男泣き
フィギュアスケート世界選手権男子シングルで、高橋大輔選手が銀メダルを獲得しましたね。滑り終わった後の高橋選手のうれし泣きは、これまでのプレッシャーや厳しい練習を乗り越え、やり終えた達成感がテレビを通してでも感じ取れて、とても感動しました。後半、疲れでステップやスピンのキレがなくなってきた時も、ひたむきに滑る姿は、男気さえ感じました。私は、優しさや弱さで泣く男性は嫌ではありませんが、懸命に力を注いだ結果に対しての男泣きには、胸を締め付けられるような感動を覚えます。女性にはわからない、まさに人生を懸けた情熱や真剣さがひしひしと伝わります。私が以前片思いしていた男性も、夢が一歩近づいた瞬間に流した涙には、もらい泣きせずにはいられませんでした。本当に脇目もふらず夢に向かって頑張っている人だったので、逆に男らしささえ感じました。一つの事を諦めずに続けること。一番簡単そうで一番難しいことですね。失敗してカッコ悪くても、何度も立ち上がって目指して、最後の最後につかみ取って泣く涙ほど、美しい涙はないと私は思います!