「信用できる店」
「あの店の料理は、どの食材も新鮮!信用できる店だと思うよ」私たちは、飲食店を評価するときに、しばしばこんな風に表現することがあります。料理が美味しいとか、値段が魅力的だとか、そういうことを個別に言い表すのではなく、店全体として評価できる。そんなことを表しているのが、この「信用できる店」という言葉だと私は思います。「あの店は信用できるよ」そんな風に言われれば、飲食店の経営者としても嬉しいもの。「あ~、一生懸命に店を育ててきて良かった」私たち飲食店経営者は、お客様に評価されて初めて、自分の仕事が認められたことになるのだと私はそんな風に思うのです。「信用できる店」もちろん、これは飲食店として最高の褒め言葉だと思います。「1人でも多くの人に、信用できると言ってもらいたい」そんなことを目標にしている飲食店の経営者も多いことでしょう。そこで、この言葉について、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。「信用」という言葉の意味。ある辞書の説明によると、「信用とは、ある物事を間違いないものとして受け入れること」とあります。そしてさらに、これによく似た言葉の1つに、「信頼」という言葉があります。そこで、これについても調べてみると、「信頼とは、ある物事を高く評価して、すべてを任せられるという気持ちを抱くこと」とありました。つまり、「信用」に比べて「信頼」の方が、評価するという「気持ち」が含まれているということになるようです。だとすれば、私たち飲食店の経営者が目指すべきものは、「信用される店」というよりは「信頼される店」なのではないか、と私はそんな風に思うのです。「信用できる店」よりも、「信頼できる店」を目指す。そのためには、何をすればいいのか。私たち飲食店の経営者が考えるべきことは、そんなことではないかと思っています。自分たちの店をもっと信頼できる店にしていくために、私たちはこれから何をすればよいのか。みなさんは、どう思われますか。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□シナジアスグループ (株)フードナビ 浜焼太郎FC本部 (株)イートリンク とんかつ屋豚トンFC本部 (株)東京水産 鮮魚・精肉・酒類 卸 (株)MACP WEB戦略 CEO 渡辺大河 DaigaWatanabe■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□