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10月10日・晴れ。
おくんち後日。
昨日をもって、諏訪神社のおくんちは終わった。 一度神社の境内の桟敷席から全部を見物したことがあるが、 それ以外はちょこちょこ、たまたまの出会いで見る程度。
今回初めて自分の体を使って祭りを写真にとり見るというのは 初めてのことだった。 やはり祭りとは参加し、掛け声をかけ、熱気や人間の気迫を感 じて、一緒に感動を感じることなんだと思った。
P1.子供が主役。
子供がリズム。男性の大斉唱、天と地を揺るがすような・・・。 男性たちが引いたり、回したるする船やだんじりには鉦 大太鼓、小太鼓を演奏する小さい学生が乗っている。 どんな揺れる船の中でも、回される船の中でも そのリズムは狂いなく続く。 P2.
P3.諏訪町 龍踊。 培った伝統と表現の可能性を求めた多彩な演出を見せた。 不老不死の源、月を食べようとする姿を表現した「玉追い」 自らの胴をくぐる「胴くぐり」、とぐろを巻いて玉を探す 「すぐら」では胴体を微動しうねらせて「静「の表現 そして、月を見つけ狂うように追いかける「動」の表現で 白龍を生きているように見せた。
P4.
P5. 諏訪町の龍踊は、青龍と白龍、子龍、孫龍が登場する。 P6.カモメ広場に来たのは白龍と孫龍。 もう一組は、他の庭先回りをしている。なぜかこの時カメラの どこかを私が触ったのか、フラッシュなしの撮影となっていた。 でも龍の世界を表現するのにいいかなあとそのまま使う。 P3.孫龍。
そして、後日はカモメ広場で(庭みせの翌日4日写した) P7.新大工町の曳壇尻。 奉納踊りで唯一の曳壇尻。大工職人が開いた町にちなみ、 職人技の粋を集めた山車は、屋根飾りの職人尽くし、 横飾りの紅葉に流水、土呂かざりの神鹿の彫り物。 長方形の壇尻を囃子、掛け声とともに引き回す姿は勇壮そのもの。 P8.
p9.渾身の力を込めて。
私は男たちの声音の高さが一つになり鳴り響く掛け声に写真を写していて 涙が出てきた。後日で最終盤の演技を必死で、力の限り演技する姿は 只々、感動。観客もその熱情に酔いしれ、4,5回の持ってこーいで アンコールを要求した。そして、それが終わり、スーと帰っていく のではなく、観客に手を振り笑顔で答えて、ますますの 山のような拍手にカモメ広場は感動の嵐となった。 残念ながらその場面は、私もカメラをおいて、感動のお礼の 拍手をしていたので、撮影していない。
P10. 駅での演技を終え、夕方7時ぐらいまでは続く庭さき 回りへと、街へ出る新大工町曳壇尻。その雄姿が再び みられるのは7年後。私は生きているのだろうか。
新橋町‣阿蘭陀万歳、金屋町の長崎ぶらぶらの踊りなど写せなかった。 もっとこの3倍くらいの華麗な写真が取れるのだが、残念ながら 時間が重なったり、動けなかったりして、皆さんにお見せできなかった。 最後に三台の神輿が長坂の階段を駆け上るところを、テレビ画面で 写したのでそれでこの記事を終わりにします。
P11.御神輿長坂を駆け上る。 お下りの時、みこしの前を行く老いた祭装束男性を私は老いて なおかっこいいと書いたが、その方が右字幕のところに、 手に持った白い扇子を持って合図しておられる。
最後まで見てくださってありがとうございました。 見てくださった皆様に神様の御利益がありますように。
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