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◆<青天を衝け>第36回視聴率12.2% 千代の“最期”に「言葉にならない」 「喪失感がやばい」悲しみ広がる(2021.11.22 MANTANWEB) 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第36回「栄一と千代」が11月21日に放送され、平均視聴率(世帯)は12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 第36回では、栄一(吉沢さん)と千代(橋本愛さん)の悲しい別れが描かれた。 栄一は三菱の独占に対抗するために東京風帆船(とうきょうふうはんせん)会社を設立するが、岩崎弥太郎(中村芝翫さん)の新聞を使った巧みな攻撃に、開業前に敗北してしまう。また、養育院も東京府から事業縮小を迫られ、なかなか前に進めない栄一。その裏で弥太郎は着々と事業拡大を進める。 そのころ、長女・うた(小野莉奈さん)と穂積陳重(ほづみ・のぶしげ、田村健太郎さん)の縁談が持ち上がり、意気投合した二人は結婚する。しかし、渋沢家が幸せな空気に包まれる中、千代が突然病に倒れてしまう。 千代がコレラに感染していることを医者から告げられる栄一。千代はその後、子供たちを遠ざけて、一人寝室で療養するが、病状は悪化し、やがて帰らぬ人に……。 別れのシーンで栄一に、「生きて…ください。生きて…必ず…あなたの道を…」と絞り出すような声で言い残した千代。栄一は何度も「お千代、逝かないでくれ」と、その身にすがったが、願いは届くことはなかった。 SNSでは「お千代さまーーー!(泣)」「やだやだやだやだやだやだ」「テレビの前で泣いてる。お千代さん……」「つらい(泣)」「言葉にならない」「喪失感がやばい」などと視聴者の間にも悲しみが広がった。 また、コレラ感染の広がりを防ぐため、千代の遺体がすぐに荼毘(だび)に付されると、「家族も会えないなんて」「近くにいるのに死に目に会えないって、こんなつらい別れないわ」「これはしんどい…マジしんどい」「今の世の中にぶっささる…」「コロナを経た現代では、いまわの際に立ち会えないこの場面が胸にしみる」といった感想も数多く書き込まれた。 ◆『青天を衝け』吉沢亮、千代との別れに号泣「苦しさしかないシーンだった」(2021.11.21 マイナビニュース) 俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)。21日に放送された第36回「栄一と千代」で、主人公・渋沢栄一(吉沢)の妻・千代(橋本愛)がコレラに感染し、亡くなった。千代との別れに栄一は号泣。吉沢はこのシーンについて、「苦しさしかないシーンだった」と振り返る。 今回、長女・うた(小野莉奈)と穂積陳重(田村健太郎)の縁談が持ち上がり、意気投合した2人は結婚。渋沢家が幸せな空気に包まれる中、千代が突然、病に倒れた。コレラと診断され安静にしていたが、病状が悪化し帰らぬ人に。ずっと支えてきてくれた千代の死に栄一は号泣した。 吉沢は「お千代との別れのシーンはつらかったです」と吐露。「本当にそのシーンがお千代最後のシーンだったので、ずっと支えてくれたお千代がこのシーンを撮ったら終わっちゃうんだという寂しさと、あのシーン自体の重さで号泣していました」と振り返る。 これまでに父・市郎右衛門(小林薫)、母・ゑい(和久井映見)の最期も描かれてきたが、「お父さんもお母さんも悲しくはあるけど、どこか前向きなものとして捉えていた。その人の人生の美しさや、その人からいただいたものを自分の中で消化して前を向いていくという、ポジティブな要素がありましたが、お千代の死に関しては急すぎたし、苦しさしかないシーンだったので、衝撃的でした」と違いを語る。 世の中を変えるのだという強い気持ちで突っ走り続ける栄一をずっと支えてきた千代。