カテゴリ:リアム
リアム・ギャラガーが帰ってきた!! もう、その一言に尽きます。 シングル曲発表を焦らしに焦らし、PVも焦らしに焦らしたリアムさん。もう、私、首、洗いすぎてぴっかぴかです、リアムさん! マンチェスターでのソロ初ライブでその全貌が公開、となったのが、何だかリアムらしくて素敵です。 マンチェスターでは、先日信じられないような事件が起き、ライブが自粛されるのでは?という声もあがっていたようですが、さすがはロック・スターリアム。 「こういう時に、俺たちが立ちあがらなきゃあ」と、コメントしていましたね。 日本で2011年に東日本大震災が起こった時、誰よりも早くチャリティギグを開いてくれたことが思い出されます。 マンチェスターのライブステージには、事件で犠牲となった方と同じ数、22本のキャンドルが灯っていました。 ああ!リアム! …と、いうことで、今回はリアムのソロ1stシングルとなる「Wall Of Glass」について語っていこうかなと思います。 Beady Eyeの1stシングル「Bring the Light」ほどの衝撃はなかった、というのが正直な所です。だって、ねえ(ねえ?)!? ピアノの音するし、べびかもん!だし(笑)!あれには本当にびっくりしました… 確かあの時私は、「何の装備も持たないはだかんぼのリアムがやってきた!」という表現をしたと思います。OASISのリアム・ギャラガーが、全く「違うバンド」、むしろ新人バンド(笑)Beady Eyeとして、立ち向かってきた。 それがもうたまらなく潔くて、カッコよくて、最高でした。今まで一緒に活動してきたゲムや、アンディや、クリスや、ゲム(大事な人は二回言います)というメンバーに支えられ、エイッと奮起してやってきたリアム。 しかし、今回は違います。 はっきりと違う。 今回は、「OASISのリアム・ギャラガー」として戻ってきたのです。 え?ノエルが居ないのに?ソロなのに?結局、OASISの栄光に縋るのかって?? 違います!!!! 近々のインタビューで、リアムが語っていました(私のうろ覚えなので、ぼんやりしててすみません)。 「俺はOASISを愛している。俺がOASISだ」と。 え?結局開き直ったのかって? 違います!!!! いや……開き直った、のかな。開き直ったのかも。 むしろ、認めたんでしょうね。 Beady Eyeの時に「OASISとは違う」って言っていたけれど、どうやったってリアムにOASISはつきまとう。それくらい、OASISのリアムはビッグで、ビッグすぎて、皆に愛されていて、リアムもそんな自分を愛してきた。 そんな自分に気づいてしまって、Beady EyeでもOASISの曲を歌い始めて、ああ、これじゃだめだって、バンドは解散してしまったのかなって、今ならそう思えてしまうのです。 そんなリアムを非難する人も、中には居るかもしれません。 でもね、リアムは気がむいたら、好きな歌を歌えばいいんです。気分のままに、ブルースだって歌っていいんですよ。 なんてね(笑)! さあ、前置きが長くなりましたが、私のへなちょこ訳版「Wall Of Glass」、参ります! すっごい意訳というかハチャメチャ(笑)なので、英語が堪能な方、ぜひ生温かい眼差しで見守ってください…… **** You would keep the secrets in ya' お前は秘密を抱えてる You've been keeping paraphernalia, oh お前は武装したままだ I think you know お前はわかってるんだろ Anyone can walk up to ya' 誰でも近づくことができる Anyone can see right through your eyes 誰でもお前の目を通して見ることができる All night 一晩中 And I don't mean to be unkind 悪さしてるつもりはない But I see what's in your mind でも、俺はお前の心の中を見てるよ And the stones you throw 石を投げたら Will turn back in its path それは自分に戻ってくるぜ、 One day you'll shatter like a wall of glass そしてある日お前はガラスの壁みたいに粉々になるのさ Wall of glass ガラスの壁みたいに Wall of glass ガラスの壁みたいにさ One day you'll shatter like a wall of glass ある日お前はガラスの壁みたいに粉々になるんだ You believe in fascinations お前は自分自身の魅力と、 And designer vaccinations, love 洒落たワクチン、そうだな、愛ってやつを信じてる You get along お前はうまくやってるよ You were sold a one direction お前は一つの方向性を売っちまった I believe the resurrection's on 俺はきっと復活するって信じてる And you were wrong でも、いいか、お前は間違ってる And I don't mean to be unkind 悪さしてるつもりはないんだ But I see what's in your mind でも、俺はお前の心の中を見てる And the stones you throw 石を投げたら Will turn back in its path それは自分に戻ってくるぜ、 One day you'll shatter like a wall of glass そしてある日お前はガラスの壁みたいに粉々になるのさ Wall of glass ガラスの壁みたいに Wall of glass ガラスの壁みたいにさ One day you'll shatter like a wall of glass ある日お前はガラスの壁みたいに粉々になるんだ **** PVでは、鏡に写った自分と向き合うリアムや、割れたガラスを隔てて向かい合う二人のリアム、そして上下対象に映し出されたリアムがひっくりかえり、どちらが本物か鏡像かわからなくなる。 これがひどく象徴的だと感じたのは私だけでしょうか。 この曲の歌詞、リアムが書いたのか、誰が書いたのか現在分からない状態ですが(リアムが作ったにしては上手すぎる気が…)、 なんだか、この歌詞の中に出てくる「お前」も「俺」も、リアム自身なんじゃないかと思えてしまうんです。 ガラスの壁とはなんなのか。 街を歩いていて、ふとお店のショーウィンドウを眺めた時に、そこに映った自分自身の姿に驚いた経験はないですか? ちなみに私は、仕事帰り、電車の扉のガラスに映った自分自身によくびっくりします。なんて疲れた顔をしてるんだろう(笑)!って。 …ちょっと話が脱線しましたが、もしかしたらそんなふうな意味も含まれていたりして。 ガラスの壁に映った自分自身に問いかける。 それは自分が思い描いてる自分の顔をしているだろうか? 自分の心は自分がよくわかってる。 お前はうまくやってるつもりだろうが、 それは全部間違ってる。 粉々にしたくて石を投げているのは自分で、 粉々になるのはそこに映った自分。 このWall Of Glassは自分自身への戒めであり、慰めであり、新しい道(または考え方)進むための一種の「破壊」の歌なのかなと感じました。 その先に、 「俺はOASISのリアムで、それ以外ではないんだ」っていう、辿り着きたくはなかったけれど、辿り着くしかなかった結末があったのかな、なんて。 ああ…大丈夫です。 妄想が炸裂してるだけですから!!! 毎回のことながら、さらさらっと読んで頂けると幸いです。 OASIS再結成か!?なんて、噂も流れていますが、それはもう少し先でいい。まだ待てます。 今は、開き直ったリアムが、リアムらしく歌ってくれる姿をたくさん見たいと思います。 そして…最愛の宿敵兄貴もついに3rdアルバムを仕上げてしまいました! リアムは10月に初アルバム、ノエルは11月に3rdアルバムリリース。 ああ! なんて年だ! 楽しみで楽しみで仕方ありません。 iPhoneから送信 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 3, 2017 12:52:47 AM
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