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テーマ:鬱病(2267)
カテゴリ:心
やはり、男女間における考え方の違いってものは存在するのだろうとつくづく思う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
自分も例に漏れず、女性のほうが無意識のうちに比較して悦に入ったり落ち込んだりしてしまいがちのような気がしています。 さて、先日の白い悪魔による下痢の後遺症を電車の中でお見舞いされてはかなわんと、ストッパを買いにドラッグストアに行ったときのこと。 そこでもらった情報誌に、鬱の特集があったのでちょいと読んでみました。 先の、女性の無意識の比較癖が発症してしまったのでしょうか。 主婦A子さん(33)は、大手企業勤務から結婚退職し専業主婦になって子育ても順調。 そんなある日偶然かつての同僚にバッタリ会って、今もバリバリ働いている姿に自分はこれで幸せなんだと言い聞かせつつも、社会から取り残されている感が否めず、涙がこぼれたり子供に当たってしまったりする、ということでした。 しかしですよ。たまたま相談したのがA子さんだったというだけで、その裏で逆のパターンも併発していることは十分考えられるわけです。 OLのB子さん(33)は、大手企業でバリバリに働くキャリアウーマン。仕事も順調で昇進も決まった。 そんなある日偶然かつての同僚にバッタリ会って、かわいいお子さんと楽しそうに散歩している姿に自分は社会とつながっていると言い聞かせつつも、ああいう幸せとは縁がないのかしらと思い始め、涙がこぼれたり部下に当たってしまったりしている。 という可能性だってなきにしもあらずなのです。 これはかなり隣の芝生が青々としていると見えます。 しかも青芝生のクロスカウンターとはなんとも皮肉なお話です。まあOLのB子さん(33)は私の妄想なんですけども。 10歳の小学生ならいざ知らず、30代にもなれば生活スタイルが多種多様化するのは当然で、どっちが正しいとか偉いってもんじゃないと思うんですよ。 とはいえ、自分にないものを見て不安になるというのは、私もゲ★吐きそうなほど経験があります。だけど思い返してみればあんまりいいことはありませんね。 キムタクも、一人一人違う種を持つって言ってますし、多分そのままでいいんですよ。正解は一つじゃないんだと思います。 だから答えが一つの数学は嫌いなんです。三次方程式は答えが3つあるらしいですが虚数iとか超むかつく。 それはそうと、いくらもともと特別なOnly oneとは言えども、幼少の頃からの「世界に一つだけの花」教育には首をかしげます。 かけっこの順位は1等じゃない子が可哀想だから廃止するべき!とか、好きなものだけ食べればいいのよー、とかはよろしくないと思います。 ハナっからなんでもイインダヨグリーンダヨじゃ、努力するってこと自体を知らずに育ってしまう懸念がぬぐえませんからな。 ただ、周りを見て思い悩んでしまう大人が、割り切る材料とするにはもってこいですよ。 突撃!隣の青芝生にただ悶々と悩むより、遥かに健康的だと思います。 頭で分かっているだけじゃなく、実際にうまく切り替えていくっていうのは虚数iより難しいんですけどね。 ちなみに私にとってのひとつだけの花は、ドクダミの花です。 ドクダミがニキビにいいというのも去ることながら、リアルタイムで岡田あーみんを読んで育ってきましたからな。あーみんといえばドクダミの花。 危脳丸を遠巻きに眺めていられれば、多少のストレスならぶっ飛びます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.01 21:44:11
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