頑張り屋のビビ。
わたしが思っているよるずーーーっと頑張り屋で逞しいビビ、今日も頑張って生きています。 あと8日で2歳2ヶ月を迎えます。 こんなに頑張る子だとは予想していませんでした。 2週間くらい前だったでしょうか、普段あまりハムスターを観察しない相棒さんが、ヨタヨタと揺れながら歩くビビをじっと見て、「こいつに(残された時間は少ないから)好きなものを食べさせあげるように」と言いました。 わたしもそれに同意し、いつ来てもおかしくないビビの旅立ちを覚悟をしながらお世話を続けています。 ビビは、そんなわたしたちの気持ちを知ってか知らずか、毎日毎日、薬を嫌がらずに飲み、ごはんをまぐまぐ食べ、揺らしても声を掛けても気付かないほどグーピー寝て。。。のんびりゆっくり、生きています。 腫瘍かと思った左手の付け根のしこりも大きくならず。 最近は、左手を着地して歩いたり、食べ物に左手を添えることができるようになったので、もしかしたら腫瘍ではないかもしれません。 小さくなったように見える体も、久しぶりの体重測定をしたら、以前とまったく変わらず、145gでした。(※ビビに余計なストレスをかけないよう抱っこを控えているので、日課の体重測定はお休み中です) ペレ団子はちょびっと齧る程度で完食はしませんが、好きなもの(ササミ、絹ごし豆腐)、喉越しの良いもの(ヨーグルト、アミノゼリー、スタミノール、粉末ミルクを溶かしたもの)は残さずに食べているので、なんとか体力保持ができているのかもしれません。 担当ドクターに、9月末から投薬してきた今の抗菌薬の効果が薄れてきたことを伝え、今のビビの皮膚状態が分かる写真を送り、アドバイスを求めました。 お返事は「If he has been on the enrofloxacin ever since the end of September, then I would agree that it's clearly not working.(今の抗菌薬を9月末から投与しているのであれば、私もその薬が作用していないことに同感よ。) However, I really do feel that we need to get a skin biopsy before we proceed any further. (でも次の治療を進めるにはバイオプシーが必要、これゼッタイ。) Simply trying different medications to see which works is not only harmful, but very likely unhelpful.(今の薬が効かないからと言ってバイオプシー無しで違う薬を試すのは体に害を及ぼすし、有効的な治療ではないわ。)」 ちなみに、わたしたちの意見として 「We think that a biopsy is not best idea anymore since Bibi is an advanced age.(ビビが高齢だということを考慮すると、もはやバイオプシーをすることが最良策ではないと思うんですけど。)」 と、さりげなーーーーくアピールして、別の方法(薬)を出してもらえないか検討をお願いしましたが、だめでした。担当ドクターは、以前、小児用アレルギー薬とは別に、市販薬で手に入る人間の水虫&カンジダ用の塗り薬のMiconazol(ミコナゾール)を「ビビが舐めないように出来るなら」という条件で勧めてくださいました。 患部に塗ったミコナゾールを舐めないようにすることは不可能なので、そのアドバイスは実行しませんでした。(ミコナゾールは、人間でも誤って目や口に入れたら医師の指示に従ってください!と注意書きしてあるような薬です) そして先日、他に治療に関する情報が無いかと、Webで調べていると。。。 アメリカ版のyahoo知恵袋みたいな掲示板で、担当ドクターが提示した内容とまっっったく同じ内容を、別の獣医さんがアドバイスしているのをたまたま見つけて、ビックリ もしかしたら獣医学の世界では、ビビのような皮膚病に悩む小動物に投薬可能な市販薬としてベナドリルやミコナゾールを試すには「当たり前」「周知の事実」なのかもしれませんが。。。 この2つの薬の他にアドバイスしている内容、言い回しが「これ、コピペしたでしょ」と思うくらい同じで。。。 そんなこんなで、少なくともわたしの中で、担当ドクターへの信頼度が下がりました やたらバイオプシーを勧めるわりには、他病院とチーム編成を組まなくちゃいけないから時間を要するだとか、ハムスターは症例が少ないから検査結果が出るまで2〜3週間くらい時間がかかるし、果たして治療に有効な検査結果を得られるかどうか定かではない、だとかおっしゃるので。。。 ますますイヤになってしまいました 今のビビには、ストレス、いつもと違うこと・匂い、体を触られること(イヤなこと)、簡易麻酔、2〜3週間の時間。。。どれも、厳しいのです。 なので、ひとまずこのまま今の抗菌薬と小児用アレルギー薬(Fexofenadine・フェキソフェナジンが主成分の抗ヒスタミン剤)を飲ませていき、緩やかでもいいので悪化を食い止めていこうということに決めました。 ビビの腹部の皮膚が薄くなっているところが裂け、うっすら血や膿みが滲んできました(担当ドクターにも伝えましたが、ノーリアクション。。。) 急いで薬局に行き、日本でいう「きず薬用のイソジン」(※うがい薬ではありません)と同じポビドンヨードという成分(配合率も同じ)の市販薬を買ってきました。 昔、リーダー先生が春くんの治療中に、下痢便でグチュグチュにただれたおちりに茶色い液体を「バシャ」とかけて使っていたのを思い出し。。。 Webで調べたところ、その液体はイソジンの動物用消毒液だと分かりました。 「ハムスターの傷の応急処置として、人間用のイソジン消毒液を水で薄めたものを使用してもよい」という記事も見つけたので、安心して試すことができました。 ぬるま湯で薄めた消毒液を綿棒の先につけて、患部にチョンチョンとしみ込ませて殺菌消毒。。。ビビは、最初ちょっと嫌がりました 効果はすぐに出て、膿みはなくなりました。 まだ裂き傷はふさがっていませんが、さほど傷も深くないようで出血もなく、ホッとひと安心。 高齢&皮膚が弱っていて、免疫力が低下しているビビ。。。傷口から菌が入って合併症を起こす事態も有り得るので、せめて抗生剤のサルファトリムだけでも内服させたいところです。 なので、もしかしたらまた担当ドクターに断られてしまう可能性もありますが相棒さんに、抗生剤のサルファトリムをお願いするメール書いてもらう予定です。 ナニがビビにとっていいのか、わたしが決めてしまっていいのかと悩むこともあります。 でも、たま〜にヨタヨタと深夜徘徊(ケース内お散歩)しているビビと目が合うと、ビビも「それでいいビィ」と言っている気がします。 ビビの要求、不満のプスプス鼻、うれしステップ、安心の表情。。。さすがに約2年、毎日お世話していれば、手に取るように分かりますから。 生き長らえさせることを目標にはしていません。 最後の時まで、ビビらしくのほほんとしていて欲しい、それだけです。 何もできませんがそばにいてあげたいと思います。 最後に、皮膚の状態が良くない写真をお見せするのははばかられるのですが。。。少し前のビビの姿です(現在はもっと毛が抜けています) うしろに見える、ぽっちゃりふたばウシ子さんにも注目です