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カテゴリ:散歩・旅行
![]() さて、元伊勢めぐりの旅2日目です。 天橋立近くの民宿・川尻さんに1泊して、朝5時に目覚めた私。 窓から見た朝日がとても綺麗だったので、真名井神社まで散歩することにしました。 この神社の入り口には、狛犬ならぬ狛龍さんがいらっしゃいます。 真名井神社を目指して行くと朝早いのに神社から水を汲んでおりてくる人の姿がありました。湧水のある生活…羨ましいなぁ ![]() 誰も居ないので裸足になって境内でフラ踊りました。木や風や土と一体となる感じがなんとも気持ちがよいです。 そして、簡単な気功を行い、宿に戻り、もう一度温泉に入り、7時半に出発。 いざ、天橋立を渡って、峰山駅にある比沼麻奈為神社へ向かいます。 こちらも、元伊勢の一つです。 バスの本数が少ないので、こちらは行きはタクシーを利用しました。 タクシーの運転手さんによると、こちらの近くには「天女の羽衣伝説」があるそうです。 おそらく、その「天女」とは大陸からやってきた「豊受大神」その人のことだったのではないか…とのことでした。稲作文化を携えてやってきた人間は、その当時のその地域に住んでいた人から見たら「天女」や「神」のような存在だったのだろう…とのこと。 この辺りには、豊受大神が五穀の作り方、養蚕の仕方など、数々の濃厚技術を人々に教えたという伝説があるらしいのです。そして、縄文の頃は海面がもっと上昇していた為、当時はおそらく内陸部まで船で来られたのではないかとのことでした。 ということで、「豊受大神」が籾を浸したと言われている清水戸にも案内してくれたのでした。 ![]() ![]() そして、比沼麻奈為神社に向かう途中に見える、下の写真の久次岳は神の山で地元の人も滅多に入らない聖なる山なのだそうで、磐座がゴロゴロあるらしい…と言ってました。帰って調べてみたら、「久次岳の山頂には“降臨岩”という巨岩があり、中腹には“大饗石”という捧げ物を置く八畳ほどの平らな岩もある」なんて記述を発見しました。 ![]() ![]() そして、帰りは歩くと言う私のために、歩きやすい道を案内してくれつつ、比沼麻奈為神社に到着。 「パワースポット巡りかい?」と聞かれたので…「違う。自分の(日本の)ルーツが知りたい。だから、遠い祖先に"ありがとう"って伝えに来たんだ。」と答えたら、「伊勢系の神様の正しい巡り方だね ![]() ![]() 比沼麻奈為神社は、それはそれは、とても綺麗で、とても丁寧に手入れのされている神社でした。きらびやかとか…そんな事とは無縁だけれど、とてもとても大切に守られている…そんな感じがしました。宮司さんがあいにく御留守でお話を聞けませんでしたが、また立ち寄りたい場所の一つとなりました。とても気持ちが落ち着く場所です。ここでは、色鮮やかな「とかげ」がお出迎えしてくれました ![]() ![]() 比沼麻奈為神社から最寄の峰山駅まで約1時間。田んぼの中の道をひたすら歩きました。でも、なんだか自分がその場所になじんでいくような、その場所の空気に溶けていくような…そんな感じがして、レンタカーで周るのは効率が良くていいけれど…こうやって歩いて巡るのも悪くないな~なんて思いました。すっごく暑かったけどネ… ![]() この後は、大江町の元伊勢三社に向かいます ![]() つづく… 今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。 あなたの笑顔が周りのみんなを明るく照らしますように ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.16 21:17:18
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