吉沢は「印象的なシーンはたくさんありました」と話し、「(亡くなる前に)2人で語っているシーンもすごくよかったですし、4話で、さっきまで見ていた夢の話をするお千代にするシーンがありましたが、そのシーンを思い出しました」としみじみ。 また、「栄一は、世の中を変えなきゃいけないという、幼い頃から持っている意識にエネルギーがいっている分、家族との付き合い方が不器用。僕自身も突っ込みたくなる瞬間がありますが、栄一に振り回される家族が嫌な風に映らなければいいなと。振り回されている人たちもおもしろおかしく映ればいいなと思っています」と家族について語った。 千代が亡くなり、子供時代から関係が続いている栄一と関わりの深い人物は高良健吾演じる喜作のみに。吉沢は「本当に喜作だけで、みんないなくなってしまったので寂しい」と心境を明かしつつ、「高良くんはいろんな作品を見させてもらっていましたし、一緒にお芝居していて素敵だなと思います。役として生きることにものすごく真摯に向き合っている。セリフ1つにしても『喜作はこうだったかな』と向き合っていて、すごい集中力だなと思います」と高良の姿勢を称賛する。 さらに、「喜作がそのシーンにいるだけで安心する。仕事をしているときの栄一とはまた違う、血洗島でただ騒ぎ立てていた子供の栄一が出てくる。それはたぶん高良くんだったからこその部分もあると思います」と述べ、第31回で栄一と喜作が涙の再会を果たしたシーンについても、「台本に泣くとは書いてなかったんですけど、泣いちゃいました」と言及した。 栄一、千代、喜作の3人は幼なじみとして育ち、強い絆で結ばれている。吉沢は「一番近くで支えてくれていたのがお千代と喜作なので、この2人は僕の中で特別だなと思う部分があります」と語った。 千代さん…涙 控え目で芯が強くて優しくて美しい ええ女でしたなあ これまでの橋本愛ちゃんのイメージが この作品で変わったわ たおやかな千代さん、素晴らしかったわ かつらも日本髪も 普段の前髪ぱっつんのおかっぱヘアーより似合ってたような 気がするな 流行病・コロリ(コレラ)に感染したため隔離され 最期は栄一以外の家族が看取ることもできない コロナ禍の現在とのシンクロニシティ 千代さんの臨終、その後の描き方がまた… 栄一の絶望が際立つ 黒崎演出光りましたな 荼毘の炎を前に 無表情で佇む栄一の虚無感よ 栄一@青天といい 嬴政@キングダムといい 「炎」と「吉沢亮」は相性ええのう しかし 栄一…大丈夫か? ひとりで生きていけんのか? (って次話でさっそく後妻が来るようだが…) ◆吉沢亮が大河語る「やれと言われても絶対できない」草なぎ剛の演技から刺激(2021.11.20 日刊スポーツ) NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)で、主人公・渋沢栄一を演じる俳優吉沢亮(27)が、このほどオンライン取材会を行った。大河主演で得た経験や成長、終盤に向けての見どころを語った。 約1年半にわたり主演の重責と向き合い、吉沢は「とんでもないせりふ量を短期間で覚えて一気に消費して、というのを1年間繰り返す。他の現場では味わえない苦労がありました」と振り返る。奮闘とともに自身のレベルアップも感じ「物理的に追い詰められながらも、クオリティーのいいものを出し続ける。役者としての基礎を鍛えられた」と話す。 作中では栄一の晩年、90代までを演じ「年齢を意識すると、栄一のエネルギーや勢いが落ちてしまう。言葉のスピード感や体の動きとか、年を取っている芝居を細かく作っているけれど、いいあんばいを探りながらやってます」と、試行錯誤しながら挑んだという。 徳川慶喜役の草なぎ剛(47)との共演にも刺激を受け、「草なぎさんはお芝居をしている時の意図、せりふの間を詰めたり声を荒らげたりという、お芝居の上のプランが全く分からない。慶喜としているだけで、草なぎさんの存在がゼロ。いい方向に引っ張ってもらえるし、草なぎさんとお芝居している時でしか感じられない緊張感がある」。