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テーマ:鉄道(23064)
カテゴリ:地方私鉄
2006年11月30日に廃止する神岡鉄道の写真を掲載します。
旅客営業用として使用される車輛はこの『おくひだ1号』と、 神岡鉱山前駅の車庫内に格納されている「おくひだ2号」があります。 車内には左右2箇所に囲炉裏のスペースがあり、 囲炉裏を囲むように席が配置され寛ぎのスペースを醸し出しています。 もちろん、火は本物ではなくオレンジ色をしたダミーの火となっています。 神通川の綺麗な渓谷に沿って路線が走っているにもかかわらず、 車輛前後にある運転席手前で目隠しがされているので、 観光路線を目指した路線にしては配慮が足りないと感じました。 また、ボックスシートに座り窓から眺める景色にしても、 左右両側ともガラスが汚く折角の綺麗な景色が台無しとなります。 神岡鉄道の茂住(もずみ)駅から東へ4km行くと「スーパーカミオカンデ」があります。 「スーパーカミオカンデ」は東京大学の小柴昌俊教授がニュートリノの研究で、 ノーベル物理学賞を受賞して有名になりました。 東京大学宇宙線研究所の神岡宇宙素粒子研究施設という、 神岡鉱山の地下1000メートルに3000トンの水を貯水槽に蓄え、 宇宙から飛んでくるニュートリノ(素粒子)をその研究施設で観測します。 1987年に大マゼラン星雲で起こった超新星の爆発で、 ニュートリノを11個測定することに成功しました。 「カミオカンデ」という名称は神岡という地名である(カミオカ)と、 Nuclear Decay Experimentの頭文字NDE(ンデ)から名付けられています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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