筥湯(はこゆ)に入る 伊豆・河口湖☆6
伊豆に来たからには、ひとつは温泉に行ってみたいと調べたところ、ルートに入れた修善寺に檜つくりのシンプルな外湯があることが分かり、腰痛持ちのダンナさんのためにも、名湯を体験することにしたのでした。桂橋から、足湯の独鈷の湯の前を通って、三たび虎渓橋を渡って車に戻り、入浴グッズを持ってすぐ隣の「筥湯」へ。檜の内風呂ひとつながら、きらきらと陽光がさしこむ気持ちのよい温泉。洗い場は3つ、石けん等は持参が必要ですけれど、350円と銭湯価格で鎌倉二代将軍ゆかりの名湯が愉しめます。入浴のあとは、温泉と棟続きになっている櫓に登り、風に吹かれて涼しく修善寺の温泉街を眺めました。修善寺、指月殿、竹林、筥湯と全て廻って、約一時間。駐車場の制限時間にはまだ余裕があったので、かつて内藤ルネさんの人形を展示してあったという建物にも。お人形は二階にあるのかしら?と思いながらお土産品のあいだをうろついていましたらお店の方が声をかけて下さって。残念ながら、お人形はすでにいなくなっているそうですが、プレートを含めたギャラリーの外観などは、そのまま保たれているようでした。修善寺から、やや混み始めた国道を通って宿へ。前回と同じお店でお寿司をいただいて小さな旅の一日目は終了。翌日は河口湖方面へ。 「京都・神戸・新東名の旅」