存在感を消して役になりきる姿には「あれは草なぎさん特有の色なので、同じことをやれと言われても絶対できない(笑い)。僕は僕なりに頑張るけど、草なぎさんみたいに素の状態で役でいられるのは役者として理想」と語った。 終盤の見どころも語り「この先の慶喜さんとのシーンは泣けるシーンばかり。2人の最後のシーンはこの作品のテーマを語っているので、グッときますね」と紹介。21日放送の第36回「栄一と千代」では橋本愛(25)演じる妻・千代が病に倒れ、別れの場面が描かれる。過去のインタビューでは千代とのシーンを「安心させてくれる何かがある」と語っていただけに、吉沢は「つらかったです」と撮影を回想。「当初からずっと支えてくれたお千代が、このシーンを撮ったら終わっちゃうんだというのと、シーン自体の重さで号泣しました」と明かした。 世の中を変えるために奮闘し続けた栄一の原動力については「周りが幸せになる、イコール自分の幸せ。使命感だけではできなかったと思うし、自分の欲を満たすだけの行動だとしたらあそこまで続かない。使命感と自分の欲、両方あったからあそこまでやれたのかな」と想像。番組終盤に向けては「落ち着くことなく情熱を持って、時に空回りしながらやっていくスタイルは変わらない。その熱量を落とさず最後まで勢いのある作品として突っ走れるのかな」と話した。 撮影は今月8日に終了した。自身を「終わったらすぐ切り替えられるタイプ」としつつ、「これだけ長いこといろんな年齢のお芝居をしてきたので、等身大の27歳を完全に忘れている気がする」と苦笑する。「一気に老けたりしないかなと不安は心の中にあるけど、全力で切り替えて、次の役に向かいたい」と前を見据えた。 ◆吉沢亮「今後の芝居に影響が出るだろうな」主演のNHK大河「青天を衝け」で俳優人生に大きな財産得た(2021.11.20 中日スポーツ) 俳優の吉沢亮(27)が主役の実業家、渋沢栄一を演じているNHK大河ドラマ「青天を衝け」の放送がいよいよ佳境に入った。吉沢はこのほどオンライン合同取材会を開き、1年4カ月にわたった撮影を終え、「あまりに無我夢中だった。(大河後の)今後の芝居に影響が出るだろうな」と、俳優人生に大きな財産を得た感覚があるとを明かした。 幕末の13歳から昭和に入り91歳で亡くなるまでの渋沢栄一を演じた。時代の変化とともに農民から武士、官僚、大実業家と生業も大きく変わった。「等身大の27歳を忘れている。一気に老けたりしないかな」 出演のオファーを受けた時は「お札になる人ぐらいの知識しかなかった」というが、年齢を重ねてもエネルギーが衰えず新事業を立ち上げる姿に「自分の欲求だけでは続かない。周りが幸せになることが自分の幸せなのだという使命感があった」と栄一の人間性を肌で感じるまでになった。 さまざまな個性の俳優たちと演技をしたことが俳優として得難い経験となった。とりわけ対立しても栄一にふらっと会いにくる三井組番頭・三野村利左衛門を演じたイッセー尾形(69)の融通無碍(むげ)ぶりには「あそこまで役って広がるのか」と舌を巻いたという。 最終回(第41回)は12月26日の放送だ。 13歳から91歳までを生きた、27歳。 なんという貴重な経験。 「自分の欲求だけでは続かない。周りが幸せになることが自分の幸せなのだという使命感があった」 これは 「青天を衝け」の渋沢栄一の姿でもあり 作品に対しての吉沢さんの姿勢でもあったのではないかしら。 吉沢さんの次作品は 舞台「マーキュリー・ファー」 楽しみですねえ。 ◆【youtube動画】群馬県警察音楽隊コンサートWeb版~NHK大河ドラマ「青天を衝け」メインテーマ|群馬県警|群馬県 ここはもしや…血洗島? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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