずクライアントに心を開いてもらうこと。そのための技術(←技術なんですよ、技術!)を学びました。
まず最初に学んだのが
1)「人はどんなモノに対して好意を抱くか」
・・・さて、何だと思いますか?
正解は「自分に似たもの」だそうです。
自分と同じ出身地、同じ学校、同じ趣味、・・・ここから話題が広がることが多いですよね。共通点が多ければ多いほど、その人に対して親近感を抱くのです。
これは原始より人間が持って生まれたDNAレベルの特徴、なのだそうです。例えば・・・日本は今でこそ平和ですが、何百年前までは合戦や辻斬りなどの物騒な事柄が耐えない世の中でした。
見知らぬ人はみんな敵といっても大げさではありません。常に警戒心を抱いて生きていたと思います。そんな命の危険にさらされた危険な状況の中では、未知なもの、異質なものはそれだけで「恐怖」なのです。
だから自分を攻撃してくる可能性の少ないもの、つまり自分と同じような性質をもったもの、自分と似たような人を見ると安心するんですって。
(でも・・・「自分とまったく異質なものに惹かれる」という命知らずの嗜好も真実な訳で^^;)
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そして次に学んだのが
2)「人に好意をもってもらうにはどうしたらよいか」
これは、先ほどの「自分に似たものが好き」の法則を応用すればいいのです。
正解は「真似る」!
言葉使い、しぐさ、動作、話すスピード、声のトーン、呼吸!!
すべて真似しちゃう!!
これだけでターゲットは貴方にイチコロです(笑
一緒にいるとなんとなく落ち着く人のことを、よく「気が合う」「息が合う」などといいますが、これは言葉のとおり、話すテンポが一緒だったり、同じタイミングで呼吸していたり、本当にふたりの呼吸が合っているからなんですね。
他にも、動作を真似たり、話の相槌をうったり、眼を合わせたり、相手の言葉尻をリフレインしたりするといつのまにか相手に対して好意を抱き、仲良くなって大切な情報開示などをしてくれるそうです。
このことを専門用語で「ペーシング」といいます。
いわゆる「聞き上手」な方というのは、このペーシングが自然に出来ているんでしょうね。
hakapyonも実際にこの「ペーシング」をやってみましたが・・・なかなか難しい^^;
「呼吸を合わせる」というのが特に・・・
かなり相手のことを観察していないと、合わないんですよ。
相手のことを観察する、そして相手に感心のあることを態度で示す・・・それも相手に対する「敬意」なのですね。
シャイなhakapyonは「人を観察する」なんてその人に対して悪いんじゃないかな~というおかしな罪悪感があったのですが(これはつまり自分が観察されたくない、という自意識の裏返し)そんな考え方はもう撤回ですね。
観察は愛だ!相手を見て見て感じまくるのだ!!(←だから・・・それじゃ極端だって・・・^^;)
かのブルース・リー大先生もおっしゃっている!
「考えるな、感じろ」
武道も一種のコミニュケーション。この言葉は武道の極意でもあり、コミニュケーションの極意でもあったのです。
と同時にhakapyonが今までいかに頭でっかちで、なおかつ自分本位で人に接していたのか、ということに気付き目からウロコがぽろぽろ落ちました。自分の考え、言いたいこと、思っていることを表現するのに精一杯で、目の前の人のことがあまり見えていなかったような気がします。
「受けるコミニケーション」の大切さを痛感いたしました!!
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最後に。
印象に残った講師の先生の言葉。
「願い事があるのなら、具体的に言葉やビジュアルにしたほうがいい。心から前向きに、強く願えば必ず叶うよ」
これはまったくの同感です。
だって、hakapyonが本当に望んだ「願い」は、ほとんど叶っているから!
欲しいものがあったら、必ず叶うと信じて強く願いましょう。
きっと大丈夫です^^
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