カテゴリ:韓国全般
韓国人は、両親やお年寄りをとても大切にする国民だという
イメージを持っている方は多いと思います。 実際、地下鉄やバスに乗ってますと、今時の若者や アジュンマでも、お年寄りが乗ってくるとサッと席を 譲ります。 うちの旦那も、自分の両親はもちろん、私の両親の事も すごく大事にしてくれます。 お年寄りが大切にされすぎて「 という事も多々ありますが、こういう部分は韓国のいい所だなぁ といつも思っておりました。 だがしかーし! こんな韓国神話も最近は崩壊しつつあるというお話です。 韓国の一戸建ての家は、各階が完全に独立した作りで、 日本で言う「二世帯住宅」形式になっている家が多いんです。 で、2階に自分たちが住み、1階を誰かに貸すというパターンが 多いのですが、旦那の実家もその方式で、1階部分には他の家族が 住んでいました。 その家族、夫婦2人とお婆さん1人の合計3人家族なんですが、 お婆さんが最近ボケ始めたそうです。 介護問題は日本も韓国も同じで、その夫婦も最近は介護で 疲れている様子だったそう。 で、つい先日、突然そこの奥さんが、シオモニ(義母)の 所に来て 「急な都合ができまして、突然ですけれど明日引っ越す事に なりました。急な話で、引越しの準備も間に合いませんので 家具等はそのまま置いて行きますが、後日取りにきます。」 と、挨拶されたそうです。 で、翌朝、その家族が引っ越して行ったので、 シオモニは部屋の点検をするため、その一家が住んでいた 1階に入っていきました。 シオモニがどこか壊れている部分は無いかと、部屋をチェックしていると どこからか コンコン コンコン と、どこからか音がするんだそうです。 どうやらその音は洗濯機の中から聞こえてくるようなので おそるおそる洗濯機の蓋を開けたシオモニですが、開けてびっくり! なんと! 洗濯機の中にその家のお婆ちゃんが! そうです! その夫婦、お婆ちゃんを捨てて逃げて行ってしまったんです。 お婆ちゃんを置き去りにしたばかりか、洗濯機に入れるという 非人道的なやりかたに、激怒したシオモニですが、 家族の行き先もわからないので、しかたなく警察に通報して 引き取っていただいたそうです。 それにしても、すぐにシオモニが点検に行って発見したから いいものの、もし1週間後なんかに行っていたらとんでもない 事になっていました。 その話を聞いて「自分の親を捨てるなんて、信じられん!」 と激怒する私に、旦那が言うには 年金制度や介護制度がちゃんとしていない韓国では、老人が ボケてしまったら家族の大きな負担になり、 ただでさえ不景気で、失業者が多いこの国では、一家共倒れに なるケースもあるそうです。 で、最近よくある話が、 ボケてしまった親を、あの観光で有名な「済州島」旅行に誘い、 島に置き去りにする事件が多発しているんだそうです。 警察に発見されても、本人は自分の名前も住所もわかりませんから 家族を見つけようがないんだそうです。 済州島に限らず、動物園や公園等でもよくあるそうです。 これはまさに姥捨て山。 生活が苦しいのはわかるけれど、こんな無責任なやり方には 本当に憤りを感じます。 この21世紀に、こんな話があるなんて悲しい限りです。 韓国で、自分の子供に済州島旅行を誘われた場合、 必ずしも親孝行とは限らないというお話でした。 私も将来歳をとって、自分の子供に 「お母さん、済州島へ旅行へ行こうか」 なんて言われないように、がんばって脳細胞鍛えないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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